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tsureteke tengoku
萌えはなかったけど、明るくポップなラブコメで、軽く読むぶんには面白かったです。
大和名瀬さんらしい可愛い絵柄で、ちょっとヤンチャな主人公(受け)。
この主人公がお化けが見える体質なので、ストーリーにはホラーな要素がバンバン入ってきますが、まったく怖くなかったです。ホッ。
ホラーって好きなんだけど本気で怖いんだよね~。(←矛盾してるけどこういう人多いと思うw)
攻めは受けの隣人の同級生で、幼馴染みです。お寺の息子なんだけど、信心深さはゼロ。でも霊を祓う力はある。しどろもどろに覚えたてのお経を読むだけで、霊が成仏しちゃうのがオモシロイw
エロ度は低め。最後に気持ちが通じあってエッチしますが、あっさりなので、濡れ場に期待はしないほうがいいかと。
ストーリーにもキャラにも不満はないんだけど、微妙な物足りなさは感じちゃいますね~。
大和さんの作品でホラーを扱った作品は初めて読みました。
あとがきによると大和さんはホラーやミステリー作品がとてもお好きだという事で、この作品は大和さんの趣味がよく出ている作品とのことです。
ちょっと怖いカットもあるのですが全体的に明るい雰囲気なので、ホラーが少し苦手な私でも大丈夫でした(大和さんにしたらこれのどこが怖いの?というレベルらしいです。笑)。
主人公の文也は自分の部屋の隣がお寺のお墓で、幼い頃から霊感がありオバケが見えます。
そのお寺の一人息子の聖吾は文也の幼馴染で、オバケが見えるたびに泣いてしまう文也をいつもからかって遊んでいます。
そんな2人が高校生になってオカルト部に勧誘され一緒に入部するのですが、そのクラブ仲間と霊感体験をするお話がメインになっています。
ラブ度に関してはなかなか進展せず少し低めという印象ですが、学園ラブコメのような楽しさがある作品でした。