既婚者ですけど、何か? (2)

kikonsha desukedo nanika

既婚者ですけど、何か? (2)
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神90
  • 萌×245
  • 萌15
  • 中立2
  • しゅみじゃない4

--

レビュー数
16
得点
677
評価数
156
平均
4.4 / 5
神率
57.7%
著者
桐乃まひろ(A1) 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
フロンティアワークス
レーベル
ダリアコミックス
シリーズ
既婚者ですけど、何か?
発売日
価格
¥648(税抜)  
ISBN
9784861348020

あらすじ

ゲイでプレイボーイの部長・御門は、体育バカで超ピュアな新入社員の芹沢と出会う。政略結婚で失った欲望を刺激され、芹沢相手に妄想・セクハラし放題の御門。鈍感な芹沢もついにそれに気づき距離を置こうとするが、逆にスキンシップを期待している自分に気づく。御門への恋心と不埒な衝動を抑えようと思い悩む芹沢。一方御門も、そんな芹沢に次第にペースを乱され、ときめいてしまい…!?

表題作既婚者ですけど、何か? (2)

芹沢啓太,新入社員
御門玲,部長,既婚者

その他の収録作品

  • 今になって気になること(描き下ろし)
  • レモンシャーベット(描き下ろし)
  • あとがき(描き下ろし)
  • 爪ひっかけたニャ(描き下ろし)

レビュー投稿数16

妄想がいよいよ現実を侵してきた

個人的に結構意外だったのが、離婚を晴子ちゃん側から言い出したこと。
御門部長はゲイでありながら、外で男をつくることもなく、わりと誠実に晴子ちゃんに接してきてて、恋というよりも家族愛的な?友達の延長線上のような関係に見えたので。
まぁ、お友達になりましょうってことなのかなぁ。
憎み合って離婚とかではなさそうなところが、よかったですが。
お互いが幸せになれたらいいなぁと思いました。

さて、御門部長の妄想?幻覚が、いよいよ強くなってきてますが、芹沢くんもなかなか雄みが増して来て、ワクワクしました。
タチ専っぽかった御門部長が、思わずネコ側を妄想してしまうほどの芹沢くんの素質、はやく見てみたいです。
3巻も楽しみ〜!

0

同じサイクルが続く

 うーん、2巻で若干中弛みしたような気がします。お互いが好意を自覚していく期間は確かに必要だったと思うけれど、1巻から変わらずそれぞれが妄想と現実の間で揺れて、1人で考えを完結させてしまうという流れを何度も繰り返しているような感じですよね。中立評価にするほどマイナスに感じたわけではないけれど、同じところをずっとぐるぐるしているような展開なので、少しだれてしまいました。この2人にはもっと相手をよく観察しながらの会話が必要ですね。もちろん、1人で突っ走って考えてしまうところが面白くもあるのですが。最終巻では、1巻を読んだ時のようなワクワク感が戻ってくることを期待しています。

1

芹沢ターンがきた~!

1巻で取り込まれてからも~夢中です!
御門と芹沢のキスで終わった前回…まさかの芹沢ターン!!!
一気読みだったので、振り返って楽しむ時間がなく、あのキスシーンの意味を考える余裕がなかった。

まさか芹沢の妄想だとは…一気にテンションがあがる面白さで、またまた夢中><
御門に劣情を抱いて葛藤する芹沢に、今まで通りセクハラ三昧な御門ですが、
既に御門への気持ちに気付いてしまった芹沢には堪らない拷問状態。
気持ちの持ちようが変われば、同じ行為も意味が変わっていく…心の声とともに、
触られる芹沢の心地よさそうな表情がエロくてゾクゾクする!表情描写の上手い作家さんだなぁ…。

上司で男性の既婚者に恋した芹沢が葛藤する描写が、コミカル、シリアスに描かれています。
他人様のものを横取りしようなんて…芹沢が想像する一コマに、
晴子が赤ちゃんになったバビーをおぶる場面は爆笑>< ブサイクなバビーに笑いました~バビー最高!

