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kaerazu no kuni
久々にBL作品に泣かされました(T^T)
以下結構細かいあらすじ紹介です。
ネタバレがあまりという方は閲覧注意でお願いします。
今回のお話は高校時代に出会った攻:凪原と受:三波。はじまりは立ち入り禁止の屋上。そこで正反対の2人が出会い、意気投合していきます。何度か凪原の家に遊びに行く話が持ち上がるものの、行きたいのを我慢し「用事がある」と意味深な断り方をする三波。実は三波には『親友』の凪原にも打ち明けられない秘密があった。その日もまた急遽家に遊びに行く話が無くなり図書館にいた凪原は学校に残っていた三波を発見する。あとをつけてみると、そこには学校の教師と行為に及んでいた三波の姿が。凪原はドアを蹴破り教師を殴ってしまう。結局教師はクビ、凪原は停学、そして三波は学校に来なくなった。
ここで話は一気に社会人となった凪原へと変わる。凪原には結婚をも考えている彼女がいた。あの高校時代の騒動以来、三波とも会えていなかった。そんなある時、たまたま街中で三波と出くわす(偶然ってすごいw) 凪原は三波の気持ちに全く気づかず、彼女を紹介するとか言い出す。(おい凪原) 彼女の誘いもあって休日にご飯を食べないか電話をする凪原。しかし電話口から前にも聞いたことがあるあのフレーズ「用事がある」。ピンと来た凪原は三波を探しに行き、道端で男とキスをする三波を見て、男を殴った。そこで三波のカミングアウト。「俺と同じところまで来れないくせに」の言葉は凪原の心に刺さった。そして三波は再びいなくなった。凪原は結婚を考えていた彼女と別れ、仕事もやめて、三波を探した。ようやく三波を見つけ出した凪原は「お前を抱きに来た」と言った。三波は凪原の幸せを願い、「1回抱いたら元の生活に戻れ」と突き放す。翌朝タクシーに凪原を乗せ「振り返るな」という三波。サイドミラーごしに見た三波を見て凪原は驚く。いつもスラッと背筋を伸ばして立っていた三波が崩れ落ちて泣いていた。凪原はタクシーを降りて三波の元へ戻って、三波の心を溶かした。
「振り返るな」と言った三波が泣き崩れてしゃがみこむシーン、本当に目頭が熱くなりました。梶本潤先生のとある作品以来ぶりに久々にBLに泣かされました。
大槻ミゥ先生の作品はエロい中に考えさせられるストーリーが詰まっていて、毎回読んでいて感動します。
今回はホロリと来てしまうほどでした(私は結構涙腺弱いのでw)
大槻先生作品の中で順位をつけるとすれば、
間違いなくトップ3に入る作品だと思います!
ぜひお手に取ってみてください(*´∀`)♪
学校の屋上、偶然の遭遇。
たくさんの仲間がいても違和感だらけだった日常。
そんな日常がうそのように居心地の良い関係。
ずっとそんな日が続けばいい。そう思っていたものがある日をきっかけに突然終わってしまう。
教師に犯される受の姿を見てしまった攻。
助けようとした行動が騒ぎになった。
そのまま受はいなくなり、数年。。
運命の歯車は再度まわりだす~ところからのスタート。
学校を卒業して、仕事を始め、彼女との関係も順風満帆。
近いうちに両親に挨拶をな
ほのぼの展開からころがり落ちるように変化していく様は面白い。
ただ、もうすこし丁寧に描かれていてもよかったかなと思う部分は多々。
磁石のように引き寄せられる二人の関係はすごく良い。
だからこそ彼女最初からいなかったらよかったのになと。
なんとも不憫(苦笑
本当は先生との関係は~と告白する場面。
自分から誘うとか。
とんだエロビッチだな!!
けしらん!!
いらん妄想もおいしい今作でした。
ま、最終二人がしあわせならばそれでいい。
話はいい話だと思います。
しかし、どう考えても尺が足りない。こればっかりは仕方ないのですが、漫画だったら少なくとも2冊くらいはないときちんと消化出来ない話じゃないでしょうか。小説なら一冊でいけるかな。
全てに関して駆け足過ぎて、長い映画を早送りで見てしまった様な読後感です。
もう少し、細かく描写出来たら、すごくよかっただろうなあ。惜しい。
BLだと思って読んでるので、あの早さで彼女とああいう事になって彼女が完全にいなくなってしまうのも、まあ仕方ないかなあと思いつつも、かなり不自然ですよね(汗)
あと先生はともかく、彼氏もいきなり殴るかなあ。ちょっと後者は、大人の行動として怖いです。
彼氏も何かすっごいモブで(笑)
うーん、色々勿体ない!
ちょっと離れていた作家さんです。受の子が女の子過ぎてもういいかなーと。久々に読んでみたら、これは結構よかったです。女の子っぽくなくて。
ただ同棲までしていた彼女と、そんなに簡単に別れられるものかなーとついつい女側に立って思ってしまいました。
小説で読むような内容の本だったな…
というのが、読み終わった後にまず思った事でした。
感動を呼ぶ流れの物語ではあったけれど、
キャラクターの心情の変化に納得したり、愛着を持ったりするには、
この本1冊じゃ足りないなぁ…と、わたしは感じました。
もっと、内面の心情の揺れと葛藤をじっくり、
できれば、前後巻2冊で読ませて欲しかったです。
高校時代、
気だるそうに授業をサボっては先生に怒られていた攻め(表紙上)と、
優等生で女子からもキャーキャー言われていた受け(表紙下)。
タイプの違うふたりが、
同じ時間に屋上で授業をサボっていて出会い、
他の友人達とは違う不思議な心地よさを感じ、親密になっていく。
特別な友達……通じ合い、分かり合ってる…
そんな風に攻めは感じていたけれど、受けは同じ気持ちではなくて…。
ある日、
学校で受けが教師に犯されているのを攻めは目撃してしまい、
衝動的に教師を殴り、受けを助けるけれど、
この事件のせいで受けは転校してしまって、ふたりは疎遠に。
そしてその後、
攻めは結婚を考えている彼女がいる状態で、受けに再会して……
多分高校時代から受けは攻めのことが好きだったんだろうけど、
でも、合意のうえで教師とセックスしていて、
攻めと再会してからも男の恋人がいて、体を重ねている。
そして攻めにも、
結婚も考えて親に紹介する予定の大事に想っている彼女が。
それらの恋人達を捨ててふたりは結ばれるわけですが、
その葛藤がほとんど描かれていないので、
それほど特別で強い想いがふたりにはあるってことなんだろうけど、
情に薄い印象もぬぐえなくて、正直読んでいてモヤモヤ…。
特に攻めは、ついこの間まで、
受けへの恋愛感情を自覚してなかったようなのに、
アッサリ彼女を捨てて受けを追っかけるし、
受けと分かり合ってるわけじゃなかったのに、何の躊躇もなくて、
途中で早送りされて話が進んでいるように感じてしまいました。
でも、ふたりの初めてのセックスが普通に…ではなくて、
攻めを彼女の元へ返すつもりで、
目隠しをして手を縛った攻めに、受けが一方的に乗っかって、
涙を零しながら…
だけど、事後は毅然としたクールな態度で…っていうのは、
受けの性格が表われていて、引き込まれる上手い描き方でした。
感動的!という物語なだけに、
それならもっと…!と色々気になってしまって、
そんな自分が残念です…(>_<)