「俺が幸せじゃない時は、他人もちょっとだけ不幸であれ!!」

俺は性格が悪い。

ore wa seikaku ga warui

俺は性格が悪い。
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神40
  • 萌×214
  • 萌19
  • 中立5
  • しゅみじゃない2

--

レビュー数
14
得点
318
評価数
80
平均
4.1 / 5
神率
50%
著者
四宮しの 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
茜新社
レーベル
EDGE COMIX
発売日
価格
¥680(税抜)  
ISBN
9784863494961

あらすじ

俺が幸せじゃない時は、他人もちょっとだけ不幸であれ‼︎
(でも、俺が幸せだったら別にいいよ)

背が小さくて服もキャラもゆるめ。
リア充どもからイジられる犬塚は、特に反抗しないけども気分はよくないので、ひっそり心のなかで毒吐く日々。
そんな内弁慶の犬塚と仲良くしてくれる森田は、変にイジってこないイイ奴なので、日々を穏やかに過ごしていた。
しかし、ある日ちょっとした悩みを話したことをきっかけに、森田の実はアレな性格を垣間見ることになり…。

表題作俺は性格が悪い。

森田征大,大学1年
犬塚渉,大学1年

同時収録作品俺は性格が悪い

川崎、大学3年
古賀さん、大学院生

同時収録作品俺は性格が悪い

?谷崎哲平
?谷崎達樹

その他の収録作品

  • 裏表紙すごろく
  • カバー下マンガ(川崎家の人々)

レビュー投稿数14

川崎叩きすぎ

川崎が古賀先輩のことを叩いたりするのがちょっと乱暴すぎだろ〜とはなるんだけれど、口調荒く凄く大切にしてる様子が(付き合ってるてこと?)てなってたところにまだだったの…か?てなったりして、川崎の待てるのに感心する
ちりこちゃんの潮干狩り計画といい、川崎兄妹なんか優しくて好き
見てたら解っちゃうんだもんね塩田の様子もね
ところで、犬ちゃんのおっぱいの件はなんだったのよ
てか、おっぱいが出てきて医者に診せた話をするって友達としての森田への信頼すごかったな
好きなものばっかり食べてたらダメだよってのは偏執的な犬ちゃんへの恋を見透かされてたってこと?
古賀のその見透かす感じ、もっと見たかったな
てっぺいくんの養父への気持ちは出会いが小さいとき過ぎてちょっとわからなかった

0

どっきりするようなタイトルだけど

お話はとてもほんわかしてかわいらしいのです。

性格が悪いと言ってはいるけど、ウブでかわいくて、人間らしい犬ちゃんと、犬ちゃんが大好きで、こっちの方が計算高いよねっていう森田のカップルです。

おっぱいが出てきて、と悩む犬ちゃんに、土下座をして触らせてもらう森田。もうこの辺りから森田にいいようにされてしまう犬ちゃんでした。

オタクで真面目かと思いきや、メガネを外すとイケメンでモテちゃう森田。でも犬ちゃんにメロメロなのでした。

あとは、先輩の古賀さんと川崎さんのカップルや、当て馬くんが実はおじさんが好きだったりと、脇の人たちも色々あり。
第12話までと、課外活動のHな番外編が入って200ページ超。いずれも悪い人はいなくて、ほわっとした雰囲気がいいです。

1

「好きなものばっかり食べてちゃダメだよ」

あ〜よかった〜これはよい大学生たち。みんなの人生の一部を覗き見てる感がたまらない。
1話から12話の間に相当キャラの雰囲気や関係性が変わります。決してCPの2人で完結する箱庭ではなくて、きちんと社会の中で人間性が変化していく様が描かれていて、愛しい。

◾︎森田(黒髪眼鏡 ゲイ)×犬塚(ノンケ)
性格の悪い2人です。性格悪いって言ってますけど、正直言うほどでもなく。社交性を身につけてきた犬塚が、泣きながら森田に告白する(既に付き合ってはいるのですが)シーンが可愛くてたまらない。性格が悪いと言うか、愛され慣れて甘えている様がいいですね。

◾︎川崎×古賀(ゲイ)
この2人はカバー裏がよかった〜家族に受け入れられるって尊い事だ。happy endをありがとう!

