ルナティック ガーディアン

lunatic guardian

ルナティック ガーディアン
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神4
  • 萌×24
  • 萌3
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
2
得点
45
評価数
11
平均
4.1 / 5
神率
36.4%
著者
水壬楓子 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

イラスト
サマミヤアカザ 
媒体
小説
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
リンクスロマンス
シリーズ
クリスタル ガーディアン
発売日
価格
¥870(税抜)  
ISBN
9784344836532

あらすじ

※3/28→4/28→6/30→7/29に発売日が変更となりました。

北方五都の中で高い権勢を誇る月都の第一皇子の守護獣であるペガサスのルナは体調を崩したところを公莊という軍人に助けられ…。

表題作ルナティック ガーディアン

公莊(くじょう),第九騎兵小隊隊長,40歳手前
ルナ(虚弓),第一皇子の守護獣,見た目20代

その他の収録作品

  • ルナティック キス
  • あとがき

レビュー投稿数2

エロ馬だけど純情です(笑)

当シリーズで最も好きなキャラ、ペガサス降臨!
めったに定価で買わないですが、某通販サイトで発売日当日に配送してもらいました(笑)読みたかったのよう。
本編+後日談短編1つ。

表紙をご覧いただければお分かりになるように、
ペガサスと切れ者おっさん(!)のカプでしたー。
いったいどういうカプなのかと思ってましたが、
あらまあそうきたか 納得~という感じ。
このおっさんの素性が、そう来たか!とこれまたびっくり。
おっさんはヤダ という方も、まあだまされたと思ってぜひ一度どうぞ。

で。エロ馬(爆! 作者様 あとがき談)とのことですが
どちらかというと、つんつんエロ純情さんのように思います。
イラストはサマミヤ先生。美麗~。
カラー口絵の受けさんなんか超絶美青年!
シークレットの時のメインカプ(一位様+牙軌)もちゃんと出てきます。
なんたって主だからさ。
その一位様がまた超面白い!
なんと、ペガサスの○○○シーンをみたいとかぬかす訳。
牙軌、困る困る(笑)
自分がいつも乱入されてるからってねえ。。。
げらげら笑うシーンも多々ありましたが、
そのペガサスと主の心の結びつき っていうものを
描いたシーンもあり、そこを読むととっても幸せな気分になります。
(後日談の中での そういう描写の1シーンの一位様、かっこいいの。
 牙軌はかわいいの。)
長生きする運命のペガサスの気持ちなども 
そうだよねーと納得できる内容で書いていただけて、
私としては至極うれしかったです。

いやーいろいろ書きたかったんだけど、
今回のは種明かししない方が面白いだろうと絶対思うので、
まだまだ書き足りないですが、これくらいにしておきます。
当シリーズが好きな方は ぜひ!
(いやリンクスさんの回し者じゃないっすよ、まじで)

9

シリーズ5作目はペガサス受け

ガーディアンシリーズ5作目。
おそらく本作がシリーズ最後の作品となるとのことです(おまけでもう一冊出るとか出ないとか)。

今回の主人公は、1作目から度々出ていたペガサスのルナ。
第一皇子・千弦(2作目『シークレット ガーディアン』の受け)の守護獣です。

なかなか人前に姿を現さないことから神秘的なイメージを持たれていますが、本人はかなりやんちゃな性格。
既刊では、戦闘シーンで一瞬だけ登場して美味しいところを持っていったり、
主の千弦の情事をのぞき見たり…と、
美しいペガサスとしての姿と、素のデバガメキャラとのギャップがなかなか面白いキャラでした。

本書は、そんなルナが食あたり(3作目でキマイラを撃退する際、噛みついたことが原因)で体調を崩したところから始まる物語。
ペガサスに変身できなくなり、人の姿(全裸)で蹲っていたところを公莊(くじょう・攻め)という軍人に助けられ、その際キスされてしまいます。
仕返しを企むルナですが、自分を可愛こちゃん扱いする公莊の言動に振り回されっぱなし。
段々と公莊に惹かれていきますが、公莊には婚約者がいて、更に密偵者の疑いもかかっていることが判明し…というような展開。

軍人のオヤジ×ペガサスということで、もう少しゴージャスで大人っぽい雰囲気を期待していましたが、
ルナが予想以上にウブで、既刊の受けたちとそう変わらないキャラになってしまっていたのは少々残念。
既刊では千弦の年上の悪友のようなイメージだったので、いくらオヤジ相手とは言えここまで乙女っぽくなるとは予想外でした。

面白かったのは、ルナの正体がペガサスであると周囲の誰も見破れずにいる点(ルナは人の姿でいるときは「虚弓」と名乗っている)。
ペガサスの正体を探る悪役たちも、公莊さえも、最後までルナの秘密に気づかないままなのが可笑しかったです。

ペガサスの姿を取り戻したルナが、儀式の最中にサッと空を舞うパフォーマンスを披露するクライマックスのシーンはなかなか印象的。
一流役者の舞台と楽屋でのオンオフの切り替えを見ているような楽しさがありました。

とは言え、今回は設定上ペガサス姿のルナはほとんど出てこないので、人外モノとしてはやや物足りない感も。
カップリングとしては、飄々としたオヤジ×やんちゃ系美人という比較的オーソドックスな年の差カプの話なので、読みやすいのではないかと思います。

6

この作品が収納されている本棚

レビューランキング

小説



人気シリーズ

  • 買う