離れようとした芹沢は父のトラブルを御門に助けられ、
御門に必要とされていると知り、側にいることにした芹沢ですが御門への劣情が止まらない。

セクハラ部長御門ですが、毎度トラブル時の対応能力のカッコよさが抜群でギャップ萌えです。

そして、今までと違う芹沢の反応の変化に、御門も少し戸惑いを感じつつ、芹沢に抱かれる妄想を…。
タチ専の御門が受け妄想…1巻では受け感を出していた芹沢が、2巻では猛獣で明らかな攻め感。
やっぱり御門が受け?と、違う妄想で読み進めながらドキドキして楽しめました!このターン大好き!

活力の元でお気に入りのずりネタ相手と思っていた芹沢に、本気になっているかもしれない。
気持ちをなんとかごまかそうと晴子との時間を増やす御門が、
妄想だけでなく現実でも芹沢にかき乱されていく…。

働きに出てから晴子がどんどん元気になって、お嬢様だった晴子が社会に出て成長していく、
自信をもって輝く様子は見ていて元気になります。
離婚するだろうと予想はついていたんですが、この展開が一番しっくりくる。
御門は晴子を性的対象にはできなかったけれど、
パートナーとして支えあっていた事が解る描き下ろしで、御門が精神的に辛かった事が理解できました。

独身貴族に戻った御門ですが、夜遊びを開始しても以前のようにはいかず、しかもたたない。
芹沢だけに反応するカラダ、本気で好きになった相手はノンケ部下という現実に打ちのめされる御門。
独身の御門を狙う女子社員に焦りを感じた芹沢が、肉食になって動き始めるラスト…。
二人がお互いを観察しているような、なんとも言えないジレジレ感が堪りません><

きゃ~~早く次!
ですが、描き下ろしも見応えありでした。芹沢のニップルピアスの詳細から、
ニップルピアスを知った御門の妄想…実は出会いから何もない顔してニップルピアスをつけていた芹沢。
シャツの襟とネクタイ、スラックスはそのままに、上半身裸にニップルピアス…描写が最高ですよ。

1

恋に落ちて…

さて、1巻ラストのキスシーン。これは現実か妄想か…というところで2巻に続きましたが、やはり妄想でした(デスヨネー)。
ただ、これは御門ではなく、芹沢の妄想なんです!
御門で・は・な・く、芹沢の妄想なんです!!(大事なことなので2度言いました)。
毎日一緒にすごしていたせいなのか、それとも御門の妄想癖が感染したのか、セクハラ行為の意味を理解したからなのか、いつしか御門に恋してしまっていた芹沢。
そしてさすが体育会系。自分はバイかもしれない。自分は御門部長のことが好きなんだ!と、うだうだ悩まずはっきり自覚、肯定するところが素晴らしい。
しかし、既婚者であり、同性であり、自分の上司でもある御門に何かしでかすかもしれない今の状況は非常に危険。御門に何かやらかす前に退職願を準備する芹沢。
ところがそんな時芹沢の父が詐欺まがいの事件に巻き込まれ、パニックになった芹沢は御門に助けに求めることに…。
御門のお蔭で事件は解決。一度は御門の側を離れようと決意した芹沢でしたが、「君は俺にとってなくてはならない大切な存在なんだ」と言われ今まで通り御門の部下として働くことに。
しかし、御門に恋してしまった芹沢は、どんどん雄の顔になっていき…。

…あれ?そういえば御門部長?タチ専でしたよね???
それなのに芹沢の妄想に出てくる御門も、御門の妄想に出てくる御門も何故かネコ!!
今までは欲求不満の妄想のネタにしていただけの芹沢に本気で恋をしてしまった御門。
なんとか想いを振り切ろうとしますが、ある日、奥さんから、離婚を切り出されてしまいます。
一瞬落ち込みはしたものの、なら夜の帝王返り咲きとばかり夜の街に繰り出しますが、なんと勃たない…。

それぞれの少しだけ遅すぎた本気の恋が動き始めた2巻。
1巻に比べるとギャグは少な目でしたが、とても楽しく読めました。
特に、描き下ろしの「レモンシャーベット」。
お嬢様故何も自分でやってこなかった、何も教えて貰えなかった、
それを認め、一生懸命頑張る御門・妻を本当に応援したくなりました。
恋愛感情ではなかったけれど、御門と奥様の不思議な関係もとっても大好きです。

この作品、本当に嫌な登場人物がいなくて、それぞれが陰で一生懸命努力している姿も素晴らしい。
ともかく前向きな登場人物に元気をもらえる作品です。

エロ少な目でもこんなに満足出来るなんて…。

恋におちて、何もかもが変わって、新しい明日にチャレンジ出来そうになるこの作品。

ギャグだし、少々変態な部長も出てはきますが、大好きな一冊です!

