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俺が本気で襲う気でこの手を離さずにいたら、流されるままセックスして、俺のせいにするんでしょ?
sonosubete ga hitsuzen
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
かなり昔から同人でこっそり追いかけている作家さんの初コミックスなので、楽しみにしてました。
読んだ所正直に感じたのは、作者さんらしさが半分以上損なわれている…。でした。ノリやテンポは良いし話も悪くないんですが、叩いている人の感想(?)も、あ~分からなくはない…と思ってしまいました。ごめんなさい。叩いている人自体はどうかと思いますが…。
「そのすべてが必然?」の部下×上司、オッサン受けが好きなのでそれだけで萌える事は出来たんですが、欲を言うならもっとオッサンなりの哀切や葛藤を見たかったです。部下にビシっと叱責される上司というのも大好物ですが、叱責されただけでその後あっさり結ばれて即エロなので、2本でゆっくりと恋愛させて欲しかったな~…と思います。18歳差設定も活かされてなかったので、勿体無かったです。
素人なので分かりませんが、読み切り作だとエロを入れなきゃいけないとか、強引でもくっつけなきゃいけないとかあるのかな…。この2人はエロ無しの方が個人的には良かったと思います。
「星から王子様」は、かなり無理して描いた感が…。何でもできるイケメン×関西人フツメン(外見は可愛い系)ですが、この作者さんが好んで描かれる設定でもシチュでもなかったので、無理されたのかな~…という気がしました。ギャグは面白いんですが。
ここからはレビュー関係ないんですが、本来この作者さんは、もっと人間のドロドロした部分をこれでもかと抉ってくる話を描かれています。紆余曲折あってのハピエンが好きだと公言されているだけあって、綺麗事だけでは済まされない人の汚さ、狡さ、絶望があり、その先でようやく結ばれるという、ゆったり流れる恋愛話が多いです。同時にギャグも描かれるので、その180度変わる振り幅がこの作者さんの魅力だと思って、コミックスも期待していました。それだけに肩透かしを食らった感じがあります。
エロもあまり頻繁に描かれないので、やっぱりそういう指示があるのかなあ…?と、ここでも疑問に思います。
絵柄も昔はもっとラフな描き方をされてたので、ここでもやはり無理されてるように思えてしまいました。個人的には昔のザカザカした躍動感のある絵が好きでした。
もしそういう指示があったとしても、その通りにきちんと描いて萌える作品をしっかりと描かれる他作者さんも当然いると思うので、完全に贔屓目と分かってるんですが…。
今やBLでも強引に詰め込んだようなエロは敬遠されてたり、明るいだけじゃないストーリーも幅広く支持されてるので、この作者さんにももっとその手の話を描いて欲しいです。そこで大きく化ける可能性があると個人的に思ってるので、今後に期待する意味も込めて、星4つです。
タイトル通り、「普通に面白い”漫画”でした」。まずはこの一言を。
レビューは普段書かないクチですが、下のhamu太さんという方に煽られたので乗ってみる事にしました。ちなみにこの時間になったのは、ある事を調べていた事、そしてもう一度渡辺さんのこの作品を読み返していたためです。寝ずに出社ですよ。苦笑
ちなみに下のhamu太さんは渡辺さんに対する私怨粘着のみで動いているようですね。amazonのみならず、某801のスレでも発見しましたよ。嫌いな作家が商業ラインに出ると堂々叩けてスッキリすると書かれていましたね。
(私も粘着だな。笑)
さて、もう一度渡辺さんのこの本を読み返しました。
私は少年誌、青年誌(成年誌)、少女誌、BL、TLと様々な漫画を読んでいる一介の漫画オタクなので、BLという枠を超えた感想になってしまいます。そこはご了承ください。
まず散見する「苦手な絵柄」は、確かにBL向けではないと感じます。それもあって苦手な方が多いんでしょう。どちらかといえばマイナー系の青年誌に近いですね。作者さんのpixivも拝見しましたが、ほぼ青年誌寄りですね。笑
