いろんなシチュのいろんな"H"お見せしますv

放課後はいつもふたり

houkago wa itsumo futari

放課後はいつもふたり
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神10
  • 萌×220
  • 萌11
  • 中立4
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
14
得点
167
評価数
46
平均
3.7 / 5
神率
21.7%
著者
風呂前有 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
茜新社
レーベル
EDGE COMIX
発売日
価格
¥648(税抜)  
ISBN
9784863495661

あらすじ

関西のちょっとイナカ、幼なじみの学生ふたりが勉強部屋で初めてのvvv
あやしいガイドと新米バックパッカーが大自然の夜空の下でvvv
コワモテ学生とオドオド学生がトイレの個室でvvv
仮想空間で出会った二人が現実世界でアクロバティックなvvv

ボーイズラブというジャンルで新たな才能が開花する
実力派漫画家、風呂前 有の初BL作品集!!

表題作放課後はいつもふたり

高校生
テルの幼なじみ

同時収録作品初心者のための旅行ガイド

現地在住のあやしいガイド
ひとり旅行中の大学生

同時収録作品トイレの魔法使い

コワモテ学級委員長
臆病男子、松永の同級生

同時収録作品クノイチさんと

事務課職員、実はハッカー
大学院生、プログラマー

その他の収録作品

  • 『その後』※各作品のその後(すべて描き下ろし)
  • あとがき(描き下ろし)

レビュー投稿数14

”H”が先で愛(I)は後から?

風呂前先生の商業デビュー作
今更ですがレビューを…

大好きな風呂前先生ですがやっぱりデビュー作らしさを感じる若々しい感じ?の短編集
その分「描きたいもの」は分かるので帯の「カワイイ顔してどスケベぞろい」、裏表紙PR「いろんなシチュのいろんな”H"お見せします♡」は偽りなく拝めます

キャラの内面萌えというより見た目属性、フェチ重視な所が目立ちます
そばかす、あばら、体格差、褐色、黒髪眼鏡、短髪ガタイ受け、優等生攻めナドナド
バリエーション豊富な男の子達が”H”ありきで描かれているお話し達かな~

LOVEがナイ!とは言いませんが「あの話が読みたい」って思い出すより「あの男の子のあのHが見たい」で思い出しちゃうタイプの本かな~…

チョッピリ古典的な表現ですが『Hの後にIが来る』ってヤツですかね♪

4組のお話しで3組はHのその後も妄想しやすい関係性ですが、お話し順で言うと2組目の旅先のアバンチュール系の2人だけは前後含めてLOVEが見当たらなかったのが残念~ (>ㅅ<)
まぁ攻めのイケさんは自分で自分の事「ズルい大人」って自覚してるから仕方ないんだけど…「ズルい大人&褐色」というえらく自分的な好物男子だった為にもっとおかわりしたかったっていう願望が1番残った感じですね~w
でも、愛はないけど無理矢理感とかは全くないのでアバンチュールとしては正解な描写だったんかな
褐色のお外のワイルドHが見たくなったらまた読もうかな~( *´艸`)フフ

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そばかすだって綺麗だよ

◆放課後はいつもふたり(表題作)
 この作品のカップルがとっても可愛かったので、もっと長編だったら萌2にしていたかも。冒頭かずが、テルが同じ高校の友人に「彼女のフェラが下手」という話をしているのを聞いてしまうシーンがあり、この年齢でクズな彼氏に弄ばれているのかな、なんて心配しました。が、実際は予想とはまったく異なっていて。テルの発言はあくまで愛おしい恋人自慢みたいなものなんですよね。2人の関係はかずから告白して付き合い始めた幼馴染。それくらいでは揺るぎません。童顔のテルがエッチの時には案外引かないところも年相応でいい。実はテルの方がずっと前から好きだったというオチと、それをかずに秘めておく狡さも、受けの知らないところでいろいろ考えているのに萌えました。

0

食べろら

方言男子あり、海外あり、DKにDDと盛りだくさんの作品集。

【放課後はいつもふたり】(2話+描き下ろし) 中立
幼馴染みのテルとかずき。
中学から別の学校になって、高校生になった今は朝の電車と放課後だけが2人の時間で…。
早く最後までしたい攻めと、なかなか踏み出せない受けの話。
童顔にお坊ちゃま風ヘアスタイル、優等生風な外見のテルのSっぽさが気になって。
ガリガリなかずきの体が、骨ばっていて痛そうなのも気になって。
賢いテルが常に優位に立って、おばかなかずきを丸め込むような雰囲気が苦手でした。
柿の葉寿司って家で作るんだ!?というのと、「食べろら」という方言が印象的でした。

