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hatsukoi wo kojirasesugiruna
表題4話分+1話読み切り2本+描き下ろしの構成です。
絵柄がとても好き!綺麗!!
◾︎表題
◾︎西尾綾人×橘航平
航平は綾人に高校生の頃片思いをしていて、社会人になって偶然再開します。
高校生の頃と社会人とで髪型をガラッと変えているのが印象的でした。漫画では、結構年齢重ねても髪型変わらないこと多いですよね。作画的に変えちゃうと誰かわかりにくくなるせいだと思うのですが、違和感ないです。周囲の人物の描きわけもお上手!
綾人が突然カラオケで突っ込むのはどうにかならなかったのだろうか…酔ってるって言い訳も通用しないし、絵柄も丁寧で雰囲気のいい作品だからこそ、必要なエロシーンなのか疑問に思って勿体無く感じます。
その後のストーリーにももう少し捻りがあれば…今までの片思いはなんだったんだってぐらいスッと両思いになってしまった。
一方で同時収録作はずーっとエッチしてなかった2人だったりして、こういうお話も描かれるなら表題の2人は何故…!
100ページほどの表題作以外に、短編2作品(各24頁)と、表題作のその後(描き下ろし・7頁)が収録されています。表題作は再会から始まる同級生ラブ。恋愛には疎いとみえる主人公たちの、ピュアで可愛くもどかしいお話でした。ところで最初に表紙を見たとき、泣いている子がかなり若く見えたので、初恋相手は年上だと思い込んでいたんですよね。でも実際には、ふたりは高校時代の同級生で今は23歳・社会人。左の彼の顔は表/裏表紙・口絵でも見えないように描かれていて、どんな人なんだろう...と気になり引きつけられるスタートでした。
ただ、再会シーン以降はすぐに展開が読めてしまうのと、軽めに感じられたエッチシーンへの流れが自分は好みではなく...その辺りから入り込めなくなってきてしまったので残念でした。攻めの綾人も鈍感だけど、受けの航平もなかなか鈍感...それもあってふたりともどこかヘタレっぽいイメージが残りましたが、そこがいいのかもしれませんね。そのままに読めばきっと楽しめる作品だと思います。イラストもかわいい。綾人のふわっとした、やわらかそうに見える髪型がすごく好きでした。彼の身長は189cmだそう。
描き下ろしは、ふたりの関係を知っている同級生との飲みのシーンから。職業柄というのもあるのでしょうが、叔父さん(同級生)&甥っ子2人(表紙のふたり)みたいに見えてしまうんです(笑)。カバー下漫画は高校時代のエピソード。綾人から「部活終わったら待ってるから一緒に帰ろう」と言われ、うれしかったのに・・・女の子の話が出てきた途端にツンツンしちゃった航平くんでした。
5年越しの恋が、偶然の再会によって実るお話でした。
両片思いなので、すれ違いというか思い込みからの諦めだったりでキュッと胸がしめつけられるような切なさもありますが、全体的にはほのぼのとしたお話で安心して読める王道作品でした。
でも、高校卒業と同時に連絡を絶って逃げるほどの何かがあったのか…詳しく書かれていません。
単に攻めはノンケで、女の子にモテるから脈はないと思ってなのかな?
もっと高校生のころのお話が読みたかった。
幾田先生の絵柄はかわいらしくて、ほのぼのとしたお話に向いていますね!
いつも安定した萌えをいただいている気がします(笑)
大好きな王道ものでした。高校生の時の初恋を忘れようと連絡をたった航平が意を決してゲイバーに行き、断れぬままホテルに連れ込まれそうになったところに大好きだった綾人が助けに来てくれる!なんて王子様展開!
