そのままの足で。

まったくのオリジナル

コミック「保健室まで何m?」に収録されている「そのままが。」も、その続編である同人誌「そのままで。」もまったく関連のないオリジナル作品です。

作者様によりますと当初は「そのままで。３」の予定だったらしく、その名残のように題名が似ている模様です。内容は題名と直接関連があると察せられるような場面はありません。

保坂（受け）は、同じ職場の原田と周囲に内緒で付き合って５年。二股をかけた原田が結婚をするのを機に別れるつもりが、原田にそのまま続けようと言われてずるずる続いている。
原田の妻が産気づいた夜、原田には約束をキャンセルされて病院に急ぎ、帰った原田の代わりに上司に仕事を押し付けられて、憂鬱な保坂に、新入りの内海（攻め）が手伝いますと声をかけて…。

受けが攻め以外との事後描写がありますので、苦手な方はご注意ください。

原田は子供が生まれたと一斉送信してくるような嫌な男なので、保坂に捨てられても、ざまぁみろと思いこそすれ気の毒には思いません。
最後、不満げな原田から保坂をガードする内海が良かったです。

年齢がはっきりしないのですが、なんとなく原田＞保坂＞内海といった感じでした。

「平日に体力つかって何してんだ」や、昨日と同じシャツ（着るの）でいい、とか小さなところを拾っているのが面白かったです。