それに名前をつけるなら

sore ni namae wo tuskerunara

それに名前をつけるなら
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神136
  • 萌×253
  • 萌16
  • 中立5
  • しゅみじゃない2

--

レビュー数
21
得点
945
評価数
212
平均
4.5 / 5
神率
64.2%
著者
鮎川ハル 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
東京漫画社
レーベル
MARBLE COMICS
シリーズ
あいもかわらず
発売日
価格
¥648(税抜)  
ISBN
9784864422581

あらすじ

俺で童貞切ってみない?
女子にモテたい純情童貞男子校生・佐野は、ひょんなことからサブカル系イケメン大学生・藤田と知り合い、『師匠』と崇める。
しかし偶然街で再会した藤田は恋人に振られ、涙で目を腫らしていた!
流れで藤田の話を聞くうち、なんと彼がゲイであることが判明。
さらに佐野が童貞であると知った藤田がシゲキ強! な提案をしてきて——?!
恋愛偏差値低めの二人の、不器用年の差ラブストーリー。

表題作それに名前をつけるなら

15?16歳、純情童貞男子校生
18?19歳、イケメン大学生

レビュー投稿数21

この感情どこからのものなのか...

もう もう もう めっちゃ可愛いんですぅぅぅ
佐野君が!!
鮎川さんに萌えを描かせたら右に出れるのは市川さんくらいかなぁと思うくらい(いるんかいっ!)
可愛いです

純朴だけど、女子に興味津々でモテたくて、でも空回ってる佐野くん
このモテたい気持ちを隠さないのがまた可愛いんです

王子と呼ばれモテ男子だけど、実はゲイの藤田こと師匠
大学生活満喫?かと思いきや学校ではノン気を通し、高校からの付き合いの彼氏にはふられちゃったという残念な状態で佐野くんと出会います

体だけを慰め合うところから出発する二人
童貞切った佐野くん
性欲を満たされる師匠

でも、いつしか佐野くんの心の中には今まで味わった事ない感情が
それに名前をつけるなら...

そう、恋だったんです
気づいて、セフレから脱却しようと考え行動する佐野くん
この懸命さがまた可愛いんですぅぅ

しかし、師匠の元に元彼の気配が...

師匠もシレッとクールそうに見えて実際はゲイバーに行くで無しと、一途で可愛い人なんです

そんな師匠とはつゆ知らず勝手に逃げちゃったさのっち
怖かったんだ 真実を聞いてふられるのが
とまぁ妄想暴走しますよね
さのっちには初恋みたいなもんですもんね
そりゃ怖いさぁぁ

絡んだ誤解の糸を解すのは、年上の師匠です
師匠も不器用だしドキドキだけど、全く見せないソークールな表情でアプローチ?とも解らないアピールするんです!
そこがまた可愛いんです!!

最後に気持ちが爆発した師匠にやられました...

恋してるからこそのおっかなびっくりな二人
懸命で不器用な二人
もう 萌えしかありませんでした

ちょっぴりおセンチで、クスクス笑えて、死ぬほど萌えられらめちゃくちゃ可愛い二人でした

私が一番幸せになれた気がします
鮎川さん 大好き!
サイコーに可愛い二人でした

11

まさに最高of最高…!!!

鮎川さんってなんでこんなに萌えツボどかどか押して下さるかな…。
1stコミックス『あいもかわらず』の登場人物がリンクしているのも
勿論嬉しかったんですが
そうでしたか、酔ったカチューシャヤリ○ン男・中津誠一郎に
一瞬貞操の危機が訪れた藤田くんが今回の受けでしたか…。
その節はゲイだと知らず…おやおやという感じでしたが
前回よりはちょっと落ち着いたイメージでした。

攻めは、前回誠一郎の幼馴染で受けの健の友達で
やたらめったら女子にモテたかったさのちん…!!
さのちんは全くブレてなくて野球が好きで
脳筋野郎が慣れない恋に
(まして相手は男だし少し年上だし大学生ともなれば別世界だし)
浮かれたり落ち込んだりする様子がものすごく可愛かった!!!