少女趣味と言われようがなんだろうが大好きですね、こう言う一筋なの。
綾人の方は高校生の時は航平の女装姿にドキッとしただけで、自分の気持ちに気づいてなかったけど、誰彼構わず付き合う人じゃなくて嬉しい。航平が歌をやめてしまったことにしゅんとしてたし、歌を続けていれば会えるはずと思い込んでたあたり、航平はかなりの腕前だったのかなー。その辺の話は結局たいして広げてなかったですね。そんな些細な情報でも航平を探そうとしてたってことですかね。
同時収録の同棲して一年になるけど、その先に進めない二人の話は、なんかリアルでしたね。確かに、そういうことなしでも大満足のうちに一年過ぎてたってありそう。そして、一旦そういう生活リズムになれちゃうと、なかなかそういう雰囲気に持っていけないという気持ち、でも勇気を出して言ってくれたんだろうなぁと相手のことを考える気持ち、すごく優しくてきゅんときました。
高校時代の初恋を今でも引きずっている航平(受け)。いい加減に吹っ切らないと、と思いゲイバーに行ってみたら行きずりの男に誘われ、ホテルに連れ込まれそうになる。困っていると、そこに偶然初恋の相手である綾人(攻め)が現れ助けてくれた。連絡を絶って何年も会っていなかったのに、また友人付き合いが始まってしまいうろたえる航平だったが…。
話はありがちだし、すごいタイミングで攻めと出くわしたり、他の友人と偶然出会ったり…と、かなり偶然が過ぎる印象はありましたが、とても可愛いお話でした。
絵柄がクセの少ない鈴木ツタさんっぽいかんじで、キャラクターの表情も豊かだし、見ているだけでも可愛いです。話もまあ王道ではありますが、高校生のきゅんきゅんな初恋が数年経って成就する展開はやっぱり萌えるし、悪役はカケラも出てこないし、ほのぼのと楽しめました。
同時収録作が何点か入っていましたが、他のもおおむねそんなかんじで、激しく切ないわけでもなくほのぼの楽しめるような作品群でした。受けも攻めも両方可愛いキャラが多かったので、エッチまでどちらが攻めかわからなかった。設定上はリバになるカプもいるそうですが、この本の中ではリバはなし。
幾田むぎさん、お待ちしておりました…!!
前コミックスでへろへろんにさせていただいて
今回も「…か、可愛い…!!」になりましたw
『初恋をこじらせすぎるな』1~4話
高校の頃親友で、野球部の綾人に片想いしていた航平は
地方の大学へ進み高校時代の友人と一切連絡を取らず
就職で東京へ戻って来ました。
5年経っても綾人を忘れられず
初めてゲイバーを訪れて貞操の危機に!
偶然再会した綾人に助けられますが……。
展開としてはベタな、と言ってしまうと大変申し訳ないのですが
逆に安心して読めますし
キャラに感情移入はすんなり出来て
なんといっても表情豊かで可愛い!!(また可愛いって言った)
ドキドキが伝染しそうなんですよ!
小物や背景も程よく描きこまれていて
ジョッキの形すら愛おしい…。
長めだった髪を切った航平と、
短かった髪を伸ばした綾人ですが
見た目はちょっと変わっても根っこは全然変わらなくて
大好きなままで良かった…!!
カバー裏にも高校時代のエピソードがあって
やっぱりね…片想いは切ないね…。
両片想いだけどね☆
綾人がかっこいいのに音痴&方向音痴という
ギャップがいとしい!
巻末の描き下ろしは7頁ですが
とろける航平がすごく気持ち良さげで
綾人があんまりもちそうにないのがワカルwww
『行き当たりばったりの金曜日』
新卒リーマン・なっちゃんと医大生・カツミの同棲ラブ☆
まだキスしかしていない二人ですが
いよいよ一線を越えることに…!
カツミは覚悟が全然出来ていなくて戸惑いつつも
やっぱりなっちゃんを好きな気持ちでいっぱいだし
お互い想い合ってるなぁというのが言動で伝わるので
とても微笑ましいカップルでした!!
…でも、カツミは本当にHすること考えてなかったのかなぁ…。
22歳なら常に考えていてもおかしくないようなwww
結局まだ未貫通っぽかったので
ゆっくりと言わず何卒合体を…おなしゃす…。
そして百合なイメージで描かれたそうですが
なっちゃんはメンタル強いし
カツミも好きな人を守りたい気持ちが強いので
それこそリバで有り難いです♪
『オレとおまえの片想い』
中学から友達だったかずは世話焼きで
一人暮らしのトノの部屋に毎日ご飯を作りに来ます。
ずっと恋愛の意味で好きなトノは
それに甘えつつも
かずがストレートだと疑わず複雑な気持ちです。
高校の頃の思い出に苦しくなり
職場の飲み会でつい飲み過ぎてしまいますが…。
トノに過保護なかず、という設定がまず萌えハゲますね(死語)
かまってくれるのが嬉しいのにその優しさがツライとか
あれ、ノロケられてんのかなって思わなくもないです嘘です!!!
そして私もかずが旦那側希望ですww
あー可愛い……
また読み返しては「可愛い…」を繰り返しています。
幾田むぎ先生の作品初めて読ませて頂き、私の好きなBLどストライクの漫画でした‼︎航平クンが綾人君のことを忘れられなぃもどかしさと、運命的にも彼の危険⁉︎な瞬間に綾人君が居合わせたことなど…全体のバランスが良くて読み進めるのが楽しかったです!先生もベタと仰っていますが、何度読んでも幸せを感じられるピュア作品です♡2人が初めて絡むシーン…2人の表情たまらなく良かった///