その青年誌の絵柄を、BL寄りに奇麗にしようとしている印象を受けます。(恐らく「トライガン」の内藤泰弘さんとかお好きなんじゃないかな。テンポや擬音にその空気がある)
確かに絵は上手ではない。(ごめんなさい)だからと言って、下手でもない。壊滅的におかしい部分はありませんでした。ただ少し、裸の描き方がやや太ましく感じますね。ムッチリしていると言うか…。もう少し細身に描かれたら、エロさが出るんじゃないかなーと思います。あとは無理に顔を面長にされている印象も受けますね。ただし私は、「その全てが必然」の進一は凄く萌えましたよ。ツンデレオヤジというのは総じて乙女な位が一番いいですね。笑
(余談、amazonレビューで他の方が「43歳に”いや”とか言わせるな」と書かれていたので調べてみましたが、言っているのは「星から王子様」の修二(大学1年)で、進一は言っていませんね。強制プレイで「やだ」とは言っていますが…。amazonで買おうとしたけど結局普通の書店で買ったので、amazonで誰か買われてたらツッコミ入れて下さい。レビューが少ない分目立ってて、流石に作者さんが可哀想だ)
ストーリーに関しては、しっかりとした「漫画」として出来上がっています。起承転結よりは序破急なイメージですが、1本のページ数を考えると調度良い流れに組んであります。コマや台詞の数もバランス良く、詰めすぎず、スカスカ過ぎず。顔だけ漫画でもないので、次のコマへとすっと移れる事が出来ます。左下構成も考えて描かれているな~と感じます。
ただし、「BL漫画」としては萌や甘さにあと一歩という所でしょうか。
進一の「否定も反論もできなかったのは、つまりそういう事だ」や、「結婚もしねーで男と居ることに、周囲がきづけば邪推もされる」なんかは、男らしい台詞で好きです。歳下のあたるに対してもしっかり謝れるいい男です。耳が性感帯なのに隠さないのも逆に良い。笑
あたると割とインスタントに結ばれたのは若干気になるので、ここはもう少し掘り下げて欲しかったなと。でも話の落とし方が非常に上手いので、楽しく読み終える事ができます。バーのママのスピンオフが読みたい。笑
星から王子様も面白かった。こちらはギャグ寄りなイメージがありますね。
戒人が折角のデキる男なのに天然培養でバカ過ぎて(褒めてます)、非常に面白い。気取ってドヤってる男が実は童貞だったなんて、私は戒人のバカさを含めて爆笑しましたけどね。笑 描き下ろしでそのバカさがクライマックスなので、BLに笑いを求める方には戒人に注目して欲しい。
修二も単なるキャワワ系の子かと思えばそうじゃなく、「関西人がみんなノリええと思うな」と言いながらも戒人に対してかなりツッコミが入っています。笑 しっかり者なのもいいですね。
少女漫画感は確かにありますね。花がブワッと咲くのは少女漫画お決まりですが(最近はあんまりないけど)この話の場合は比喩表現(好きになったという表現)として、伏線としても使われていたので、うまいなと思いましたよ。別の意味で華を添えているマッチョガールがまた面白かった。彼女(彼?)の走る擬音、よくこんな擬音思いついたなあと。笑 こういう小ネタや笑える脇キャラの作り方も上手です。メインを邪魔しない程度に出てくるけれど、インパクトは大という。笑
描き下ろしはこの2カップリングをクロスさせた話です。「その全て」のあたると、「星から」の修二が兄弟関係にあるので、そこを上手に活かされています。恋人が出来た弟に赤飯を炊いて大学へ行く兄のあたる、ところが弟は部室でヤってる最中だった…という所から話が始まります。
あたるがどうして進一に八つ当たりする程怒ったのかは描かれていませんが、兄のあたると弟の修二が全く似てないし、あたるは標準語なのに修二は関西弁ですから、何やらありそうだなと考えてしまいますね。こうした想像の余地を与えるという意味でも、話が上手い人だと感じました。
総じて「BLとしてはあと一歩さを感じるが、”漫画”としてはかなりよく出来ている方」だと感じました。
