デジタル・修正版
真夏の「エロとろ」はすべてをトロトロにv フェチ萌え満載!
ero toro
ここ何冊かのリブレ出版数量限定本企画は正直R18にこだわりすぎて男性誌のエロ本的な感じになっているようで肝心な萌え部分が欠落しているように感じていました。
なので今回の数量限定企画の今作品も同じようなノリになってしまっているのかなぁと不安ではありましたが、好きな作家さんが登場するみたいだったので購入。
なんですか今回の素晴らしい作品の数々は。
正直すべて当たりです。初期の限定本の完成度に近い素晴らしいラインナップだと思います。
全作品エロい。だけどエロだけじゃなくしっかりとBL要素を取り入れ、萌えられる作品に仕上がっていると思います。はらださん、彩景でりこさん、阿仁谷ユイジさん、やまねむさしさんくらいしか期待していませんでした。もちろん名前を挙げた方々の作品は安定のエロ萌えで大満足でした(特にはらださんの「変愛」のストーリーの続きと、やまねむさしさんのデリヘルの話が好きでした)。
が、初めてお名前を拝見する作家さん達も皆様素晴らしい作品の出来で大変萌えさせて頂きました。
特に山本アタルさんの「いくじなしのスペクテイター」。素晴らしい。構成も中々ない仕方で新鮮でしたし、受けがまさかの・・・!この細かい表現が凝っていていやらしく何とも秀逸であります。
今回の限定本、本当に買って良かったです。
作家さんによってページ数の差が結構あるのと、好みじゃない作品も人によってはあるかもしれませんが、私は大満足です。
とりあえずエロシーンいっぱい入れて、修正少なめにしておけばいいか!
という印象を受けるアンソロではありませんでした。
これを読む少し前に、
リブレから出た別の18禁じゃないアンソロを読んでいたせいもあり、
修正の少ない本のありがたみを感じた…というのもあるんですけど、
それだけじゃないです、多分!
こちらの本、
作家さんと編集者さんの熱意が伝わってくる、
とても素敵なアンソロだと思いました。
作家さんによって作品のページ数がバラバラなので、
話の流れのリズムが違って、読んでて単調にならずにすみましたし、
絵柄も雰囲気もすごくバリエーションが豊かで、
エロエロだけど飽きがきにくいように工夫されてるなぁと感じました。
ver.SSにちなんだ、作品を紹介するコメントも何気に楽しかったな♪
印象に残る作品はたくさんありましたが、抜粋で。
初読み作家さんで、素敵~♡ コミック絶対買う!!!
そう思ったのは、
第3者視点で描かれ、
最後の最後でキャラの真意が分かって、ゾクッ&キュンときた、
山本アタルさんの「いくじなしのスペクテイター」と、
オカマバーで働く見た目はキレイな女性が、
ベッドで男に変貌して引き込まれる、
原作:犬時さん、漫画:笑平さんの「彼女なのに男」。
早く違う作品が読みたくてたまらないです~~
(山本アタルさんの1st コミックは今月出るみたいで、かなり楽しみ!)
あと、特に読めてよかった~~と思ったのはこの3作品☆
■はらださんの「変愛 間男変」
久しぶりにコミック「変愛」を読み返したら、
ちゃんとフラグが立ってたんですね~!
今回は、間男にネトラレ強姦プレイ~~からの、お清めセックス~~
そんな流れでプレイするつもりが、笑っちゃって途中で中断。
でもその日お互い仕事に行ったら~~……
制服プレイと、2人のお似合いぶりが素敵だ~~と感じた、
エロ可笑しい作品でした♪
■名取いさとさんの「殺し屋の宝貝」
中国の殺し屋の師匠(攻め)と弟子(受け)のお話。
殺害シーンもあるシリアスめな展開ながら、
マッチした絵柄のせいもあり、説得力と現実味が感じられすごくエロい。
ずいぶんと年若い弟子を、
師匠が表情を変えずに淡々とモノにしていく話かと思いきや……
「…俺を喰えば良い」のセリフと、師匠の表情にやられました~~
■阿仁谷ユイジさんの「ヌルい男」
「男子迷路」に出てくる大貫×楚川のその後のお話です。
最初からエッチシーン、
試したり確かめたりの駆け引きをしながらのエッチ。
(やっぱり楚川の方が上手w)
そしてその5年後、
一見冷めてしまったようにもみえるヌルい関係の2人だけど、本当は…
要ちゃんとドラもちょっとだけ出てきます♪
他にも、仮面あり、ぷりぷりな乳首を責める話あり、挿れっぱなしあり、
ビッチ受け、妄想、多重人格~~と、
とにかくいっぱい詰まった濃い本でした☆
犬時さんと笑平さんの「彼女なのに男」。オカマ×ノンケリーマンのお話は、収録されているコミックでも読んでいて(白抜きになる前が見れてよかった…!笑) ああ!こちらに掲載だったのか〜と思ったのですが唯一泣きました。
攻め・晃の気持ちと、受け・健ちゃんの行動に拍手です。
他にも二次で何度もお見かけしていた方の創作だったり、エロとろといえど病んでいたり内容で魅せられたりと充実していました!
