チルドレンズ・タイム 新装版

children time

チルドレンズ・タイム 新装版
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神5
  • 萌×24
  • 萌0
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
3
得点
41
評価数
9
平均
4.6 / 5
神率
55.6%
著者
二宮悦巳 

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原作
菅野彰 
媒体
漫画(コミック)
出版社
徳間書店
レーベル
Charaコミックス
シリーズ
毎日晴天!
発売日
価格
¥620(税抜)  
ISBN
9784199606007

あらすじ

高校二年生に進級した真弓と勇太は、
つき合い始めて半年の恋人同士。
でも、就職希望の勇太とは、クラスも進路もバラバラで、真弓は少し苛つき気味。
そんな時、些細な痴話ゲンカをきっかけに、真弓が「結婚は女の子として」と言い出した!!
キレた勇太も、「なら別れる」と応酬して…!?
勇太と龍の邂逅編、「彼氏は花屋でバイト」も同時収録。

表題作チルドレンズ・タイム 新装版

高校2年生
高校2年生

その他の収録作品

  • 彼氏は花屋でバイト
  • バレンタインの夜に(描き下ろし番外編)
  • どちらさまにもバレンタイン(書き下ろし番外編小説)

レビュー投稿数3

引き続きまっしぐらな高校生CP

『子供は止まらない』につづき、帯刀真弓と阿蘇芳勇太の高校生CPのお話です。大人CPの大河×秀とは対照的でまっしぐらです。
真弓の恋のトラウマや勇太の意外なカミングアウトあり。あ〜そうなんですか…

新装版の中でもページ数が少なく薄いですが、小説もマンガも書き下ろしたっぷり。

BLって巻数表記ないの多くて困るのでまとめます。(レビューに重複記載お許しを)
【読む順番】
1、毎日晴天!(新装版)
2、子供は止まらない(新装版)
3、チルドレン・タイム(新装版)
4、子供の言い分(新装版)
5、いそがないで。(新装版)
6、花屋の二階 全2巻

↑花屋の二階の新装版が待ち遠しい!

1

3冊目

正直、ここから読み始めようと思っていた私ですが
ちゃんと最初から読んでよかった(*´Д`*)ホクホク
なんだかんだで皆清い交際が続いているわけですが
こういう緩めのBLっていうのもなかなか乙なのであります。
新装版でちょっぴり古めの絵柄とはいえ、二宮センセの絵がまたカワイイ。
これってもう少し続刊でるのかしら。楽しみですな。

さて、お話のほうはと言いますと
またまた勇太×真弓のおこちゃまカップルですね。
ある意味恋愛の駆け引きだとか、スッタモンダだとか
兄夫婦に比べてこっちのほうが大人だな~とか思っちゃうわけですがwぷぷ

事の始まりは、真弓の一言
「結婚は女の人とする。勇太もそうしてね」
まさかの爆弾発言!
ラブラブだったはずの二人は!?な展開なのでありますが
きちんと勇太の心のというのかなんなのか
ままごとみたいな恋愛からちょっと変わったのかなという
後半への流れが妙にキュンとしました。
関西系の言葉のナマリがまたいい味を出しているわけですが。

真弓の初恋の。
衝撃の展開。
や、髪が長い姿を見ても性別気づきませんでした。
顔がタイプだろうとんだろうと
この二人は結局、爺ちゃんになるまで一緒に居る気がするな。うん。

せめて真ん中二人はちゃんと女の嫁さんもらっていただきたい。

1

恋愛ごっこ、家族ごっこ

 ホームドラマ長編シリーズ小説「毎日晴天!」のコミカライズの新装版、3冊目。綺麗な状態の紙本で読めるのが嬉しい、そして何年経っても古くならない二宮さんの絵が美しい! 漫画&小説のほのぼの書き下ろし付きです。
 毎日晴天!シリーズが気になっているけどどこから入ったら良いか分からないという方は、この本からかじってみても良いかもしれません。

 長男カップルを差し置き、どんどん進展していく勇太×真弓の恋。
しかしある日真弓が「結婚は女の子とするから勇太もそうして」と言い―。

 天真爛漫な愛されキャラを演じていた末っ子の真弓。
勇太によってほぐされたかに見えた真弓の心は、まだ欲しいものを欲しいと言えなくて。
永遠を期待したり信じたりすることができなくて。

 そんな真弓の言葉に傷つく勇太。
見た目も中身もヤンキーですが、親に捨てられた勇太の心は誰よりも繊細で。
だからこそ優しくなれる強さ。自分も傷ついているのに、優しく真弓を宥めます。どこまでも男前!

 2人を見守る兄や友人達がまた暖かい番外編でした。

◆『彼氏は花屋でバイト』
 こちらも番外編。タイトルそのままに、勇太が花屋でバイトを始める話。総攻め竜ちゃんの登場ですv
 これまで堅気ではないバイトばかりしていた勇太ですが、真弓の親変わりである大河に窘められます。もう1人の身体ではない、真弓の恋人というだけではなく、帯刀家の家族なのだと。

 家族になるということ。

 両親のいない秀、捨てられた勇太、一家の大黒柱であろうとする長男大河、常識担当の明信、ケンカ早い丈、そして真弓。
 言ってみれば全員がタイプの違うアダルトチルドレン。それぞれの想いが優しくて悩ましくて健気で時に苦しくて、そんな男達が家族になろうとする姿が切なく暖かい物語。

 町をあげての総ホモ化展開にもかかわらず、BL色よりもホームドラマ色が強いこのシリーズ。ぎゅぎゅっと切なくなりたい方は小説を、あまあま重視で切なさはふんわり程度に感じたい方は漫画を、最終的には両方読むのがお薦めです~。

1

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