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「ケツ貸す気になったら連絡よこせよ」
hitomebore no otoshiana
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
1話にもれなく1エロが付いてくる嬉しい短編集でしたが、どれも気持ちの盛り上がりと前戯が不十分なうちに挿入されてしまったので快感度数は低めでした。
ですが6本とも設定は萌え×2。
読んでいくうちに体も温まり、2巡目には挿入シーンも美味しくいただけました☆
◆『ひとめ惚れの落とし穴』
一夜の相手を求め、公園で出会った佐竹と大森。ホテルに入ってからお互いに『タチ』だった事が判明。
どちらも譲らずHはできないままにデートを重ね、心と身体に訪れる変化。
男×男とかタチ×タチとか関係ない、「俺が、お前と、したいんだ」
◆『お兄ちゃんの恋人』
仲良し兄弟が一線を越える日。弟×兄の、爽やか近親相姦。
◆『迷える飼い主様のオネダリ』
雨の日に拾った捨て犬男。飼うつもりはなかったけれど、いなくなると寂しくて。
強気な犬×弱気なご主人様の関係性に萌えましたが、目が大きく可愛い絵柄がちぐはぐな印象でした。
◆『好きはノートに愛はカラダに』
お調子者×恥ずかしがり屋の同級生ラブ。高校生キャラには悩んだりうろたえたりして欲しいので、余裕綽々な攻めに物足りなさを感じました。ツンデレ受けは可愛かったです!
◆『手に余る生徒で』
生徒×教師。悪い男設定の割に無邪気で可愛すぎる攻めと、女生徒と腕を組んでいるだけで嫉妬したり簡単に犯られてしまう受け。双方にもう少し男らしさが欲しかったです。
◆『ひねくれ猫を飼う方法』
この話が1番萌え×2でした~。構うと逃げるのに、構わないと寄ってくる受けの猫っぷりが最高でした。
出版社特製ペーパーでは、縁側でくつろぐ浴衣姿の2人。無言で団扇を差し出し膝にすり寄ってくる受けに萌え!
「暑いけど扇いでくれるなら膝枕されてやる」と言わんばかりの表情! いくらでも扇ぎます!
お互いの外見はばっちりタイプ。
速攻ホテル・・・に、たどり着いたものの
どっちが突っ込まれるか問題勃発w
合体できない、でも会いたい。
会いたい、でも合体できない・・・
さてどうするか。
オイシイ設定でございます。
タチしかやったことない男が、セフレに「ケツの初めてどうだった?」
なんて聞くの、定番だけどめちゃくちゃ好き。
ただ、話の尺が短いのもあってせっかくの合体が
わりとアッサリだったのが至極残念。
もっとエロ過多で読みたかった。
ほか短編いくつか。
書店で表紙&帯のあおりに惹かれて購入。
…したは良いものの、表題作は1本+描き下ろしのみで、
短編6本+描き下ろし1本の短編集でした。
いやはやサーチ不足。
でも、同時収録タイトルが帯で隠れて見えないのはどうなの?
と思ってみたり…。
肝心な内容です。
短編集なので、基本的に1本に1エッチ、話の展開はどれも早めです。
読みたいなと思った表題作は、
やはり1本に収めるには勿体ない題材だったのでは…と感じてしまいました。
もう少し「攻め」から「受け」に転向することに対して葛藤して欲しかったなあ…と。
男らしいけど可愛い受けになったのは、◎!
気に入ったのは「お兄ちゃんの恋人」。
健気な弟君が可愛かったです!
もう少し「兄弟だから…」と葛藤してもいいのかもしれませんが、
このお兄ちゃんなら、このあっさり感もありだと思います。
お兄ちゃんの過去にやきもきする弟くんも可愛かったです。
この他の作品も、さらっと読めるものばかりでしたが、
総じて「もう少し葛藤を…!」となるのは、仕方がないのかな…。
どちらかが健気で、思って思ってようやく結ばれる、
という大好きなフォーマットでしたが、
もう少しキャラクター達に悩んだり怒ったりしてほしかったです。
設定が勿体なかった…!
タチ同士の攻防戦は思わず手がでてしまう好きなシチュエーションのひとつ。
後ろの未練をこぼしつつ前のみでお互いのテクを披露していく。
喘がない男同士を期待していたのですが、大森の行動が草食すぎて、触りっこすらなしの健全なお付き合いにもやもやしてしまいます。
結局佐竹が折れて、ようやく事に及んでもがっつかない。
大森の気持ちが上手く見えず、佐竹のみが踊らされてしまったように見えてしっくりきません。
ラストのカミングアウトに、そんなライトな部分があるのなら最初から出して欲しかった。もっと可笑しな展開になったかもと思ってしまいます。
書き下ろしでは多少がっつきますが、ちょっとズレた着地点にそこじゃない感。
うまくハマれませんでした。
他5作品収録。
どれもやはり1人のみクローズアップされてもう片方がおざなりな感じです。
どうして好きになったのか。
視線と態度だけで理解するには今ひとつ。
もうちょっとキャラの性格をはっきりさせてくれればと思ってしまいます。
その中で好印象なのは「ひねくれ猫を飼う方法」
一人に集中せず、2人の間で丁度良い距離感。
ちょっと意地悪な気もしますが、猫になぞらえて構いすぎず、理文の視線がうろうろしていく様が可愛くてぎゅっとしたくなります。
短編集なので、手を出すのが早い展開なのがもったいなく感じました。
攻め×攻めは好きだし、リバはもう主食と言っていい。
でも、正直読後感がよろしくなかった。
多分かなり適当にゲイワールドをかじってるのが気に障ったんだと思う。ゲイは公園で適当にゆきずりで人を引っ掛けないし、ノンケほどタチに過剰にこだわらない。
あと、リバを封じる言い訳があまりにもゲスい。そりゃ佐竹も怒る。つうか、もっと前でわかりそうな話で嘘でねーかと思う。
まあ、それでも絵が好みならごまかされちゃったりするんだけど、正直表紙と比べて中の絵の線のへたり具合がうまくない同人誌みたい。
人物的にもこの大森筆頭になんか嘘くさい人や属性があってない人が多くて、納得いかない本でした。
題材は嫌いじゃないのに、多分次から作者バイバイ箱です(溜息)