背伸びしてブルー

senobishite blue

背伸びしてブルー
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神31
  • 萌×246
  • 萌26
  • 中立7
  • しゅみじゃない5

--

レビュー数
23
得点
424
評価数
115
平均
3.8 / 5
神率
27%
著者
せんみつ 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
フロンティアワークス
レーベル
ダリアコミックス
発売日
価格
¥648(税抜)  
ISBN
9784861347092

あらすじ

「俺みたいな悪い大人が寄ってきちゃうよ?」高校生の旭は、夜の繁華街でサラリーマンの佐伯と出会う。大人で格好良くて、少し寂しげな佐伯に心惹かれる旭。ある日、父子に間違われた二人はふざけて「父子プレイ」をすることに。本当の父親を知らず、少しだけ佐伯に理想の父親像を重ねながらも、旭は彼がそばにいてくれることを嬉しく思っていた。しかし、時折見せる佐伯の陰に、ただ好きだけではいられない大人の恋を知り——…。新進気鋭のストーリーテラーが贈る、デビューコミック

表題作背伸びしてブルー

37歳,普通のリーマン
父親のいない高校生

同時収録作品クローゼット・ハイ

高校時代剣道部の先輩
高校時代の後輩

同時収録作品制服とヌード

24歳,元教え子
32歳,高校教師

同時収録作品ホテル☆エトワール

29歳,元大学の後輩
32歳,先輩

同時収録作品「指先エスカレーション」

足フェチ,靴屋店員
フリーターのバンドマン

同時収録作品甘いりんご酸っぱいりんご

同時収録作品脱いでも脱いでも

高校時代剣道部の先輩
高校時代の後輩

レビュー投稿数23

塩見はがんばった

せんみつさんの初コミックス。

他のダリアコミックスに入っていたチラシを見て気になっていたので購入。
5作品の短編集+3作品の番外編(内1つは裏表紙にあり)です。

普段短編集は読んでいて物足りなく感じたり、この話は好きだけど、これはちょっと・・・という感じで好き嫌いが分かれるのですが、この作品はどのお話も切ない、キュン、クスッのメリハリがバランス良くあって、絵もシンプルながらも表情豊かだし、体つきも肉感的で私好みだったので満足感のある1冊になりました。

進め方によってはすごくシリアスだったりマニアックになりそうな話も二人の恋愛の良いスパイスになっていて、ありきたりな話ではなく、せんみつさんのセンスがキラリと光っているなーと。

個人的ツボ(萌えだったり、笑いだったり)を押されまくりで、「ホテル☆エトワール」の騎乗位でいたしてる時のシオさんのチ○コにさりげな~く顔が描いてあるのを見つけた時は、「まあまあシリアスなシーンなのにっ!?ここでそんな遊び心だしちゃう!?」っていうそんな所がツボで次回作も買おうと心に決めた瞬間でした。

4

素直に良かった

せんみつ先生、初コミックスです。
短編ですが、ひとつひとつ丁寧に主人公の心の中を表現されていて
どの作品も、すごく人間味があり身近に感じられるものでした。
個人的に長編が好きなほうなので、もっと読みたい・・・
と思うところで終わっているので、続きが気になる・・・という部分もありますが
登場人物の気持ちに入りやすく、すんなり読める内容でした。

表題作
『背伸びしてブルー』
父親がいない高校生旭と偶然出会った佐伯37歳。
親子とも見えるほどの年齢差のある恋愛。
旭は佐伯に父親の影を見ているようだが、
旭を愛してしまった佐伯はそのことが我慢できず・・・
年齢差はあっても、自分を父親と重ねられる複雑な心境に
悩む佐伯を可愛いと思ってしまいました。
大人として、じぶんの気持ちより旭の将来を考えるところなんか
私としては、「佐伯さん合格!」と思わず叫びたくなりました。