1

ちょっと駄目なくらいでいい

 主なカップルが2組登場するのですが、どちらも受けのダメダメ感が等身大の大学生という感じでした。森田×犬塚は、性格が悪いと自覚している者同士。特に犬塚の方はクズというよりは、自身のいろんなコンプレックスから逃避するために性格が悪くなったようなタイプなので、まだ可愛らしさがありました。森田も言うほど性格が悪いとは感じず、多少独占欲が強いかなくらいの印象で、鈍い犬塚にはちょうど良い攻めだったんじゃないかと思います。

 私はどちらかというと、もう1組のカップルの川崎×古賀の方がよりストーリーに引き込まれたかな。ホモをキモいと言われ失恋したばかりの古賀に、悪態を吐きつつも何かと面倒見の良い川崎が強過ぎない押しをかけます。古賀はずるいと分かっていながらも、今の関係を維持する方が楽だと川崎の好意にはへ返事をせず。失恋した相手に本音をぶつけられたことで、ようやく川崎との関係性が変化していきます。劇的な出来事が起こらない緩い空気感の中で、徐々にはっきりしていく古賀の心情の描写が良かったと思います。

0

2つのカップルのお話

確かに犬塚が卑屈すぎて何もかも斜めに見て深読みしてるだけなんじゃと。
ですが犬塚の森田に対する態度を見て性格悪い!と思いました。唯一の友達になんて態度だと。

ところで犬塚の胸が膨らんだ設定はあの一回きりなのかな?森田が犬塚を可愛く思っていてまさか触ってくるとは。

犬塚が性格悪くて?というか森田に好かれてるからってもう!
でも最後はちゃんと部屋の合鍵渡して。同窓会の心配してお金使わせたり。

中学時代の沼田くん。君の分も森田が幸せにしてくれてるよ。

色々ありましたね。
古賀先輩カップルの話も。
塩田は古賀を試したの?ひどい!と思ったら執着してて。
古賀に川崎と女友達がいてくれて良かったです。
無事に川崎の彼氏としてカバー下で川崎家で紹介されてますね。

タイトルから軽い話でサラサラ~と読めるかなと思いきや色々詰め込んであり読み応えがありました。
犬塚も最初ほど嫌いではなくなりました。

0

みんな素直じゃないですか。

タイトルと大きな字で「不幸であれ‼︎」と煽る帯、そしてどんよりとした顔の少年…
暗い話かしら、ヤンデレ祭り?と思いつつ読みましたが、全然違ってました。
切なさとほのぼのの融合的な。
内容的には2.5CPの恋の行方。「.5」っていうのは、当該CPがまあこれからどうなんだろ?というところなんで…
2組のCPはどちらもダメっ子の受け。コンプレックスもあっていじいじしてて。
そんな受けが、攻め君に好きだよ、そのままでいいよ、僕を見てよ、と押されて自分だけの恋に踏み出していくわけです。
私が特に頷けたのが、2組目の乱暴口調の後輩君xアルコール依存一歩手前の院生のCPです。
院生の古賀さんは、数年前(?←この辺は曖昧)1人の同級生に恋をしたのだけれど、ホモキモいと言われて自爆、その後アルコールに逃げて泥酔を繰り返すようになる…しかしその相手・塩田も実は…という展開なんだけど、これは塩田サイドから描いてみれば『古賀のやさしくて気のきくとこすげーいいと思うよ』っていう気持ちが元々真実で、あのトイレのシーンに至るまでの塩田を追ってみれば、彼にも大変な葛藤があったと思うんですよね…
そしてぐずぐずと返事を先延ばしにしてた古賀が両方失いそうになる。ここも、だよねーと思いつつ読む。何もかも竹を割るように生きられますか?いや生きられはしないのですよ。
ここを救うのが女の子の友人だというのもいい流れだなぁと思いました。
この辺は萌x2寄りですが、私的には森田の姉さん……の話や、冒頭のおっぱいが大きく〜のエピソードがハテナと思いまして、「萌」といたします。

0

不思議な空気感

タイトルで言うほど性格悪くないです。
ちょっと口が悪かったり、言葉が足りなかったり、嫉妬したり、素直になれなかったり…誰もが持っている部分です。登場人物みんなじんわりと味わい深いです。
大筋はワンコ森田くんとツンデレ犬ちゃんの緩やかな関係。
ほのぼのとしていてあまあまですがちょっと切なくて、いつまでも見ていたくなる良い空気感漂う本です。
個人的には犬ちゃんの甘えが可愛くてたまらない。
作中で「俺がいないあいつの幸せを喜んでやれない」というセリフ胸を打ちました。それ、性格悪いとかじゃなくて最上級のデレだよ犬ちゃん
あと服の柄の書き込みとカラーの色味のセンスが素敵!