利害一致だったとはいえ、
いくらHな事に興味があるDKだからって普通は男に反応しないのに
それは藤田くんが王子と呼ばれモテそうな顔だったからというよりは
やっぱり出会いと再会の時点でもう惹かれていたんでしょうね…。
“師匠”呼びも可愛くて体育会系全開なさのちん可愛いww
女の子とせっかくお近づきになれるのに考えるのは師匠の事ばかり。
カラダから始まって急接近したはずなのに淡々と流れる時間と
藤田くんの部屋に元カレらしき男が訪ねているのを見ただけで
その落ち込みようときたら……!!
関係のリセット宣言もギュッとツラくなって
さのちんを街でみかけた藤田くんにも苦しくなって…。
こんなすれ違いに既視感は否めないのに
鮎川さんだと全く“ありふれてる”感がなくて
好きだと思い合ってるからこそだよね!!だなんて
調子いいなおめーはって思われてもいいです大好きだから!!!

セフレまがいの関係を解消したはずなのに
普通に連絡してくる師匠に戸惑うさのちんに
めちゃくちゃ共感してしまいました。
頭の中「???」でいっぱいになっちゃうよね。
でも、寒いと言った師匠にあげた使い捨てカイロが
部屋に残されているだなんて思いもしなくて
ってあああああああああ好きだからに決まってんじゃん!!!
どちらも誤解が生じても諦めきれないくらい
気持ちをもっていかれてるとはいえ
超絶ソッコーで結ばれないじれったさも
醍醐味として味わわせていただきました。最高!!

師匠の方が恋愛経験度高いし年上だから一枚上手なようなんだけど
さのちんのピュアさで色々上書きされて
まさにオンリーワンになっていくような余韻が
また読み返してしまいたくなるわけで読み返してます←

彼シャツとかやらなそうなのに中津にノート返してもらう際に
さのちんの意味不明なイラストTシャツを着ていっちゃうとか
こんな年上たまらんな……。
しかもそのデザインをかわいいって思っちゃうセンスもお似合いで
どうも御馳走様でしたww

何回読んでも飽きないし同じところできゅんとするし
同じところで「ふはっ」って笑うのに
また最初から読んじゃうのどうにかしたいんですけど
大好きだからしょうがない!!
私の中で満場一致で神です!!!!!

11

恋せよ男子!

本誌を全力で追う程入れ込んでいた鮎川ハルさんの新刊。
もう何度読み返したことか。個人的萌えの大宝庫でした...!(震)

『あいもかわらず』のスピンオフ。
岡ピ(健くん)の友人・佐野(童貞DK)と、
中津の友人・藤田(ゲイの大学生)の体の関係からはじまる
ステップアップ物語です。

岡ピと中津経由で知り合ったふたりが、
ある日、藤田がフラれて号泣している場に
偶然佐野が出くわすところから、お話が動き出します。
ガツガツして、女子だ合コンだと騒ぐ割にモテない佐野に、
童貞を捨ててしまえば、余裕や自信が生まれるのではと、
自分で童貞を切ってみないかと持ちかける藤田。
そんなこんなでセフレ関係が続く中、
それぞれの心にある感情が芽生えはじめてー

鮎川作品の萌えの大前提として、今作もキャラ・CP設定が非常に秀逸。
さのちん(佐野)の純情かつ素直で、案外男らしいところも、
藤田のイケメンの割りに、恋に傷ついて号泣してしまうところも、
淡々と丁寧に進んでいく物語の中で、際立って可愛く見えます。

個人的に特に萌えたのは、
とある誤解から、さのちんがセフレ関係をやめると切り出した後日、
藤田がさのちんを映画に誘い、手をいじり合う映画館でのシーン。
藤田から仕掛けて、さのちんが”おりゃ”っとやり返し、
藤田が”きゅう”とそれに応える一連のやりとりは
本誌で読んで知っていても、
溢れ出る萌えを止めることができませんでした...!
セフレ解消後、お互いの気持ちがまだ通じ合っていない段階での、
この探るような手のいじり合いは、もうっ、本当にたまりません//

カイロのエピソードも、彼シャツのエピソードも可愛くて好きだし、
chapter.03の扉絵の藤田の素肌に彼学ランも最高♡♡
又、クライマックス、拒絶と嫉妬で大号泣の藤田に、
さのちんが男らしく告白するシーンは必見です!!

本編で藤田への誕プレを渡せなかったさのちんでしたが、
描き下ろしでは、ようやくそれを渡せてハッピー♡なふたりの
超絶萌え可愛いやりとりが楽しめます。
”可愛い・楽しい・幸せ”、がぎゅっと詰まった素敵な描き下ろしです♪

セフレからはじまったふたりの関係。
ごく自然に互いに芽生えた想いがようやく結びついて、
それに名前をつけるなら、それはまごうことなく”恋”。
どうか末永く、恋せよ男子!

