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yagisan yubin
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
待っておりました本当に!
前巻から2年以上経ってたんですね…。
「マッチ売り」と「やぎさん郵便」1巻を引っ張り出して
きましたよ、ええ。
※ネタバレ多!
前巻では花城と廣瀬がうまくいけばいくほど絡まり合って
いた澤と有原でしたが、今巻で大分(ほとんど?)ほどけ
ましたね。
澤は前巻から有原への想いが垣間見えていましたが、
今巻はもうひたすら萌えました。
悶えるほどに!
怪我をしている有原の身体を拭いてあげたり、有原の帯の
長さ(腰回りの長さ)を完璧に把握していたり、笑顔が
見たいと思ったり。
ニヤニヤが止まらない。
一方の有原も、澤の優しさに触れ、自分の望みを叶えよう
としてくれる澤に心を開いていきます。
恐らく前の男には出せなかったであろう素の自分を澤が
認めてくれて、一気に心の枷がとれたように感じました。
目に映る風景が澄んで見えたのも、廣瀬に宛てた恋文
のことを人に話すことができたのも、廣瀬への恋が
終わって、気持ちの整理がついたからだと思います。
花城とは違った方向で複雑な有原の心をシンプルに捕えた
澤、あっぱれ。
有原の身体に執拗に跡をつけたり、廣瀬に恋文を返して
もらいに行った時の言葉だったり、もうなんかダダ漏れ
だったけどw
志緒さんと夢子さんの女性キャラがいい味出してました。
花城と廣瀬は相変わらずラブラブ。
廣瀬の寛容で純粋な愛で、廣瀬との未来を考えられる
ようになった前巻。
今巻では、過去のトラウマと自らの行いを清算するべく、
性的トラウマの原因となった学生時代の先輩に会いに
行きます。
過去の先輩と自分としてではなく、現在の小説家と出版社
社長として清算しようとする花城は堂々としていて、自ら
過去を断ち切る力と自信を身に付けたように思えました。
廣瀬の愛の賜物ですね。
会った後に笑いながら廣瀬の背中に飛び乗る花城は
可愛かったです。
前巻から澤と有原の行方が気になっていたので、
そっち寄りのレビューになってしまいましたが、
澤×有原の幸せな予感が見えて大満足です。
とにかく澤萌えな2巻でした。
そして、2巻で終わりかと思われた「やぎさん郵便」、
まだ続くのですね!
3巻が最終巻ではないかとのことですが…デジャヴ感が
強すぎます先生…w
もうここまできたら何年でも待ってやろうじゃないか!
と思いつつも、やっぱり1年くらいで出してくれると
ありがたいな~…なんて…。
次巻も楽しみです!
待ちに待ったシリーズ3作目。
完結は4作目までおあずけとなりましたが、
まだ続きがあるという楽しみが増えました。
シリーズ1作目から感動と衝撃を受けていますが、
今回も期待を裏切らない、いや、期待を遥かに超えた内容でした。
草間さんの、独特の絵の雰囲気と、
作品にぐんぐん引き込む絶妙なアングルやコマ割り、深いセリフで、
読んでいる間、まるで自分がお話の世界にタイムスリップしたかのように、
陶酔していました。
3作目で、花城と廣瀬が出会ってから、まだ5日しか経っていないのに、
花城、廣瀬、澤、有原の気持ちの変化が、
間接的でありながら、あざやかに描かれていて、
過去のエピソードとで、とても奥行のあるお話になっています。
花城、澤、有原は色っぽくて、
廣瀬はふわふわで、
肌や髪の質感まで伝わってくるようです。
4者4様の魅力にあふれていて、
母性愛をくすぐられます。
4人の気持ちの変化に伴い、
キーとなる有原が書いた手紙の意味が徐々に変化していく様子には、
息を飲みました。
花城が廣瀬に甘えてる所が、
可愛くてたまりません。
それも、廣瀬がいつか、
自分から去っていくのではという不安を常に抱えているから、
せつなくもあって胸がきゅんとしめつけられます。
4作目、本当に本当に楽しみにしてます。
待たせていただきましたとも!
でも、このクオリティですから苦になりませんよ…!!
