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mittomonai koi
腐女子の親友に「君は絶対この作家が好きだろう」と勧められて買った本です。
大正解でした。
短編集なのに2人の関係性がよく分かるし、とってもいい具合に痛くて可愛そうでみっともなくて可愛かったです。とにかく最高でした。
癖でしかなかったです。ありがたや……
◾️表題
半分程度こちらの作品。ハマるときに読めばハマりそうな気もするけど、自分にとっては今ではなかった。うーん永遠にときは来ないかもしれない。絵柄によってもっとおどろおどろしいものにもなりそうなところ、森世先生はその絵柄でバランス保ってる作品が多い気がする。大体登場人物たちの目が笑ってない印象。男女だと成立が難しい関係性に落ち着いたところはBLらしくて好き。どこまでいっても腕力が拮抗しないと。
◾️恋しいこぶし
急にコマの外が黒くなったので、夢か回想かに突入したのかと…
◾️誰にもなれない
救いのない胸くそ系作品
◾️青少年流バイオレンス,レジスタンス,モノポリー
一周回って平和な作品。表題作から毒を抜くとこうなる。全体的にモラルがない感じ、同じ人が描いてる作品の集合した一冊だなぁと。
中立〜萌
表題作以外にもいろいろ入ってるけど全部しんどい。全体的に路地裏の暗い話多め。流血表現めっちゃあるの。甘々しか求めてない人にはおすすめ出来ないけど泣いちゃうくらいくるしいほうが好きな人はほんとおすすめ。
とにかく受け攻めどっちか(どっちも?)がとにかくイカレててやばい。感情移入して吐きそうになる。そんな話が読みたい人ほんと読んで。
こういう誰にもみられない隅に置かれた汚い(褒めてる)話がちょうすきなので広めたい読んでほしい!!
あと表紙の装丁凝っててすき〜。
表題作: みっともない恋
評価: しゅみじゃない
ヤンデレ×健気ゲイ。
いやなんかひたすら衝撃的でした...
自分勝手にひたすら監禁・暴力・強姦...。
受に死ねと言ったかと思えば今度は殺してくれ、と......なかなかの攻でした。ひたすら受けが可哀想すぎた...ヤンデレ執着攻めだけど、受への愛情は全く感じませんでした。寂しいからただただなんの文句も言わない子がひとり居てくれればいい、ただそれだけの関係なら、もはや普通にペットとかでいいじゃん.......
同時収録作品
評価: 中立
どれも痛々しい作品でした...
作者買いでしたが、これはまたすごい作品ばかりだこと......BL本に"愛情"を1番求める自分には向いていませんでした......
森世先生初読み。
で、バッド!毒!痛み!…ていうのは一応知ってはいたんだけど。
やっぱり口当たりは悪かった…
年齢的なのもあると思う。
若い時、こういうの好きだった。スカッとしたし、自分の露悪的快感もあったようにも思う。
だけど、実世界は自分に関係なくても本当に嫌な事にまみれてて、少なからず巻き込まれたり、笑えない他人の不幸を見て見ぬ振りしたり、そんな年月があるともう鬱展開を娯楽にして楽しむ気分が無くなんのよね。
で、本作。
「みっともない恋」
まず目に入るのが墓場レイプ。
はぁ〜あ…こういうのか。ともう口の中が不味い。
主人公はあまり言いたい事も言わない大人しい子。
カッコいい先輩に思いがけず告られて付き合い始めるが…
はい、この先輩が病的執着のDV野郎になります。先輩ももちろんトラウマ持ちね。
怖いね。
人が一番怖いね。
「恋しいこぶし」
ドM性癖を言えず、バイト先でデカい態度を取る映見。
それを快く思わない先輩に襲われてボッコボコにされるが、ご本人は実は感じまくってる。
初めはこれは夢か妄想の場面かと思ってたからこのまま終わって逆にびっくり。
「誰にもなれない」
収録作の中で一番鬱い。
でもこういうのにゾクっとくる層もいるのはよくわかる。
とにかく受けの少年が不憫です。可哀想で救いのない受けを読みたい人に。
攻め(?)の人生の中にも何か特大の不幸を望む。
「青少年流バイオレンス」
「青少年流レジスタンス」
「青少年流モノポリー」
ケンカ大好き高校生が、ノリのいい転校生と付き合って、ノリノリの恋愛関係。
なんかとっても軽やかね。男同士、とか全然気にしてない。
で、後ろの快感や、痛くされたりの快感や、束縛されることの快感や、そんなアレコレに揉みしだかれる青春ってカンジ?
