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shoudo
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
あらすじも表紙もシリアスなのに、帯に書かれている
『ヤリたくてヤリたくてふるえる…』
で、もしかしてコミカル要素もあり?とか思いましたけど、全然コメディ要素はありませんでした(笑)
まずは表題作の『衝動』
高校生同士の勢いだけのエロエロ話だったら嫌かも、と思って読み始めましたが、エロエロには違いないけど結構シリアス要素が強かったです。
グラドル大好きな小鹿が、グラドルを姉に持つ國江に姉目当てで近づくことから始まるお話ですが、親友としてドンドン仲良くなる2人。
でも、國江の気持ちは違ってたんですね。
小鹿のジャージを握ってオナニーしている國江を目撃した小鹿は、そんな國江に欲情してセックス、セフレの関係が始まります。
童貞だった小鹿は欲望のままに國江の体を求め、それを拒まない國江。
同じことをしていても気持ちのベクトルが違っていた2人は、小鹿の不用意な一言で、國江に距離を置かれてしまいます。
いざ離れてみると、國江のことで頭がいっぱいの小鹿。
グラビアを見ても全く興奮しないし、あれだけ会いたかった國江の姉に遭遇しても既にどうでもよくなってる。
國江、國江、國江…國江を抱きたい、いや國江に会いたい…会いたい…
愛とか恋とかいうよりも、動物的衝動。
何かを間違って始まった2人の関係だけど、間違ったことを認め受け入れ求め合う2人の関係は、情熱的で美しかったです。
間違った関係の先に、素敵な答えが見つかってほしいと思わせるお話でした☆
2つ目のお話は『恋』
表題作に比べて、エロ要素は皆無に等しいんですが、心がじんわり暖かくなる素敵なお話でした。
どっちかというと、私はこっちのお話の方が好きかも。
真面目だけど、いつも一人で学校生活を送る春日。
そんな春日に「愛するって、どういうこと?」と突然質問された教師の平澤は、その日から春日の姿を目で追うようになります。
実は春日、好きだった同級生の足立に告白した数日後、その足立が事故死し、その死が自分のせいではないかと責任を感じ続けていた。
その事実を聞かされ、どうにかしてやりたいと救ってやりたいと思う平澤。
頑なに自分を責め続ける春日。
しかし、ちょうど足立の一回忌に知った真実には、思わず涙が出ました。
切ないお話だけど、読後感はすごく良かったです。
趣の違う2つのお話ですが、どちらも登場人物の心情が伝わって来て素敵なお話でした。
表紙の色っぽさに惹かれて購入しましたが、開いてみて仰天、高校生かよ!ってなりました。イラストカードが封入されてて、あらすじが読めなかったんですよね……。
表題作と、前後編のストーリー、恋 が入っています。どちらもシリアスですが、恋の方が重いかな。
表題作は、グラビア見るのが好きだけど実際女に興味がない小鹿×グラビアアイドルの弟で美人な國江の話。國江の姉目当てに二人が友達になるところからストーリんは始まります。
姉目当てだったはずが、いつのまにかかけがえのない友人へと変化していく二人。そんな中、小鹿は自分のジャージを手に教室でオナニーをしている國江を目撃して勃起。そのままセックスをし、それ以来セフレのような関係に。
けれど小鹿がある日(セックスをするのは)どちらかに彼女ができるまで、と笑いながら言ったことで、國江は絶縁宣言。友達解消になり距離ができると、小鹿は自の頭の中が國江でいっぱいなことに気付き、いつの間にか國江の姉やグラビアアイドルへの興味がなくなっている事にも気付く。
それ以降の、國江の告白とも取れる切ないセリフや小鹿の出した答えが見所。そして、綺麗なエンディングではないけど、これからも間違い続けるという選択は、これからもずっと二人が一緒にいることなのだと思うと少しほっとしました。最後の、ジャージに隠れてのキスシーンは素敵でした!
