ちいさな神様、恋をした

chiisana kamisama koi wo shita

ちいさな神様、恋をした
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神9
  • 萌×210
  • 萌2
  • 中立2
  • しゅみじゃない2

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レビュー数
2
得点
93
評価数
25
平均
3.9 / 5
神率
36%
著者
朝霞月子 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

イラスト
カワイチハル 
媒体
小説
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
リンクスロマンス
発売日
価格
ISBN
9784344834279

あらすじ

津和の里に住む小さな神・葛は、行き倒れた人間の男を拾う。初めて見た人間・神森と暮らすうち、次第に心惹かれていく葛だが…。

表題作ちいさな神様、恋をした

神森新市・里に迷い込んでしまった画家(人間)
葛・津和の里の見習い中の神様(手のひらサイズ)

その他の収録作品

  • おっきくなった神様と…
  • あとがき

レビュー投稿数2

一生懸命

ファンタジーと言っていいのでしょうか
神々が住まう村に迷い込んだ攻め様を、受け様が見つけて・・・
という冒頭です

今回、肌色まみれなシーンはありません・・・
イチャイチャ程度でも可愛いものです (*´∀`*)
それが今回の作品のいい所だと思います

受け様は、小さな小さな神様で他の神様たちから可愛がられている子です
攻め様を見つけて助けて世話をして
その後も、神々の村でお互いが少しずつですが
いいな~と想いあっていて
健気にも攻め様になついていきます

攻め様は、周りの人間関係や自分の画に対する気持ちに
疲れ切っていた所、神々の村に迷い込んだ方です

前半は、あ~平和に話がこのまま進むんだな~~と思っていたのですが
後半・・・受け様が健気でもありかわいそうでもある内容でした
攻め様は現実の世界では、神々の村の事すべてを忘れていていると言う・・・

その事も含めて、受け様は思い出してもらえるように
ただただ 攻め様の家政夫になって世話をやいていきます

攻め様のきつい言葉や態度、
そして受け様の命綱とも言えるものを捨ててしまったこと
本当にぐっとくる内容でした

前半の微笑ましさからの後半の辛さ

5

受けの健気さに萌えまくり

初読みの作家さまでしたが、スピンオフの『恋を知った神さまは』が発売になったので、2冊まとめて購入してみました。

神たちが住まう『津和の里』に住む手乗りサイズの大きさの神さまの葛。その里に、人間である神森が行き倒れていて、彼を助け一緒に住むうちに彼に惹かれていく葛。
けれど、人間の世界に戻った神森は葛の記憶を失ってしまっていて…。

というお話。

神森が大好きで、一生懸命彼に尽くす葛がめちゃんこ可愛いです。
そして、葛を息子のように可愛がり、彼の意思を尊重し見守り助けてくれるほかの神さまたちもとても素敵でした。

その一方で、神森がちょっと残念な男だったのがなあ…。
里にいた時の記憶を失ってしまう、というのは仕方がないというか別にいいのですが、葛の持ち物を勝手に捨てちゃうとか隠してしまうとか、人としてないわ…、と残念な気持ちになりました。

そんな男を一途に思い続ける葛と、葛を救うためとはいえ神森を許し、二人の仲をあっさり認めちゃう周囲の神さまたちにも、ご都合主義なところを感じてしまったりもしました。

それでも葛の可愛さと健気さに癒される、可愛らしいお話でした。

3

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