自家恋愛中毒

jikarenaichuudoku

自家恋爱中毒

自家恋愛中毒
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神21
  • 萌×231
  • 萌18
  • 中立3
  • しゅみじゃない2

--

レビュー数
17
得点
286
評価数
75
平均
3.9 / 5
神率
28%
著者
モンデンアキコ 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
芳文社
レーベル
花音コミックス
発売日
価格
¥600(税抜)  
ISBN
9784832288959

あらすじ

精悍な容姿と明るい性格で、
有名ホストクラブでトップに君臨していた坂本秀臣は、
騙され多額の借金を背負ってしまった。

返済のために頼ったのは、
7年間一度も帰らない実家。

そこには血の繋がらない同い年の兄弟・由希哉しかいなかった。
デイトレーダーとして巨額を稼ぐ由希哉が、
借金の肩代わりをする条件は「同居」。

だが、秀臣が家を飛び出すキッカケとなったのは、
不器用で綺麗な由希哉に劣情を抱き襲ってしまったからで…!?

元人気ホスト×美形デイトレーダーの
ラブたっぷりドラマチックストーリー★
描き下ろし有り

表題作自家恋愛中毒

坂本秀臣,多額の借金を背負うホスト
坂本由希哉,秀臣の義兄弟,デートレーダー

その他の収録作品

  • 恋愛中毒は治らない

レビュー投稿数17

クールビューティーな受けから目が離せない

タイトルの印象からもうちょいアクの強いお話かと思ったけど、そこまでクセのない義兄弟のスレ違いストーリーで面白かったです。
受けが貰われっ子で負い目を感じて育ったとか、お互い高校生だった時に攻めが受けを襲いかけたところを父親に家に目撃されて勘当されてしまったとか、一人で7年間も「家」を守り続けていた攻めの健気さとか色々あってストーリーももちろん面白いのですが、細かい筋書きが頭に入ってから読み返すと、ストーリーそっちのけで受けの表情を追って読んでしまいたくなる位に惹かれてしまいました。攻めもナンバーワンホストという事でそれなりな素材だと思うのだけど、受けのただならぬ印象の前に霞んでしまいます。
お人形のようなクールビューティーさんなのに、実はウブとか美味しすぎ!美貌の彼が時折見せる揺らいだ表情もgood! 思いが通じあってからの昼と夜の表情の違いといったらこりゃ反則でしょう。

攻めが過去の過ちについて謝るんだけど、その時に受けが言った「僕はおまえに傷つけられたと思ったことは一度もない」というセリフがとっても良かったなぁ。どんだけ攻めの事が好きなのかっていうのが良く判った。

ラーメン屋のおっちゃん(過去がすっごく気になる)や情報屋をしていた薪野、お母さんなど脇キャラも立ってて良かったです。
特にラーメン屋のおっちゃんがいい味だしてて、物語に深みを出していました。


2

恋愛だけではないお話

モンデンアキコさんの絵がすごい好き。
もしかしたら1番好きかも。
綺麗なのに汗臭いような(嫌な汗臭さじゃなく)、
物凄くエロいのに綺麗で下品さがない所とか。
色んな方が書かれているように、オヤジ系を書かせたら1番でしょうっての、よく解る。
私もそう思います。
絵もさる事ながら、私はお話も好きなものが多いです。
今回は他の2冊と違い、1冊まるごと表題作。
しっかりお話が書かれてて、大満足の1冊でした。
多分作者さん目当てじゃなくても楽しめると思います。

