狼は魔法を

ookami ha mahou wo

狼は魔法を
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神25
  • 萌×223
  • 萌10
  • 中立4
  • しゅみじゃない2

--

レビュー数
23
得点
251
評価数
64
平均
4 / 5
神率
39.1%
著者
夏來ジッポ 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
東京漫画社
レーベル
MARBLE COMICS
発売日
価格
¥629(税抜)  
ISBN
9784864420617

あらすじ

本当はただひとり、自分を愛してくれる人がいればいい。
男達と体だけの関係を持ちながらも、そう願う永瀬が出会ったのは地味で恋愛にも興味の無さそうな大学の先輩・樋口。
無口で無表情な男だが、接するうちに知る優しさに永瀬はどんどん惹かれていく。
幸せになりたい、愛されたい、樋口への募る想いは果たして・・・。

表題作狼は魔法を

大学の先輩 樋口
大学の後輩 永瀬

同時収録作品枯れた花に恋の水

清掃のバイト 八田
花屋 曹介

同時収録作品狼に魔法を

高校生 女友達の彼氏 井土雅也
高校生 永瀬

その他の収録作品

  • 枯れた花に恋の水
  • 狼に魔法を
  • 狼と魔法を

レビュー投稿数23

待ってました!!!

Cabで初めて「枯れた花に恋の水」(前編)を読んだ時から懐十歩さんのファンになってしまい、それからずっと毎回楽しみに読んでいました。
ついに単行本になってすっごく嬉しいです♪

「狼に魔法を」
永瀬くんの高校生時代のお話。
これを初めて読んだ時は、切なくて切なくてしばらく引きずってしまいました・・・。
永瀬くんの想いが願いがとても胸に響きました。
どうかどうか永瀬くんを幸せにしてあげてほしいと心底思いました。

「狼は魔法を」(前編)&(後編)
そして念願の永瀬くんが大学生になってからのお話。
樋口先輩と出逢って好きだと自覚して、今度は失敗しないようにゆっくりゆっくり関係を進めていき、ついに告白した時の樋口先輩の表情はいったいどんな表情だったのか、とても気になります。
樋口先輩のキャラはすごく好きです!!
今までで見たことのないキャラで、永瀬くんととても良い組み合わせだと思いました。
懐十歩さんが永瀬くんに恋人を作ってくれて本当に感謝です。

「枯れた花に恋の水」(前編)&(中編)&(後編)
花屋の店長・花咲さんと彼にひとめぼれした八田くんのお話。
こちらも花咲さんにとても感情移入しながら読んでいました。
八田くんにぐいぐい来られて、なんやかんや相手をしてしまっている花咲さんに、早く落ちて幸せになっちゃいな!と思いながら読み進めました。
周りの同僚も良い人たちで、花咲さんのことを大切に思っていて、この花屋が実際にあったら行きたいなと思いました。
花咲さんにはこれからどんどん八田くんに甘えてほしいです。

「狼と魔法を」
単行本描き下ろしで、その後の樋口先輩と永瀬くんのお話。
どんどん樋口先輩の永瀬くんに対する好きの気持ちが上がっていっているのが分かるお話で、永瀬くんがとても幸せそうで嬉しかったです。
この2人はこの先ももっともっと読みたいので、懐十歩さんにはぜひとも続きを描いてもらいたいです。

この本のキャラは皆大好きです!!
本当に永瀬くんと花咲さんが幸せになってくれたことが嬉しくて、ここまで嬉しく思ったのは久しぶりでした。
これからも懐十歩さんの作品を楽しみにしています。
私の今年一番大好きな作品なので、たくさんの人に読んでもらいたいです!!

6

久々にツボ・・・!

