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ひねくれたモテモテ男をねじ伏せる腹黒年下受け
dogeza shitekudasai
とにかくヤバイ奴ばっかりです。この世界ならそりゃ神田(「真っ直ぐな歪み」)は神のように清らかな子ですわ。
この絵柄でこのエグさ。それでも割に読後の嫌悪感が薄いのは、徐々にエグみが薄くなるよう短編が収録されているからかしら。
「やわらかなエゴ」が好きでした。ノンケが出てくるBL漫画に常々持っている違和感が表現されていました。こういった短編集の中の1話には出来るけれど、1冊のボリュームでこの落ちは無理だと思うので、読めて良かった。
最後の「くものいと」でそれぞれの話の回収をしています。幸せそうなキャラもいて安心する。
「土下座、してください。」3話 腹黒モテ男(?)高校生×純情(?)中学生
「厨房の桃山さん」 暴走ヘタレウェイター×硬派俺様風シェフ
「真っ直ぐな歪み」 盲目的ヤンキー×学年一の優等生
「卒業の日」 元ヤンキー先輩(社会人)+ヤンキー後輩(高校生)
「やわらかなエゴ」 美大の先輩後輩 心に傷を持つ美人オネエ×恋にまっすぐ純情後輩
「人の居る場所」 ヤンキー同士の喧嘩 孤独チャラ系×仲間思いやんちゃ系
「くものいと」 各話の登場人物達のその後。描き下ろし?
あとがき
テーマ別アンソロジー(「ヤンキー受け」や「ボコり愛男子」など)に描かれていたものを一冊にまとめた作品のようですね。
アンソロは読んでいないので、どの話がどのアンソロに該当するのか詳しくは分かりませんが、読んでるとなんとなく分かると思います。
作品説明にあるように、確かに一味も二味も違ったお話が多いです。
全てが丸く収まるというわけではないので、綺麗な話じゃなくてちょっとクセのある話が読みたいという方にはぴったりだと思います。
あとヤンキー物が好きな方。
登場人物も、脇役も含めて何かしら性格的癖(歪みや傷)をもっているので、様々な個性のある人物を楽しめると思います。
ただ、トンデモ展開に思えたり登場人物の二面性に面食らうことが多くて、入り込めない部分もありました。
でもそんなに悪い印象は残っていないです。
切ないお話も多かったですが、個人的にはそちらのほうが断然良かったです。地に足がついている感じがするので。
各話の後日談的な「くものいと」は、登場人物達がそれぞれ納得して自分の道を進んでいるということが見れてとても安心しました。
あとがきも面白くてツボだったので、今後も期待したいと思います。
表紙で土下座してる彼は表題作の攻めです。
服屋での試着室エッチは見物だと思いますw
全体的にエッチ度は高めだと思います。
表題作「土下座、して下さい」
読んだことないタイプの作品で面白かったです。
ちょっと病んでる系の作品なので好き嫌いが分かれるかもしれませんが、ストーリーだけみると面白かった。でもカップリングの萌えはあるか?と聞かれたら、??、という感じですね。
複雑な心理描写とだましあい、みたいな、皮肉めいてドロッとした作品でした。
ストーリーそのものは面白かったので、ダークでも普段と違う話が読みたい時には新鮮でよいと思います。しかし、カップルの萌えやきゅんとするような箇所はほぼないのでご注意。
肝心の恋愛感情の部分は、本編を読んでいるときはあまり感じられなかったけど、カバー裏やらおまけやらでちょこちょこ補完されている感じでした。なので全く愛がないかと言われたら・・・そうでもないと思います。
「厨房の桃山さん」
かなりバードえろな作品でした。してるだけなお話なのですが、最後まで読むと一応愛はあるのか、これから芽生える…のかもしれません。
へたれワンコ×強面筋肉質系だったので、えろがメインと割りきって読むには、私はとても楽しめました。
「真っ直ぐな歪み」
これも特殊なお話です。輪姦シーンがありますので苦手な方はご注意。
謎の儀式という体で輪姦される優等生、という設定で病んでますが、えろメインであまり深く考えないで読むのが良いのかも。
個人的にはこういうのは好みです。
全体的にかなりえろいと感じました。表現も男性向けに近いえろさがありました。こういうのが好きな方にはかなり楽しめると思います。
えろ自体ははだいぶ好みなので星4にしようか迷いましたが、ストーリーは一般受けしそうな感じではなく、かなり毒々しく特殊でした。
この特殊性が合えば楽しめると思います。
す、すごかった…
結構な病み本ですね…
