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誰しもが傷ついて、それでも恋をする。
oyasuminasai no ato wa
妊娠&出産ありのオメガバース。絵に多少癖はありますが、ストーリーがしっかりしているので全然気になりませんし、むしろ感動しました。受け(瑚太郎)が一途で健気で、攻め(優流)は心優しく、瑚太郎を愛しているけど、二人とも過去に暗い秘密を抱えています。
瑚太郎はΩであることで家庭では他の兄弟と比べ、存在を否定され精神的な虐待を受けてきた。そんな家庭環境が原因か、高校時代はヒート時に何人もの先輩と乱交に走ります。友人の忠告も虚しく父親の分からない子供を妊娠し、不安なまま家族と離れ一人で王子郎を出産します。
優流は、幼い頃に両親(αとΩ)の暴力が混ざった恐ろしいセックスを目撃してしまいます。それは愛に満ちた光景に見えず、トラウマとなります。優流は父親と同じαなので、いつかこんな風になるのではと、Ωとのセックスに夢を抱けないでいます。
物語の中盤で、瑚太郎がΩであることが分かり、優流は瑚太郎をいつか傷つけてしまうのではないかと距離を置こうとしたり、瑚太郎がお金を稼ぐため危ないバイトをしたりなど・・・色々なことがおきますが、最後は愛を確かめ合ってハッピーエンドです♪♪
ラストで瑚太郎が優流の子供を妊娠したのは嬉しかった♪
書き下ろしも長めで、大きいお腹に挨拶したり、夜の営みを我慢している優しい旦那様、優流に胸キュンしました~(><)
優流の両親も本当はラブラブだったし、みんな幸せそうで大満足でした~。
子育て編&3人目編を期待したいところです。
※そもそもの企画がオメガバースですが、大きいお腹や出産シーンのページがちょこっとあるので、苦手な方は(^^;)私は大好きです♪
オメガバースプロジェクトに掲載された作品です。
冒頭に「オメガバース」についての詳しい解説があるのですが、他の単行本と比べて、こちらに掲載されてるものは字が大きくスッキリしてて読みやすかったです。
内容や図解は同じですが、表紙のデザインに合わせて解説もデザインを変えてる辺りが、手が混んでてて好印象でした。
では、肝心の内容の感想を。
ううーん・・・あと一歩が欲しい!!(つД`)ノ
同時発売された他の本に試し読みが挟んであって興味が湧きこちらを購入したのですが、先が分からない試し読みが一番ワクワク出来たかな(⌒-⌒; )
残念ながらオメガバースの設定が薄いような。
αやΩである葛藤やツラさはゆるくは描かれてるんだけど、別にオメガバースって設定なくてもよくありそな悩みというか・・・。
普通にシンパパで良いんじゃないの?と思ってしまった。
あと発情期のαとΩのエッチなのに盛り上がりが少なかったのが残念。
触れてないけど、首噛んでる?あれ?番になったのかな?(⌒-⌒; )
せっかくのオメガバースならではの設定なのに触れないのは勿体無い!
絵は確かに雑な風にも見えるけど、味があって私は好きです。
子供も可愛く書かれてます。
ただ、酔っぱらいに絡まれて殴られるシーン・・・ちょっと画力が付いて行ってなくてスっと真顔(°_°)になりました。残念。
元ビッチ受けの過去回想シーンは良かった〜( ´艸`)
発情期に入ってゲスい先輩の口車にのってモブとの複数プレイ。
可愛い絵柄なのでギャップに萌えた!妙にエロかった!