まあ「メス堕ち」したってことなんだろうけど、2人に上下関係はなくて、友達恋人みたいな感じですね。
この作品は線画が細く描写が綺麗なので、泣き姿や、哀しい表情、困惑している顔など読者に各登場人物の思いが細く伝わってきます。また、短編もこの作品にはかかれていますので、この作品だけの話だけではないというのがより読者側としては楽しめる作品となっています。
これは評価が二分されるのも納得の作品。ザ・バッドエンド集というような後味が悪いものばかりを集めた作品ではありません。4作品中、本当にバドエンの雰囲気だったのは1つだけでした。ただ、どの作品も途中の展開やプレイがエグかったり特殊だったりしたので、読む人を選ぶだろうなぁとは思います。森世先生の可愛い絵で、ディープな短編を楽しみたいという方にはオススメです。地雷が多いという方は十分お気を付けください。
◆みっともない恋(表題作)
思いやりのある人当たりの良かった攻めが、受けへの愛を拗らせて、どんどん過激な行為に走っていきます。私はサイコパスというのは自分を客観的に見ることもできる人間だと独自に解釈しているので、この作品の攻めの蛍介はサイコとかいうよりは、自分の愛による行為が当然だと思っている、自分の異常さが本当に分からない、どちらかというとストーカー気質のキャラであるように感じました。
独占欲、相手を自分の手元に置いておきたい願望が強くなり、軟禁や殺人未遂にまで至ってしまう蛍介。私は自分の欲求のままに行動する人間を時々無性に見たくなるので、とても満足でした。蛍介が最後まで改心しなくても良かったけれど、受けの和泉の懐の深さや、相手を好きになってから徐々に真の姿が見え始めるという順番だと、そう簡単に相手を嫌いにはなれないんだという現実を見せてくれていたようにも思うので、良い終わり方だったと思います。
◆誰にもなれない
後味の悪い作品です。途中まではノンケの世界が、飲み会のノリでキスした友人の窓太にどきっとしたりして、いい感じに恋が始まるんじゃと期待させてくれます。が、ちょっとした誤解から生まれた苛つきが抑えられず、カミングアウトした窓太を世界は性欲処理道具として冷たく扱います。最初はどちらも魅力的なキャラだと思っていたのでバドエンだったのは残念ですが、これもそう簡単には親しい人の性癖を受け入れられない人間の現実を見せてくれた作品だったように感じました。
◆青少年流バイオレンス
『こぼれる、』にも収録されていたCPですね。攻めの終平が強い相手を痛めつけて泣かせることに興奮するという性癖を持っているのでプレイはそれなりに過激ですが、話のトーンとしてはギャグ度が高いので終始明るい印象で楽しく読めました。最後を飾るのに相応しい作品だったと思います。受けの鳩が喧嘩が強いのに毎回終平の下に甘んじて、スパンキングなどで感じていくようになるのはエロいですよね。強気受けが泣かされるのが大好きな方は、大満足できると思います。
評価が高いのに、萌えられず。こういうときがっかりします。
〈みっともない恋〉
先輩の歪みっぷりに暴力や監禁まで。しかもお墓の前でレイプやお墓を破壊。
受けも何だかんだ言っても先輩に依存してるだけのような。
〈恋しいこぶし〉
ドM受けと実はドS攻めのカップルだったのですね。
店長の報復が気持ち悪くて。
浮気と勘違いした攻めが受けをボコボコにして犯すのも、可愛いって興奮するのも受け止められませんでした。
〈誰にもなれない〉
凄く構ってくる友達が豹変して。勝手にお膳立てして勝手に怒って勝手にアナルオナニー強要して、何で?好きだったのにこの仕打ち。主人公はなぜされるがまま?友達のクズさと主人公の救いのなさに絶望的になりました。
〈青少年流…シリーズ〉
暴力による快楽を仕込まれる受け。もうダメでした。攻めにやりたい放題されちゃう受け。最後のトイレも全く萌えず。
ドSや暴力での支配や理不尽はとことんダメだとわからせてくれた本でした。
「男子、隣人と食せよ」が良かったので、森世さんの他の作品も購入してみました。
本作と「こぼれる、」「あいとまこと」「ロマンティック上等」すべて読んでみましたが…。
わーお。
どれもだめでした。
「男子、隣人とー」で森世さんワールドに入る人の方が少数派なのでしょうか。
森世さんの描く作品の傾向を知らなすぎて、何の準備もないまま毒を正面から食らってしまいました。
以下の項目に当てはまる方にはおすすめしません。
逆に当てはまらない方にはおすすめです。
・暴力反対!ダメ、絶対!