しつこいですけど、とにかく絵が綺麗!
正直読む前は、
「妖艶な人がいて…それに狂っていくようなお話かなぁ」
と勝手に思ってたので、
あまり期待してなかったんですよね。
読んだら全然違いました。
血が繋がらない兄弟のお話でした。
兄弟のお話ってよくありますが、
よくある背徳感が〜とか、
いつも俺は夢の中でお前を〜みたいな、
ちょっと暗めなのが多いイメージ。
でもこの作品は全然違います。
なんというかもっと「情」の繋がりの暖かさといいますか、
そっちの方が強い印象。
なので話が変にドロドロしてないし、
心情ももっと身近だし、好感が持てました。
後、私が最初に妖艶な人かと思った由希哉は、
むちゃむちゃいい子でした。
よくありそうな「僕、弟くん☆」みたいなタイプじゃなくて、いい子って…
逆に私はそれがすごい良かったです。
最後由希哉が報われて本当に良かった。

後は脇役達もいいんですよね。
ラーメン屋のおっちゃん最高です。
秀臣とおっちゃんの電車のシーンは泣きました。
あったかいよ、おっちゃん…。
読んでるこっちが癒されます。
蒔野もいい。
2人の障害になんのか、でも見守ってんのかの存在。
最後おっちゃんのラーメン食べてる所…せつないなぁ。
幸せになって欲しい。

後、時々笑えるツッコミ所も良かったですねー。
1話目の由希哉が寝てる秀臣を見て
「どうしてこうなった」の所とか、
2話目の秀臣の「という訳でもなく」の所、
笑いました(笑)
絵が綺麗なまんまなのに、流れと台詞に笑える感じ。
こういうの好きです。

話も好き、絵も好き、ちょっとした笑いも好き。
私には結構どストライクな作品でした。
やっぱ、モンデンアキコさんはいいなぁ〜。

3

絵が綺麗なんですよね

前提としてモンデン先生の絵が好きなんですね。
線が綺麗でコマも見やすくて安心して読めます。
ではBL的に激しく萌えるかと言うとそうでもない。
絵が綺麗すぎるとドロっと感が薄れちゃうのかなぁ。
適度にエロいことをしているのにエロく見えない……
でも元ホストの攻めがウリをやってたりという設定は好き。ラーメン屋のおっちゃんが激オトコマエ!おっちゃんが無駄にかっこいいです!
モンデン先生はおっちゃん描かせると最高ですね!

ストーリーは淡々と進む感じなんですがラストあたりの駅のシーンは結構いい感じでした。

血のつながりのない兄弟ネタなので近親相姦が地雷でも大丈夫でした。

0

期待しすぎたのかな

血のつながってない兄弟、デイトレーダー、元ホスト、身に覚えのない借金、中性的な男の子・・・
こういったディテールはBLでよく使われるものだけど、モンデンさんだと青年漫画臭さが強く、な~んかふわっとして奥行きがないというか。
ビッグコミックスピリッツに連載されてる異色の同性愛ものを読んだ気分。
「もんでんあきこ」とは違う感じを出してもらいたかったなんて言ったら贅沢かな。
そつがなく、きれいにまとまっていて優等生な印象。絵も綺麗だからなあ。

2

彼の愛する人

純粋にモンデンさん(もんでんさん)の描かれる雰囲気が好きでして、ですので過去のBL作品も十分楽しんで読了しております。抜群の安定感がある絵柄はどのページを開いてもホッとしますね。
ただ今作はモンデン先生ご自身も仰っているように「(先生史上)最高の美形受け」を目指しておられたからか、どうしてもどうしても綺麗なわけです。いやもちろん綺麗なところをを望まれておられるのだから、綺麗で当たり前なのですが綺麗だからこそルネッサンス期の彫刻に見えてしまったのです……巻き毛も理由かな……。
由希哉の美しさと、秀臣のストレートな格好よさに彩られるベッドシーンには眼福でしたが、美しすぎて紙面に気圧された感が否めず私はどうしても萌え!! に至りませんでした。難しい塩梅なのだと思います。

お話の内容はすごく好きです。
自家恋愛ということはつまり、彼らのなかで完結しているからかな? と推察したのですがどうなのでしょう。
それぞれがそれぞれなりに幼少期に抱えたコンプレックスや引け目というものを、大人になったいまだに引きずりそこを突く、というシチュエーションがすごく好きなのです。
またふたりの子供の頃のやり取りに悲しさもありますが癒されもしました。子供のときだから伝えられること、願うことができるもの、子供だから傷つき、子供だから折り合えたわけですものね。

