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aru ahou no isshou
レビュータイトルは1話のサブタイトルから
将棋はわかりませんけど面白いんです。橋本崇載さんが監修ということでしっかりしてるんじゃないかな?
1巻は棋士を目指す4人組のあれやこれや。
とにかく主人公が面白い。地団駄踏んじゃうし対局中にはスタンドが出ちゃうw
でも将棋以外の事は普通の感性なので親しみが持てます。
失言師匠も良いキャラで一言目で好きになりました。
3話と5話で対局がありますがここの表情と俯瞰の表現が凄い。
他の3人とのエピソードも仲は良いけどライバルっていう関係性が伝わります。
各話のタイトルも楽しい。是非確認してみて。
某有名スポーツ誌に将棋の記事が載る時代だし、君も阿呆を読んでみないか?
悪いところがないので神評価にしたいけど、東京心中とは少しテイストが違うので萌2にします。
トウテムポールさんの非BL作品。非BL作品ということで読もうかどうしようか悩みましたが『東京心中』と並んで置かれていたのでついつい買ってしまった…。
さて、内容をざっくりと。スミマセン、ネタバレしてます。
主人公は高以良くん・17歳。将棋のプロをめざし目下修行中。
将棋のプロになるための専門養成機関(奨励会)に所属し、今現在3段。4段からが「プロ」になるのですが、3段から4段(プロ)になれるのはその年の成績上位の2名だけ。残りのメンバーはプロにはなれません。つまりプロになれるのは年に2人だけという狭き門です。
高以良くんには奨励会で同じ3段にいる仲間がほかに3人います。迫さん(23歳)、牧野さん(23歳)、夏目くん(17歳)。この4人は同期であり仲間であるのと同時に、プロになるという点では互いを蹴散らさなくてはならないライバルでもあります。
なかなか4段に上がれないこの4人はそれぞれ趣向を凝らし精進するのですが、高以良くんは某悪魔系メタルバンドのボーカル並みのメイクを自身に施すことで「このメイクの時は負けない」と暗示をかけ勝負に挑んだりします。
高以良くんたちは果たしてプロになれるのか…?
といったお話なのですが。
男性向けの雑誌に掲載されていることもあってか「将棋」というちょいマイナーな題材がテーマになっていて、いまいち話が掴みづらかった。将棋のプロになるにはどうすればいいのか、読んだだけでは理解できなくて思わずググってしまった。まあこれは私の理解力が低いせいかもしれませんが。
高以良くんの同期の4人はそれぞれ個性的で、高以良くんの閣下風メイク然り、それぞれ勝つためのゲン担ぎもとても個性的。トウテムポールさんならではのギャグに溢れてはいます。
がしかし、いかんせん話が分かりづらい。将棋のルールがいまいちわかっていないこともあると思うのですが、この人は誰なのか、と思う人が出てきたり、ギャグがくどかったり、「?」と思うことが多くて話に入り込みづらかった。この続きを読み進めればわかるんだろうなあ~とは思うのですが、正直続編を買おうか悩みます。ごめんなさい。
あ、そうそう、最後の書き下ろしで「東京心中」のメンバーたちがゲスト出演してました☆
非BL作品の時は評価で悩むのですが、「面白かったか否か」「続編を読みたいと思ったか否か」で評価を付けていますが、ごめんなさい、あまり面白いと思えなかったのでこの評価で。