澤と有原の距離がぐっと近くなった今作は
とにかく!!たまらんです!!!
私は年下ワンコ攻めスキーなので
どちらかというと廣瀬×花城寄りかと思っていましたが
そんな事ないです。引けを取らないこの濃密さ!!
思いのほか芯の強い有原が愛しくなって
優しくしたくて笑顔を見たいのに儘ならない澤が
廣瀬に、件の恋文の後ろ半分を返せと言って
「あれは俺のだ」
そう宣言したのは、手紙の事ではなくて
きっと有原自身を意味しているのでしょう。
その迫力に一瞬のまれた廣瀬ですが、たぶんわかってない…w
当然、有原の想い人(元)も花城の恋人も廣瀬だなんて
面白いわけないですからね…。
普段仏頂面なのに有原には柔らかい表情になる澤、愛しい。
悔やむ事ばかりではなくなった有原は
澤にはあれやこれやといちいち反論するけど
心を許していなければ逆にそういう態度に出られないんじゃないかと。
澤に優しくされて、自分もそれが嫌じゃなく
感じてしまう事に戸惑うのも可愛い…。
酒の所為だなんてわけあるか!!弱すぎるけどw
(ホントに他では酒飲んじゃダメ!!!)
もう全てを委ねてしまえばいいのに。
廣瀬は「いつか誰かに騙されるぞ!」って花城に心配されるけど
花城の頼みだから一つ返事なだけでw
愛撫の途中で中断させられても
我慢出来ない奴だと花城に思われたくないなんて、
いじらしいわ……。
我慢する必要は無いと思う花城の気持ちもわからなくないけど
快楽に流されてるだけじゃなくて
ちゃんと好きなんですよって事ですよね。
花城、わかってあげてww
いや、わかんないのが花城かww
そんな花城は相変わらず艶っぽいけど、
廣瀬といる時の幸せそうな笑みも好き!!
発想の転換も素晴らしく、こういうのも才能なんだろうな。
んでキビキビ働く姿にまた廣瀬は惚れ直してしまうわけだ!
廣瀬は優しいから、もし有原が想いを告げたとしても
傷付けないように振ってあげるんだろうな。
今では全て知られてもいいと思えるのは、
もう気持ちの整理がついたから。
澤に惹かれているから。
澤は初体験の相手で花城を引きずっていてだけで
恋とはまた別モノだったんですね。
そうじゃない、本当の恋を見つけられて良かった。
個人的に廣瀬と有原も無くは無いけど、
お互い遠慮しちゃってうまくいかないタイプなんだろうなぁ;
澤と花城は常にぶつかってそうだしw
やっぱり、納まるとこに納まるわけでww
あと、相変わらず女性キャラの嫌味の無さには
ホント感心してしまいます!!
うまいなぁ…と唸るしかないですよ…。
早く続きを読みたいけど終わって欲しく無い(泣)!!!!
美人で強い受けが大好物の日頃の嗜好から言って、断然廣瀬×花城組ヒイキかと思いきや、巻が進むごとに澤×有原組の方に肩入れしたくなっちゃうから自分でも不思議です。前者は放っといてもまとまるでしょ、しょっぱなから理屈も段取りもすっ飛ばしてあれだけラブラブだったのだから。でも後者の方は、出会ってすぐに身体の関係に持ち込まれたのは同じでも、その経緯があまりに殺伐としすぎてて、どう転んだらそこにラブが芽生えるのか気がかりで。目が離せないじゃないか、と思ってたら、この巻では随分と糖分が増量されてました。特に澤!