・片方が絶対服従なんていう対等ではない関係は、恋愛とは認めない!
・痛めつけることで実感できる愛情って、もはや執着でしかないと思う
・SやらMやらはマックでも頼まない派
・家畜には興味があるけれど、鬼畜には全く興味がない
とりあえず心が荒みました。
庶民には高すぎるハードルなので、もしわたしのように「男子ー」から森世さんに興味を持って、他の作品も読んでみようかなと考えている方の参考になれば幸いです。
タイトル通り、表題作「みっともない恋」のヤンデレ攻めが素晴らしかったです!
愛情に飢えた攻めが必死に受けを繋ぎ止めようとヤンデレ行為に走ってしまうシーンはたまりませんでした…!
そして、攻めにひどいことをされても嫌われたくない、一人になりたくないと耐え抜き、攻めを愛し続けた受けもとても良かったです。
二人の愛がすれ違ってしまうのが切なかったのですが、ラストは本当に感動しました。
ヤンデレ攻めが好きな方にはぜひ読んでいただきたい作品です。
作者様の絵に惹かれて購入しました。
ページを開いてびっくり、初っ端から墓場で致していて驚きましたが、執着し暴力を振るう先輩×健気な受けとても良かったです。
他にも短編が収録されており、そちらも素敵な作品でした。
『誰にもなれない』特にこの作品の、救いのない終わり方がとても好きです。万人受けするかどうかはわかりませんが、私の好みでした。
ぜひ読んでみて欲しいです。
わたしはこの本が読みたすぎてお取り寄せさせていただきました(^^;
受けがとても可哀想です。不憫受けが好きな方では見るのが辛いかもしれないですね。
わたしは好きなのでここまでの作品になかなか出会えなかったのでとても嬉しいです。
短編がたくさんあります。
1つ目はSM要素がありワンコ攻め可愛くて萌えます。
2つ目の短編は救いのない話があります。これも人を選ぶかもしれません。わたしは好きでした。
最後の話はとても明るく萌えるので不憫受けが苦手な方も全然読めると思います。最高でした。
表題作はなんとか最後に希望が見えた話だったのでそこまで辛い話ではないです。
ぜひ読んでみてください。
作者様のこぼれる、が良かったので購入。
ですが、こちらは攻めの病み度が高くて、しんどかったです。
いくら愛があっても手が出てしまうと受け入れ難いです。。
しかも受けのことが好きだからというより、自分に都合の良い存在が欲しいだけのような気がしてイマイチ萌えませんでした。
あんなに殴られて受けはどうして好きでいられるのか、もはや強迫観念なのではと思ってしまいます。
後半の短編も痛々しいのが多かったです。
青少年シリーズはこぼれる、で続きを読んでとっても面白かったので、馴れ初めが見れて良かったのですが、期待し過ぎちゃってました。
まず装丁がイイですね◎
店頭で買うのはちょっと恥ずかしいけどw
カバー下まで描かれた漫画、1ページ目から濡れ場というサービス精神もイイですね◎
表題は攻め→受けの強烈な矢印の根拠が不明。
間2作は設定以上のことは起きない。
短編集で萌えるには、全体的に切ない甘さが少ないように感じるが、
最後の連作「青少年流」がよかった。
周囲の友人たちがわいわいしながら普通に受け入れているのが和む~。
ヤンキー受けの子がバカ可愛い。こんなDKは天使。
しかし表題でいきなり墓場で犯されているのは新鮮だったw
この本で森世さんのファンになりました!