作者さんの初コミックであるということを知らずに表紙とあらすじだけで購入したのですが・・・これが久々にツボにはまった作品でした!
特に表題作である「狼は魔法を」は本当にいい内容でした。

『狼に魔法を』,『狼は魔法を』
 ゲイである永瀬の高校時代の話から始まります。本当はただひとり,自分を愛してくれる人がいればいいという願いをもっている永瀬は高校で好きになった男友達と親密な関係になります。ですが,いざというときに相手から「やっぱ男の体は無理だわ」と拒絶されてしまいます。
 大学にはいってからの話が表題作である「狼は魔法を」になります。自分を愛してくれるただひとりの人を求めながらも,心を埋めるかのように男達と体の関係を持ち続けます。
 そこで出会ったのが地味で恋愛にも興味がなさそうな大学の先輩である樋口でした。
この樋口先輩がとてもいいキャラをしていて・・・!今までのBLにいないような無口で無表情な彼ですが,永瀬はどんどん惹かれていきます。永瀬と樋口の掛け合いがなんとも言えない雰囲気で和みます。永瀬にとっては,樋口先輩が自分の心を溶かしていく魔法使いだったのではないかなと思いました。今まで報われなかった永瀬には幸せになって欲しい・・・!きっと樋口先輩なら・・・!切ないけれど,ほっこりするお話です。
ぜひ続きが読みたいです。
 

5

ヘルメット先輩

表題作が大好きです。

『狼は魔法を』 樋口先輩×永瀬くん
当たり前のように、当然のように男から愛される“女の子”という存在への嫉妬や、
ノンケ男へのぐるぐるした想いに、切なくて胸が痛くなりました。
自分のことだけを好きになってくれる相手と出会えれば、ただそれだけで幸せなのに、
うまくいかないなんて切ないです。

先輩の気持ちが少しずつ永瀬くんに傾いていくというか、向かっていく描写が
とても丁寧に描かれていて、余韻もほどよく心地よくって、
読んだあとに心が温かくなりました。
永瀬くんが素敵な先輩と巡り会えて、本当によかったです!

ひっっっじょうに続きとその後が気になる作品です!絵柄も好き。
キャラクターもストーリーもとてもお上手で好みなので、
これから作家買いしようと思いますー!

2

特別になりうる出会い

レビューをしないまま神評価をつけた本作、
内容を全く覚えていなかったので再読しました^^;

読んでいるうちに少しずつ思い出したのですが、
〝神〟は表題作に付けたものでした。
最初に収録されているのが同時収録作で、
2作目が表題作なんですよね。
それは、やっぱりとても良いと感じました。

読み切り作品から始まるのですが、
好きだった男に「男の体は無理」と傷つけられてしまう永瀬が切なくて切なくて……
しゃがみ込んで涙する姿が苦しかったです。

ーーそして、その永瀬が大学生になってからの話へと続きます。

タイプじゃない先輩に恋をしてゆっくり築いていく関係がとてもいいです。
どんな出会いでもその出会いを大切にすれば、
それが特別なものになるかもしれないという括り方がとても好きでした。

1

胸を締め付けられるような

完全版を読みました。
どうやら完全版の掲載は無いようなので、こちらにレビューします。
(完全版には電子限定番外編の「傍らの遠吠え」と「grooming time」も入っています)

ひとつ言いたいのは、表題作を読んだら「傍らの遠吠え」は絶対に読んでほしい、ということです。個人的には、この番外編まで通して一つの物語が完結すると思っています。

ゲイだと自覚する主人公が、紆余曲折あって、幸せになるお話です。
この「紆余曲折」が醍醐味なので、ここではこれ以上語りません。
同性恋愛なのだから、一筋縄ではいかずたくさん苦労してほしい!…と、思いながらいつもさまざまなBL作品を手に取るのですが、これを読んだ時、私はまさにこれを求めてた!と思いました。
BL作品に慣れてくると、男同士ってそんなにハードル高くないのではないか、という錯覚に陥りますが、この作品は初心を思い出させてくれます。

読み終わってすぐにもう一度読み返してしまいました。

あたたかくて、苦しくて、でもちゃんと萌える、そんな作品です。

0

表題作が素晴らしい

計三話と短めですが、その中で主人公がゲイだけど普通に恋愛して幸せになりたい!という切実な気持ちが凄く伝わってきます。この手のストーリーの中では他のBL作品よりも私にはぐっときました。悩み行動する主人公(受け)の考え方や行動の仕方が素敵なんですね。