【初心者のための旅行ガイド】 萌
単身バックパッカーでインドっぽいところに来た、箱入り息子風の草一。
タクシーでボラれておっかなびっくりなところに声をかけてきたイケさんと…。
旅の恥はかき捨て、ワンナイト的な行為のつもりが、思いがけずハマってしまうかも?という話でした。
悪い大人を簡単に信じてしまう草一のピュアさが可愛い。

【トイレの魔法使い】 萌
学級委員の松永と、いじめられっ子のカワ。
松永が好きで、「神様」とまで言うカワに押し切られて…という話。
儀式で神様の力を得たカワの豹変っぷりにびっくり。
どこからが計算だったんだろう!?と勘繰ってしまいます。

【クノイチさんと】(3話+描き下ろし) 萌2
「アズマの部屋」という多人数参加型オンラインゲームを作っている院生の東と、大学事務職員の志方。
ある日、「クノイチ」というプレイヤーに「アズマの部屋」がハッキングされて…。
犯人を彼女にするために「クノイチ」探しをするという話。
大きい受けは苦手なので攻め受けにびっくりしましたが、東のおおらかすぎる性格が一番伝わりやすいエピソードでもあったので、苦手意識は発動しませんでした。
後半に逆転するのも良かった。
志方さんが可愛すぎるから、東の大きい体に包まれる志方さんを見たい欲が満たされました。

個人的にイケさん×草一のその後がもっと知りたい。
世界中を適当に飛び回るイケさんを、それこそ世界中追いかけ回す草一という図を想像して楽しんでしまいました。

表題作はかなり個性的な作画でクセが強めですが、読後感はあっさりめなので気軽に読める作品集だと思います。

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やっぱり面白い!

風呂前先生のはじめてのBL作品集ですが、素晴らしいですね。
先生の性癖かな?
体格差とかソバカスとかリバとか……
刺さる読者も多いと思う。
かく言う私にもサクっと刺さりましたw

4組のカップルが登場する短編集です。
読み足りないこともなく、とても面白かったです。

【放課後はいつもふたりで】
方言が可愛い♡
身体のソバカスで興奮する、攻めの程よい変態具合が良かった。
逆体格差萌えもあります。

【初心者のための旅行ガイド】
こちらも体格差あり!
攻めがいい感じのおじさんでカッコ良かったです。
旅の恥はかき捨て?
いや、一期一会か♡

【トイレの魔法使い】
川のキャラが掴めなかったw
コミカルでスピーディーな展開が面白かったです!

【クノイチさんと】
こちらは不思議なお話でした。
リバあり体格差ありのカップルで、どちらも変わったキャラ。


全体的に、とても好きな短編集でした。
独特の雰囲気は、先生の画風故なのかなあ。
今後の作品にも期待してます!

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か わ い い !(表題作が)

放課後はいつもふたり
関西の田舎の幼馴染のふたり。かずとテル。ほぼかず視点で話は進み、本当にテルが大好きでなるべく一緒にいたくて。かずの勉強部屋で会ってもいつもテルはかずの体を求めてきて。早く入れたいって。
でもかずはそんな特別なことはテルの誕生日にしたいとオアズケしてて…。心の準備も出来てないし…。

田舎の様子がほっこりしますね、テルがすっかりかずの親とも仲良くて好物作ってもらったり。
かずは自分だけがこんなにテルのことを好きなのかと悲しく、かといってテルを怒らせた?とアワアワして。
会ったら泣いちゃうし。
かずから川で告白して去年のテルの誕生日も川でお祝いして。

でも実はテルは可愛い顔をして外堀を埋めてきたらしい。ここが萌萌ポイントでした。
かずのそばかすもキレイや!って見惚れてるし。これはテルがぐっと背が伸びて大きくなってスパダリになる予感。

初心者のための旅行ガイド
なんかすぐ全財産すられそうだなと思っていたら案の定。貴重品は大丈夫だったけど変なお兄さんにつかまって。きっとそっちだろうなあと予想通りで。
主人公がチョロ過ぎて、でも意外とあっさり旅行しなくてお兄さんと一緒にいたいって。気合入れて一人旅来たんじゃないの?