本当の父親の当然の出現に、佐伯との関係を本当の恋愛だと気づいた旭が
素直に自分の気持ちをさらけ出すことで、佐伯も素直になれたのかな。
こいいうときは、若者のほうが強いなぁ・・・と思いました。

『クローゼット・ハイ』
ゲイだということを隠して生きてきた守屋と
守屋が学生時代好きだった雨宮との偶然の出会いから始まるストーリー。
クローゼットの中にだけが、唯一本当の自分に戻れる場所・・・
そこでゲイビを観ながら、男とのセックスを妄想し欲望を吐き出す。
一人暮らしなのに、クローゼットの中というのが、
それまでいかに本当の自分を隠して生きて来たか想像できて
ちょっと同情すらしてしまいました。
そんな守屋が妄想から現実の愛に満たされるまでのお話です。

『制服とヌード』
同棲中の高校の先生と元教え子。
写真部だった教え子の写真をこっそり隠し撮りしていた先生。
現在の生徒たちとの関わりながら、過去を振り返り
同棲中の元教え子とへの想いを再確認しちゃう先生のお話。
先生、どんだけ生徒が好きなんだ?と言ってしまいそうになる作品。

『ホテル・エトワール』
昔の恋人になぜか1年に一度偶然会う。まるで七夕・・・
飲んで、話して、ホテルエトワールでHして・・そして別れる。
1年ぶりに会った元恋人はガンだった。
いつものように「じゃあまた・・・」、と言った別れ際そのホテルが壊されることを耳にし・・・心が揺れる。
「追いかけろよ、そのまま別れちゃだめだろう?」と心が叫んでるでしょ?
その後どうなったのか、二人はまた1年後会えたのか・・
読み手がいろいろ想像して余韻に浸れる作品です。

『指先エスカレーション』
足の人差し指が親指より長い友達。
幼い頃からの足フェチが、大人になった今エスカレートして・・・
足フェチの主人公が、あんなことやこんなことしちゃう
ちょっとマニアックな作品です。

その他表題作の番外編で佐伯の幼いころのお話と
クローゼット・ハイの番外編で二人のピロトークが見られます。


4

新進気鋭の実力派!!(笑)

担当さんが書かれたんでしょうか、裏表紙のあらすじに「新進気鋭の実力派」。まさにそう書かざるを得ない作家さんです。
短編集は好みが分かれてしまうのですが、これは全部良かったです。
表題作は雑誌では「恋をしていた」というタイトルだったんですね。
どちらでも合ってますが、まあコミックスのタイトルにするにはありきたりだから変えたんでしょうか。
話の内容も特別な物はありませんが、キャラが生きているように感じるし、話の流れが自然です。自分はこれを第一に求めているので、出会えてありがとうといった感じです。
先輩後輩の話もくっつくのに時間というか間があるのがいいです。ハッテン場でばったり会ったにも関わらず、それを話題にしない探り合いのような間ですね。良いです。変態プレイDVD(笑)をクローゼットから冷蔵庫の裏に隠し場所を変えたのも起承転結が綺麗で読みやすかったです。
先生と元生徒の話は、破天荒な元生徒が先生を翻弄していく、、、というか、先生が受なんですけど普通にそのへんにいる「高校教師」という感じが良いです。てゆうか、弁当wwwwに使用済みパンツとウインナーと卵二つwwwwwやばいこれは地味に忘れられそうにありません。
元生徒は破天荒にも程がありますが、最後に母校に制服姿で先生を待っている姿が印象的に描かれていて、上手い作家さんだな~と思いました。

カバー裏まで最高ですね。ホント、隅々まで丁寧でありがたいです。
後はエロがもう少し魅了するような感じだともう、BL界を盛り上げる作家さんになるでしょうね。

いいものを見せて頂きありがとうございました。と言いたいです(笑)

