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踏み込んだら傷つくかもしれない それでも、あなたをもっと知りたい――
koi towa douiukotonanda
作家キャラ好きなんです。
世間や人間を独特の視点で見ているところとか。こだわりが強そうだったり、偏屈な人が多そうなところとか。
作家モノのフィクションにおいて、担当編集者キャラって、そんな作家の手綱を引く常識人なイメージなんですけど、本作ではそうではないところもおもしろい。
鷲見は悪気があるわけではなく、いい作品を作りたい一心で暴走してしまうところがある。
こうなってしまう動機、強いきっかけがあると思うんだけど、ただの超本好きとしか描かれない。
気になるところです。
有村が騙されたと被害者ぶるのではなく、小説を書くのが仕事だから!と恋愛を書くと言ってのけたところはかっこよかったです。
さすが売れっ子作家さま。
サイン会で有村父が来た時、鷲見の暴走癖がいいように働いてよかったです。
良かれと思ってやることが裏目ばかりに出るわけではない。
「善のために悪を成す」比重の問題だったんですもんね。
毬田先生のやさしさを感じました。
有村、有村父にとって変わるいいきっかけになるだろうし。
BL面だけでなく、いいお話でした。
毬田ユズ先生の作家買いです。
ミステリー作家の有村と、担当編集者の鷲見のお話。
一冊まるごと、このCPです。
こちらの好きなポイントは、文章は饒舌なのに、プライベートでは恋をしたことがない有村の可愛らしさと、意外な男前さです。
最初は、鷲見に押されて「お付き合い体験版」トライみたいだったのに。鷲見の仕事熱心さと、文章書きへのリスペクト!
こんな一途さを間近で、感じたら絆されちゃう、好きになってしまいますよね?
だけど、鷲見の気持ちはミステリーラブ小説を有村に書いて欲しいのです。だから、有村に恋愛経験してからの小説の幅を求めていたんです。
仕事をか引き換えに有村と付き合う、ちょっと発想が屑だったわ~
でも、有村にビジネスじゃなくて惹かれていくんです。
ただ、ちゃんと鷲見がビジネスお付き合いについて、詫びをしていましたけれど。
人の気持ちを、操るような軽んじたところは、好きじゃないですね。
2人のえっちは、少な目だけどドキドキしました~
毬田ユズ先生の作品に出てくる、困惑からのときめく男の人の表情がとても好みです…
次も作家買いしますね~
編集と作家ものですが、ロマンチックさや、ドキドキわくわくするという感じのお話ではありませんでした。
受け様は一応執筆の参考資料として、そして攻め様はとにかく受け様に恋愛ものを執筆させたくて、交際を提案・・・というようなスタートなので、お互いに恋のドキドキ感が薄い・・・(但し受け様は途中から攻め様に気持ちが翻弄され、思わず恋を意識してしまって、ちょっとかわいそうでした・・・)
攻め様に至っては、本が好き過ぎて、好きな本が関わると見境がなくなってしまうタイプで・・・一番危険なのは本人が悪気がない事、騙してやろうということよりも、執筆すること、作品ができることしか考えていないというか、冷静に考えると人格的にちょっとな人かも・・・本人が無自覚な所があぶない・・・
でも、作者さまいわく今後ちゃんとしたできる編集さんになっていく予定との事なので・・・
読みながら、攻め様の性格に疑問は持ちつつも、お話の流れは面白かったです。絵やキャラの表情も好きですし、受け様の性格も好感が持てました。
受け様と父親との和解のエピソード、良かったです。コミックスの描き下ろし+カバー下に載っています。
ごめんなさい、私にはちょっと合わなかったです。
評価も良いので、何度か読み返して好きになる努力をしましたが、
やっぱり無理でした( ;∀;)
恋愛経験がなく、恋愛小説が書けない作家(受け)を、
それなら、編集の自分(攻め)と付き合って、
恋愛小説(ネタ)の引き出しを増やして、
ぜひ原稿を書いて下さいというお話。
これ…、
攻めが密かに受けに想いを寄せていて、
理由をつけて、仲良くなりたい!という展開なら好きだったけど
この時点で、攻めは受け自身には興味がなくて、
さらに受けの気持ちも二の次で、
原稿さえもらえればいいという身勝手な気持ちが見え隠れして、
読んでいてあまり気分が良くなかったです…。
編集の仕事ってそういうものじゃないのでは?