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そばかす、体格差、リバ好きさんに!

「放課後はいつもふたり」
幼馴染みのかわいいカップルがいちゃいちゃ。そばかすの子の方が少し背が高いけど受けです。攻めは受けのそばかすがキレイだと思っていて、フェチっぽさもあるけど、小さい時からずっとこうみたい。幸せ感のあるお話。

「初心者のための旅行ガイド」
旅行先でボラれて困っているところを助けてくれた、現地の日本人?とエッチしちゃうお話。攻めは褐色肌でワイルドな感じ、受けは小柄な眼鏡くんです。唐突な感じで始まるけど、受けが嫌そうな感じではないので甘い雰囲気。エッチはアウトドアです。後日談もイチャラブが見れるけど、このあと二人はどうなるんだろう?

「トイレの魔法使い」
このお話が一番好みでした! 
いじめられてるクラスメイトをトイレに匿ってあげたら、告白されて跨がられちゃうお話。襲い受けです。受けは攻めを神格化していて、エッチすることでパワーを得られると思い込んでる。で、力を得た受けがいじめっこ達にどうするか…。オチもよかったし、眼鏡攻め(襲われてるけど)の流されぶりが可愛い。

「クノイチさんと」
自分の作ったオンラインゲームの仮想空間にハッキングしてきたクノイチさん。正体を突き止めたら、同じ大学の職員さんだった。このクノイチさん、小柄な眼鏡くんで可愛い。主人公のタイプらしいのですが、なんやかんやで主人公は抱かれちゃう。その後ラブラブになってから、やっぱり抱きたいんだよね、とリバに。体格差カップルの受け攻め両方見られて、お得感がありました!

全体的にあっさり読めて可愛い感じの短編集ですが、裸体がなんかゴツゴツしてて、肋骨なども浮いているのが若干気になりました。筋肉のつきかたもムチムチという感じじゃなく、とにかく硬そうで、ぶつかると痛そうな体。
絵は上手いし、顔も可愛らしいのですが、筋肉はむっちりふんわりしてるほうが好みです。




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おーいリバ好きさん〜ここにリバありますよー

可愛らしい表紙に惹かれて読んでみたら、中身はかなり個性的で独特。

「放課後はいつもふたり」
高校生BLであり、方言BLであり、初体験BLである。
なんとも甘酸っぱい。
攻めの子が小柄で可愛らしいのに「どスケベ」で、受けの子はそばかすだらけの微妙なルックス。で、ちょっとヘタレ。
でもそれって「初体験」を大切にしたくてグルグルしてるんだよね。
まだ大人になる前の、脇腹に浮く肋骨とか骨ばった足とか尖った背骨とか、非常にリアル。リアルすぎるくらいでちょっと引いちゃった。

「初心者のための旅行ガイド」
これはストーリーが微妙。
というのは、このガイドさん。不慣れなバックパッカーをヤっちゃう常習犯なんじゃないの…?と思わせるから。
草一くんの表情などは良かったです。

「トイレの魔法使い」
高校生BL。
いじめられっ子が、ボクに力を与える儀式をして、と何故か乗っかってきて…
事後、急に気だるげな色気を振りまくのがこわいやら面白いやら。ほんとに力が宿ったんですかね?

「クノイチさんと」
リバあり。
大学院のマルチメディア工学を専攻していて、遊びで仮想空間のゲームをプログラミングしていたアズマ。
ある時そのゲーム空間で、ハッカーが何か情報交換をしていた痕跡が。
相手はハッカーのクノイチ。アズマはセキュリティを上げるがまた侵入される。
怒ったアズマはプログラムにトラップを仕掛けるが…
この話、すご〜い好み!リバと関係なく好み。
クノイチさんのルックスは、正直定形っぽい。小柄でメガネで、大人しい感じ。
だけどそんなクノイチさんの方が攻めで、明るくて元気なアズマに挿入するのです!でもアズマはそんな事全然気にしてないの。
クノイチさんは大学の職員だけれど裏ではハッカー集団の1人で、アズマと知り合った事で組織から抜けようとする。だけど組織側はあまりにも素っ気なくて、自分に価値など無かったのだ…と思い知るクノイチさん。
そんなクノイチさんを恋人として必要としているのが、アズマ、なんです。
そして、アズマはクノイチさんに入れたい、と。
ビバ!リバ!ヤッホー‼︎
こちらもクノイチさんの体つきは脇腹に肋骨が浮いてて骨盤がゴツッとしてて、ちょっとコドモの体みたい。
このCPは時々攻受交代しそうですね。ヨシヨシ!