それに比べて残り半分を占める別の物語はそれ程でした。こちらの評価は「萌」位です。自分を過小評価しているオジサンの物語ですが、そうした後ろ向きの感じが個人的に駄目なようです。

0

樋口先輩、ツボです☆

作者さんの初コミック。
人相が悪くそれが大きなコンプレックスになっている花屋さんのお話と、
愛されたいと強く願う大学生の表題の2シリーズが1冊になっています。
花屋さんのお話・・・実はこれを読んでお話は全然違うんですがヤマシタトモコ氏の「喰いもの処明楽」をイメージさせました。
かといって全くそっくりなわけではない。
その理由は・・・読んでみて感じてください。(ひょっとしたらそう思うのは自分だけかもしれませんが・・・)
作品全体として、ネガティブをポジティブが引き上げるような成長物語になっていて、このタイプの展開は、自分の好みでもあります。
これもまた、激しい萌えがあるわけでもないけれど、「よかったよね~」と主人公たちを見守る周囲の人となって嬉しく思えるような、そんな作品たちでした。

表題の前フリ話に【狼に魔法を】があります。
女性に興味のない主人公。
女友達の彼氏に興味を持ち、気を引きたいと願い、それは成功するのだが、いざという段になり、やはり男はダメだわ、と拒否されてしまう。
女子のように愛されたかっただけなのに・・・
この主人公:永瀬は、それから自分を愛してくれる人を探して、男漁りをしたりする大学生になります。
サークルの飲み会で隣りになったボーっとした無表情な樋口先輩との交流を描いた作品が表題【狼は魔法を】となってつながっていきます。

この樋口先輩がツボですっ!!(キノコ頭含め♪)
なんだ、この宇宙人というほどに、ちょっとドジっこで天然ぽいのに、回りから引かれているどころか結構友達が多い。
一体どうして?と永瀬が周囲に尋ねると、無口だけど嘘は言わない、裏表がない、言いたい事はちゃんと言う。
自分を偽って生きている主人公とは真逆の先輩に、興味を持ち、そして傍にいることが心地よく感じるようになる。
この樋口が無表情なので、わかりにくいのですが、後半に出てくるエピソードで、友人たちとたわいもないおしゃべりをして夜を過ごす時間は、ちっとも流れていかないのに、
永瀬と過ごす時間は、友人たちと過ごす時間とおなじなのに短く感じるという。
この、樋口にとって永瀬が特別になっている、このユルさが、何故か魅力的なのです。
この、物語の中では、「先輩、早く俺の好きに追いついてくださいね」の状態で終わっていますが、きっとおなじくらいになるのはもうすぐだと思います。
とても居心地のよい作品でしたので、きっと続きが見られると期待したいです☆

【枯れた花に恋の水】
怖い顔つきの為に昔から損をして、思考がネガティブになってしまっている親の店を継いだ花屋の店主。
だけど、そんな彼に一目惚れしてずっと通ってきては「好きだ」をアプローチし続けてくる青年がいる。
いつの間にか、店主はネガティブになるあまり、それを増長させる言葉しか耳に入れないようになってしまっていて、
本当は、青年が与えてくれるポジティブにとても救われて受け入れていた事に気がついていなかったと気がつくという展開。
前述で「~明楽」との云々を書きましたが、ポジとネガが逆転して、攻勢はおなじという部分に似通ったモノを感じたのかもしれないです。
この一途な青年をウソくさいと思ってしまうと、このお話が台無しになってしまいます。
教訓モノではないですが、好きな人ほど、自分のいいところをみていてくれるんだよ。
本当はそんな人がどっかにいるはず
と、勇気を与えてくれるお話かもしれません。

6

ぐおぁ…、キタ!!

この胸の打ち抜かれ具合をどう表現したら良いんでしょうか…。

すでに皆様、共感しまくりの素敵なレビューをされていらっしゃいますので
ワタクシごときが述べる事は何ひとつ残っていないようですけども。

何気なく手に取ったコミックスにこんなに「うっわ!!!」となったのは
本当に久しぶりだったので、テンション上がってます!

