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magazine be×boy
前号の予告には無かった元ハルヒラさんの「イツカと黒い竜」(40頁)が掲載されてます。巻頭は、デビュー15周年の扇ゆずはさんの「ジュリアが首ったけ」(33頁)の連載再開と、インタビュー等が載ってました。
★田中鈴木「アイツの大本命」前編(32頁)
修学旅行の班決めの時間に、しおりを熱心に読み込む佐藤。
一緒にいる吉田と話しながら、はにかんだり拗ねてみたりと、楽しみにしてる様子はまるで女子?いや、乙女のような男子?キャラ変わってます。
あまりに素直な素振りの佐藤に、赤面するのは吉田だけではなく。クラスの皆も二人の様子に当てられてました。班決めで盛り上がってた女子達にも、佐藤に普通の修学旅行をさせてあげようと沈みます。
修学旅行当日も、佐藤は吉田にくっついて歩いて楽しそう。
周囲に交際宣言してから公認の仲になったのも影響してるんでしょうか。
ただ、終盤に騒動が起きそうな企画?が持ち上がります。
とにかく佐藤がおかしい・・・毒気が抜けてました。次号がデビュー20周年特集ってのも関係してるのかな?
★小嶋ララ子「アイロニーミーティング」第2話(16頁)
既刊「ごめんねアイドルくん」のシリーズです。
かわいい絵柄に反して、登場人物から伝わる腹黒さが気に入りましたw
今度の主役は、鬼畜アイドルの松田ちはや と、その松田に調教された良知亮太(らち りょうた)の二人。
初めてソロの仕事をすることになった各メンバー。ちはや依存症の良知もドラマのW主演が決まり、早くも緊張でどうにかなりそう。
しかし、もう一人の主演・雪名雅季(ゆきな まさき)と、トイレで衝撃的な初顔合わせをして以来、すっかり懐いて仲良くなりました。
極度の人見知りである良知が他人に懐くなんてオカシイと、松田は不審に思いますが・・・。隔月連載なので、次回は再来月号。
キラッキラしてんのにタチが悪そうで面白くなる感じがします。
―― 以下の作品も、少しだけ感想を。
★ゆき林檎「セカンドワールド」第2話(32頁)
女装をネタに脅迫され、千秋の被写体になる主人公の夏川。
手の届かない存在がいるのは夏川も同じで、その代用品として互いに視覚や触覚を満たし合ってるときは、利害が一致してるようにも見えました。
歪んでるけど意外と相性は悪くないのかも。
★ねこ田米蔵「酷くしないで 彰編 」後編(32頁)
春先にあった前後編と同様に、後半は縞川の視点で話が進む場面が多々ありました。今回も面白かったです。嫉妬から短慮な行動に出る縞川に巻き込まれて、被害にあった本編主人公は気の毒でしたが・・・。
★桜日梯子「抱かれたい男1位に脅されています。」第2話(32頁)
男なんだし状況的に高人が軽率過ぎたとは言い難い。なのに残念な有様。
肌色率高いけど、ポジティブな状況ではなくて。タイトル通りの修羅場になったりと、最初から最後までガクブルでした。次回は再来月号の予定。
★街こまち「レンタル彼氏」後編(32頁)
前編のラストで匂わせた展開は回避してくると思ってました。流されちゃったかー。後ろめたさで流されるのはちょっと・・・。
せめて冒頭で主人公に未練なり、片想い感のあるきゅんとした心理描写があれば良かった。後半にモノローグで一言添えただけでは弱すぎる。
ページが足りなかったのかなぁ・・・。
―― 今号で終了した作品は、佳門サエコさんの「猛獣スクールデイズ」(24頁)、元ハルヒラさんの「イツカと黒い竜」、雨季野さんの「ちいふく」(10頁)、そして真東砂波さんの「GURI+GURA」(20頁)。
[次回以降の予定]
11月号の掲載作品で次々号(1月号)の掲載を予定してるのは、桜日梯子、小嶋ララ子、志野夏穂「キスは〆切のあとで」、oniii「理性をこわせ 野生にかけろ!」です。
次回掲載号が不明なのは、川唯東子「Marble」、腰乃「俺は頼り方がわかりません」です。(敬称略)