7

師匠がやばい

「赤松とクロ」で鮎川先生のファンになり、こちらの本を本屋さんで見つけたので購入してみました!

帯に【俺で童貞切ってみない?】とあるようにとりあえず2人はカラダの関係から始まっちゃうんですけど、もうとにかくこの師匠こと藤田の色気がやばくて私は終始萌えが止まらなかったです。
攻めは彼女が欲しい普通の男子高校生(童貞)なんですけど、この子もこの子でぽわーんとしてるようで意外にしっかりしてるし気配りできるしでも年下の可愛さいっぱいで、色気全開の年上大学生ととってもいい組み合わせだなと思いました。
師匠の誘い方も毎回なんか独特の間があったりして、その場の妙にエロい雰囲気がよく伝わってきます。鮎川先生はそういった間合いの表現がとても繊細でするする引きこまれてしまいます。
私は激しい喘ぎ声が苦手なのですが鮎川先生の描かれる受けはリアリティがあるというか、喘ぎも控えめでいい意味で生々しくてドキドキします。

後半は師匠がさのちんの気をひこうと色々するのですが、一見クールに見えるし自分からセフレに誘ったのにいつのまにかそんなにさのちんのこと好きになってたんだね…!と萌えすぎました。女子高生に嫉妬とかしててかわいすぎます。

ラスト近くでさのちんからもらったカイロを捨てずに持っていたことをさのちんに見つかりキスする流れになるのですが、色々すれ違ってる中での久しぶりのキスだったのでぐはー!!ってかんじで読みながらにやにやが止まらなかったです。笑 またその時のさのちんも男らしくて…。師匠もさぞ嬉しかっただろうな…、と思うと萌え忙しかったです。

最終的にはらぶらぶはっぴーえんどなので、読み終わったあととても幸せな気持ちになりました。この2人のその後がもっと読みたい!と思うほど大好きなカップルです。いまのところ毎日読み返して毎日にやにやしています。笑


ちなみにこの本は「あいもかわらず」という作品のスピンオフ作品のようで、私も読み終わったあとに知ったのですが読んでいなくても楽しめました。健と中津にも興味があるので近いうちに買ってみようと思います♪

5

続編希望です!

今年いちばん読み返してるBLです!
攻めの佐野も受けの藤田も、等身大で好感が持てました
佐野くんの童貞年下攻めがとても微笑ましかったです
藤田くんはもっと小悪魔ビッチみたいなキャラクターだと思っていたので、ギャップでどんどん可愛く見えてきます
ふだんは同じ本を複数買うなんてことしないのですが、この本は特典目当てに2冊買いました(笑)
1冊できれいにまとまっているのですが、年の差カップルのその後ってすごく気になるので、続きが読みたいです

4

健気で可愛いセフレからのラブストーリー決定版

前作2つを読んでいたので購入。

ここ最近の私のMVP作品です!

大好き「体の関係から始まるピュアラブ」および「ゲイ受」の決定版。
そして高校生×大学生の年の差、半同棲のようなリアルな生活感、全てが良かったです。
師匠(受)のスマートさと面倒くささとかわいさのバランスが絶妙で、あまり赤面などの表情の変化はないのに分かる機微がいじらしいです。可愛い。
佐野くん(攻)は第一作登場時からアホかわいさが光っていましたが、本作でどんどん成長していく伸びしろに母性本能を刺激されます。可愛い。

とにかくストーリーとエロパートのバランスが良く、見せ場が尽きないのでコミックスとしての満足感が高いなと感じます。

鮎川先生の全作品に共通するところですが、キャラクターたちの着ている服や使っている小物にセンスが光り、そういった細かい楽しみもあって何度でも読み返したい作品です。
文句なしの神評価!ありがとうございました。

4

童貞萌えw

鮎川さんの作品は初めて読みます。
書店で見て、なんとなく食指が動きました。
そして大当たりw

そもそも童貞攻めというのが大好物です。
どこにでもいそうな男子高校生の佐野くん。
エロには人一倍興味があるけど、女には全然モテなくて童貞w
そんな子が、誘い受けの年上大学生(ゲイ)にいただかれちゃって、嵌っちゃって、どんどん男前に育っていくというのが、かなり萌えのシチュエーションw

佐野くんの友達の岡ピが、どうやら別作品のCPらしいので、すごく興味を持ちました。
ぜひ読んでみたい!

