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dear plus
まさかの陰鬱な病み展開の様を呈してきたテンカウントが異彩を放っていましたが、全体を通して比較的幸せな気分で読める印象。
まず、まさお三月先生の連載が終わってしまうのが、とてもさびしい。珍しくカラーページがあるということで楽しみにしていました。もうこのために買ったと言っても過言ではないほど。カラーでも相変わらず、ミニマリズムな絵でした(笑) 背景とかあるのかとか期待した自分に、笑えました。いつも通り安定感があり、まったりと幸せな作品でした。独特の線の少ない白い絵の中に踊るチャーミングなキャラクターたち(しかし美形)はするめのような味わいがあり、コマ割りなどの進行もとても分かりやすいので、好きな作家さんです。ぜひすぐに連載で帰ってきていただきたいです。ディアプラスでなくてもかまわないのですが、どこでそのような情報をゲットすればよいのでしょう・・・?
そしてトリ子先生の「高島孝一郎の理想の恋人」が破壊的な面白さでした。こんなに笑わせていただいて、ありがたいことです。このままギャグで突っ走っていただいてもいいのですが、恋愛模様になっていくのかな? いや、でも一向に目覚める気配のないEDの局部、まさかの修正無しに、まさかの顔付き。取り合えず今のところは全力で、この作品を推したいです。
テンカウントは、いつの間にかすっかり病み系に。
城谷さんは、性欲と自分の感情の境目がどんどん曖昧に、というか生命エネルギー全てが性衝動というアウトプットに向かってしまっている状態です。これはもう精神科の領域では・・・。しかし、生命エネルギーとは性衝動であるのも事実、彼がこの莫大なエネルギーを今のようにネガティブに爆発させるのでなく良い方向につかい、黒瀬くんとふたりで仲良くしていけるように願います。
「生徒会長に忠告」はやっぱりページが少なすぎて、前回で何が起こってたか私には思い出せないような状態です・・・。すごく巧い方なので、単行本だととても楽しめるんだけどなぁ・・・。
『テンカウント』宝井理人
エロ谷…もとい城谷さんがどんどんいけない子になってってますね、ありがとうございます。
先月号はショート二本立てでしたので、今月号から本編に戻ってます。
公衆トイレで、疼く身体を抑えられない城谷さんはついに自分で致してしまいます!アナニーを!!
しかも、自分の指をまるで黒瀬くんに指を入れてられているように妄想してです…!!!
黒瀬くんの部屋で言われた言葉責めを反芻しながら黒瀬くんの名前を呼んでおねだりする城谷さん。
「もっと なかっ して くろせくんっ」
初めてなのにアナルの素質ありすぎでとってもエロエロでした。
回想?で、ショタ臣くんも登場して、やっと詳しく城谷さんの過去が明らかになってきました。
ショタ臣くんと城谷パパとあの女子高生の関係性が少〜しですがわかり、かくれんぼ中にショタ臣くんが下半身をビショビショにするであろう直前で終わってますので、次号で城谷さんが潔癖性になったいきさつがハッキリするのでしょうか?
妄想でも、黒瀬くんの指が城谷さんの尻穴に入っているのが拝めたので満足。城谷さんが創り出した想像の黒瀬くんもドSでした^ ^
『高島孝一郎の理想の恋人』栖山トリ子
前作の『付き合ってあげてもいいんだからね』の攻とかもそうだったけど、栖山先生の描く愛すべき残念なキャラが好きすぎて、ラブなエロとかまだ全然なくてもおもしろい。
EDの北村のムスコを蘇らせるため、孝一郎は手コキでがんばりますが、下手すぎて失敗します。
その上萎える言動ばかりの孝一郎に、北村はキスやお触りを要求しますが、ナナメ上を行く超絶ナルシスト孝一郎は『人に乱されて色っぽくなる俺』という新たな発見に勝手に満足して帰ってしまいますww
鏡にうつりながらのお触りはちょっとエロかった。この2人のセックスが待ち遠しいです。経験不足の孝一郎が敏感でエロエロのとろとろになりそうでワクワクです。そして北村がEDが治ったら絶倫でガスガスするに期待。
相変わらず綺麗だとか色っぽいと言われて花とばす孝一郎がアホ可愛かったです。
『クロネコ彼氏のあふれ方』左京亜也
圭一と有名監督にやきもちをやいた真悟。
エロはエロかったけど、2人の雰囲気に少し不穏な空気が流れ始めた…?
この監督のアンジェロが胡散臭くて、じつはユージンの同級生で、圭一に近づいたのもお兄ちゃん絡みらしいです。
真悟のエロすぎるおねだりがやばかった。自分で脚持ち上げてそんな事言ったら圭一も止まらなくなりますよそりゃ。
今月号は、扇ゆずは先生の万里たんと恭平も帰って来たし、雨隠ギド先生の『火傷と爪痕』の続編もあるし、懐かしい面々が見れました。
来月号は、阿部あかね先生の新連載がくる!女装男子ものと思われます。