人の気持ちを利用して、仕事を取ろうとするのも嫌でしたが、
その内容を、電話で第三者に話してしまう軽率さにもビックリ。
そして、攻めに惹かれ始めていた受けは、それを目撃してしまい。。。
あまりにも酷い仕打ちじゃないですか( ;∀;)
案の定、反省した攻めは、自分の受けに対する愛情に気づき、
今までのことを顧みて、後悔&葛藤するのですが、
当ったり前ですよー!
自業自得だよ☆
もっと苦しめコンニャロ(-。-)y
と、白けた目で見てしまいました。
さらにこの攻めさん、本を心から愛していて、
とても前向きに真摯に仕事に取り組む人です。
そんな人が、こんな姑息な手段を使って
原稿を得ようとするのかなぁという違和感となってしまい、
攻めのキャラがよく把握出来ませんでした。
最後に攻めの方がボロ泣きして告白するのもなぁ~…。
受けは、一人で泣きそうになるのをこらえていたのに。
受け側も了承をして始めた偽の恋ですから、
どちらが悪くて、どちらが可哀想ということではないですが、
気持ちがないのに、目的のために恋を利用する展開は好きになれませんでした。
うぅ、ごめんなさい!!
グイグイ押してくる新しい担当編集者(攻め・表紙右)と、
恋愛童貞のミステリ小説家(受け・表紙左)との恋を、
1冊丸ごと全部を使って描かれた作品です。
出版業界の話なので内容が具体的でなかなか濃くて、
キャラも立ってて、とても興味深く読めました。
攻めが「俺とつきあいませんか?」と告白をしてきて、
今まで誰ともお付き合いをした経験のない小説家の受けは、
引き出しを増やし、恋愛要素ありのミステリを書けるようになる為、
体験版の恋人同士になってみることになって…というお話です。
それだけ聞くと、男同士なのに?とか、
そんなの強引展開すぎじゃない?とか、思いそうですが、
ちゃんと2人の性格と背景と、そこまでの流れが自然なのとで、
すんなり受け入れられる形で進むのがとてもよかったです。
そして、体験版のお付き合いと言いつつも、
それはきっかけに過ぎなかった感じで、
攻めは自然体で誠実に見えて、
受けも困惑しながらも次第に打ち解けて心地よさを感じていく…
こうやって少しずつ愛情を育んでいくCPも素敵だなぁ。
そう思っていると、思いがけない急展開。
誠実に受けのことが好きで付き合っているように見えていた攻めが、
実は、受けに面白い本を書いてもらうためにつきあってるだけ、
そんなことをクールに誰かに電話で話している…
その姿を受けは目撃してしまうのです。
この時点では、受けへの気持ちより、
本を書いてもらうことの方が実は大事だった攻め。
それが、受けと自分の気持ちを反芻し、
過去の失敗を振り返り、答えを出していく…
この本のタイトル「恋とはどういうことなんだ?」と自問するのは、
てっきり恋愛童貞の受けだけなのかと思っていたら、
攻めこそが考えることだった…
その展開がとても意外で、すごく引き込まれました。
今までの毬田さんの本でこれが一番面白いと感じました。
後半、攻めの告白がちょっと唐突な印象を受けて、
もう少し丁寧に盛り上げてくれたら~と少々残念ではあったのですが、
不器用な真っ直ぐさにも見える零れる涙は可愛らしくもありました。
受けを真っ直ぐに、じ…っと見つめて、
受けの気持ちを考えて胸を満たしているような攻めの顔もすごく好き。
あとがきによると、
編集さんには攻めの途中の行動が不評だったらしいのですが、
わたしは本への熱意とか、ある意味とても純粋で好きだなぁ。
受けにちゃんと恋をしてからは、
本>受けの気持ち、だったのがコロッと逆転してるのも微笑ましい。
欲を言えば、もうちょっと厚い本で、
もっとじっくりたっぷり、この2人の話を読みたかったなぁ!