ですが内容によっては個人的にちょっと苦手なやつも…
『みっともない恋』
普段誰にでも人当たりがよくて爽やかな印象の黒川先輩
ちょっと暗くて言いたいことも言えない和泉
読んでみると思っていた以上に黒川先輩が病んでいました。
今まで特別だと思う人間がいなかったから出さずにいた感情を和泉という特別な人を見つけてしまい嫉妬や怒りを抑えきれずそのまま相手にぶつけて、お互いがお互いに何を求めてるのかわかんなくなっていきます。負の連鎖です。。。笑
ですが思いのほか和泉がメンタル強い!!そのおかげで黒川先輩も救われた。最後にはやられたらやり返すと言っているし!受けかメンタル強いとなんだか安心します。
『恋しいこぶし』
強気受け!大好きなタイプ!!でも予想以上にボコられてる…
同じバイトの遠藤くんに恋人がなかなか酷いことされてるの見たのに普通に返しちゃうのか!!笑
と思ってしまいました。ドMなのはわかるんだけども。
『誰にもなれない』
これは、、、救いがないです。
やっぱり個人的にはなんだかんだ受けにハマっちゃうっていう攻めが好きだから悲しかったです。
『青少年流バイオレンス』
とっても良かった!!むしろこの2人の話をもっと読みたい!!
ケンカ強くてちょいヤンキーな鳩
可愛い顔してるのに実は好きな子の泣き顔にゾクゾクしちゃう終平
叩かれるのなんか絶対嫌だと言っていたのにどんどん終平にメロメロにされていく鳩が可愛すぎました。
本当は自分が攻めだと思って色々仕掛けたのに終平のテクに負けて
もう女と付き合えないかもな〜と軽〜く言ってるのに爆笑しました
この2人の話だけなら個人的には神評価でした!
表紙の絵とピンク色のタイトルが印象的だったので購入。
・みっともない恋(4話)
・恋しいこぶし
・誰にもなれない
・青少年流シリーズ(3話)
の4つのお話が入った短編集。
読み終わっての感想はただ一言、痛い!
執着攻めも監禁物もSMも嫌いじゃない、設定によってはとっても萌えるんです。
でもでもでも暴力描写は萌えないんだなー。
『みっともない恋』
一見人当たりが良くて優しそうな黒川先輩の受けの和泉に対する執着が怖い。
そんな風になってしまったのは黒川の家庭環境によるものだとあとでわかるんですけど、もう少し和泉の話聞いたげてーって言いたくなる、そんな黒川先輩の表情が秀逸なお話。
『恋しいこぶし』
ホントは痛くされないと満足にイけないドMなのに、ついつい上から目線でわがまま、自己中な態度をとってしまう受けが、ひょんな事からそれがばれて・・・なんだかんだでバカップルなお話。
こちらも暴力描写はあるけど、4つの話の中で一番好きかな。
『誰にもなれない』
このお話は切なくて救いはないです。
これはツライ。
『青少年流バイオレンス・レジスタンス・モノポリー』
攻めの終平がケンカ売られている所を受けの鳩が助けたのがきっかけで付き合う事に。
Sな終平と叩かれたり痛くされたりするのがだんだん気持ち良くなってくるヤンキー鳩のドタバタ青春LOVEなお話。
受けの鳩が単純で愛すべきおバカって感じで可愛らしいです。
帯の【不器用で、そしてイビツなクレイジーラブ】にホイホイされて買った一冊なんですが、「病み系」で片付けてしまっては勿体ないくらいに人間のディープな部分をBLに落とし込んでいる作品集でした。
これ、デビューコミックスなんだ…衝撃(*゚△゚)
テンプレ脱却系の作家様にまた一人、期待の新星登場!って感じです。
肉体的にも精神的にも痛いお話が2作品、肉体的に痛いお話が2作品と、すべて痛いうえに尚且つ痛みの種類がバラエティに富んでいるので、痛いのが好きな人にはかなり満足度の高い一冊じゃないかなと思います。
私は表題作と『誰にもなれない』が中でも特に好きです!
