最寄り駅から

moyorieki kara

最寄り駅から
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神0
  • 萌×21
  • 萌1
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
1
得点
7
評価数
2
平均
3.5 / 5
神率
0%
著者
歩田川和果 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
サークル
笙月堂<サークル>
ジャンル
オリジナル
発売日
ISBN

あらすじ

晴斗と友也は小学校からの同窓生だ。
けれど小学校、中学校時代はほとんどしゃべらなかった。
しゃべるようになったのは、同じ電車に乗って学校に通うようになった高校からだ。
毎朝一緒といっても、深い話もしなかった二人がある時…。

※全年齢

表題作最寄り駅から

晴斗,高校生 (受攻未確定)
友也,高校生 (受攻未確定)

レビュー投稿数1

「牛」駅で。

小学校からの同級生、だけどほとんど喋らなくて、
高校になって、同じ学年で、同じ学校へ、同じ最寄り駅から通う、
それがふたりだけだったので、話すようになる。
といっても、基本沈黙が長い。
話しても、たいして深い話も、楽しい話もしないし。

片方はゲイで、
それを秘密にして目立たないように生活してる子。

そのゲイの子は、一緒に学校に通っているその相手のことを、
少し好きだったのかもしれない、と思う。

でも、高校を卒業したら、
誰も知らない場所の大学に行きたいと思ってる。
駅のホームに立つと思うのは、
いちばん遠くへ行ける電車に乗りたい…そんなこと。
自分の性癖など誰も知らない、誰の迷惑にもならない、
そんな場所へ行きたいと。

でも、思いがけず、
実はゲイなのもずっと前から知っていたという、
一緒に通学しているその相手の言葉で、
見えていた世界、望んでいた未来が、変わりそう。

「大学、同じところに行く、家出るならルームシェアしない?」

線路の先にある、ふたりの未来はどんな風だろう?


「牛」駅で、実はゆっくり育っていた恋のお話でした。
キスもないけれど、それが初々しい高校生を感じられていい。
歩田川さんらしい、味わいのある1冊でした。

※ なぜ「牛」駅なのかは、よく分かりません~
  ゆっくり、なイメージだからかな??

2

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