一話一話は短いですが、色々な"エロ"の形が詰まっています。
リブレさんのはっきん、有難い…!(拝)
岡田コウ先生が大好きで大好きで思わず買いました。
岡田先生のページ数の少なさには驚きですが、
6ページに詰め込まれたやってるだけの中に、言葉が!!心情が!!
そして男の子の可愛さが!!!ギュウー
ファンなので贔屓があるとは思いますが大満足です。
ここに書いたのは、岡田先生のBL、これからも読めたらいいな、
という思いからです、スミマセン!
デジタルの修正版で読みました。限定特典の『すごろく』は私が読んだデジタル版にはありませんでした。
殆どの箇所は大丈夫だったのですが、修正が白抜きなので何カ所か何がどうなっているのか分かりにくいカットがありました。
全部で16作品収録されていますが、半分くらい初読みの作家さんでした。
デジタル版だと『ver.SS』が何を意味しているのか良く分からなかったのですが、ちるちるさんの表紙画像で『スーパースペシャルなフェチ萌え』がテーマというのが分かりました。
そのテーマがなるほどと思った作品もありましたが、中にはう~ん?と思った作品もありました。
ちょっと変わった作品が多く、個人的に萌えツボに入るかどうかというと微妙な感じでした。
評価を中立か萌で悩んだのですが、いくつか面白い作品もあったのでおまけで萌評価にしました。
個人的に好きだったのは、犬時/笑平さん、カシオさん、名取いさとさん、はらださん、峰島なわこさん、やしこさん、やまねむさしさん、山本アタルさん、仁茂田あいさんの作品でした。
木村ヒデサトさんの作品は「しゅみじゃない」に近かったです。雰囲気は暗くないのですが、状況がかなり痛いな~という作品でした。
率直に言えば、R18で推していく意義が
見えないアンソロでした。
世間一般のR18を期待するのではなく
リブレ出版編集部の解釈によるR18なら
充分ありだと解釈します。
それでも大人の事情と配慮の結果なのねと
言う微妙な笑みは消し難い訳ですが。
今まで出してきたBLの描写を更に深める為の
R18表記には賛同しますが、これまでの
レベルのものにR18という冠をつけて
何かを謳うのは無理筋でしょうと。
これらの作品が再録された単行本の区分が
気になる所です。アンソロでR18を謳いつつ
単行本では全年齢と言うのでは、羊頭狗肉の
謗りは免れますまい。
茶鬼さん、コメント有難うございます。
実際ここまで18禁と言う制限に対する姿勢が迷走しているのをみると
素直に愉しみたくとも愉しめない感じになって参りまして。
エロに特化するなら特化するで良いのです。
ただ口実や釣りの為のR18なら折角の御馳走でも遠ざけたくなるかなと
言うだけで。
葡萄瓜さん、こんにちは。
全くその通りと思い、思わずコメントしてしまいました。
普通に単行本収録されるとき、いわゆる局部に修正を入れるだけというもののR18の差別化?
ということでエロに対するR18の表現とは一体なんぞや?と冊数を重ねるごとに疑問視してくるようになってしまいました。
そんな事考えずにただ楽しめばよいのだと、編集は考えているのかもしれませんが、一つ頭にひっかかりができてしまうと意味を問いたくなってしまうものなのでしょうかね(>_<)
内容が悪い…というわけではないと思います。
ただ成人指定のない本とどう違うのか?と言ったところです。
成人指定マークがあるのだから、そうでない本とはっきり区別して欲しいです。普通にもっとエロい内容のアンソロは他にあるかな~って感じがしました。
値段も結構高いので(まあその分分厚いですが)もうちょっとコンセプトを一考して欲しい感じが…
これだとこのレーベルさんがわざわざ成人指定を銘打ってアンソロを出す異議がわからない。
普通の漫画としても、ちょっと内容がマニアックで痛々しい、好き嫌いがわかれそうなテーマのものが割と多くて、せめてもうちょっと王道系が多ければなぁと思いました。
でも前に読んだ成人指定アンソロは結構よかったんで当たりハズレでしょうか。好きな作家さんの作品であれば、後に単行本に収録されていく事が多いのでわざわざこれを買ってまで、という感じもしました。
ただ、あまり見かけない作家さんの作品が見られたのはよかったかなぁと思います。
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