3

爽やかだけどコバルトブルー

絵柄から伝わるように作品の雰囲気はどれも爽やかで、絵柄もサラッとした印象で綺麗。だけど話の構成はどれもしっかりと骨組みされていて、もしかしたらこの世界のどこかで展開されているかもしれないような、リアルな非日常で、そんな内容でもキャラの心情や個性がくっきりと理解できる作品ばかりでした。

表題作では主人公の少年が母子家庭で、セフレなのか恋人なのか微妙な関係のアラフォー佐伯に父親を求め…という内容では、この主人公の少年旭がまぁ子供らしい。父親がいない寂しさをセックス相手に求め普段でもプレイ中でも父さんと呼ぶのはちょっと変態くさいけど。自分は父親がいないからと彼にその役を押し付けてたけど、実は佐伯も幼い頃に父親を亡くしてた、という所で、それを今まで億尾にも出さなかった佐伯に年の功を感じます。別にそうじゃなくても37歳位で高校生の子に、独身で子供もいないのにお父さんとかお母さんとか普通呼ばれたくないよな 笑 そんなこと考えもしないで相手にソレを求めるあたりが若くて、あー若いってそういうもんなのかなぁと。確かに高校生位の時って20歳でも随分大人にみえたしな。彼が去ってやっと彼を「父さん」ではなく「佐伯さん」として求める所がよく考えられているなと思いました。

クローゼット・ハイは隠れゲイとその先輩のお話なんですが、これ結構好きなんですよね。ずっと押し入れに自分の本当の欲求を隠して生きてきた主人公と、かつてそんな主人公が密かに想いを寄せていた先輩が一年前に発展場で偶然鉢合わせし、そのことをお互い隠しつつも探り探りで近づいていく所がなんかリアルでいい。漫画的展開だったらそこで一発!なんてなったりするかもしれませんが、普通だったら知り合いとそんなとこで会ったら知らない人のふりして逃げますもんね 笑 納得。その後先輩と会う機会があり、以前出くわした発展場で先輩にまた会ったら今度は…とつい待ち伏せしてしまうのが良い。彼らの営みもそんなにガッツリ系ではないですが雰囲気は淫らで満たされて苦しい感じが出てて、幸せになれてよかったねと思いました。

あとの3作もせんみつさんらしくバラエティ豊かだけど全体的に爽やかなコバルトブルー系でした。恐らくまたせんみつさんのコミックスが出るとしたら購入すると思います。

1

爽やかな1冊

せんみつさんデビューコミックスです(^^)

とっても印象的なキレイな表紙です。
中身の絵もとっても上手で好きなタイプです。

お話は短編集でどのお話もハッピーエンドで
爽やかな1冊ちなってます。

どのお話もありきたりな感じではなくて
ちゃんと作ってあって楽しかったです。
短編集だと好き嫌いが出てしまったり
短すぎて物足りない感があるけど
どのお話も可愛かったり、楽しかったりで
劇的なものはないけど、読んでいて
安心感があるようないいお話ばかりでした。

特に印象的だったのが、クローゼット•ハイ。
お互いゲイだとわかってるけど、確認できない
モヤモヤ感が私的によかったです。

それと足フェチの話。
脚ではなくて足なんです‼︎
足の指フェチなんです‼︎
足の指が性感帯で足コキしながら
イキそうになるとか斬新でした(^^)笑

とっても爽やかでデビューコミックスにしては
クオリティの高い1冊でした。
今後の活躍が楽しみです。

8

にょんちゃん

あ、足コキですか、読みたい… ぐぬぬ…

読後、カバー下必見!!

思わず『アタリ!』とガッツポーズ!!
達者な新人さんが出てきた~!!!