『みっともない恋』(全4話)
人間の狂気と愛情はまさに紙一重だなと。
一瞬光が見えたかと思ったら闇に突き落とされる展開の繰り返しに怖さを感じながらもどっぷりとのめり込んでしまいました。
明るくて誰にでも優しい人気者の〔蛍介〕と、内向的で人と関わることが苦手な〔和泉〕の、背筋がざわざわするような危なっかしいラブストーリーです。
お墓での強姦シーンから始まり途中に墓石を壊すシーンがあるので一読目は胸糞悪さが勝ってしまうんですが、最後まで読んだうえで読み返せばこれが一番分かりやすい表現方法だったのかもな~と思いますので、めげずに読んでみてください。
人と関わるのが苦手な人は、自分を決して否定することのない死人(有馬)を心の逃げ場にしてしまっていた和泉の気持ちが解ると思うし、「同じだよ」って言葉が持つパワーを知ってる人は、和泉が蛍介から逃げなかった理由が解ると思う。
一歩間違えれば共依存に陥ってもおかしくない二人なんだけど、それを回避できたのは和泉の強さで、しかもそれは蛍介が和泉の逃げ場(=有馬の墓)を壊したことで、和泉が自分のダメだった部分に気付いて手に入れた強さなんですよね。
蛍介の歪んだ愛情表現が和泉を変わらせて、その和泉が昔の自分と同じように傷付かない方に逃げようとしている蛍介を救うという、二人の危うい関係性で成し遂げた光の獲得に思わず拍手でした。
こういうのは読んでる方も救われます。
待ってれば王子様が現れて闇から連れ出してくれるなんてのは現実には起こらないおとぎ話ですしね。
ただこれ一つ残念なのは、第3話の蛍介が母親と話すシーンは要らなかったんじゃないかなぁ?
冗長に感じるだけでなく、蛍介の闇が限定されてしまう気がしました。
人の闇って色んな負の要素が積み重なった結果だと思うので。
『恋しいこぶし』
ドMの女王様ってやばい!普通のMより更に可愛い!!
また一つ新しい扉を開けた気がします(笑)
しかも相手がワンコで、加減できなくて暴走しちゃう系のこれまた私が大好きな攻め君!
自分でめちゃくちゃにしといて受けが気絶したら焦って泣くとか反則だろ~
危ないから、次からはちゃんと加減を勉強して痛みを与えてあげてねって感じです。
『誰にもなれない』
漫画としての出来映えの良さって意味では、この作品がダントツ良かったです。
作家様の掌の上で、作家様の意図する方向へ右へ左へとまんまと転がされました。
読み終わって茫然としてしまった…
幸せになれない窓太(受け)は可哀想だけど、ここで「ありがとう」ってしか言えない彼はやっぱ光は掴めないよ、可哀想だけど。
でも自分は自分でしかないと気付いたのなら未来を変えられる可能性もあるんじゃないかな?と思いたい。
『青少年流』シリーズ(全3話)
可愛い顔したS攻めにノーマル受けがMに目覚めさせられる話。
目覚めさせられるって言っても元々Mの素質有りな受け君なので、S目線で一発で見抜かれてしまったって感じですね。
これはストレートに可愛くて、めちゃ萌えます!
スパンキングとかが嫌じゃなければ、4作品の中では唯一難なく読めるお話だと思います。
鳩(受け)が上になりたくて頑張ってるけど、どー見ても下だもん無理だよw
自分の性癖に必死に抗おうとするMがこれまた超可愛いです(*´˘`*)
最後の、お漏らしさせられて泣いちゃって締まり悪くなってるところを突かれてまた漏れちゃってる鳩があまりにも可愛かったのでジタバタ悶えましたが、読み終わって正気に戻ったらだいぶん変態な気がして自分の趣味に若干嫌気がさしました。
今月発売される2ndコミックス(ロマンティック上等)はオメガバースモノなんですね~
オメガバースって興味なかったけど、この方のなら読んでみたいかも。
先に言っておきますがおもしろかったです。
萌えは個人的になかったかもしれません。
ゾクっとしました。
ただ、いろいろ胸が痛くて私がまた読み返すのにすごい体力使うだろうなぁと思います。しばらく寝かせておきます・・・
糖度の高いあまい本を読みたくなりました。
そのくらい私の中でけっこう衝撃でした。
ただ両思いになるだけでなく、そこから突き落とされるような感覚にもう圧巻というかなんというか・・・すべての作品一筋縄ではいかないです。
途中まで読んで、ああ・・・お願い普通に幸せなカップル見せて・・・!って思ってしまいました(笑)
重い系、病んでる系が好きな方には全力でおすすめします!
