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kugatsu no sayonara
シリーズ三作目ですね!
や~っと続きが出て嬉しいです♪
しかし今回は、九月だけに?キューちゃん達がお当番で。
過去作をまだ読んでいなくても、これだけで楽しめる内容。
高緒拾先生を知らない人も、これから入るのも有りだなぁと。
このシリーズは基本シリアスですが、今まではホンワカ楽しいナツ達が中心で。
しかし今回は大人エロ担当のお二人がお当番なので、しっかりシリアスでした。
シリーズを紹介をいたしますと。
『三月某日、クマを拾った』
・前半:キューちゃんと拾ったクマ(人)のお話
・後半:ハル×ナツのお話
『七月の交差点(クロスロード)』
・ハル×ナツのお話の続き
『HARU×NATSU Summer×Summer side:c THE2ND-SENJI INTERMISSION(同人)』
・七月交差点のハル×ナツ夏休み話
※このシリーズ、先生の同人作品のキャラがちょいちょいあちこちに出てきます。
でも、知らなくても楽しく読めます。
キューちゃん(川瀬)とモクという、前回までは大人なセフレの二人。
なかなか進展しないハル×ナツのお話の中で、唯一エロ担当だったお二人が中心のお話で。
よっしゃ、来た~!と思う反面。
ハル×ナツはまだお預け?!
とショックでもありましたが。
大人な二人の世界もすごく良かったです♪
今までの話を読む限りではありますが。
まさか、この二人が中心の話が次に来ようとは思いませんでした。
それくらい、ドライなセフレ関係だった二人。
モクなんか、今回も名前が明かされないし。
ハル×ナツのスパイス的な役で終るのかと思ってました。
人生、何が起きるかわかりませぬ。
大人な二人の過去、現在。
思うんですが。
大人な恋って、意外と情けないですよね?
本心を見えにくくしたりして、突っ走る気持ちにいつもブレーキがかかって。
青い時代の、走りすぎたり素直になれない恋とはまた違って。
過去とか仕事とか環境とか、色々な事が自分の邪魔をする。
なんだか身につまされます。
今までのシリーズでは、あまり印象の良くなかったモクなんですが。
でもこのモクの迷いこそが、大人故の残念さが、本当に身に染みます。
片想いな人がいて、別に気の合う人がいて。
次第に、自分の気持ちが何処に在るのかわからなくなる。
その戸惑いへの向き合いかたがわからない。
キューヤも、今までは意識していなかった相手の、別の人への恋心に気付いて。
過去のトマウマを思い出して。
意識して。
今と過去が混ざりあって、気持ちが少しづつ変化していく。
あ~、先生の言っていたモダモダはこれなのね~☆
しかし私、モダモダとかイライラした展開大好きなんです、先生!!
素直じゃない大人達が、素直になる瞬間がねv
この二人に比べたら?
前回までの主人公の一人、ナツの素直さったら無いなぁ。
今回も、ハルのために道で迷子になったりして。
突っ走る感じが可愛いですね♪
ハルも、ナツの素直さに引きずられて、変わってきているし。
私もハル大好き~♪
嗚呼、早く二人の続きが読みたい!!
ハル×ナツの続き、いつまでも待ってます!!
追記:
このお話は二冊目をはじめに読んでしまい。
二冊目の『七月…』評価を「萌」にしてしまいました。
何度も読み返し、今では私の中でこのシリーズはすべて「神」なんですが。
評価を変更できないことが残念…。
続きものの途中レビューは難しいですね~☆
切ないね~というのがまず感想です。
特にキューヤ(攻め)の方はツライかな。
それぞれに、違う人への想いを抱えた体だけの関係の二人ですが、ミチ(キューヤの友人?)のチャチャ入れによって、自分達の過去の恋に向き合います。
お互いがそれぞれの話をして、やっと目の前に居る人の事を考え始める・・・。
これから!という時に表題作は終わります。
どうなるんだ~と思っていたらちゃんと「12月のStarting Over」という続編で解決してホッとしました。
絵も繊細な感じで素敵でしたし、大人同士の恋愛も楽しめた1冊でした。
シリーズ3作目。
そして、なんと「ハルナツ」ではなくて川瀬xモクのアダルト組のストーリーとなっています。
だから、ハルとナツのそれからがどうなったのか、ヘンゲンさんはどうなったのか、そういうのは立ち消え…
だけど、本作は特に1作目の「三月某日、〜」とは全く空気感が違って非常に私好みです。
川瀬とモクは面倒な干渉無しのセフレ。
だけど実際はモクはハルの事が好きなのだ。そして川瀬はそれに気づいている。
今まで何事もなく過ごしていたのに、ギャラリーオーナーの甥・ミチが波風を起こす。
このミチが…。こういう余計なことする人キライだわ…
だけどストーリー的にはこの事でドラマチックに動いていきます。
モクは川瀬にハルへの想いを明かす。それを知っても何かを埋めてあげるかのようにモクを抱く川瀬。
一方川瀬の方にも忘れられない楔のような過去があって…
想いを形にも言葉にもしなかったために、ずっと心に澱のように沈む後悔。
今は亡き川瀬の友人は、命を賭けた恋をしていた…
だから、川瀬はモクに対してハルにぶつかってみろ、と言う。
でもモクは云わないのです。
ハルのナツへの柔らかな眼差しを見て引く事を選んだ…
一度は逃げたようなモクだけど。
これが大人の、大人ゆえの弱さなのか。不器用さなのか。
お互いから離れた3年間、それでも心から消えなかったのがモクであり、川瀬。
甘い空気を漂わせて物語は終わります。
この、2人の和解というか、自分の心を許すような感覚…ここがハルとナツの恋とは年輪が違うね。
表紙もとっても素敵で大好きな作品です。
しっとりとした大人のお話しを読みたい。
そんな時に表紙を見て思わず購入。
なのでシリーズモノと知ったのは手元に届いてからでした。
それが関係ない場合もあるけど♯1ではたくさんの人物が登場し、誰が何を言ってるのか分かりにくい吹き出しに悪戦苦闘。
そして思わせぶりな言葉の数々も、辿り着く先がそれほど重大なことには思えず。
ミチの能力?存在に振り回されたり、大きく動き過ぎた感もあり。
2人が歩み寄ろうとした決意が浅く、それぞれが抱える別の感情すらも曖昧にただ浸っているだけにしか感じられませんでした。
3年もの間、互いに想い続けているほどの情熱がいつ芽生えたのか。
無理矢理「恋」に仕向けたような収まりの悪いラストとなりました。
これ、シリーズものなのですね。
知らないで買ったので、最初の方は出てくる人の関係も、誰が何を話してるのかも分かりづらく、多分今でもちゃんとはわかっていないかも。
最初から読んでいたら分かりやすかったのかしら?
そもそもそういう状態なので、誰と誰が付き合っててもめて………ん?という状態でした。
あらすじで見たほどの魅力を感じず、残念。
もっと大人の乾いたお話を期待していました。
同じ方の描かれた、離島の美術教師のお話は好きだったのですが、あれもそういえば後日談のキャラの判別がつきづらかったのを思い出しました。
絵はとても好みなのですが。
今回惹かれるものがなかったので、シリーズの他の話は読むかどうか迷います。