『枯れた花に恋の水』で、強面&無口&無愛想な曹介さんが
受けっていうのに萌えたぎりました!
(年下ワンコ攻めが好きなのはいつもですが)
コンプレックスによって傷付かないふりをずっとしていたのに
八田から好意を向けられたことで、平気じゃないのが露呈してしまう。
八田は冗談めかしながらも素直且つちょっと強引に心に入ってくる。
恋は、人間を変えてしまえる素晴らしいものだと改めて思わされました。
曹介さんが継ぐつもりが無かった花屋だというのに
努力で培ってきたものがあるっていうのにもジーン……。


『狼シリーズ』勝手にシリーズ呼ばわり。
綺麗な顔して、自分がゲイだと言う事で恋を諦めていた永瀬が
気になっている男にカミングアウトし、
一線を引いたつもりが意識され、途端に欲してしまう様子がなんかリアル…。
常に彼の視線を感じながら、なんでもない素振りをするのが魔性!!
そこは普通慌ててドギマギするところなんでしょうけどね!
こういうのはきっと天性のものなんじゃないかな。
でも本当に好きで、以前よりもっと欲が出てしまって
拒否された時の永瀬が可哀想で可哀想で…(泣)

だからこそ、樋口先輩のようなぼはーっとした
好みじゃないようなタイプが本当の恋のお相手で良かった!!
牽制しつつ、気持ちを告げた後の「失敗した」にずっきん。
何も考えてなさそうなのに、同じようには想ってくれていないのに
構内の往来でいきなりキスしてしまう樋口先輩、やってくれました!!
独占欲は、恋愛感情でいいんですよ、先輩!!
ちゃんと勃つのか怪しいち○こ(!)で
これでもかと言うくらい永瀬を可愛がって欲しいです…。
これから永瀬の気持ちも満たしてあげて!
あっさり両想い、という事にならないのがまた良かった…。

あああ、すごく続きが読みたい!!

萌×2ですが、神寄り!!!
懐さんの次のコミックスは新刊買いだー!!!







6

ほんとに初コミックスですか?

ナツキジッポさんとお読みするのですね。
絵といいモノローグのぐるぐる具合といい、初期のヤマシタさんを思い出しました。
表題作より先に入ってるのが「枯れた花に恋の水」
コワモテお花屋さん花咲と、脳天気を装ったワンコな客の八田。
外見がヤクザみたいということにコンプレックスを持っていて愛想よくできず、人に怖がられてまたコンプレックスを強くするという負のスパイラルに陥ってる花咲を、ゆっくりじわじわと且つ強引にほぐしていく八田。
彼じゃないと花咲さんをここまで慣らすことはできなかっただろうなあというハートウォーミングなお話でした。
ほんで表題作!
高校生の永瀬はイケメンだから女子にモテるけど、誰とも付き合わない。だってゲイなんだもの。
女子ってことだけで、簡単に自分の好みの男子と付き合える女子を憎んでるんだもの。
そんな永瀬が、女友達の彼氏を欲しいと思ってしまい、横取りしようとして途中で失敗してしまいます。
このくだりがほんとに青春の過ちというかね、なんともせつないのです。
もっと恋愛経験があれば、お互いもう少しうまいことやったかもしれないのに。
なので、大学生になった永瀬を心から応援してしまうのですが、ゲイの相手を見繕って処理だけはしてるものの、彼氏はできてない永瀬くん。そこへ現れたのが表紙のキノコ頭の樋口先輩です。
ぬぼーっとしてて無表情。忘れ物大魔王だし、話が噛みあわなくて浮いていそうなのに、誠実なところが周りに信用されて、意外にも友だちが多いのです。
ゲイと自覚してからずっと自分を偽って生きている永瀬は、そんな樋口先輩に興味を覚えて近づいてみると、妙に居心地がよくて、すっかり懐いてしまうのです。
好みのタイプとはかけ離れているはずの先輩のことを、だんだんと好きになってしまう永瀬とはまた違うリズムで、樋口は永瀬のことを気にかけている。
無口だけどけっこう色々気づいてて、永瀬の感情の動きもわかっているのです。
最終的には気持ちが通じ合うとこまでいきましたが、ラブなシーンがないーーー!
ぜひともこの二人の今後が知りたいです!!