次回作も少し怖いですが必ず手にとってみたいと思います。
魅力ある作品、作家さんだと思います。イラストも好きです。
表紙見て気になってたものの「ボコり受け」「不憫受け」のワードに尻込みしてました。でも怖いもの見たさが勝って購入したのですが
萌 え ま し た ! !
普段甘々で溺愛するものを好んで読んでるので、慣れない傷に腹にズドーンとクるものはあるんだけど、ああ・・・こういう愛の形もいいなぁ と素直に受け入れらたというか。。。
1つだけ地雷が混ざってて胸糞に落ちたけど、その次に入ってたお話が普通にLOVEタップリで、読後感も◎ いくつかのお話が入ってましたが、収録順に感謝したのは初めてです(・∀・)b☆
◆みっともない恋
ゲイということを誰にも言えず、唯一の理解者はお墓の中という、人付き合いが苦手な受け。
金持ちで人気者だけど、実は愛情の受け取り方も与え方も知らず、狂気に満ちた表現しか出来ない攻め。
の、お話です。攻めの執着の仕方がほんっと怖いんです。
受けは今まで誰にも言えず抱えてたゲイという事実を受け入れてもらえる幸せを知り、殴られ監禁されるようになっても何も言えません。攻めに「普通の愛の言葉」は伝わらないと、何されても必死に手探りでそばに居るのです。でも攻めは殺してくれと言い出し・・・。
ううーん、難しい(メンドくさい)お人ですなー
ラストは救いも希望も持てる終わりです。
裏表紙に《愛で、壊される》とかいてあるのですが、壊れたのを再度構築していくのも愛なんだなーと。シミジミ( ̄v ̄)
◆恋しいこぶし
このお話も受けが殴られてるけど、これはプレイです(=´∀`)♪
痛くされないとイケないドM受け。
攻めは純真ワンコで「言われた事ならなんでもするよ!」な子なので・・・ドカンとイッちゃったんだよ。手加減なしに。
終わった後に「加減がわからなくてごめんなさい」と泣く攻めが可愛かったー(^/// ^)
あ、攻め以外にも殴られてヤられかける描写あるので注意ですが、これは自業自得なので私は気になりませんでした( ̄▽ ̄)
◆誰にもなれない
私的地雷。もう2度と読み返せない。受けがひたすら不憫。
愛なしはツライ・・・。
◆青少年流バイオレンス
スッゴく良かった!!!萌え!!!
あらすじはザックリ言うと、ケンカ大好きヤンキーが(ケンカがしたくて)助けた相手に惚れられて・・・って話なんだけど、ヤンキーが受けに回る過程が描かれてますヾ(*´∀`*)ノ
スパンキングされて最初は怒るんだけど「ん?あれ?・・・痛いのが気持ちい・・い・・?あれ?」ってなって、気付けば攻めの思うツボにハマってるというww
攻めも痛がるのを喜んで見てて少し歪んでるんだけど、エチの最中以外は普通の恋人同士でラブラブバカップル♡
受けがアホの子でお話はコミカルに明るい。スパンキング興味なくてもヤンキー受けが可愛くて可愛くて萌えましたっ(///Д///)
◆青少年流レジスタンス
ポジション争いしてます(^//^)好き〜!
結局攻めきれなくて良いようにされて、「受け人生」に幸せを見出してしまったヤンキー受けwwサッパリしてて可愛い!
◆青少年流モノポリー
コレも良かったー!!!