基本的に、こまやかに受けの面倒をみる攻めに弱いんです。澤はその冷酷そうな見た目を裏切る実はかなりの世話好きで情の深いタチ。生い立ちからして女郎屋に拾われた捨て子で、女ばかりの中で可愛がられて育ったため、よく気が回るし小まめに動くのをいとわない。絶望的な男運の悪さで、恋も学業も生活も八方ふさがりで、やや自棄になりかけていた有原をかまいたおす。あたかも雛に餌を運ぶ親鳥のようにせっせと餌付けする。
当初恋文をネタに脅されて関係をもった格好の有原が、澤に心許せなかったのも当然だけれど、人間も本能に支配される生き物なので、心底嫌いな相手と一緒だと、何を食べても美味しくないし、ましてやその傍らで熟睡なんて到底出来たもんじゃないと思う。でも有原が最初に澤につれて行かれた店での支那そばの食べっぷりはそりゃあ見事なものだったし、抱かれた後はいつも爆睡して寝過ごしてもいる。自分に触れてくる澤の手が、ひとでなしな言葉とは裏腹にひどくやさしいことは、結構最初の段階で身をもって感じ取っていたんじゃないか。
そしてこの巻では、さらに澤は言葉でも態度でも、自分の身のうちからあふれてくる情を隠そうとしなくなってます。夢子から「有原は笑うと可愛い」と聞き、なんとかしてその顔が見たいと躍起になる澤。喜ばせようと思って廣瀬から取り戻した恋文の片割れを渡したのになぜか消沈する有原。(手紙が戻れば、澤といる理由もなくなるー そう思ってのことだけど、この時点での澤にはそこまで深読みできなかったみたい)ではこれでどうだ! と満を持して回収してきた退学届を見せたら、今度はポロポロ泣かれてしまって焦る焦る。(この場面、澤の胸に身を預けた有原の「ふぐっ」がすごくカワイイ)
相変わらず身体に触れると抵抗する有原に、「怒らせたい訳じゃないんだが・・・俺はこれで普通なんだ」とつい澤の本音がポロリ。かたくなだった有原もようやく「腹は立ちますけど怒っている訳じゃありません」と譲歩? してみせる。澤の悲願である有原の満面の笑みが見られる日もそう遠くないのかも知れない。
前の巻で、澤も自分も「碌でもない過去ばかり」だと有原はため息をついてたけど、碌でもない同士が寄り添ったからといって、さらに事態が悪化するとは限らないよね。そこは組み合わせの妙で、案外よい方向に化けるかもしれない。マイナスとマイナスを掛け合わせるとプラスになるように。少なくとも澤は、絶対に有原を傷つけたりしない。
草間さんの絵もお話も大好きで全部揃えておりますが、何となく表情が硬いと言うかどこか素っ気ない様な印象がありました。しかしこのシリーズではその印象が見事に覆され、それぞれのキャラの浮かべる様々な表情に、(こんな風にもお描きになるんだ)と、新鮮な気持ちで一杯です(もっとも、それまでの自分が気づけなかっただけなのかもしれませんが……)。
この2巻(シリーズ通しては3冊目)は、中でも有原の鮮やかな表情の弾ける一冊でした。一番印象に残るのは150~155ページ辺りの、澤に手紙のもう半分を渡され、全て揃った際の一連のシーンでしょうか。色々な事が重なって突然ほろっと涙を零す有原の、そして今作の帯にある印象的なセリフを口にするその姿も、何と言うかとても鮮やかでした。ひっそりと控えめな彼だからこそ、その感情の発露がより一層色鮮やかに感じられます。とは言えそれは決して我儘とか癇癪とかそういう類のものじゃなく、(おそらく無意識なのでしょうが)澤への少しの甘えも含んでいて、そんな有原の姿はもういじらしくて可愛くて仕方ありませんでした。ここは澤の気持ちにぴったり同化して読んでしまいましたよ。有原を愛してしまう澤の気持ちがとても解ります。本当に素敵なシーンでした。今からドラマCDが楽しみです。是非制作して欲しいなぁ。
他の方も仰いますように、夢子さんと志緒さん、本当にいい味出していましたね。草間さんはこういう脇のキャラの描写がつくづく巧みだなぁと、改めて感心させられました。セリフや容姿がもう本当に忘れがたい人達です。廣瀬・花城組も、今回は主に花城の心の中に進展があった模様で、次巻も楽しみです。花城の中に漠然と感じられる寂しさの様な虚無感の様なものが、廣瀬の存在や過去の克服によって少しでも取り去られたらいいなと思います。
恋文をめぐる攻防戦(?)、まだ落ち着くところまではいかないのですね。
でも期待以上でした!!