どの話もtnkが小さめなのがミョーにリアルだと思いました。

3

絵が好き

デビュー作なんですね。
短編がいくつか収録されています。
個性的な絵で、きちんと描き込んである味のある絵がよいです。

表題作は、くりっとした大きな目の小柄な男前(攻め)と、ソバカス大柄男子のカップル。思い返すとソバカス男子はあんまり読んだことがない。というか初めてだった。ちょっとぐるぐる悩んじゃうんだけど、かわいいキャラ。そこへ、ぐいぐいくるイケかわいい攻めっていう、意外なカップルで、どっちも大好きだけどあまあまじゃないというリアルな感じがよかったです。

他に面白かったのは、「クノイチさんと」。大学が舞台で、情報系の研究室に所属してゲームなどを作っている底抜け元気マンと、地味な事務員が、ゲーム世界で罠の張り合いの末に。。
というお話。時間をかけて両思いになるお話で、こちらも珍しい設定で面白かった。脇の親友もいい味。

他の短編はHまでが少し性急だったかな。

好きな作家さんです。

0

4CPのお話で色んな萌えが詰まってます

カラーチャートをキミにがとても良かったので、既刊のこちらも購入しました。
風呂前有先生の描く男の子たちはかわいくて、表紙の4組のCPのお話が1冊に入ってます。

そばかす顔のかずとちょっと小さめのテル。二人は幼馴染で、恋人。
お互い相手のことを思っていて少し行き違いがあったりもするけど、すぐに仲直り。
カラーチャートをキミにでも思いましたが、受けの子の泣き顔が本当に印象的でかわいくて仕方ないです。テンポの良い関西弁の会話も心地良いです。
小さいほうのテルが攻めで、大きいほうのかずが受けというのもギャップがあって萌えます。

次はアジアか中東のどこかの国を旅行中の草一と現地ガイドのイケさん。イケさんに連れられて見晴らしの良いところに連れて行ってもらう草一だけど、行きのタクシーに荷物を忘れイケさんと野宿すること。イケさんにいきなりセックスしようと言われて最初は拒んでいたのに襲われる形になったものの、何故か気持ちよくなっちゃって嫌じゃなかった草一くん。2回目は草一から誘う形になって、イケさんのこと好きになっちゃた草一くん。

3つ目はトイレに入っていた松永に川が、古代の儀式みたいに神様と繋がると力が分けられるからと座っている松永に川の乗っかるというちょっとぶっ飛んだ内容でしたが、ちょっと面白かったです。

4つ目は大学事務員の志方と大学院生の東くんのお話、仮想世界でハッキングしてきたクノイチさんを捕まえたところ事務員の志方で、何故か付き合うことになり、Hすることに。
まさかの小さいほうのクノイチさんが体格の大きい東くんに入れるほうで、多分4CPの中で一番体格差のこのCPに萌えます。2回目は東くんがクノイチさんに入れることに。
リバ苦手な方はNGなんでしょうが、リバありでも平気なのでそれはそれで好きです。愛があればどっちがどっちでも逆になっても大丈夫です。
普段眼鏡で堅そうなのにHになるともうクノイチさんがエロエロで東くんが夢中になっちゃうのもわかります。

4CPのお話なので短いものから、長めのお話までどれも良かったです。
個人的には一番最後の東くんとクノイチさんの話が好きでした。
もう大きな東くんの膝の上にちょこんと乗ってるクノイチさんがかわいくて、体格差がキュンとしました。

1

フェチがうまくはまれば当たり

作者さんの描く受けは全体的に中性的で庇護欲をそそるタイプが多く、エロ描写にもとにかく受けの可愛さ・エロさへのこだわりを強く感じます。また、丁寧に描かれたそばかす・あばら・メガネなど、身体などの特徴にも強いフェチを感じました。

ストーリーの構成も、恋愛だけでなく楽しめる形になっており、BL以外でも活動されている作家さんらしさがあります。

読み応えは満点なので、絵やフェチ感がうまくマッチすればかなり楽しめるのではと思いますので、
表紙や帯でじっくり見定めてみることをおすすめします。

1

この作品が収納されている本棚

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