お手を拝借

ote wo haishaku

お手を拝借
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神47
  • 萌×254
  • 萌32
  • 中立2
  • しゅみじゃない5

--

レビュー数
16
得点
549
評価数
140
平均
4 / 5
神率
33.6%
著者
佐久本あゆ 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
竹書房
レーベル
バンブーコミックス Qpaコレクション
発売日
価格
¥657(税抜)  
ISBN
9784801953055

あらすじ

重度の変態手フェチ男、同じ大学に通うクラフト科1年の有村聡は
図書館で偶然手が触れてからというもの「理想の手だ」と勝手に運命を感じ、
写真!デッサン!!スケッチ!!!と、毎日湯浅(の手)に会いにくる。

ウザイと思いつつも、制作に対する純粋な思いを知りデッサンをさせてやることに。
そんなある日、有村の目の前で指を切ってしまった湯浅は、
「消毒」と称して執拗に指を舐められ、思わずドキドキしてしまう。
と、同時に自分の指を舐めながら股間を膨らませている有村にドン引き!!

「手」にアタックを繰り返していた有村が「本人」に興味を持ちはじめ、 「手」しか見てもらえない湯浅がもどかしさを感じはじめて――。
ふたりの関係がいつしか恋に変わる…かもしれないフェティッシュラブ★

表題作お手を拝借

有村聡,美大1年クラフトデザイン科,重度の手フェチ
湯浅,同大学の先輩,攻の理想の手の持ち主

その他の収録作品

  • お手を拝借 -after-(描き下ろし)
  • あとがき
  • カバー下:漫画

レビュー投稿数16

執着もここまで来ると一周回って最高

「手」フェチ……いや、フェチというにはあまりにも執着が過ぎる年下攻めくん。
ここまで突き抜けていると、ほんとに一周回って最高だなと思いました。
最初はドン引きしていた年上美人な受けが段々と絆されていってしまうのも分かります。
絵も丁寧で綺麗だし、とても読みやすかったです。
攻めくんの変態っぷりとそれに振り回されつつも陥落してしまった受け先輩の関係性がなんだかツボにハマってしまって、定期的に読み返したくなる御本になりました。

0

指の魅力!

キレイな指に目がない猪突猛進型・天然可愛い変態ちゃん!!
本当に言葉通りに突進してくるから面白い。

キャラの濃さ、絡みっぷりが鬱陶しい存在だったのに
なぜかだんだんと気になってく…
という展開が明るく楽しく癒されたので、
胸きゅんって正義だな!!!ってなりました。

大好きな大好きな指を慈しむ様がこれまたえっちで!!
キレイな指ってだけでもそそられるのに
とても愛おしそうに堪能してるのがツボでした。

キャラ紹介とか細々したとこも面白く読めました。

0

素敵な恋のかたち

手フェチの大学1年生有村と美男で不愛想な湯浅先輩。

有村が湯浅先輩の手と運命的な?出会いをして恋が。。。始まる??

湯浅先輩の手に惚れて猛アタックする有村と

いつもは、見た目で寄ってくるのが嫌でたまらないのに

「手」に寄ってくる有村に対して距離感がつかめない湯浅先輩のお話です。



佐久本さんの話中にある、細かい設定が結構好きだったりします。

映画ヲタクの休みの日は、4~5本映画を見続ける。とかとか

「そりゃ彼女出来んわ 外出ろ」とか、そういう細かい設定まで

凝ってるからか、わき役も(ほとんど出てこないけど)愛しく感じます。

っていうか、もっと出して出してーってなります。

そして、何より、自分のやりたいことがあって

それに向かって頑張っている主人公たちに惹かれます。(もちろんわき役も

そういうのありきで、お互いを認めて好きあうって素敵だなぁ

1

ワンコくんのご主人さまは「手」

重度の手フェチ変態につかまっちゃった湯浅のお話。

有村は筋金入りの手フェチ。
湯浅の手を理想だと崇めて毎日拝みにくるんだけど、ほんとうに「手」しか興味がない。

湯浅が紙で指をうっかり切ってしまったところを有村が躊躇なく血を吸った流れで指を舐め回すんだけど、指の股を舐めるのってエロいのね・・・・
すんごくイヤらしくてドキドキ。

有村はワンコ系なんだけど、ご主人様はあくまでも「手」であって本人そのものじゃない。
手の持ち主の湯浅は綺麗な顔をしていて、皆、顔につられて近寄ってくるのに有村は顔には興味なし、どころか手にしか興味を抱かない様子に次第に湯浅本人がヤキモキしはじめて・・・。

筋金入りの手フェチの様子が面白可笑しく描かれていました。
もちろん手だけじゃなくて本人そのものの事も好きになっていくし、何故手にこだわるのか、有村のジュエリーデザイナーとしての夢も交えて描かれていて読後感が良かったです。