特に大人組(花城、澤)の決意がキラリと光っていた印象を受けました。
廣瀬との未来のために、過去の傷と決別すべく立ちあがる花城。
脇キャラにどうしようもない淫売などと罵られていましたが、けじめのつけ所がとても男らしくかっこよかったです。
廣瀬の大らかさに甘えつつ、やるべきことを片づけていく2人の様子に心が暖かくなりました。
お互いを支え合い助け合っていてとても素敵なカップルですよね。
この2人は最初から、どうぞお幸せにって感じでしたが(笑)
そして澤は有原に想いを固めました。
廣瀬に花城を託す言葉を送ったり、手紙と大学のことを世話したり。
俺様、Sに見せかけての尽くし攻めなんですね…!!
有原は澤に弱みを握られ振り回される子、という感じのスタートで澤にどう想いを寄せていくのかが一番気になっていました。
4人の中では相手に対する気持ちが一番遠い子でしたよね。
しかし手紙に対する拘りが薄れた時、そこには澤を気遣う自分がいたというじんわり展開。
まだはっきりと気持ちを自覚するまでには至っていませんが、どうか選択を間違わないでと願うばかりです。
とりあえず郷里に帰る必要がなくなって一安心でした。
泣く有原可愛い…
ちょっとだけ両片想いな雰囲気です。
2人から甘い雰囲気も出るようになって大満足でした。萌えた!!(>_<)
廣瀬と有原はこのまま再会しないのでしょうかね。
大人組がヤキモキしそうで面白そうです。
廣瀬×花城派も澤×有原派も萌え所満載な巻ではないでしょうか。
澤×有原派にはたまらない一冊だと思います。
私は澤が手紙を取り返すくだりに全てを持っていかれました。
結末は見届けたいけど、それ以上に終わってほしくないシリーズです。
背表紙のおまけ漫画もお忘れなく!
草間さんの絵柄ってちょっと独特ですよね。綺麗なんだけれどレトロな感じっていうんでしょうか。なので、昭和っていう感じのこの作品にすごく合ってる気がします。
待ちに待った続編ですが、もう表紙から釘づけです。有原くんのあの色気はどこから来るんでしょうか。草間さんの絵柄の美しさに最近ますます磨きがかかってないかい?と思うのですよ。
そもそも痛い話はあまり読むことがないのですが、草間さんは作家買いしてます。「やぎさん~」も花城さんの過去のトラウマしかり、澤さんと有原くんの片思いの切なさしかり、ほんわかと展開していくストーリーではない。なのにぐいぐい引き込まれてしまうのは、その切なさの中に相手を思いやる優しさを持つキャラの魅力とか、そこかしこに張り巡らされている伏線に、読み進めるうちに「おお!?」と思ってしまう深いストーリーとかのせいなんだろうな、と。
今巻は今までと比べると甘さのあるお話でした。
冷たいようでいてさり気ない気配りをする澤さんにどんどん惹かれていく有原くん。そんな有原くんが可愛くて、ついつい手を差し伸べてしまう澤さん。
相変わらずわんこな廣瀬くんに、廣瀬くんのおかげでトラウマを脱却できそうな花城さん。
内心ドキドキしながらもしれっとした顔で相手との駆け引きをする大人な花城さん&澤さんの大人組と、そんな二人に翻弄されつつ実は手の上でその二人を転がしてるんじゃないの?とも思える可愛い年下組。
どちらも可愛かった!
このお話は終わらないでずっと続けてほしい!と思うくらい素敵な作品だと思います。
このシリーズは神過ぎてレビュー出来ない作品の1つでした。
この作品を最初読んだ時は、
よっぽど疲れていたのか展開がよくわからず頭に?ばかり思い浮かんで、
これは「マッチ売り」「やぎさん郵便」を読まないとと思い、
レビューもして(これを機会にレビュー出来て良かった!)、
この作品を読んで、今に至ります。
そしてやっと理解出来、萌えまくりました!!
この作品は2組のカップルがそれぞれ切り替わって
話が展開されて行きますが、
ごく自然に時間が進んでいてとても読みやすいです。
例えば夕方~朝は澤×有原の話で、同じ朝に花城×澤が始まったり、
花城と廣瀬がご飯を食べに行ったと思ったら、
澤と有原が食べてる場面になっていたりなど見せ方が本当に上手です。
ぶつ切りでは無いので全然違和感なく、自然に繋がっているので、
2組のカップルのそれぞれの時間の過ごし方がよくわかり、
やはり映画を見ているかのような錯覚を覚えます。
そして4人は何らかで関わり合ってるので、
勿論同時に出てくる所もあるのですが、
それでもごちゃごちゃ感を全然感じさせません。
草間さかえさんの力量を感じました。
そして内容も本当に素晴らしいと思います!!