5

心地良いと思える相手

これは…!もう!以前Cab VOL.18で「狼は魔法を 前編」を読んで心臓鷲掴み
された作品だったのです!
でもその時は「懐十歩」と検索してもコミックスは何も出ず…そして忘れた頃に
先日本屋さんに行ったらこのコミックスを発見し、うおぉー!と大興奮で手に取ったのでした!
懐先生、これが初コミックスだったのですね~。そりゃあ検索しても出ないはずだ!
初コミックスにしてこのクオリティ!おそるべし!!
絵も線も綺麗ですしストーリーもまとまりがありますし、これから大注目の先生です♪

「枯れた花に恋の水」前中後編
まるでヤクザのような自分の外見をコンプレックスとしている花屋の店長・〈花咲〉と、
その店長に恋するワンコ青年・〈八田〉の物語です。
亡くなった両親が経営していた花屋を継ぎ、外見のせいで笑えない、自信がない、
人の好意を信じられなくなった花咲。そんな花咲を可愛い!好き!と口説いてくる八田。
八田のまっすぐな言葉や態度を最初は突っぱねる花咲ですが、でもそれは花咲の心に
沁み込んできて、まっすぐに向けられる素直さや好意はやっぱり嬉しくて。
花咲を変わっていこう、といい方向へいい方向へ向かわせてくれるのです。
ワンコな八田くんの過去話とかも織り交ぜてあったらもっといいかもー♪なんて思ったの
ですが、最後も綺麗にまとまってますしいいお話でした!

そしてそして表題作「狼に魔法を」「狼は魔法を」前後編
この作品大好きなのです…!なんと言っても登場する樋口先輩が素敵なんです!!
狼に~は先輩と出会う前の永瀬の高校時代のお話なのですが、
綺麗な顔をしたゲイで、女友達から彼氏の相談を笑顔で受けながら『女なんかこの世から
消えればいい』と心の中で毒づいてしまうイケメン男子・〈永瀬〉
『女のように男から愛されたい』と願う永瀬ですが、現実はそううまくいかず。
相談相手の彼氏を欲しいと思ってしまい、相手もゲイの自分に興味を持ち、秘密の関係を
持ちますが、体の関係に進むとなると『気持ち悪い、男の体は無理』と拒絶され心に深く
傷を負う永瀬。

大学生になった永瀬は、ゲイの相手と割り切った関係のみを持つようになりますが、
そんな永瀬はどこか不思議な先輩・〈樋口〉と出会います。
無口で無愛想で何を考えているかわからない。でも裏表なく言いたいことはきちんと
言える樋口は仲間の中でも別段浮いている存在でもない。
ひょんなことからゲイだというのが樋口にバレ、でも何も言わずに接してくれる優しい
樋口との関係を心地よいと感じるようになった永瀬は樋口と一緒に過ごすように
なり、恋愛相談もするようになります。
それから永瀬は樋口へどんどん惹かれていきますが…

話すときは無表情なのに、メールは絵文字付きというギャップありの樋口先輩。
この先輩、いいんですよ…!いいキャラしてるんですよ~!
何を考えているかわからないんだけれども、読み手からしても樋口の纏う空気は心地
よくて、永瀬が惹かれていってしまうのも納得というか!
自分を大切にしてくれて、『恋人になりたい』と思える運命の相手にやっと出会えた
永瀬は、これからうんと幸せになるといいです!
地味でぼさっとした印象の樋口ですが、たまに飛び出る一言一言がすごくいいというか
心にズドーン!とくるのですよ~!可愛いのにかっこいい!
『俺は俺なりに永瀬君が好きだよ』という樋口のセリフ。『俺なりに』という嘘のない
樋口の言葉がいいですね~。

描き下ろしの「狼と魔法を」は貴重な樋口視点のお話です!
樋口と永瀬、2人の今後のできれば甘いお話もぜひ読んでみたいです♪

4

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