0

一冊まるっと重度の変態手フェチな攻め様のお話

佐久本先生の作品は、「若葉寮で、君と」も「フレンド・ライン」も雰囲気やキャラ設定、テンポ等が大好きだったので、この作品も手に取りました。

1冊丸々、1つのカップルのお話になっています。
攻め様が重度の変態手フェチなのですが、キャラの雰囲気や見た目の感じからも、そこまで「変態」という印象ではなく、むしろ天然で真面目なちょっと変わった後輩君という感じで、なかなかかわいらしい後輩です。メガネだし、そんな可愛い後輩君な印象だったので、一見受けキャラっぽいのですが、読み進めていくうちに違和感なく攻めキャラという印象にシフトします。・・・というか、むしろタラシの先輩がどこをどう切り取っても受けキャラなので、必然的にそうなっちゃいますね。

今作も、読んでいて楽しかったですし、読後感もすっきり!!な素敵な作品でした。

0

本気で手フェチやってます

手フェチでは済まないくらい手のことしか考えてない男子と、見た目が良いことで勝手に期待されたり勘違いされてきた先輩お話。

最初手フェチってどんな変態だ?ただはぁはぁしてるのかと思ったんですが、職人が自分の分野1つに一生懸命なように、この手フェチの有村くんはデッサンしたり断られても理想の手を持つ湯浅先輩へアタックを掛けたりと、手への情熱は相当なものでした。
有村くんが目指しているジュエリーデザイナーはフェチ合法的に生かせる彼にぴったりな職だと思いました(笑)

そんな手だけの彼が、手だけからその本体である先輩へ気持ちが移る過程も無理なく描かれていて良かったです。
題材は変態っぽいけど純愛でした。

0

手フェチの手フェチによる手フェチのためのラブコメ

手フェチの友達から借りて読みました。

タイトルの通り、手フェチが自分好みの手と出会い、その人自身ともラブラブな関係になるラブコメです。笑

絵が綺麗で、お話もコミカルで読みやすく、一気に読んでしまいました。受け攻めのバランスもよく、とても可愛らしいカプでした。ヘタレな年下攻め×男前美人なツンデレ受け いいですね〜

先輩が、初め有村のことを気持ち悪がっていたのがどんどん絆されて好きになっていく様子が可愛かったです。男前だからこそ、これまで沢山の人に言い寄られてきてウンザリしていた中で、個性的な人と出会ったのが良かったのでしょうね。それにしても、最後まで手に執着してる有村もどうかと思いますが。笑 エッチの時とか、せめて手に執着するのをやめて、先輩を存分に愛してあげて満足させてあげてほしいと思いました。

2

結構しっかり

こう言うお題発展作品はどうしてそうなったと言う
過程がしっかり判らないと萎えるものです。
かと言って説明口調に詳しく描かれてもそれはそれで
萎えてしまうと言う実に厄介な宿業を背負っています。
その点では本作はかなり健闘し、良い形に導いて
いると評者は感じます。
さりげない様ですが無駄な伏線がないんですね。
良い意味でシンプル。
多分これ以上足しても引いても破綻する絶妙な調和。
レーベルの性格にも合っている佳作かと。
後日譚は…ごくごく軽いものなら希望で。

3

コミカルな手フェチモノ

ちらほら上がるレビューを目にして興味を持った作品。
表紙が可愛いのでほわほわしたトーンかと思ったら結構コミカルで、それが逆にハマりました。
手フェチ野郎のフェチが行き過ぎてちょっと変態入ったマイペースっぷりと、ツンデレ美人な先輩の毒舌ツッコミが笑えます。

有村(手フェチ野郎)の興味の矛先がホント手だけなんですよ(笑)
ワンコ×ツンデレで、ツンデレの方が痺れを切らすっていいですね!めちゃ萌えました。
有村が自分以外の手を綺麗と言ってるところを見てしまって「キィィィィィЩ(◣д◢)艸(怒)」ってなってる先輩の無自覚な嫉妬が可愛いです( ´艸`)

「俺の価値は手だけか!?」
「代わりの手が見つかったらそれでさよならか?」
からの、
「手ばっか見てんじゃねーよ」
にはやられた。先輩カッコよすぎ。
(お酒の力を借りてましたけどね)

有村くん確実に尻に敷かれそうだけど、ステキなカップルです。
描き下ろしの相思相愛な感じがまた萌えます。

序盤で有村が先輩の指を舐めるシーンが5ページも続くのにはドキドキしました。
さすが手フェチモノ。ごちそうさまでした♪

2

美大ラブ

美大を舞台にしたすれ違いラブ。
うん、美大が舞台だと、フェチでも変態でもオタクでも、全然説得力あるのは、偏見か、それとも作者さんの実感か、
とにかく「手が好き!」というそれだけで追いかけられて、そこから徐々に「本体も、好き?」にゆっくりと進んでいくストーリーは、その途中のエピソード一つ一つに充分納得できて、ただ押し倒すだけがエロじゃない、こういうちょっとした積み重ねが大事なのよねって、
エチに行き着くまでの盛り上がりの波に、主人公達と一緒に同調できるのって心地いい。
絵がお上手っていうのも、やっぱり大事。
説得力があるもの。
そして、湯浅のお友達が秀逸。
書き下ろしのキャラ紹介カットとか、カバー下のネタとかもツボ。

3

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