条件付き送料無料あり!アニメイト特典付き商品も多数取扱中♪
yurufuwa yankee ni ××shidou
こちら初コミックです。
表題作が本の半分ほどで、その他に短編が3つ入っています。
■表題作「ゆるふわヤンキーに××指導」3話+描き下ろし
“ ゆるふわヤンキー ” ってなんだ??と思ったら、
硬派な番長に憧れてるけど、お子様味覚でタバコも吸えず & 喧嘩もしない、
屋上で仲間とよくサボっている…くらいの、
金髪でチビのおバカさん☆って感じの子(受け・表紙下)でした。
その受けが全校集会をサボってタバコを咥えてるところを、
生徒会長の攻め(表紙上)に見つかって、それをきっかけに、
幼なじみ同士の2人は2年以上ぶりに話すことになって…と話は始まります。
最初は、クールでSな生徒会長 × ヘタレおバカなヤンキー って感じで、
疎遠だった間は寂しかった…と受けが言うと、
攻めはいきなりキスをしてきて、ナニまで扱いてきて~~なのですが、
実は中学の頃から好きだった…だから避けてた…と告白してからは、
攻めは健気で真面目、+なかなかのヘタレキャラに。
そして、
受けがちっちゃいながら、時々すごく男前(中身)に~~という、
最初と逆じゃん☆ってのが段々と分かっていくのが、楽しかったな。
来年の就職なり受験なりを考えて、
みっちり俺が指導してあげる!とスパルタで勉強を教えてくれる攻めと、
お付き合いが始まったのに、なんで勉強ばっかり??と、
翻弄される受けと、2人の関係についての誤解と~~で、内容はコミカル。
真面目に勉強も頑張って~という展開や、
どっちの方が相手のことが好きか張り合ってる2人が、微笑ましかったです。
描き下ろしは、大学生になって同棲を始めた2人の様子 & エッチでした。
■「ペット以上コイビト未満」1話
ノンケ大学生(攻)が、ペットショップのイケメン店員(受)に一目ぼれ。
受けも愛猫と攻めの頭の毛が似ていることで心を許し…
■「僕のココロ、君知らず」1話
ガチ兄弟モノで、優しい大学生の兄(攻)に密かに恋心を抱き、
そのせいで兄を避けるようになっている高校生の弟(受)。
ある日、攻めの兄が免許をとったからと、強引にドライブへと誘って…
■「やさしい手のひら」1話
クラスメイトの受けが、失踪した母親の恋人と、
寂しさから体の関係を持っているのを、野球部元主将の攻めが知って…
表題作は結構好きだったのですが、
短編の方は、何でそんなんでエッチOKなの?そこでするの??等々、
短いが故の強引さがすごく気になって、ちょっと残念…。
また次作、長めのお話が読めるといいな。
初めて読んだ作家さんでしたが、表題作と、同時収録の作品でかなりテイストが違って、色々書ける人なんだなと思いました。
でも、やはり表題作が私的には好きですね。幼馴染みが生徒会長とヤンキーと言う設定はさほど珍しくもありませんが、隆幸がタバコは吸わない、拳で語り合う漢の頂点である番長を目指していると言う、ちょっと残念な子なのが笑えます。しかも、隆幸が一度見た憧れの番長が大学デビューしてチャラくなっていたと言うオチつき。そう、ラブコメです。
短編なので、友達や家族までは話を広げず、あくまでも二人のお話なのは良かったです。
同時収録の兄弟の話は、血の繋がりがあるガチ兄弟なので、ちょっと無理でした。
3話編成の表題作と3つの短編が収録されています。
どの作品もえろすへ向かう行程があまりにも軽くて、もったいない印象でした。
【ゆるふわヤンキーに××指導】(3話+描き下ろし) 中立
ゆるふわヤンキーを別の言葉で言い換えると「おばか」でした。
このヤンキーを愛せるかどうかに萌え度の全てが懸かってます。
わたしは愛せませんでした…。
当たり前のことが分からない。当然のことを理解しない。道理の通らないおばかっぷりにイライラしてしまって、そこへツボに合わないコミカルさもイライラ増量に加勢するという悲劇が起こってしまう結果に終わりました。無念。
【ペット以上コイビト未満】 萌
大学の近くにあるペットショップにいるイケメン店員を見に行く友人(女)に付き合って行った鈴木は、うっかりその店員・佐伯に一目惚れして…。
お互いに一目惚れ同士だったねという、収録作品の中では一番普通の話でした。
【僕のココロ、君知らず】 中立
ガチ兄弟ものに抵抗がある方は要注意。
兄弟そろってイケメンなのに、途中までは弟の切ない心理描写がメインでいい感じに進むのに、えろすへ突入する辺りのストーリー進行が不自然なせいで一気にニュートラルに引き戻されてしまいました。
蛇足ですが、一般的に車は給油ランプ点灯から50kmは走れるように設定されてます。
これから免許を取られる方が兄の嘘を信じるといけないので、老婆心ながら失礼しました。
【やさしい手のひら】 中立
こちら、単話でも読んだので、そっちにレビューを入れたのですが、母親の恋人のスタンスが気持ち悪くて萌えず…。
設定等は凝っているものの、えろすへの突入が簡単すぎて、萌える前にえろす!という流れが残念でした。