2

モノローグの毒づきさえもカワイイ

モノローグの毒づきが酷い、性格の悪さは犬塚。
これはモノローグでズバッと言ってくれるから分かりやすい。
後半はもう、カワイイと思えるくらい。
卑屈で暗い性格だからか。
でも基本は寂しがり屋だからなのか?
このあとデテクル性格の悪い人たちのせいなのか(笑)。

そんな犬塚を表向き爽やかに優しく一緒にいるのが森田。
まずは一癖二癖あります。
もう独占欲が半端ない。
でもそれは表に出さない。
マワタノヨウニ包んで包んで逃がさないタイプ。

そんな二人の回りの人たちもただの人たちの訳がない。
幼馴染みに、先輩に。
とりまく人たちもある意味、
いい性格してます。
でも女子は可愛かった。
川崎先輩の妹とか、古賀の友人とか。

硬派な川崎先輩が格好よかった。
両思いなのに誤解して身を引いちゃうとか。
本気でおこってくれるとか。
古賀に密かに恋してたとか。

卑屈になりながら感情ぐるぐるになりながら恋するお話でした。

最強に底が知れずに性格悪かったのは、
もしかして森田兄かな?

2

恋人公認の性格の悪さ!

心惹かれるタイトル。「性格が悪い」って公言するくらいだから…今流行りのクズ男かな?ゲス男かな?と覚悟して臨みましたが、そうではなく…!
誰もが持っている心の弱さや、恋をすると誰しもが持ってしまう卑屈さが日常の中に切り出されていました。本当にありふれた大学生活が描写されているため、共感が湧き、好感も持てて楽しく読めます。

表題作は「俺は性格が悪い」と自分で認めちゃうネガティブな受けと、そんな彼が大好きで面倒くさい攻め。
「お互い性格悪いからまあ仕方ないよね!」って言い合える明け透けな関係性が可愛かったです。
胸が出てきちゃった…な辺りもっと詳しく見たかったですが趣旨変わってしまうか…。

お気に入りは先輩・古賀と後輩の川崎の話。友人にホモだとバレた惨めさに酒に溺れ胃を壊す大学生。酒に溺れる辺りがとても生々しく…。
居そう!古賀みたいな大学生、本当に居そう……!
そして寂しがりで手間のかかる古賀の世話を焼く川崎(見た目ヤンキー)の甲斐甲斐しさと一途さにキュンとしました。ダメダメな古賀を身も心も世話できるのは川崎だけだなと思えるお似合いカップル。
妹ちゃんや女友達もイイキャラ。

そして脇役ポジションですが、義父に密かに片想いし続けるテッペー君もいじらしく…
どの登場人物もとても身近に感じられ、親近感が湧く日常BLでした。

短編形式で12コマ入っているので読みごたえも抜群!表紙裏、家族公認になれてめでたし、めでたし。

3

本当に性格が悪かったら

「でも、俺が幸せだったら 別にいいよ」
なんて言わない。

いつも思うけど、エッジコミックって本当にカバーデザインがいい。
この本も、まず、表も裏もイラストがいいし、
それになんといっても、この帯!
色遣いもレイアウトもキャッチコピーも、完璧!

お話は大学で同じ研究室に出入りする子達の、主に2組のカップルのお話。
ただの友達や先輩後輩から恋人関係へと、行きつ戻りつ迷いながら関係が深まっていく、劇的な事件は起きないけど、些細なすれ違いや自己完結がもたらす、当人達にとっては劇的でスリリングな毎日。
そんな日々が、さりげなくて地味な、それでいてなんとなくかわいい絵で展開。
このちょっと地味でしょぼい感じのキャラ達が、とってもストーリーにあっている。
この中身と、カバーデザインの分プラスして、神!

5

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