まず花城×廣瀬の話ですが、
花城が過去の記憶を辿って全ての原点である室生登志夫に辿り着き、
過去を清算(復讐)、絵関係の枕営業もきちんと断わります。
(伏線回収好きな私にはとっても面白い展開だと思いました!)
花城はそれらをするために廣瀬に見守って貰うために
一緒に連れて行きます。
その途中に弱みを見せるのですが、
やはり廣瀬はどんな花城でも優しく包み込んでくれる。
花城は今までそのような存在には出会えなかったのでしょうね。
廣瀬といる時の笑顔がとっても穏やかで安心感に溢れています。
最初の「マッチ売り」では何処か冷めてる表情をしていたのに、
花城は廣瀬といることで表情豊かになり、
廣瀬に出会ったことで本当に変わったと思いました。
花城は廣瀬という大切な存在のために、
そして自分のために過去を清算しようと思ったのでしょうね。
とっても素晴らしいことだし、改めて廣瀬って凄いな~と思いました。
(正直に言うと廣瀬の魅力がイマイチ伝わってこないけれど 苦笑)
そして、次に澤×有原の話ですが、本当にアマアマでした!!
そして私は誤解していたようです。
有原はなりたくてビッチになったんじゃなくて、
自分に自信がなくて自分を傷つけたり、
男達に流されて生きて来てしまったんじゃないかと。
帯にもある”私は昔からいつも間違った方ばかり選んでいる”は
そういうことなのかなと思いました。
ビッチだったら澤との関係を悩まないと思いますし。
そして澤は今までツンデレのツンばかりの人だと思ったのに、
今回は本当にデレデレだな~と思いました。
有原のいないところで、前の男(勘違いしてますが 苦笑)への復讐心を
剥き出しにしたり、さりげなく着物を有原の丈に合わせて貰っていたり、
「寝てる時は幸せそうだから一日の半分寝てるんなら人生の半分は幸せだ」と言っていたりと、デレっぷりがハンパない、というか実は優しいですね。
夢子さんが澤の有原への溺愛っぷりを有原に教えてくれるので
良いキャラしてるな~って思いました。
女性キャラで好感を持てたのは初めてかも!?
そしてそれらを知って赤くなる有原が可愛い・・・(笑)
「お前が俺のものだと思えるのは寝てる間だけだな」と
夢うつつの中で言われて思い出しちゃう所も。
また、有原が廣瀬に書いた手紙を「あれは俺のだ」と廣瀬に訴える姿・・・
有原は俺のだ!と言ってるように感じてキュンってしました!!
退学届も取り戻しに行くし、有原への愛を沢山感じました!!
有原と2人でいる時も澤は、
有原の身体を拭きながら自分がつけたキスマークを見て
独占欲に溢れる笑顔を見せたり、初めてキスをしたり、
有原を気持ち良くさせるために触ったりと、
何かもうこっちまでドキドキしました。。。
有原も澤にほだされて、廣瀬を思い出さなくなったり、
空気が綺麗、頭や気持ちがすっきりしたりと、
まだ疑いながらも少しずつ澤の気持ちが、有原の中に入っていきます。
廣瀬に全部知られても良いという気持ちは澤がいるから大丈夫だと
何処かで思っているからではないでしょうか。
とても穏やかな表情をしていて、また可愛いなと思いました。
最後のお風呂を入った後のシーンは、
2人のイチャイチャっぷりが甘くてしかも長くて、
ごちそうさまって感じでした!!