『浄化系彼氏』が好きだったので今作を読んでみたのですが、思っていたのと全然違いました。
とにかく、分かりやすいハッピーエンドはありません。
ただ、本編では「えっ!!これで終わり?」と思った作品たちが、『くいのもと』で全員集合し、それぞれ上手くやってるのかなー?と思わせる終わり方をしてくれたのが救いです。
怪しい信仰宗教的なサークルのお話、『真っ直ぐな歪み』が一番恐ろしかったです…
『やわらかなエゴ』は切ないけど優しくて、唯一心が洗われた作品でした。
それぞれがものすごい個性で溢れており、忘れられない作品になりそうです。
作者さんのデビューコミックスみたいです。
やはりというか、少し狂気じみた人ばかりで、そういうところが作者さんの萌えどころというか、原点なのかなあと思いました。
表題作は、キャラが完全に年下ワンコなのに、実は姉を振った元彼に仕返しに来た怖い少年だった、というもの。
ワンコに癒され依存してしまうクズが萌えどころ。姉は姉で男多数で、クズの兄と付き合っているのも一興。
あとは、リバとなってますが、本編ではただただ無理やりされちゃうだけのパティシエさんの話とか、ワンコ彼氏かと思ったらカルトに入ってて集団でやられちゃうとか、かなりやばい設定のお話が多く、どんなに明るい出だしでも24バリのどんでん返しくるぞ、としか読めなくなりました。
後の方に、昔好きだった彼の結婚に花を贈る切ないお話もあったけど。。
どれも、どこか引っかかる面白いところがあって、その後の作品につながっているのだなあと思いました。
6つのお話から成る短編集。
そのどれもこれもが闇・闇・闇が深い!!!
どのストーリーも予想の斜め上をいき、結末は予想不可能。
最後にはそれは深い穴に突き落とされ、もう戻ってこれそうもない。
そんな精神的衝撃を与えられるような6編が詰め込まれた1冊でした。
事前情報は全くなしで読み始めたため、
可愛らしい男性が土下座するキュートでポップな表紙から
こんなにダークなものが潜んでいるとは思いませんでした。
はぁ、びっくりした~…
表題作の『土下座、して下さい』は
読み始めは年の差純情ラブなのかと思いました。
すると、次第にホラー色が漂い始めヒィィとなっていたら、
今度は世界が強烈に歪み始めて、最後にはもう誰も信用できなくなりました…。
美しい兄弟の愛が、歪んだ愛の連鎖を作り出してしまった。
この作品で初っ端から右ストレートを食らってしまいました。
しかし、それに続くどの作品も怖い、怖い、怖い。
中でも一番鳥肌が立ってしまったのは『真っ直ぐな歪み』でした。
これもまた真っすぐな愛だと勘違いしていたら、
とんでもなく歪みまくった愛でした。
はぁ…なかなかのトラウマですね。
お話の中で生きる彼らはこのままで幸せなんだろうか…
と恐怖と切なさを抱え、読み続けていたら、
なんと!あとがきで彼らの「その後」が描かれていました。
〝普通〟の幸せとはかけ離れているものの、
彼らなりに今を受け止め、それぞれの幸せを見つけて
生きようとする姿が見られて、良かった…。
一応、救い?を得て物語の幕は降ろされました。
闇色が強めなので万人受けはしないのかもしれませんが、
個人的にはストーリー展開の妙に惹きつけられてしまいました。
どれもこれもが頭にこびりついて、しばらくは離れなさそうです。
主に怖い愛・ときに切ない愛の詰まった短編集でした。
短編集でした。
どの作品にも共感できず、すっきりしません。
みんなそれでいいの?というお話で、無理矢理なエロが多くて正直気持ち悪いです。
表題作はまんまと騙された攻めが結局受けを捕まえたんでしょうか?受けは攻めをどう思ってるんでしょうか。
姉の為の行為でも強制フェラさせられても嘘を続けるってすごいですね。
そして嘘を認めない攻めはどうなるんでしょうか。
姉も受けが大切にするような女性ではないようで。
どのお話も不条理?で、でも読者を納得させる不条理ではないような。
やわらかなエゴだけはまともなお話でした。
表紙から何となくコミカルな雰囲気を想像してたんですが、結構ダークでした。
イケメンで皆から人気の攻・湊。
でも実は、外見だけで言い寄って来る人間にウンザリしている。
受の二葉は、湊にベタ惚れかと思いきや…まさかの湊にフラれた姉の復讐。
そして…二葉を湊のものにするために、二葉の姉と付き合う湊の兄。
そしてそして…利用されてるだけかと思いきや、何股もかけてる二葉の姉。
もうドロッドロです。
結局誰も本気の愛を持ってない。
いや、湊だけは、二葉にベタ惚れなのかな?
ダークな雰囲気が苦手な人にはオススメ出来ません。