短編集って詰め込み過ぎか尻切れ的な中途半端さが印象に残りがちですが、そういう勿体なさはなく大満足です。

登場人物たちが健気過ぎないところがすごく良かったです。
このくらいドライだったり醒めた部分を前に出してくれた方がリアリティーがあって良い。
シリアスな内容も結構あるのに各話の会話中に必ずツッコミが入っていてコミカルです。
おとしどころが『純愛』のみじゃない事も魅力的でした。

【背伸びしてブルー】
【甘いりんご酸っぱいりんご】
37才リーマン:佐伯×高校生:旭の年の差カップル。
ふたりは夜の繁華街で出逢いますが、母子家庭に育った旭はイメージのつかめない父親像を年の離れた佐伯に重ねます。
でも、それは思慕だけでなく未知のもの(人、セックス)に対する興味も含まれている気がします。
それでも一緒にいるのは楽しくて充実した日々を過ごしますが。旭の父親の登場+佐伯の父親がわりの兄が倒れたことで別れることに。

本当に好きなのに、好きなだけではどうしようもないことがあることを知っている大人と、大人未満のくせに大人ぶってしまう高校生。
世間にも自分の気持ちに向き合うことにも不慣れですからねぇ…コミュニケーションにズレは出ますよね。
背伸びしてバランスを失って、つんのめる恋もまた味わい深いです。

結末、描き下ろしでは少し大人になって恋の痛みを共有した旭と佐伯が寄り添う生活風景をチラリ。
チビ佐伯の亡父への思いが描かれていて、こういう経験があったから父子プレイあるある、なんだなと思いました。
甘やかされている旭が幸せそう。

最初のページの体格差の絡み1カットが妙にエロい。
普通に合体してるだけなんですが妙にエロい絵柄なんですよね。

【クローゼット・ハイ】
【脱いでも脱いでも】
友人の結婚式で久々に再会した高校時代の先輩:雨宮×後輩:守屋。
一年前、ハッテン場で互いを見かけながらも声をかけられず、今またそれを切り出せないふたりの『腹の探り愛』的な駆け引きのような会話が面白いです!
雨宮の読めない表情が色っぽい。
描き下ろしは高校時代の部活中、剣道の面越しに守屋を見つめていたことを白状した雨宮が照れ隠しに守屋のパンツを脱がそうと挑みかかる話。
告白をきいた守屋の表情とリアクションがホントに可愛い!!

【制服とヌード】
元教え子:夏目×教師:春田。
夏目の就職を契機に同棲して2年。
春田は生徒たちと接するとき夏目が教え子だった頃を思い出しています。

なれそめがなれそめだけに、夏目はそんな春田を心配したり嫉妬してしまうんですが(そりゃそうだ)春田は生徒たちにかつての夏目を重ねて思い出を懐かしんでいるだけです。

学生という魔法がとけても制服という武装をといても好きな相手は今の夏目だけ…というオノロケか!!と最後の1ページを見てニヤニヤとつっこんでしまいました。
時間と一緒に気持ちも進むのです。
しかし夏目みたいな生徒だと先生は大変ですね…というか、あの弁当(汗)
制服コスプレしなかったんだろうか←

【ホテル☆エトワール】
大学時代の後輩:上川×リーマン:塩見。
その昔、奔放な上川を失う不安に耐えられず
彼が旅から帰るのを待たずに別れた塩見。

ところがこの3年というもの、なぜか約束もしていないのに年に一度、偶然の再会を繰り返しています。
そして今回、上川の病気が発覚。
上川と別れてから誰とも長続きしなかったのも上川がかけがえのない存在だったからだと再認識した塩見。
逢瀬の場所だった『ホテル☆エトワール』が壊されることを知った塩見は上川を追い『待つ』ことを『約束』します。

ふたりで前向きに生きる約束。
偶然、手にした短冊を笹につけ願い事をする塩見の後ろ姿に泣いてしまいました。
七夕の時期だから余計に泣けた。

からの~!!カバー下の『再会話』には爆笑!
良かった~!塩見さんAの役、頑張って~!!