同時収録の恋は、好きな男に告白した後その人が事故死し、自分のせいではないかと責任を感じながら生きている男子高校生と、教師の話です。死を含むので本当に切なく、死から一年を経てようやく線香をあげに行った時に知る真実には涙。BL要素は確かにありますが、全体的にはゲイの男の子が抱える葛藤のお話じゃないかな。
久しぶりにがっつりシリアスなものを読んだ気がしますが、良かったです。キャラクターの色っぽさは目の保養です。
とっても綺麗な絵に引かれて購入しました。
少々雑さも感じますが、全体的に色っぽいです。私的に当たりでした!
表題作の【衝動】はエロエロでしたね。
グラドル大好きな小鹿くん(攻め)とグラドルを姉に持つ國江くん(受け)のお話です。男子高校生です。ありがとうございます!!
内容は他の姐さんが書いてくださってますので感想を。
もう少しこの二人を描いてほしかったかなぁ~と思いました。
3話あるんですが、恋を知ってからこの二人がどうなっていくのかとっても気になります。
もう一つの作品【恋】ですが、こちらは打って変わってほぼエロ無しでした。
しかし、これはこれでとてもいいお話でした。
高校教師平澤(攻め)と男子高校生春日くん(受け)のお話。
春日くんは、親友に告白してその親友が3日後に事故で亡くなるんです。それを自分のせいかもと悩んでいたんですが・・・。
最後はちょっと泣いてしまいました。
この作家さんの既刊も気になりますので探してみようかなと思います!
絵がすごく綺麗で惹きつけられたのですが、ストーリーは、表題作は私は中立寄りかな、という内容でした。
高校生の同級生で、友達から体の関係を持ってしまい…という二人のお話です。
二人が最初から友達だったらもう少ししっくり来たかもしれないんですが、ある日、窓から落ちてぶつかってそこから友達になる、という設定です。
なので、國江が小鹿を好きだとわかるシーンが来たときにかなり唐突に感じでしまいました。
ゲイだったの?と驚くというか、そういう説明がなくても不自然じゃない作品もありますが、これは國江というキャラクターがクールで寡黙で性的なことに遠ざけそうな性格に見えたので、一人で小鹿のジャージを持って一人Hしていたシーンで驚いたというか。
その後、それを目撃した小鹿と体の関係を持つのですが、童貞でグラビアアイドル大好きな小鹿が、友人が一人でしてるのを見て教室でそのまま彼を抱くというのが不思議に思えました。
小鹿もノンケで、しかも童貞の人が男性をいきなり抱くって難しそうに思えたので、ちょっと納得いかず、しかも小鹿のジャージを持って一人Hしていたにも関わらず、最後まで彼が小鹿を好きだと気づいていないのも何だかしっくり来なかったです。
何だか起承転結が不思議だった、という感じでした。
これなら國江が小鹿を好きだと読者視点でも最後まで明かさないほうがまだよかったかな?と思いました。もどかしいのともちょっと違う。何だかストーリーの流れか微妙に感じてしまった作品でした。
しかし先ほども書きましたが、絵はすごくきれいでした。
後半は先生と生徒のお話。こちらの方が淡い雰囲気がして好みでした。
ただ、生徒の方が事故で亡くなった好きだった同級生への思いを引きずるお話でして、どっちかというとそちらの恋愛のほうがじっくりメインに描かれていたため、肝心の先生との恋愛は薄味な印象でした。
こちらはせつなく淡いお話が好きな方におすすめです。
表紙がキレイで大人っぽいですが二人共高校の同級生です。
受けの國江がいつ小鹿を好きになったのか、小鹿はグラドル好きなのになんで國江に欲情したのかちょっとわかりづらい部分もありましたが二人が最後どうなるかすごくドキドキしながら読みました。
今まで読んでいた作品であればお互い好きだと認めあってラブラブに終わるってパターンが多かったと思いますがこの二人は違いました。
関係を間違った事と考えているまま終わっていたので私はもっとこの先の二人を見て安心したかったなと思います。 現実には男性同士の恋愛は受け入れがたいのかもしれませんが。
後半のお話もシリアスなお話でした。
受けが過去に好きだった同級生を事故で亡くしているのですが主役の二人よりも亡くなった同級生が気になってしまい(描写が多いわけではないですが素敵な男の子なので)主役の二人にあまり感情移入できませんでした。
ただ希望の持てる終わり方でよかったです。 二