お買い得商品、セール品、中古品も随時開催中
夏目イサク「ジンジャーハニー」ドラマCDふろく付!!
magazine be×boy
今回の目玉は、夏目イサク先生のスペシャル付録ドラマCD「ジンジャーハニー」です。
実役・・・下野紘さん
瀬戸役・・・安元洋貴さん
実兄役・・・吉野裕行さん
菅谷先生役・・・波多野渉さん
付録といっても、結構長いドラマ収録されています。
最後に実役の下野さんと、瀬戸役の安元さんの笑えるトークもあり楽しめる内容でした。
いろいろな連載がある中、新しく嶋二先生の「みずいろの町まで」が始まりました。
幼なじみの高校生誉とかずくん。
毎朝かずくんが誉を起こして、一緒に登校し、勉強し、遊んで・・・
そんな日常が続くと思っていたら・・・
引っ越しすることになってしまったかずくん。
離れ離れになるとわかってから気づく自分の気持ち。
相手はどう思っているのか・・・
これからどうなるのか・・・
多感な年ごろの高校生の、揺れる心を描いた作品です。
転校することが、決まったかずくんの誉への気持ちと
かずくんに対する誉の気持ちが、少し見え始めた1話目。
しびれを切らしたかずくんが・・・
次回、かずくんこのままグイグイいくのかぁ?
誉はその気持ちにどう答えるのか??非常に楽しみです。
知ってると8月号がより楽しめそうな作品を中心にネタバレ多めに書きました。また、5月号で掲載された読み切りの続編に関しては、そちらにも触れている箇所があります。
ネタバレ歓迎の方を想定して書いてるので、アウトな方はスルーでお願いいたします。
★「イツカと黒い竜」第1話(29頁、カラー表紙含む)
巡り神シリーズの短気集中連載です。(既刊コミックス未読でも話はわかりました)
タイトルにある黒い竜とは、同誌5月号に掲載された読み切り「マウリと黒い竜 (20頁)」で登場した黒い竜・ガライのことだと思います。
この黒い竜も巡り神です。ただし運ぶのは、厄災、禍事、戦争、争い。守り神ではなく忌神です。
主人公は人間のイツカ。盗賊集団の若い頭領です。
読み切りではマウリをつがいに選んだライカに対して「なんで人間なんかと・・・」と不服そうにしてたガライ。それが、どのような経緯でイツカと出会ったのかが気になりました。
黒雲が空を覆うのと時を同じくして始まった駿州と近江の二国間の争いと、忌神の竜を追う盗賊たちのストーリーです。
イツカたちは、駿州の部隊長の首を手土産に近江の殿様に取り入ります。
途中、戦に巻き込まれた村のこども・ジリを捨て置けず、盗賊に反発するジリを強引に仲間に加えます。
序盤から殺伐とした空気が流れていて、ほのぼのとしたイメージは見当たりませんでした。
★鈴木ツタ「Barbarities」第1話(27頁、カラー3頁見開き表紙含む)
同誌5月号の読み切りから数えると通算で2話目。
昔々の遠い国・ロラインでの話。主人公のアダム・カニング子爵は、裁判絡みの件で脅迫状が届いたモンタギュー司法卿の警護に志願します。アダムは無類の遊び人です。
モンタギュー伯の甥・ジョエルのあとを追い夜のパーティーを楽しむアダム。しかし、ジョエルの狙いは屋敷の主人の不正の証拠を夫人から奪うことでした。その夜は失敗に終わりますが、後日、アダムの協力で再度、夫人に近づき証拠を無事に手に入れます。
作戦中、隙あらばジョエルを押し倒そうとしたアダムは、彼を怒らせ振られます。
それ以来姿を消したジョエルの行方をモンタギュー伯に尋ねると、法衣とかつらで顔が見えなかったモンタギュー伯こそがジョエルその人でした。再会を喜ぶのも束の間、ジョエルから処罰を命じられます。[ここまでが5月号]
手違いで貴族でありながら監獄島へ送られたアダムは、手当たり次第囚人に手をだし連れ戻されます。ジョエルは手違いを詫び、再び護衛を依頼します。
行き先は王宮。そこで、アダムが先王の王妃の親戚であること、警護のために同郷のテハナから来たことが明かされます。また、モンタギュー司法卿と敵対してるといわれる、妻神教のブランドン枢機卿とも対面します。
そして、王宮からの帰り際にまたもやジョエルにちょっかいをかけるアダムは、自身の言葉によってこれが初恋であることに気がつくのでした。[ここまでが7月号]
リブレのHPで「中世のイギリス」と作品紹介されてましたが、内容を整理してみるとやはり架空の国が舞台のようです。ただし、女性のテューダードレスやヘッドドレス、男性の服装・髪型などをみると、15世紀末期から16世紀前半のイングランドがモデルになってるとは思います。
(近年のコスチューム映画だと「ブーリン家の姉妹」あたりの時代です。)
――他にも、以下の作品が個人的に面白かったです。
★夏目イサク「王子様の理由」(32頁)
7月号で、私はこれが一番面白かったです。
真面目なホテル従業員・坂木が、一見チャラ男系のセレブ(通称・王子)・朝比奈に気に入られ、ホテルに滞在してる間、友達役を兼ねた付き人同然の担当になる話でした。
イサクさんの作品全てを読んではいないのですが、下睫毛のある男性キャラは初めて見た気がします。王子仕様?
今年の1月に開催されたファンミーティングでの意見を取り入れた新作で、「制服」「年下攻め」「ギャップ」を盛り込んだとのことです。
私はすっごい楽しめたんですが、ファンの方の反応はどうだったんでしょう?続きが読みたいです。
★ヤマシタトモコ「さんかく窓の外側は夜」第9話(32頁)
今回の三角は冷川と一緒に霊視のお仕事をしてました。
後半では、あっけらかんとした三角のお母さんと、娘を無視する英莉可の母親が対称的に描かれてました。英莉可の母は娘に対して怯えてるようにも嫌ってるようにも見えます。暗いベランダでひとり寂しそうにうなだれる英莉可の様子が何だか可哀相でした。
★御景 椿「できちゃった男子 隆介×波留日編」読み切り(58頁)
読みきりですが、隆介×波留日編の第1話はJUNK!BOYはるやすみ号に掲載されてます。コミックス化されたらきっとエロエロって表示されるんだろうなぁと思いながら読みました。
ストーリーとしては一言でバッサリ「実父があらわれちゃった男子(波留日)」です。
次回は9月号の予定です。