【指先エスカレーション】
同級生同士:倉持×野際。
幼い夏の日、蚊にさされた野際の指にかゆみ止めを塗りながら性的興奮を覚えた倉持と指に触れられる感触で性の目覚めを覚えた野際のふたりは同棲しています。

足指フェチの話ですが、固執感は少なく飄々と舐めたり噛んだり見つめたり。
足コキ、指舐めとなかなかエロいんですが、子ども時代のぽわん、とした表情の方がエロく感じてしまった~。

登場人物たちの描きわけはこれからかな?とも思いますがリーマン、学生、どちらも違和感なくまとまっていました~!


5

今後に期待大!

表紙とちるちるさんでの評価で購入しました。
これが初コミックス!?と驚くくらい絵が洗練されていて読みやすかったです。

全ての作品は他の方がレビューしてくださっているので、私は特に印象深かった二作品をピックアップして書かせていただきます。

表題作「背伸びしてブルー」
父子プレイ...目覚めました。
年の差カップルというのが当方あまり好きではなかったのですが、せんみつ先生の書き方はなんだか爽やかさがあって、すっきりと作品に入ることが出来ました。
本物の父が出てきた展開は、うーん...と思いましたが、この父が予想に反して優しくてw(いえ、現実ならそれでいいんですよ!笑)
短編なので仕方がないかと思いますが、さくっとし過ぎていたのでもうちょっと色々引っ掻き回してほしかったかなと(笑)

「指先エスカレーション」
まず最初に、「え?どっちが攻め??受け???」と下衆な考えが浮かびました。
てっきり倉持が受けかと思っていたら、まさかの野際という...。そしてまたそれがマッチしているという...!
話の作りもキャラ性ももう作者の力量恐るべしでした。まさかそんな足の人差し指なんてピンポイントな萌えがあったとは、ってな感じですね。

その他の作品もありそうでなかった話でしたので、新鮮な気持ちで読めました。
綺麗な描線がお好きな方、短編詰め詰めでいろんな話を読みたい方にはお勧めします。



4

爽やか(*´∀`*)

表紙買いしました!
個人的に好きな画だし、色づかいも好みだったので(*´∀`*)
デビュー作品とありますが、「実力派」と帯に書かれているように
安定していて落ち着いた作風だと思いました
その中にも面白さもあってクスリと笑えちゃいます

濃い作品を読んだ後にさらっと気持ちよく読めて良かったです!
もっと、せんみつさんの作品が読みたくなる1冊でした

面白かったシーンでは足コキでいっているシーンが凄い面白かったのですがw
ツボでした

3

食べ応えのある短篇集

初コミックスだそうですが、内容はみっしり食べ応えがありました。
表題作の、冒頭、エチシーンでつかんでおいてから徐々に明かされる二人の関係。
年齢を理由に納得できないまま別れて、そして自分の力で取り戻しに行く。
全体の構成がいいです。
前の方で出てきたエピソードが、ちゃんと後で回収されて意味のある物になっている。
特に、長芋のエピソードがすごく効いていて、このコマだけでいきなり涙腺撃ち抜かれました。
他の作品も上手いことまとまっていて,コレを実写化したオムニバス映画とか、見てみたいなぁ。

3

今後を期待させる、味のあるデビュー作

タイトル作とその後日談を含む7編の短編集。
こちらでの評価の高さと、表紙の少年の表情に惹かれて手に取ったが
なるほど、独特の味わいの楽しみな作家さんの登場だ。

表紙は夏らしい色彩の爽やかな物で、
それで想像していたのとは中身は随分違ったかなぁ。
その少々変化球な味わいは、悪くない。

サラリーマンと高校生の疑似父子。
足の指フェチ、制服フェチ……
若干舌足らずというか、語り足りない感じはなくはないが、
どれもシリアスなテーマをそこはかとなくコミカルでライトにくるんで、
そして最後はほんのり気持ちが温かくなる感じがいい。

個人的には表題作と、クロゼットの話が好き。

欲を言えば、もうちょっとメリハリがつくと
この個性がより生きると思うし、
表紙のクオリティに比べて中の絵が荒いかな。
今後に期待します。


3

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