ボタンを押すと即立ち読みできます!
shumatsu meizu
短いんですけど、詰まってました
ほんとに、胸をえぐられるような描写
表情がほんとに切なくて、結城と柳澤の二人が対称的で良かった
前半では結城が自分は柳澤に釣り合わないことにとらわれる
一方で柳澤は自分の気持ちにただ素直に生きる道を選ぶ
この対称的な二人が、こんな短い中に凝縮されていることが本当にすごい
お互いの気持ちが痛いくらい伝わってきてほんとに繊細でかつ攻撃的なストーリーだなと思いました
不釣り合いと知りながら、家に招き入れる結城の気持ちはどんなものだったんだろうとおもうと本当に切ない
ゆま先生が、今の話の作り方の原点になってると仰っていた『嫌いな先輩』の番外編
短い話が上下巻になってるんですけど、
微妙で複雑な心理状況を、ニュアンスのある表現で2人のその後を描いている作品です。
所謂な展開を匂わせず、語りすぎず、でも手に取るように彼らの気持ちが分かるような、そんな素敵な作品、未だにこれを超えるものに出会ってないくらい。
ノンケ同士で、いつのまにか距離が近くなって、お互いが特別な存在になった2人。
それを恋だと確信したのは、後輩が先なんですけど、それを知った先輩の方が一歩また一歩と近付いていきます。
かっこいいんですよね、この先輩が。いろいろ経験のある大人なんだけど、自分を誤魔化さない強さのある男前攻めです。
本編では、先輩からキスをして、2人だけで会って話をしたいと言うところで終わり、番外編は先輩がその話をしに後輩を訪ねていくところから始まります。
好きな気持ちに先に気付いているんだけど、対等な関係で付き合いたいっていうごく自然な気持ちが目の前の現実に打ちのめされてしまう後輩。
そうとは知らない初めて同性に持った特別な感情を、不安になりながらも曖昧にしないであたためていこうとする先輩。
想いが通じ合ったとしても、すれ違う2人。
想いが通じ合う奇跡、でもそれよりもそれを現実にしていくことの難しさが伝わってきます。
でも大切なことってシンプルなんですよね。
ラストが本当に素敵なんです。ぜひぜひ読んで堪能して欲しいです。
こちらは電子はもうないんですけど、
いま、ゆま先生がSNSで『嫌いな先輩』を公開してくださっているので、多分番外編もあげてくださると思うんですけど、(先生の心意気に感動です)機会があったらチェックしてみてください!
「嫌いな先輩」がいいところで終わったので、続きがあり、うれしいです。
絵が変わりましたね。今っぽくなったというか、洗練された気がします。
柳澤が前日のちゅうを思い出し、解説するのが萌え〜。これはこちらもキますねw
絡みの体感を言語化してくれるのが、とても好きなので。
で、柳澤が男同士の恋愛に戸惑っているけど、理屈で答えが出ないからと怯むのではなく、つい進んでしまう方向があるなら、それをオレは信じる、ナイス!これはいい攻め(決めつけw)
結城も戸惑っていてガードが堅そうですけど、後編でどうなるか楽しみです。
巻末の4コマがまた、とてもかわいかった!
こういう萌えと笑いがあるテイスト好きです。