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hatsujo bl
「発情」がテーマといっても、誰彼かまわずという複数プレイのものはなく、一途に相手に、という作品ばかりで私には好感が持てて読みやすかったです。
オール読み切りアンソロジ―とのことですが、8作品3作品が別テーマで登場したキャラクターの作品でしたし、二人が付き合う・抱き合う関係になった過去のコマが回想で表現されている作品もあったので、連載作品の2話目という印象を受けた作品が多かったです。
オメガバースの説明と作品では「番」の関係がちょっと分からなかったです。ロッキー先生「僕たちはまるで誘灯蛾のように」ではΩの「誰でもいいなんてオレたちには無理だよ」のセリフがあるので番以外は性交渉は無理なのかと思えば、楽田トリノ先生「華玩具」ではそうでもなかったり。番の解消も口頭でOKなのが理解不能でした。
また、αがΩと番う理由がいまひとつ飲み込めず、説明文には「Ωは男女とも妊娠が可能」とありますが、単に妊娠率が高いだけっでなくαがΩとαはα同士やβとよりΩとの方が子供はαが生まれる確率が高いという設定なのかな、と考えましたがあってるのかどうか…。
ファンフィクションの設定なので自由に楽しめば良いという感じなのでしょうが、私はオメガバースが初めてでしたのでちょっと戸惑いました。
説明が文章のみというのもコミック派にはとっつきにくいかもとも思いました。
作品で印象に残ったのはitz先生「ルアーノート」。香への静かな欲情という感じの作品で、先生があとがきでも書かれていましたが、切なくて…幸せになって欲しいと思った二人でした。