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ore higaisha
私はとても好きな作品でしたが、人によってかなり評価が分かれる作品だと思います。
ましてほのぼの甘々が好きな方にはトラウマものかもしれません……(´-`)
私は神評価にしましたが、一段階下の「萌」かと聞かれればYESとは言えないかもしれません、かなり特殊な作品かと。
レビューにあるまじき変な擬音を使いますが「萌」よりかは読了後「ホッ……ホワァ……!!!」ってなります。しかも短編集なので毎回ホワァしました。
そして、私と趣向が似ている友達に読ませてみたのですが、作品自体は好きだったようで安心したのも束の間、その次に渡した普通のアホエロ漫画にまで「こっこれ……次のページで死ぬとかないよねぇ……??さっきの『おれ、被害者』まだ引きずってるわ私……こっわ……」とだいぶ精神に影響を及ぼしたようです、凄いです。
他の方も言っていたかもしれませんが、掲載順が上手いと思います。段々と木村ヒデサトさんの世界観に慣れていくというか、最後にとんでもないのブチ込んでくるというか。
最後のは結局ハッピーエンド(?)風味なので良いのですが途中がなんせ心臓に悪すぎましたよね(笑)あの1ページ使った首吊りシーンは何度も言いますけど呼吸とか心臓とか色々止まりましたよ……ヒエッ
しかし私のモーストホワァ作品は『未確認の証明』です。UMAの。
最初はほのぼのショタホモかと思ったのに、読了後はなんてこった!!こりゃあとんでもねぇ!!って感じです。鳥肌が立ちました。小2の頃から悪いおじさんに……って考えると何故か本に向かって謝ってましたね、私は悪いおじさんではないのに謝ってました。
語彙力が皆無なのでアホみたいなレビューしかできませんでしたが、新境地開拓をしたいコアな腐女子さんには是非読んでいただきたい作品ですので、機会があったら、いや無くても是非読んでみてください!
初読み作者さん。
うわ〜何これ!全然理解できない!でもハマった!
すごく、人を選ぶと思いますが、好きな人は好きになる作品だと思います。
どの話も、はっきりこんな話!って紹介がしにくい。不思議な世界観で、あぁ、多分こんな事を言いたいのかな?っていうニュアンスはとらえられるものの、ここではっきり言ってしまわない方がいい気がするのでやめときます。自分に自信がない…
最初はあまり心にこなかったのに、読んでいくにつれ、すっかり作者さんの世界観にはまってしまってすぐに2度読みしてしまいました。
最終的に「よろこびの先鋒」の2人が1番まともなカプに見えるから不思議…それくらいやばいキャラしか出てこない…信夫の綺麗になったお顔見たかったな。
ぶっとんだかんじなのに、みんなちゃんと人間らしいから凄い。ファンタジーじゃなくちゃんとリアルに感じるのは独特の才能だなぁと思いました。
少し気になったのは、絵が本当はすごくお上手なかんじなのにちょっと雑なところがもったいないかなぁ…と思いました。
以前から持ってた本を改めて読み返し。
短編5作品収録です。
全然羨ましくない人たちのお話です。
話によってショッキングなシーンがあります。
【よろこびの先鉢】ショック度★
だらしない大学生の成り行きの関係
【鹿島くんの知らない日常】ショック度★★★
自分の知らない時間軸があって気付いたら知らない男の子とSEXしてるシュールな話
【昨日の話と今日の話】ショック度ゼロ
酔っ払ってやっちゃった先輩と後輩の話
【未確認の証明】ショック度★★★
未確認生物の話をしてくる幼馴染の悲しい話
【おれ、被害者】ショック度★★★
逆ギレおじさんに軟禁されたリア充大学生2人の奇妙な同棲生活
絵がほんわかしてるのでのほほんと読んでると急に鈍器で後ろから殴られるような衝撃が来ます。
だらしなかったり、汚かったり、負け組だったり、ズルかったりする人達とほっとけない構ってくれる人の組み合わせで、やっぱりカップルって凸凹で上手く合うように出来てるんだなぁ。
未確認の証明の彼は今後どうなるのだろうか、歪んでいってしまうのかな。
私は、鹿島くんの〜と表題作がとても好みです。
他にはいないタイプの作品を描く作家さんなので今後も作品が読みたいので描いて欲しいな。
紙本で購入
白抜き修正
「解離性同一性障害」あるいは「多重人格」に興味のある奇特なBL好きな人がいたら、おすすめしたい作品集。
なかでも、「未確認の証明」は、個人的には傑作だと思う。
「解離」について、教科書よりよっぽど正確に分かりやすく描き出している点で凄い。ショタだし犯罪だし、見たくない人は絶対嫌な作品だと思うけど、私は読んで良かった。
最後、「一生UMAなんか見ねーようにしてやるから」と、主人公を性犯罪から守ってやる的なことをいう親友・相良に「相良だって俺に見せるつもりじゃなかったの?」っていうのは、いい結末だと思うなあ・・・
救いがないようにみえて、救いがある。
この子を愛して、救ってあげて欲しいなあ、心から。
表題作の「おれ、被害者」。これも凄いし、結末が文学的。良く分からないと言えば良く分からない結末だけど・・・、本当は助かったんだよね?
この世界観。木村ヒデサトワールド、はまる人ははまると思う。私は、すごいはまってる。
今後、単行本出る度に、発売日に作家書いしちゃうんだろうな。
Renta!の病みBL特集で気になって電子版購入
特集記事でピックアップされていた話は
2つ目「鹿島くんの知らない日常」でした
正直収録されてる作品の中で、これが一番わかりづらかった!笑
なので、特集で記載されていた一場面のような
典型的病みBLを求めるのは、ちょっとちがうかも…?