チョットした行き違いからバカップルが別れ話に発展するんだけど
このヤンキー可 愛 ス ギ る (///Д///)はぅぅぅ
「お・・・オレ、さっきからずっと謝ってるのにっ・・・」
「なんでゆるしてくれねーんだよ」
泣きながらこのセリフに萌え禿げた。そして貰い泣きした( ;Д;)
仲直りのとことかすっっごく可愛いんだよおおお!!
普通に甘々が堪能出来るお話でしたヾ(*´∀`*)ノ
で、最後にコレが入ってるおかげで、ニヤニヤしながら読み終えて満足ー!
痛いのとかボコり愛に躊躇しましたがどれも根本には愛があるので、思ったよりハードル低かったです。(1話除いて)買って良かった!読めて良かった!と思える本でした.(=´∀`)
期待の新人、森世さんによる待望の初コミックス。
表題作に加え、2編の短編と3編のシリーズものが収録されており、
どの作品も”痛々しさ”がキーワードになっています。
わたしにとって、森世さん作品の印象は”無色透明の狂気”。
特に笑顔の描写から漂う狂気が物凄くて、
すがる想いも、ちいさな希望も、容赦なく呑み込んでしまう
ある意味無邪気で迷いや色(色彩)のない”狂気”。
アンソロ・BABYで『みっともない恋』の第一回目の連載を読んだとき
まさにこの狂気が、ありありと描かれていて
とてもゾクゾクしたし、自分でも驚くほど高揚したことを
今でも鮮明に覚えています。
それ以来必死にアンソロの連載を追いかけてしまうくらいでした。
お金持ちで友達も多く、女の子にもモテモテで
人あたりの良い大学生の蛍介先輩、
そんな先輩と付き合うことになった素朴で地味めの和泉(ゲイ)。
はじめはやさしかった先輩が、少しずつ異常な独占欲を見せはじめ
暴力と共に狂気が垣間見えてくるようになり―
コミックスを読んで驚いたのが、大幅な加筆修正でした。
これにより、蛍介先輩の心の病みがどこから来たものなのか
そんな彼を和泉がどう受け止めて、気持ちの着地点を見出すのか
非常に軸がしっかりとした読み易い物語になっていました。
けれど個人的には、森世さんの魅力でもある”無色透明の狂気”に
折り目正しいような”色”がつけられたようで
少なからずショックを受けました。
痛々しさや狂気の描写が削られたわけではないのですが、
説明過多が仇となり、言葉にならない、
匂いも色も温度も感じないようなあの狂気の魅力が
半減させられてしまったような、そんな印象を受けました。
その点から考えて、森世さんの魅力が存分に発揮されているのが
今作に収録されている『誰にもなれない』だと思います。
自慰を強要させながら『ホモは嫌いだ』と言い放つ
良い友達の面を被った世界の笑顔は狂気全開で、
その狂気に呑まれるしかない窓太が
哀れで仕方ないのだけど、読み手も一緒に呑まれていく。
『これからも相手してやるよ。良かったな』
『ありがとう』
すごくゾクゾクした読後でした。
上記以外の収録作品、高校生ものの『青少年流』シリーズも
『恋しいこぶし』も痛々しさは伴うものの、
それぞれに独特の読み応えが詰まっています。
森世さん作品の持ち味は、”狂気”だけではなく
独自のしたたかなユーモアやコミカルシーンもおすすめで必見。
今作の表題作『みっともない恋』については
あくまでも個人的に複雑な想いはありますが
2ndコミックスの発売も近日予定されていて、
ますます目が離せない作家さんということに変わりはありません。
森世さん作品、今後も楽しみにしています!
待ってました!!
