ボタンを押すと即立ち読みできます!
単行本「狼は魔法を」未収録の続編が、電子限定描き下ろし付きで登場!
katawara no tooboe
『狼は魔法を』の続編です。
永瀬と先輩のその後が描かれており、
本編を読んだ方ならとても気になる作品だと思います。
相変わらず先輩の感情は読みづらいですね^^;
それでも一丁前に嫉妬する先輩が可愛かったです。
ちゃんと2人が思い合っているのが分かって嬉しかったし、
とてもスッキリ終わってくれたのがよかったな。
先輩にも性欲があったのね……なんて思ったりして^^
とにかく永瀬が幸せになってくれて安心しました。
こんなにイケメンなのに不憫な子も珍しいよね……
ずっとその後が気になっていた「狼は魔法を」の無表情先輩とゲイ後輩のCP。
電子オンリーだったから指くわえてたんだけど……
どうしても読みたくて、電子デビューしてしまいました。
「狼は魔法を」って結構地味な話で、そんなに続き読みたい?と思われるような作品かもしれないけど、私はかなり好きな話だったんですよね。
何しろ「樋口先輩」の造形がいいんですよ。
徹底した無表情。糸目で、その糸目もほとんど髪で隠れてて、口も動かない。性格も淡々とし過ぎていてなんか宇宙人みたい。イヤ、こけしみたい…
冷たい訳じゃなくて「閉じて」いたんでしょうね。究極のマイペース。
この続編は樋口先輩視点で、先に進んでこない永瀬になんとなく焦れ、永瀬への独占欲とか、過去に対する嫉妬心が湧き出てくる様子が描かれます。
もちろん「樋口先輩」ですから、もくもくと湧き出る訳ではありません。ジワ〜と、それでも自分で戸惑う位には、の滲み出具合。
永瀬が高校時代に好きだった相手に会いに行く時に悶々とする樋口先輩。
そして布団をかぶって玄関で待ってる樋口先輩。
そして遂に…
恋はアノ樋口先輩も変えるのかあ〜と感慨深かった。買ってよかったです。