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shounen oiyasuku
花は散るから美しい、
少年も、おっさんになるから美しい…?
仲間。ライバル。ケンカ。秘密基地。
ずっと続くと思っていた、楽しく鮮やかな毎日。
突然抱える事になった、誰にも言えない秘密。
小学5年生。青春前の少年たちの、熱い夏。
期間限定の物語にこれでもかとツボを刺激され、迷わずの神評価です。
放課後になると秘密基地に集まる5人の小学生。
家庭環境は様々、タイプの異なる5人です。
ケンカしながらも絆は強まっていく男同士の関係に萌え!
ずっと一緒ではいられないけれど、
一生お互いを支えるであろうかけがえのない存在にきゅん!
ラスト、成長した主人公の姿を見た途端に涙があふれました。
じんわり癒され力が湧いてくるストーリーも素敵でしたが、子どもを描く表現力が最高に素晴らしかったです。
大人が思っている以上に強く賢く、順応力が高い子ども。楽しい事ばかりではないと知っていて、綺麗な事ばかりではないと知っていて、それでも発せられる言葉と表情はいつでも全力、いつでも本気。
「なんでもねぇ」
嘘がつけない純粋な瞳が翳って行く様子が健気で切なく、
「俺がお前を助ける」
無力ながらも護りたいという精一杯の気持ちが強く優しく。
少年期の魅力がぎゅうぎゅうに詰まった作品でした。
◆『まこちゃんは魔法は使えない』
ノンケとオカマの、年の差幼馴染みカップル。ベッタリ甘々ではないけれど想いを寄せ合う2人の距離感が絶妙。年下攻めもいいけど、オカマ攻めも捨てがたい…どちらも想像できてしまうほんわかきゅんきゅんな2人でした。
◆『なないろ』
表題作の5人組から、一番大人びていて冷静だった「タイラ」と一番のお馬鹿キャラだった「トウリ」の話。悪魔×天使のような2人が成長した姿も見てみたいです!
◆初回特典ペーパー
どの話も答えを出さずに余韻を残す終わり方だったので、何かしらの決定的証拠(Hシーンということですね!)を期待しましたが、描かれていたのは「×××の捕まえ方」!
どんだけ余韻!
読み手を選びそう…というのが読み始めに思った感想です。
まず、登場人物らは小学生ですし、小学生なのにエンコーをしていたり、眼帯なサイバー少年がいたりいかにも漫画っぽい(アニメっぽい?)凝ったキャラクターが多く、加えてかなり悲惨なシーンもあります。
BLを読み始めたばかりのころなら楽しめたかもしれませんが、ノリが若くて今はちょっとついていけないと思いました。
特に主人公の1人が、母親の恋人であるおじさんにいたずらをされるシーンなどは、あまりにも…なんというか、痛々しいというか。
やはり小学生というのがネックかもしれません。
しかし、そう思っていながら、読んでいるうちにどんどん引き込まれていきました。内容は失礼ながら、いわゆる「中二」っぽい感じです。
虐待を受けている子供が2人で「逃げよう」ってなっても小学生だし、お金も無いし、おまわりさんに見つかって逃げて逃げて…
先は読めてしまいます。でもグイグイ引き込まれる。
BLかというとそうではない内容で、受け攻めなどもありません。
2人にこの先恋が芽生えても、大人になってどうなっても、この時点では「友達だから放っておけない」「友達だから君を助けたい」という感じですし、友達のほうがしっくりくるお話です。
小学生同士の恋の描いたというよりは一夏の冒険を描いたという作品でした。
しかしせっかく面白いのに、最後がかなり駆け足になっていたのは残念でした。個性的なキャラクターが多いのに、そのキャラの裏側を説明できていない(作者さんの頭の中だけで終わっている)部分が多いのも勿体無いです。
私は出来るなら、最後の1Pの、この後の物語を読みたいと思います。
小学生、秘密基地の仲間たちを描いたこの作品。
今、現在の、この気分で読むにはちょっと辛い物があった。
子どもだって、ただ無邪気で自由に生きている訳じゃない。
子どもなりのプライドもあれば、守りたいものも、隠したいこともある。
この表題作のハヤヒデとナリタは、わかりやすい悪である大人の魔手からは逃げ出せたけど、世の中はこんな風にわかりやすい悪だけじゃないしなぁ。
お話は、ハヤヒデが本当に無事に逃げおおせたのかどうか、はっきりとした結末を示していないけど、最後にちらっと出てくるコマで、なんとなく再会をにおわせて、読後感がいい。
他に、女装のマコちゃんと、その幼なじみ烈の腐れ縁を描いた恋愛未満話と、表題作の秘密基地の仲間、タイラとトウリのこれも恋愛未満話。
受け攻めどちらともつかない感じのまま終わるのがいい。
コンスタントに読み返すわけではなくとも
まず一度は読んでおきたい作品だと思います。
すごくよかった、読むことができて心からよかったです。
それぞれの呼び名に洒落っ気があったりして、これはさぞ小生意気な子供たちなんだろうと思いきや、発せられる言葉などが自然なので読み始めるとすぐ本の中にいました。子供だからどうしようもないこと、子供だからできること。そのなかで、確かにキラリと輝くものがある。ほんのりキッズラブからボーイズラブへと進めばいいなぁと思わせるような、魅力あふれる表題作。
どの作品も、登場人物みんな、勇気がある子たちで大好きです。
終わりがあるからこそよいものだけれど、読みたい!もっと読みたい!