3

普通の男の子の可愛らしさ

高校生の佐野(攻め)は、友人の付き添いで訪れた大学祭で、いかにもモテそうなイケメンおしゃれ大学生・藤田(受け)と知り合いになる。後日、街中で失恋して泣いている藤田と偶然再会。その流れで仲良くなるが、実はゲイだという藤田に「俺で童貞切ってみない?」と誘われて…。


すごく可愛い2人の、すごく可愛い話でした。
攻めは高校1年生。彼女が欲しい童貞くん。受けは、付き合っていた男に女と二股をかけられていた上、子供が出来たからと振られた大学1年生のゲイ。
何となく出会って、何となく意気投合して、お互いにゲイだ、童貞だと打ち明け、「童貞卒業させてやろうか」という展開。受けはあっさり誘うんだけど、攻めは童貞だけあってテンパりまくり。そうこうしてるうちに乗っかられ、童貞いただかれちゃいます。

あっさりとした初体験と、それからのセフレ関係ですが、内心でぐるぐるしている攻めと、主導権を握っているようで握れていない受けがすごく可愛かった。攻めに男の身体で萎えないよう目隠しさせたり、何気に攻めの服着て出かけたり、攻めにもらった使い捨てカイロを取ってたりする受けにきゅんきゅんしました。攻めは、年下攻めらしい年下攻めなのですが、きっと大人になったらいい男になるだろうな〜という感じのキャラでした。

ただ、割と偶然の要素が多くて、あちこちでしょっちゅう偶然出くわしすぎていて、それはちょっと引っかかりました。最初の大学祭での初対面のあと、失恋で泣いてる受けに偶然出くわし、本屋で偶然会い、レンタルビデオ店で偶然会い、攻めが女子と歩いてるのを受けが偶然見かけ、受けの部屋に元彼が訪ねてきたのを攻めが偶然見かけ…。偶然に頼りすぎで、安易だとは思いました。このあたりもうちょっと理由付けが欲しかったな。
あと、なんで元彼が家に来てたのかの真相が知りたかったです。

マイナス点はあれど、それを補って余りある萌えが楽しめました。スピンオフ作が出ているようなので、またそちらも読んでみたいです。

3

すばらしい~(ネタバレあります)

やっぱり、鮎川ハル先生はどんぴしゃです!

まず独特の線というか雰囲気がすきです。
テンションが低めで移行していく感じ。もちろんキャラクターはみんなが皆テンション低いわけでなく、攻めの佐野くんなんかは高いお笑い系ですし。

師匠のエロさもたまりません。
あのマイペースな雰囲気のくせに表情や仕草とかめちゃエロです。

特に映画館での手!
まったくけしからんです。そりゃ佐野くんも苦しいですよ。
ストーリーは王道すれ違い系ですが、こういった雰囲気であまあまな内容だと良い意味でのギャップで萌えすぎてクラクラします。
良いBLをありがとうございました。

2

またBL沼に引きずりこまれてしまった…

この作品に出会って、社会人デビュー以来30年封印していた腐女子魂を再び呼び覚ますことになろうとは思いもしませんでした。あの頃から誘い受けに弱かった私ですが、でも、でも、こんなの反則だぁー!もう気づくと何度も読み返しちゃうし、読んでない時も頭から離れないし、恐るべし鮎川先生…!

3枚目キャラで女子にモテたいごく普通の野球少年さのちんもかわいいけど、小悪魔でちょいSで魔性の色気を放つ師匠がもう萌えツボ満載で年甲斐もなく悶えまくってしまいました。

あんなキレイなお顔でまっすぐ見つめられて
「だったら 離すなよ」とか
「俺は お前の 何になったんだっけ?」とか
「あんなの覚えててくれたの 嬉しい」とかいわれちゃったら、さのちんでなくてもざわついちゃうでしょ…。

セフレで始まったふたりの関係ですが、どちらもだんだん体だけでは満足できなくなる心の動きがとても丁寧に描かれています。さのちんがどんどんカッコよくなって、ラスト付近の告白シーンでの「俺は全部欲しいから」のセリフには痺れました~❗誰かを好きになるってこんなに人を成長させるものなのね…❤️

この可愛いふたりをいつまでも見守っていたい!続編とも言うべき同人誌2冊もやっと手に入れて幸せいっぱいです。どうかまだまだ続きますように

元ネタで主役だった健くんも、誠一郎とうまくいってるのかすっかり大人の余裕を身に纏っていて、へこむさのちんに優しく接したり、的確に状況分析したりして成長を感じました。

2

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