2

まさかの逆転?!

1巻でかなりドキドキなところで終わったので、鼻息荒く2巻を読み始めました。はい。……ですよねー。このパターンで前回何回騙されたことか!

でも、やっぱり期待を裏切らない面白さです。
芹沢がどんどん部長ラブになってきて、今にも押し倒しそうなのに呼応してか、部長の方も芹沢のふとした男っぽい表情にメロメロになってきて、あのバリタチの御門玲さまがまさかのネコ妄想?!

離婚もしたし、豚猫もいないし、あとは一気に口説きおとしてー。

2

やっぱり面白い。

1巻よりは、ちょっとギャグが失速して、BLの恋愛部分を前面に出してきた感じです。

でも十分面白い!

正直、2巻で一番面白かった芹沢のモノローグ、引用してもいいですか。
『あの人のそばにい続けて、なにかの拍子に犯してしまったりでもしたら結局クビになるはず。
そしたら退職金は…バカいうな、退職金どころか訴えられるぞ。
って待てよ、なんで部長を犯す前提で物事を考えてんだ、俺は。
ケダモノかよ?』

この『ケダモノかよ?』のとこ好きすぎて…ほんともう…好き…。

巻末の、乳首ピアスの話も笑えました。乳首ピアスに…ネクタイ…。フフッ。

2

芹沢くんの変化が…!

萌えるという点は2巻の方がパワーアップしてて、評価は神寄りです。

表紙はアレですが、裏表紙は1巻表紙の逆転ver.♪
部長の腰に手を回しグッと顔を近づける芹沢くんと
頬を赤らめタジタジの部長の構図になってましたヾ(*´∀`*)ノ
かわいい!

さて、内容ですが。
天然で猥談すら通じなかった芹沢くんが…!
雄の顔に覚醒してる!!!

1話目のノホホンとした芹沢くんからガラリと変わり、大人のキリっと感が出ましたねぇ。
そんな芹沢くんのふとした表情にドキっとする部長( ´艸`) ♪
無自覚で目の保養と割り切りキャッキャしてた時から少しずつ変化が見えて萌えます。

そしてそして…!
部長攻めの妄想がとうとう…!!!

「抱きたい」じゃなくて「抱かれたい」になっちゃったw
これは滾るものがありましたねぇ。
すごいよ、芹沢くん。
夜の庭師の異名を持つバリタチが「抱かれたい」だよ?
どんなフェロモン持ってるんだよー!!(੭ु ˃̶͈̀ ω ˂̶͈́)੭ु⁾⁾

1巻では、
部長→芹沢くん「目の保養・潤い」
芹沢くん→部長「セクハラするけど尊敬する上司」
ぐらいの感情だった関係から、徐々に恋を自覚し始めるのにキュンキュンします。

その間で壁となるのは既婚者の事実。
芹沢くんモノローグは切なさ増し(;ω;)
傷ついたりショボンとする顔が切なキュンなのですよ。
なんか、急にタイトルの重みが感じられる。。。

この辺りの問題はキチンと解決するのですが、
前向きな円満解決なので嫌らしさがありません。
奥さんはすごく素敵な女性だなーと思いました。
BLに女性がガッツリ食い込んでるけど存在が煩くないのが良いです。

やー、しっかし、(何度も書くけど)芹沢くん雄みがね!!
女の子には体力バカで超鈍感だったみたいだけど、本気になるとまさかこんな風になるとは!!
部長にロックオンした時の表情なんて完全に攻め顔(∩´///`∩)
年下天然ワンコ部下かと思いきや年下執着ワンコ部下だったという嬉しい誤算♪

BのLが動き出す萌え萌えな2巻でした。
もぉぉぉ3巻が楽しみで楽しみで仕方ない(﹡´◡`﹡ )

4

妄想を通じて自覚する恋

ネタバレしてます。&Renta!限定の書き下ろしについてもレビューあり


一巻の最後で芹沢のほうからキスをしてきて、これはいつもの部長の妄想なのか?それとも現実なのか??
というところでまさかの続く・・!でしたが、なんとこれは部長の妄想じゃなくて芹沢の妄想だった!!
芹沢も妄想するようになっちゃったとは。
これは予想していなかった!

