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dear plus
全サのマガジン&花鳥風月の続きが気になり購入。
■室井理人【テンカウント】巻頭カラー
休日に出かける、黒瀬と城谷。
スーツの採寸、エレベーターで密着、
ペットボトル回し飲み(←クリアならず)…
そこここで、昨夜のことや、黒瀬の匂いを
意識する城谷にこちらもドキドキします~。
勃ってしまった城谷に
「人目のない所 行きましょう」
ってどこに連れて行くつもりでしょうか!!
■志水ゆき【花鳥風月】
別人のように荒々しく沢斗を抱く大輝。
沢斗は痛がって泣いているけど
「お姫様」でなく名前で呼ばれたら、嬉しくて
乱暴にされることも許してしまう(;_;)
事後、大輝には沢斗に会ってから最近までの
3ケ月の記憶がないと知り…。
たった3ケ月でも、沢斗には大事な思い出で
それを覚えてないと言われたら泣きたくもなりますよね(/_;)
しかも、ヤれれば誰でもよかった的な発言を聞いたら
「今度は絶対気持ち良かったって言わせてやるよ」
と改めて挿入されても、苦痛しかないでしょう~( ノД`)
帰り道、痛みにうずくまる沢斗を
幹久と博巳が見つけたところで続く…
大輝がかなり最低な男に見えるんですが
沢斗に本気になる前なら仕方ないのかな~
傷つき涙する沢斗が切なかったです。
■青山十三【友達を口説く方法】新連載
強面の彫り師・鬼塚。
隣人のハイヤー運転手・柳浦は、鬼塚の見た目にも
ビビらない、天然で真面目な人物。
友達として優しく接する鬼塚だが、
その白い肌に「彫りたい」という欲望も…。
ほのぼのしつつも、鬼塚の柳浦を見る目に危険なものも感じる、先が気になる第一話でした!
このほか、
■栖山トリ子さん:ツンデレストーカー攻め面白い☆
■おげれつたなかさん:タバコとか、殴打とか、DVシーンが
本気で痛そう…。彼と別れて、再会した同級生と
付き合えるといいのですが。
■梅太郎さん:柚原弟・泰河のスピンオフ!
ワケありっぽい光人(ライト)を包み込む包容力が素敵です。
・・・など、どの話も安定した面白さでした☆
◆来月号◆
イサクさん「ハートの隠れ家」連載再開
(長屋に新たな住人が…?)
大槻ミゥさん新連載、イチカさん読みきり etc…
河井英槻さんは【特集コミック&ショート】にお名前が。
青春花心中…ではなくモエパラかな~
あー、精神削られました。頭からっぽになるコメディを沢山読みたい気分です。
★栖山トリ子「付き合ってあげてもいいんだからね」第2話(32頁)
学生時代に主人公から受けた屈辱の復讐をするため、イケメン成功者(ただし性格は残念)になって戻ってきた細川公之(ほそかわ きみゆき)。
よもやコイツの自信過剰な性格にほっとするとは予想してませんでした・・・
主人公の明里 智(あけさと さとる)はストーカーの嫌がらせに悩まされています。
過去に何度もストーカー被害を受けてたらしく、付き纏われないように深入りした関係を避けて同じ人とは寝ないと決めています。
細川が復讐しに来たと知った主人公は、彼が今のストーカーなのではと疑います。
しかし細川の復讐は、からかってきた明里を自分に惚れさせるという馬鹿馬鹿しいものでした。明里のもとへ通う細川もストーカーに狙われたことで誤解は解けます。
リベンジを果たそうとするあまりか、自信過剰をこじらせてなのか、話が進むほど明里に対してポジティブで心が広い人みたいになってる細川。復讐相手にも悪いことしたと思ったらきちんと謝ります。もはや単に付き合いたいだけなんじゃないのかとw
1話目は先の展開が未知数でムムム?となりましたが、2話目は読んでてスゴク楽しめました。細川が変な奴から、愛らしい変な奴に格上げ(?)されたのが良かったと思います。
★門地かおり「生徒会長に忠告」第85話(20頁)
今回は大きく分けて3つの場面に別れてました。
1.国斉 and 橋場と愛美。
川和も酷いが橋場も微妙。彼氏にぞんざいな扱いをされ続けた過去~現在を振り返り、しょんぼりする愛美ちゃん。乙女心が読める子・国斉はデートの邪魔にならないよう自主的に離れていきました。(近藤たちと合流するつもりなのかな?)
2.山城を送る途中で車が側溝にはまる知賀と権造。
当然、国斉とは再会できてないわけで。つか権造、もっとキリキリ動けw
でもお兄ちゃんのセリフからちょっと切ない環境が垣間見えたし、(表紙ではいちゃついてるんで)もういいやという気分になりました。
3.近藤くん大反省会開催中。
何で「大」かというと、10ページまるっと反省会だからです。文字数とコマ数がギュ~ッと圧縮されてて、前半より詰め込んだ感じがしました。(そして雛森はまだトイレ?)
★おげれつたなか「錆びた夜でも恋は囁く」第2話(32頁)
半同棲中の恋人から虐待をうけてる主人公・弓 冬次が、中学時代の同級生・真山秀雪と再会するお話です。主人公がボコられてて、すごく痛そう・・・
不器用ながらも弓と接点を持とうと店に通ってくる真山。心はどんどん真山へと引き寄せられてるのに、何かが弓を引き止めます。それは暴力彼氏のかんちゃんでは無さそう。問題の根は真山との過去にあるみたいです。
(痛さの加減でいえば、たなとさんの「スニーキーレッド」が大丈夫だった方になら平気かも。そのくらい痛そうです)
★志水ゆき「花鳥風月」第24話(36頁)
いよいよ悲劇の幕開けです。正確には既に始まってました。
事故直後ではなく沢斗が最も傷つく場面で発覚したことが、事態をより深刻なものに。
読みながら(3ヶ月前の大輝ってこんな軽薄な奴だったっけ?)と唖然としましたが、相手の影響を受けて変わっていったのは沢斗だけじゃなく大輝もだったのかと気づいて余計に凹みました。
今なら、沢斗が3ヶ月の記憶に固執するのが理解できます。沢斗が感情をポロポロ零れ落としても、それを受け止めていた「器」が無くなってしまいました。
大輝が“変わっていた”事実に気がつき叫び声をあげて拒絶するシーン、雨の中ひとりで帰る途中お腹の痛みでうずくまるシーン。どれも痛々しく、悲しかったです。
沢斗が大切な思い出と気持ちを涙と一緒に流したあとは、あの心を閉ざした「お姫様」になるのかと思うと切ない・・・。
[次回予告]
ひとつ屋根の下特集で、夏目イサクさんの「ハートの隠れ家」が連載再開します。
大槻ミゥさんが「かえらずの国」というタイトルで新連載。
宝井理人さんの「テンカウント(30頁)」は、クールダウンと思いきやすぐにまたウォームアップを始めたんで続きが気になって仕方ないです。
阿部あかねさんと花村イチカさんは、予告をみるに既刊の作品の読み切りかな?楽しみです。