私自身も心の中でキャーキャー言ってドキドキしてました(笑)
有原はもう澤に触られるのを意識しちゃって嫌がるし、
頭触られるだけで真っ赤になってるし、
この巻は有原が照れ隠しでツンツンしてました(笑)
お互い不器用でツンデレで似てるのかも知れないですね(笑)
手紙を渡されて澤といる理由がなくなるのを何処か寂しい雰囲気だし、
退学届を見せられて安堵して思わず泣いてしまい
(泣く姿も可愛いと思った私は不謹慎すぎますね 苦笑)
澤が抱き締める姿はとっても男前だと思いました。
有原が自分を否定しても澤が肯定的な考え方を示してくれる・・・
嬉しいですよね。
「俺が好きでやった事だ」でキスするシーンは、
私は澤が有原へ告白したととってますよ!!
その後の情事は、有原が怪我をしてるので兜合わせだけでしたけど、
有原が気持ちよさそうでした。
早く治ってお互い心が通った気持ち良いセックスが出来ると良いですね。
「第十九話目、深夜。」も有原が可愛い。
澤が言うようにお酒を飲んだ有原は素直ですね~本当に。
澤の優しさにほだされて甘えちゃって可愛い。
(有原に対しては可愛い可愛いばかり言ってる私 汗)
花城と廣瀬の関係も勿論良いと思うけど、
澤と有原のアマアマなやりとりが見れてこっちも幸せになりました!!
このお話は伏線があったり、
それぞれ魅力溢れるキャラ達(2組のカップル)の恋愛模様が見れて、
素晴らしい作品です!!
最終巻も楽しみです!!
やぎさん三作目も期待を裏切らない素晴らしさです
恋文から始まる人間模様
一枚の紙で人の人生迄もが変わってしまう
とても、夢のある物語
トラウマ淫乱受け花城の見せた純情に胸熱です
複数人と同時に交わらなければエクスタシーを感じられないと思い込んだか?真実か、まっ何せややこしい人には違いない花城がお人好し清廉坊っちゃん清だけの為に操を立てると誓う姿が堪らなかったです
今の自分を構築した忌わしい過去と対峙し決別
清らかな想いで真っ直ぐ清に向き合おうとする花城が可愛くて萌えすぎました
そんな花城に陽だまりの様な愛を注ぐ清がまたいいです
そして、も一つ拗れた性格の持ち主澤とこれまた中二病の様な感受性豊かで繊細な有原
リアリストであけすけで軽口ばかりで在原を怒らせてばかりいる澤はきっと深層心理では好きな子を虐める小学生男子なのではと微笑ましく見てます
骨折した在原を何くれと世話を焼き(勿論下のお世話も笑)
情を見せつける澤
あぁもう愛しちゃったよねぇ
そんな澤の思いを敏感に察知し絆されていく在原
互いにベクトルは違いますが拗らせ系なのですんなりとはいきませんが、少しづつ距離が縮まってきてます
草間さんの圧倒的な構成力と間で下手な文学よりも素晴らしい作品に仕上がっていると思います
埃っぽくて退廃的で怠惰で淫靡な奔放さのある時代背景
ある意味では今より性愛の垣根が低く自由だったのかも知れません。文化が発展するにはこれくらい秩序が乱れてる方がいいのかなぁと思います
この時代を良さを余すとこ無く描写した作品です
この作品に出会え幸せを感じました
草間さんありがとうこざいます
マッチ売りを読んだ時から有原厨だった私は、最初は廣瀬に勝手に腹立てて「てめー有原がこんな思いしてるのに何してるんだよしかも人がいいから余計にタチ悪いわこのやろう」くらい思ってました(ごめんなさい)。ついでに、弱みにつけこむ形で有原に迫った澤に対しても「このやろー!」って思っていましたが眼鏡のツンツン紳士は好物なので廣瀬ほど腹たってはいませんでした。(ごめんなさい)
でもまぁ、タイトルがやぎさん郵便になって2冊、読んでたらそんな最初のことなんてどうでもよくなりますね。花城には廣瀬が必要だからそこは幸せになって欲しいし、愛情が芽生えてぐっと近くなる澤と有原もほんと……もう頼むから四人とも幸せになって(╥ω╥`)頼むから(╥ω╥`)辛いことは全部忘れようぜ
個人的には有原に執着を見せる澤が本当に好き。たくさん痕付けるのも廣瀬に対して気が短くなるのも優しくするのももう全部。映画のような展開に萌があちこちで爆発してて、素敵です…