森世コミックス。
ふゅーじょんのテーマアンソロを追っていたら、いつのまにかお気に入り作家になっていました。さて、テーマがそういうものだったこともあり、この一冊はどうしてもボコる系の話が多いのですが...でも、え!なんで?というものは私には無かったです。私の場合作者の作品はいつも展開が好きで引き付けられるのと、逃げ道はあるだろうと感じられるので、どこかで安心して読めると思っているところがあるのかもしれません。だけど、暴力的なシーンは確かにとても多いので、苦手な方にはおすすめしません。カバーについて、タイトルや大きな文字はすべて凝ったエンボス加工になっていて、淡色の中に映えるネオンピンクがステキです。
シリアスめな精神的にも痛いもの(表題作)と、痛くても元気よく可愛いもの(同時収録作・中編)が入っていて、その間に2つ短めの作品が収録されています。表題『みっともない恋』は、大幅な修正と書き下ろしを加え編集されているとのこと。お墓のHシーンから始まるのが衝撃的で、なにがあってもお墓はやめてほしいですがストーリー上しかたないと思うことにしました...でも嫌。とにかく、彼らがお互いあきらめないようにいられてよかったです。
『みっともない恋(4話)』
『恋しいこぶし』初出:ボコられ受
『誰にもなれない』初出:不憫優等生受
『青少年流バイオレンス』初出:ヤンキー受
『青少年流レジスタンス』初出:へんたいプレイ
『青少年流モノポリー』初出:BABYvol.08r 特殊プレイ おもらし
私はどれもそれぞれに好きですが、特に最後の青少年流シリーズ(やんちゃ×やんちゃ・高校生もの)が、タイトル含め大のお気に入り作品です。ケンカが好きな明るい鳩が、転校生の終平を助けてあげるところから始まります。すると、強くてやさしい鳩は、その場で終平にめちゃめちゃ気に入られちゃうんですね。ぶちゅーっとされてしまう(笑)。
なにすんの痛いんだけど...あれ?の、"新境地の幕開け"から、抵抗し逆襲を試みるが...あれ?嫌がることはされてなかった?あれ...なんだこれ独占欲?どうしようどうしよう、と進んでいき、半ばムリヤリ系のHシーンがいっぱいですが、同時に心理描写からも目が離せませんでした。本当は反撃しようと思えばできるのに、しないことを選んでるようなところがポイントかもしれませんね。でも一番は、とにかくこのふたりがカワイイのです、特に鳩は元気いっぱいで、一生懸命で。登場する受けたちはみんな可愛かった~かわいそうな子もいるんだけどね。
あとがき含め、240ページ弱です。とてもよい具合のボリュームだと感じました。ほかに、作者の9月発売予定コミックス『ロマンティック上等』の試し読みが挟まっていましたよ。個人的には、特殊テーマじゃない作品がリリースされるのを楽しみにしています。
この可愛い絵がとても好きなのですよねぇ、特に横顔。
詩雪さんへ
コメントありがとうございます♡
『みっともない恋』のアンソロでの最終回は、実はやや唐突で、「えっ、これで終わりなの?!」という感じだったんです(因みに単行本は全4話ですが、本誌は全3話でした)。森世さん自身も、本誌のコメント欄で『力及ばずで』とおっしゃっていて、同時に『描き下ろしでワンチャン(ス)』と描き下ろしへの意欲を高めていらっしゃっていたくらい。
なので、今回の加筆は、その唐突さを補正しつつ、読み手にとって感情移入しやすい足掛かりとなるものとなっていて、本誌を読んでいた多くの方にとっても、納得のいく作品に仕上がっていると思います。
ただわたしが、本当に個人的に、補正とか読み易さなんてどこ吹く風の、そういう類のものを超越した、森世さんならではの世界観の描き下ろしを期待していたので、複雑な気持ちになってしまったというか...
うーん、本当にうまく言えない...貧相な表現力でごめんなさい。でも、詩雪さんが少しでも、何かを感じ取ってくださったなら嬉しいし、わたしも詩雪さん同様、伝わるものがあるって信じたいです。すごく自分本位なレビューだけれど、投稿して良かった。(読んでくださっている方々にも感謝に堪えません!)
これからも共に、森世さん作品を楽しみましょうね♪
冬草
暴力描写があるため苦手な方にはおすすめできないですね。攻めを理解しようとする受けに心が打たれました。どんなに相手を想ってもそれが伝わらないところにもどかしさを感じました。ですか最終的に共に歩んでいくようになるのでそこで気持ちが救われました。個人的には『誰にもなれない』が良かったです。受けがせつなくてせつなくて…攻め?の目つきが変わり一人プレイを強要する表情にはゾクゾクしました。その後のふたりの関係性が気になります。