由希哉がラストで、貰い子としてやってきた頃の秀臣とのやり取りを口にする、あの感情がふたりを繋ぐすべてなのだと感じます。どこへも行けず誰へも逃げられない当時の由希哉を求めてくれた秀臣こそ、由希哉が守りたかったものなんですよね。
そう知ったあとでもう一度読み返すと、ああだから由希哉は今なお一人で坂本の家を守って義理の父の言葉を守って秀臣を7年も待っていたんだと納得できます。だから執着して、だから孤独も耐えていたのか、と。
そういうわけですから秀臣はこれからプラプラしないでちゃぁんと愛してあげてほしいな。ふたりで営むカフェもとい愛の巣を守るのは、今度は秀臣の役目だと思うのです。

あとはなにより脇キャラたちの魅力でしょう!
ラーメン屋のおいちゃんはナニモノですか!(笑) 昔取った杵柄と言っていましたから、そのスジの方かはたまたマルボウさんか……想像が膨らみますね。もしかするともんでん作品での登場キャラクタかもしれません。いいおじちゃんすぎて、この二人を幼い頃から見守っていてくれたのだと思うだけでじんわりクるものがあります。
微に入り細を穿つというか、やはりそこは長く漫画を描いておいでの作家さんならではだなと感じました。

おならをしちゃだめだからって、今もちゃんと守る由希哉の愛しさよ!

1

ツンデレ兄

遅ればせながら、表紙の妖艶な由希哉に引かれて手に取りました。
モンデン先生、初読みです。

兄弟ものです。実の兄弟ではないですが、遠縁にあたり血の繋がり無くはないです。兄弟ものと言うと、ドロドロ・執着・背徳感がテーマな作品も多いですが、この作品はガチ兄弟ではないですし、なんだかんだ言って両思いなのでそういう要素は低いです。
由希哉が自分はもらわれてきた子だという負い目を強く感じていたり、お互いに不器用ですれ違いが多かったりとお話全体はわりとシリアスな感じですが、思いが通じ合ってからの二人は甘いです。
なんと言っても、デレたときの由希哉が異常に可愛い。もともとクールで女王様っぽく見えるだけで、本当は世間知らずでとっても無垢。秀臣に命令(お願い?)されると、従順にしたがって自慰までさせられるしまつ。クールビューティーのデレほどおいしいものはないですね!

1

残念ながら…(^_^;)

皆さんの評価がかなり良いので、恐縮ですか、個人的にややハズレ…(´.`;)
久々のもんでんBLだったので、ちょっと表紙絵に危惧を覚えつつも購入したのですが。

 作者曰く、”彼女史上最高美形の受け”を狙って描いたという事ですけど、
由希哉が変に華奢で・・・。 冒頭、実家で弟を迎えた辺りはまだよかったのに、
以降、体格もどんどん少年化?し、顔を小さく眼を丸く、首を細く描き過ぎたのか
年齢感が消えて終盤(と表紙絵)では、高校生に戻ってしまってますよね;;

 初心だろうけど、7年待っていた強さがあり、けしてカマっぽいキャラではないのに、時々表情も女の子みたいで、特にせっかくのHシーンで色っぽさを感じなかった;;
あれだけ肉体を描くのが上手いもんでんさんなのに、すごく残念。

 無理にBL絵柄を狙って逆に失敗してる気がするのは私だけでしょうか・・・? (T_T)
『1円の男』『リミッター』は良かったし、女性誌の『アイスエイジ』とか、近年の男性誌で描いてたハンサムキャラの感じで充分イケたと思いますけどね~。
一番色っぽいと感じたのは口絵カラーでした。これは最初の内に描いたんじゃないかな?