本当にうまいですねー。この作者さん。

芹沢自身もそんな衝動を抱いてしまったことに衝撃を受けるんだけど、部長が好きだという事に気付くんです。
だけど、相手は上司であり、何よりも奥さんがいる既婚者という事から気持ちに蓋をしようと思うのですが・・芹沢も妄想が止まらない・・・。
そして相変わらず仕掛けてくる部長のセクハラを楽しみにしたりするどころか、軽く流せず本気モードに入りそうになっちゃうまでに。

部長の妄想は相変わらずなんだけど、妄想では自分が受けになっているんです。
いいねー、こっちのほうが好み。そして芹沢相手に感じている表情が色っぽい。
そして「好きだ」と妄想の中で芹沢相手に言ってた自分に気づいて愕然とします。

それからはもう大変!
妄想が部長を支配しそうになってしまい、なんとか芹沢の妄想から逃れようとあれこれするんだけど逃れられない。

一方奥さんの晴子は、当初は何も出来ないお嬢ちゃんとして描かれていましたが、手に職をつけ、人としても成長し、自信をつけたところで部長との関係を見直した結果、別れを選ぶんです。
奥さんを部長と芹沢の関係の障害=邪魔者として描かれていないところがこの作品の良いところです。

一巻よりもギャグは控えめになっていて、その分三人の気持ちが丁寧に描かれていました。

そして、まさかのまた続き!!
もー早く妄想が実現してほしいっ!!!

ーーーーー
Renta!限定の書き下ろしについて

あの、部長って・・・駅弁とか好きだったりしますか?と聞かれた部長。
駅弁か・・・ずいぶんと唐突な質問だな、まぁ若い頃はけっこうハマってたかもしれないな
あれは力だけではなくかなりのテクニックを要する難易度の高い技だから 今はもう前みたいに夢中になることはないが・・・
どっちかってというと好きな方・・・かな。どうしたんだ?そんなプライベートな質問・・・
と期待に満ちた表情で振り返ると、駅弁を手にして無言で佇む芹沢が・・・。
二人で並んで駅弁を食べながら「ためになる情報ありがとうございました。」という芹沢。
顔を真っ赤にして言葉が出てこない部長・・・というオチでした。


6

お気に入り!

ランクインするような派手さはないものの、お気に入りの作品です!
たくさんBLを読んできて、印象に残っていたり読み返そうと思える数少ない作品の一つです。
奥さんとはお互いお見合いで政略結婚で。天然同士、恋愛感情はないまでもお互いを大事に、ほのぼの夫婦をしていたけれど、奥さんが内面的に成長して自立することに。
2人ともほんとに、天然でかわいい人たちなので応援したくなります。

都合のいい話かもしれないけれど、奥さんと別れたところで、主人公と部下の気持ちが盛り上がってきました(*´艸`*)
はじめの方は主人公が攻めてセクハラしてたのに、気持ちを自覚した部下の攻めの本能が目覚めてきました(✧Д✧) カッ!!
襲いたいところを抑えてる部下がエロくていい!主人公の妄想も本格的に抱かれる側になってきててエロい!
個人的には電話のシーンが好きです。お互い気持ちがあるのに抑えてる、みたいな緊張感がいいなと思います。

次巻が楽しみです。

4

あぁ、じれったい!

ゲイなのに親の言いなりで政略結婚した御門部長は、部下の芹沢をおかずに妄想、セクハラして、ゲイストレスを発散してきたわけですが、2巻になっていいなーと思う気持ちから恋心に発展。芹沢も御門部長に気持ちが向き始め、片思いに悩む。もう両想いじゃん!
最大の障害もなくなったわけだし、このまま想いを遂げあってしまえ!と焦らされたまま次巻に続きます…あぁ、じれったい!
次の3巻で、御門部長の妄想が現実になって、この焦れが解消されることを期待してます!

1

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