今時のシュッとした細い線やレトロフューチャー/サブカルテイストに類するような流行りのBL絵でもないし、突出して抜きん出た「素晴らしさ」は確かにないです(ごめんなさい)。ただし、話作りはBLという枠を超え、一般的な”漫画”としてしっかりと成立されていると感じます。ギャグもかなりおかしなセンス(褒めてます)をお持ちの作者さんのようなので、ギャグBLも読んでみたいですね。
以上長くなりましたが、偏りのないよう書かせて戴きました。
私はこの作者さんの描く漫画、好きですよ。
趣味じゃないを通り越して買い損。
オヤジスキーの人はジャケで騙されないようにしてほしい。
中身スッカスカの単なるオヤジの皮を被ったつまらない話。
オヤジ特有のものが何一つない。外見も皺描けばいいってもんじゃないでしょ。
お見合いだのなんだの言いながら都合よくくっつき過ぎだし、
18歳の年下?だから何?って感じ。
大学生の話はもう最高につまらない。少女漫画すぎて引いた。
攻の童貞設定も無理があるしどこがイケメン?となる画力のなさ。
受も画力のせいで可愛さを感じない。
目を大きくすればいいってものじゃないでしょ。
関西弁で方言萌え狙ったのかも知れないけど、外しまくり。
シモネタが描きたいのか少女漫画が描きたいのかエロが描きたいのか、とにかく軸がぶれまくって粗悪。その上画力がない(古い、ダサい、雑)。
買って損した漫画ともいえないものだった。
こういうのもレビューだと思うし、もし作者が見てたらいい加減調子に乗らずに1から出直せって言いたい。
失礼ですが、amazonのカスタマーレビューでも渡辺さんのこの作品に似たような事を書かれていますよね?
いちから出直せって文言とかそのままじゃないですか。これではレビューではなく嫌がらせですよ。
ジャケと帯のコピーに惹かれて購入しました。
年下攻めでオヤジ受けが好きな人には最高だと思います。
私はとにかく萌えました。川上さん、たまんないです。こういうオヤジは受で然るべき!
デビューコミックとの事で1冊まるごと表題作ではありませんし、表題作のが本数は1本少ないんですが、オヤジ受が好きな人には読んで欲しい。
もう1作の方は好みの属性じゃなかったものの、ギャグも入って笑いながら読み終えました。描き下ろしも満足!
表題作の方が副題より1本少ないので4かなと迷いましたが、非常に美味しいオヤジ受けだったので。
絵はちょっと好みじゃないかなぁと思ったのですが、
内容がよくて楽しく読めた1冊でした。
18歳差のリーマン、
ホジティブワンコな部下25歳 × 43歳の無愛想な課長
同い年の大学生同士、
なんでも完璧な王子様 × 関西弁でマイペースなフツメン
そんなふたつのお話が入っています。
ワンコ部下と関西弁のフツメンが兄弟という設定で、
描き下ろしでは4人全員が登場して、
ほどよくまとまってる感じで終わるのが好みでしたし、
なにより、ほどよくコミカルでテンポよく、
でも想いを伝えるのはとても真剣で、そのメリハリがよかったです。
■表題作「そのすべてが必然?」2話
世間体と親のためにお見合いを繰り返すも、
やる気がないため断られ続けているバイの課長(受け)と、
そんな課長をノンケだと思って片思いしていたゲイの部下(攻め)、
そんな18歳差のふたりがゲイバーで会って…というお話。
部下の年下ワンコ攻めが、ずっと押せ押せで行くのかと思いきや、
嬉しい気持ちもありつつ歳の差を考えて煮え切らない課長に、
冷静にズバッと痛いところを突いて一度引くところがカッコイイ。
おバカに見えてバカじゃないワンコっていいなぁ♪
受けの課長も、無愛想で普段は甘い顔はしないタイプなのに、
エッチの時になるとストレートな物言いで「好き」の気持ちを表す、
無自覚天然系なオヤジ!というのも可愛かった~~
■「星から王子様」3話
見た目もやることもすべてが完璧すぎて、
男には怖がられ、女には群がられ…で、うんざりしている攻めが、
自分を特別扱いしないマイペースな関西弁の受けと出会って、
自分を好きになってもらうべく積極的に押して迫って~~という話。
完璧に見えた攻めが、
以外と天然だったり、実は童貞だったり~ってのが可笑しくていい。
描き下ろしは、
王子様と弟がエッチしているのを、兄(表題作の攻め)が目撃☆
怒って暴走しようとする攻めを受けの課長が、
エッチ中に年上らしくビシッと叱って~でもその分エッチは激しく~
そんなお話でした♪