 話も悪くないけど単純で、過去も現在も、二人の葛藤がそう大きく感じられなくて、
1冊使った割にHも日常萌えポイントも少なかった。
最近、ビッグコミックの『雪人』にも大ハマりしていただけに、期待外れでした。

 非BLなこちらは、皆さんのコメントにある屋台のおっちゃんも、雪人が歩く新宿の片隅にいた?と聞きたいくらい(笑) おじさん好き作者の描く素敵キャラがいます。(爆)

1

光る脇キャラ…!

血のつながらない(厳密には遠縁の親戚の)同い年の兄弟、元ナンバーワンホスト弟×デイトレーダー兄で7年ぶりの再会もの。
一緒におねんねしていたいたいけな少年時代のエピソードを交えつつ、離れ離れになるきっかけになった若気の至りなできごと、父の死、そして再会してからの気持ちの行き違い…
遠回りして結ばれる二人のお話です。

この作品、なんといっても脇キャラがイイ味出してる!
マキ子ちゃんこと女装のなんでも屋(情報屋?)の蒔野と…
なんといってもラーメン屋のおっちゃん!!むしろおっちゃんが影の主役かと思ったw
『昔取った杵柄』がとっても気になるところw

1

おっちゃんに萌え♪

モンデンアキコ先生は、ず~っと気になっていた作家さん。
これが初読みです♪
画力の高さにまず、おお~っ!となりますし。
話が進むにつれ、キャラクター達に引き込まれる。
これはスゴいぞ?!
と、満足する一冊でした。

親を亡くして引き取られてきた遠い親戚の美しい少年、由希哉と。
親の不仲に悩む、元気で明るい少年、秀臣。
高校時代に秀臣はある事で勘当されたため、疎遠だった二人。
借金を返済するために、秀臣は7年ぶりに帰ってきます。

二人の関係は、出会った日の会話やその後の出来事で、濃く深く繋がっている。
再会してからの様々な出来事で、少しづつ、二人の絆が明かされていきます。
なかなか面白い、引き込まれるお話で。

しかし私個人的には主人公達よりも、ラーメン屋のおっちゃん!!
すっかりハートを持ってかれる程、激萌えしました♪
秀臣に協力した時のおっちゃん、カッコ良すぎですね!
そのカッコ良さは、ぜひ読んでみて感じて欲しいです。
そして、秀臣の母ちゃんもお気に入りキャラ。
モンデン先生は、キャラの魅力を描くのが上手いなぁ~。

萌えとまりにしたのは、秀臣の7年間の苦悩がよくわからずで。
あとは、由希哉のツン時期がちと短かった事。
それくらいの理由です。
最後の二人のエロシーンとか、後日談の働く二人とエロシーンもすごく楽しいのでオススメです♪

0

回り道

モンデンさんの描かれる男キャラが好きです。
それだけで満足だったりするわけですが(●´艸`)グフフ
その男たちが絡んでたらなおさらおいしいと思うわけでww

というわけで、お話は幼馴染から~の再会ものですね。
ある意味執着といえなくもないのかどうなのか。

表情が乏しい受が、攻が帰ってくると聞いてウキウキしてたとか
笑ってたとか。他人から聞くという設定がまたちょっとしたことですが
好きでした。あーいうのキュンとしてしまう。
普段は表情を見せないのだけれど、ちっちゃな変化がかわいいとか
おいしいか思うの(嬉´Д`嬉)
あのときもう少し素直になってたら、違った道もあったのではないのか
遠回りしたからこそ。ベタな展開といえばそうなのですが
ヘタレわんこが更生して受のところに戻ってきたと思えば萌えが増すますな。

ただちょっと残念だったのは巻末。
確かに美麗で寡黙な恋人が閨だけではみだらに~というのは燃えるのだけれど
せっかくヘタレわんこが従順わんこに・・・な展開なのに
攻がオラオラしちゃうとか・・・なんか猛烈ガッカリ
受が求めるままにオラオラというのが見えればまた別なのだけれど・・・

とはいえ、懲りずBL作品の次回を期待しますw

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