実はそんなに暗いお話じゃないんだよね~~これが
私が「たまらん!!!!」と思ったのは
4つ目「未確認の証明」
これね~~~ショタそんなに得意じゃないし
不思議ちゃんとか無理だわ~~~と思ってたけど
最後に崖に落とされるような衝撃あります笑
受けがひどいめにあってて
なおかつ救いのない話が好きな(私のような)人には
たまらない話でしょう…
最悪の後味です こういうの待ってた!!
この短編集の中では一番犯罪度が高いと私は思いますね~
表題作もだいぶアカン感じなんですけど笑、
最終的には救いもあるし…
相当ショッキングなところはありますが
私はほんと薄暗く 犯罪スレスレな話が好きなので
(これまでのどツボは中村明日美子さんのコペルニクスの呼吸とか)
愛のない暴力はイヤ!という方にはすすめられません
でも……これ人と語り合いたいなぁ~………笑
こんなに評価に悩む作品は今までなかった、、、ある意味、すごい作品です。五作品の短編集ですが、この並びで収録されていることがセンスがあると思います。真ん中の箸休め的な「昨日の話と今日の話」で一息ついて、また危険な話になります。この話があるのと無いのとでは大違いだと思います。後半になるにつれだんだん犯罪指数が上がっているのではないでしょうか、読者が少しずつ作風に慣らされているようで読みやすかったです。
ただ読み終わったあと、何かのどに詰まったような気分になってしまいました。。。この後味の悪さは確かに癖になりますね。自分が如何に凡人かを思い知る作品でした。
裏表紙にも帯にも「神漫画」「ネ申作品」とあります。そんなに神押しされてしまう作品、神とは何か、、、論ずるべき作品ということなのでしょうか。
書き下ろしは1話目の「よろこびの先鋒」の後日談ですが、他が強烈で書下ろしを読むころには1作目の内容が飛んでました。
評価が分かれそうな作品ですが、一読の価値はかなり有りだと思います。
木村ヒデサト先生の単行本2冊目『マリアボーイ』が発売された頃から表紙やタイトルを見て気になってはいたのですが、こちらのレビューやアマゾンのレビューを見て賛否両論あるな…サンプルを見て更に購入を迷っていました。月日が経ち…単行本3冊目『おれ、被害者』が発売され、表紙やタイトルを見てまた気になってしまい購入することに!思いきって既刊3冊を同時購入!
ざっくり感想を言うと…現実社会だと犯罪や事件な出来事を受け入れて?というか流されちゃって気持ち良くなっちゃってたりするかんじの人が結構出てきます。
UMAの話「未確認の証明」を読み始めた時はファンタジー系なのかな?と思ってましたが…結末にびっくり。この話は気持ち良くなっちゃってたりはしてないですしハッピーエンドではないと思います。かわいそうです。
「鹿島くんの知らない日常」は私の読解力不足でよくわからなかったです。多重人格?ハッピーエンド?
「昨日の話と今日の話」は後輩×先輩の恋愛でした。たぶん。ハッピーエンド。
収録作品の中で「よろこびの先鋒」と「おれ、被害者」が面白かったというか良かったというか好きでした。ハッピーエンド!?
木村ヒデサト先生はメガネ男子が好きなのかな?となんとなく思いました。
面白いと思ったお話が2つなので萌×2にしました^^
たぶんネタバレしてないと思いますがしていたらアレなのでネタバレ有りにチェックいれました。
乱文失礼いたしました。
短編集です。
この本、みんなクレイジーで大好き。
木村さんの絵を見てると湿度上がります。ほんのりジメッとしてくる。
そして汚部屋が多いこの作品に限らずちょっと匂いが。饐えたような?酸味?的な。
いやdisじゃなくてrespectです。昔でいうガロに掲載されてた作品なんかと同じ【爽やか】の対極にある雰囲気で大好きです。
「よろこびの先鋒」の信夫のフリーダムぶりがお気に入りです。なかなかラブい。
「昨日の話と今日の話」の先輩、バリネコっぷりが最高。襲い受けありがとうございます。
表題作、すごく面白いんですが、キャラの外見が私の中でハマらずノリきれなかったのが残念でした。
本当に心休まるBLが1本も入ってないよ!木村先生!!
どろっとした短編ばかり詰まっています。凄まじいえぐみと狂気。萌では決してないのですが、萌という評価ボタンしかないので仕方ない。
一つ一つの作品に言及したい気持ちはあるのですが言葉にし辛く、自分は好きですけど人には勧められない作品です。キッツーと漫画うまいなぁーと2つの感情が湧き上がる。
BL漫画なんですけど、BL漫画読んでるっていうより一般漫画読んでる時と同じような漫画の妙を見る面白さを感じさせてくれます。
アンソロなどの短編を単行本にまとめた1冊。
サイコものやSMなど、少し病んでる系の短編集ですが、そこまですさんでいなくて、基本的には甘い恋愛ものです。短編としてどれもよくまとまってて、最後にきちんと落ちもある。やはり力量のある作者さんだと思いました。
もっと新作をどんどん発表して欲しい。
表題作がトリですが、暗い雰囲気を補うためか、後日談が2つついています。これはやはり本編だけで終わっていた方がお話としてはきれいだったなあ、と思うのですが、逆に救われた感じもあり、単行本ならではの味わいかたでしょうかね。