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koakuma baby
芒基之一さんの作品を読むのは「大人のオモチャ男子」以来。
今回は電子コミックの書籍化ではなく
雑誌drapの連載をまとめたものなので
画面がかなり見やすいです♪
ヘタレ×小悪魔?
受けの冷たい視線がたまらない?
面白そうかも♪
と思って買ってみましたが、受けは思ったよりかなり可愛らしいツンデレさんで、逆に攻めの方が(悪気なく)受けを振り回している感じでした。
攻めは電子工業の会社を継いだ若社長で、受けは取引先の営業マン。
受けの「小悪魔」といえる要素は
仕事では爽やかイケメンだけど
プライベートでは意外と乱暴な言葉遣いをする~くらいなもので
普通にTPOをわきまえた常識人だと思います。
むしろ攻めの方が色々と酷いかもw
学生時代「男同士なんてキモい」
と受けをフっておいて
そのことをすっかり忘れ、再会後は
受けのことが気になり付きまとう。
拒絶されたら「委員長(=受け)なんて抜きネタにしてやる」と子どもみたいに拗ねるし、受けは一体この攻めのどこがそんなに好きなのか謎ですw
キモいと言われたことも怒ってないようだし、
いきなり抱きしめられても本気では抵抗しないし、
受けは小悪魔どころか、かなり健気で
お人好しなキャラなのではないかと。
Hで、ノンケの攻めを騎乗位でリードしているところは小悪魔っぽいかな?
「黙って俺に抱かれてろよ」
と、上に乗っかりながら言い放つシーンがカッコよかったです。
リーマンものとしては
攻めの会社が同族経営の小さな会社っぽくて、華やかさがないところが逆に良かったです。
スーツの上に作業着を着ていたり
攻めが(社長なのに)特殊合金を倉庫まで運んでいたりするような
地味で男っぽい職場環境に萌要素がありました♪
表題作は、同級生再会物。
高校時代、自分に親切にしてくれていた委員長。
ある日、その委員長がうっかり見せた本心に、、、
鈍感で迂闊だったノンケ少年が、大人になってから再会した受けにメロメロになるお話。
さっぱりした絵でさらっと描かれた、ヘタレな主人公・池上。
恋するパワーで、格好良く決めようと、せっかく習った決めぜりふも、自分で言って、自分で照れて台無し。
あげく、逆に殺し文句を決められてキュン。
池上の無遠慮でヘタレなノンケパワーのせいで、果たして誰が小悪魔でベイビーだったのか?
そんな後味もかわいくて、サラッと読むには良かったです。