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be×boy gold
今回でキヅナツキさんの『リンクス』が最終回、琥狗ハヤテさんの『剣と霧』、一二三もげぞうさんの『♂×♂恋愛指導案』も次回で最終回、中村明日美子さんの『薫りの継承』とかんべあきらさんの『アウトライン』もいよいよクライマックスかなと思わせる展開でした。
個人的には『剣と霧』と『薫りの継承』がラストに向けてどういう展開になるのか気になります。2作品ともストーリーがしっかりしていて読みごたえがあります。
個人的に初めて読んだ神咲めぐみさんの声フェチの主人公が登場する『イケボ☆カレシ』も好きでした。
2009年の読み切りから始まった「薫りの継承」は、コミックス1冊分のストックをとっくに超えていて、次回で300ページを超えると思います。
評価はピックアップした作品に対してではなく、雑誌全体に係るものです。
単に私好みの作品が、今号は3割切ったというだけです。
★雲田はるこ「いとしの猫っ毛」第29、30話(16+16頁)
・第29話「メリークリスマス」
ポンちゃんのショーパブ「かまねこ」のパーティーに集まる面々。
「クリスマスは恋人と二人で過ごすもの」と楽しみにしてたみいくんは、チョット不機嫌。恵ちゃんは「家族で楽しむもの」と、北原さんやハルくんたちと和気藹々。そんな中、自分だけが独り身だと嘆くポンちゃんですが、思いがけないサプライズが訪れます。
・第30話「お墓参りにいく」
墓参りを頑なに拒否していたみいくんを、なんとか連れ出すことに成功。
しかし、亡き母とのわだかまりは七回忌を迎えた今でも、みいくんの中で燻り続けています。そう感じた恵ちゃんには、ずっと伝えなければと思っていたことがあって・・・。最後はほろりと温かい気持ちになります。
1話目はパーティーで楽しんで明るい雰囲気でしたが、2話目にはネガティブな感情を露わにした場面も。次回は小樽に里帰りする予定です。
★中村明日美子「薫りの継承」(32頁、扉絵なし)
冒頭は、義理の兄・忍のモノローグから話が始まります。
ずっとミステリアスな存在だった彼の、密会中の心象が描かれてました。
常にしている目隠しが、忍の心の均衡を保つために必要不可欠な決まり事だと分かります。(そこまでしてこの関係を望むのかとも思いました。)
今回は忍の妻・茉莉子にも動きがありました。女の勘なのか、第三者の何気ない一言から、ある重要な事実へとたどり着きます。
一方、義理の弟である竹蔵。秘密が暴かれる気配を感じたときに見せた、彼の笑い声が不気味でした。別荘での出来事が誘因した周囲の動きは、竹蔵の目論見どおりということなのでしょうか・・・しかし全てでは無いはず。
読めば読むほど「!!??」となる人間関係です。後半は怒涛の展開をみせ、クライマックスに入ったのかと思わせる流れのまま次回へと続きます。
★荒井よしみ「息をとめて、うごかないで」第1話(38頁)
コミックス「あふれてしまう」の作者さんが、BE BOY GOLD に登場。
コワモテが悩みの主人公の創一郎(高校1年生)は美術部員。といっても、入部した途端に他の部員が怖がって転部してしまい、ひとりぼっちです。
ある日、誰もいないはずの美術室に行くと、とてもキレイな上級生が。彼は3年生の小木曽 要。一か八かモデルになってもらえないか頼みます・・・。
可愛らしい幼顔と溢れる妄想のギャップが好評だった前作とは打って変わって、話は暗いし主人公の顔は鬼みたいだしで、最初、同じ作者と気がつきませんでした。(最終回まで主人公の顔に耐えられる自信がありません)
―― キヅナツキさんの「リンクス」が今号で最終回でした。(コミックスは12月10日に発売する予定です)
また、琥狗ハヤテさんの「剣と霧」、一二三もげぞうさん「♂×♂恋愛指導案」は、次回で最終回とのことです。