個人的に一番オメガバース設定ならではのシーンだったなと思います。
(オメガバースでなくてもビッチ受けはありますがw発情期ならではのエロい顔が良かったです)
ちょっと辛口になりましたが、絵柄は好みだったので、オメガバースでないお話を読んでみたいなと思いました。高校生辺りの甘酸っぱいの。
河馬乃さかだちさんの2ndコミックは1冊丸々で、
「 α × 子持ちのΩ 」が幸せな家族になるまでのオメガバースものです。
ちょっと荒めな独特の絵柄に、温かな風合いがよく合っていました。
オメガバースに馴染みのない方でも大丈夫なように、
最初に「オメガバースとは?」という5Pにわたる解説付。
コミック本編とは違って、
ツルツルの紙に、グレーと落ち着いたピンクのカラーが使われていて、
なんだかまるで保健体育の教科書のようです。
最初は、解説を軽く斜め読みするだけでも本編は楽しめますし、
後でまたじっくりと解説を読むと、新たにそっか~と思う事もあって、
しっかり作品もオメガバースも楽しめる仕様なのが良かったです。
Ωには発情期があり、
薬で抑えないと大量のフェロモンを放出します、
そしてそのΩのフェロモンに反応して、
αは突発的にヒートという発情を催し暴力的になりやすい傾向にあります。
幸せな恋人同士の攻め受け2人にも、実はこの特性ゆえの秘密の過去が。
受け(Ω)は、
家族の中でひとりだけΩなせいで家庭内で差別を受けて、非行に走り、
発情するままに色んな人とセックスをして、学校でも乱交、
そして10代で突然の妊娠、出産。
今は、3歳の子供を大切に育て1人親として頑張っているけれど、
発情期を抑制する薬を飲んで、
恋人の攻めには自分も子供もΩであることを秘密にしています。
対する攻め(α)は、
子供の頃にαの父がΩの母の首を締めながらセックスをしているのを目撃、
大きなショックを受け、自分はそうはなりたくないと思いつつ、
いざΩの恋人を抱くと暴力を振ってしまい、そんな自分を許せずにいます。
この過去から、攻めは受けが実はΩだと知ると、
一方的に別れを切り出してきて……
過去のトラウマゆえの別れ、でも互いに相手への想いを見つめ直して、
最後は家族も増えて温かなラスト。
いい話です、
いい話なんですが、読み進めるほどに、
トラウマ持ちの男性×健気な子持ち女性に見えてしまいました…(>_<)
もうちょっと受けに男らしい要素があるとよかったなぁ。
あと、
最後のセックスは、αの攻めがもっと分かりやすくヒートして、
激しい面を見せてくれないと、話の流れ的にしっくりこないような…。
でも、子供を挟んで、ちゅーー♡っとか、子供のふくふくほっぺとか、
微笑ましいシーンや可愛い絵が色々あって、そこはとても好きでした。
今回オメガバースという存在を初めて知りました。ふゅーじゅんぷろだくとが仕掛けているようですね。新刊が全てこの設定を用いたもののようです。欧米で発祥したとかいう特殊設定の解説が、5ページにも及んでいます。字も小さいし、めんどくさいなと思いながら読み進め、あぁBLも男同士が障害にならなくなって、こういう設定が必要になったのかなーと思いました。
で、本作。表紙のデザインが素敵だけど、こういう絵がはっきり描かれていない表紙の作品は、画力に不安があるんだよねと思いつつ(ヒドイ)、中身を開いたらやはり丁寧とは言いがたい絵でした。(ヒドイ)
でも切ない場面もいくつもあり、いいお話とは思うのです。その切なさは設定故のような気もして、この作品ならではのものなのかよくわかりませんでした。
子育てものは好きなのに、妊娠するのは苦手で、設定自体にもモヤモヤして、どう評価していいものかわかりませんでした。
性別が障害にならなくなったら、階級の障害が必要なのね……。日本には「SEX PISTOLS」があるじゃないかと思ったり。
ブツブツ文句を言ってますが、BLは懐が広いのですぐに受け入れられて当たり前になるんでしょうね。
河馬乃先生の作品では特に「フーゾク店〜」が大好き!アングラ過ぎない、リアルな路地裏、繁華街の雰囲気。登場人物が抱える現実的な悲壮感と、退廃的湿っぽさが好きです。そこにオメガバースが乗っかるとどうなるのかなと思いかなり期待して読みましたが、ちょっと物足りなかった。なんだか普通の、どこかで読んだことのあるオメガバース作品に見えてしまった。
河馬乃先生はオメガバースという要素が無い方がその個性が輝くと、個人的には思ってしまう。"妊娠できる"設定はオメガバースでないとなかなか難しいかもしれないけれど、現代社会を舞台にして料理できる先生なら、オメガバースをわざわざくっつけない方が面白いのかもしれない。