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opera
表紙は連載が最終回を迎える河井英槻さん。
いつものOPERAと一味違うイラストに意表をつかれました☆
中村明日美子さんの『同級生』特集は
吉田ルネッサンスさんとの対談や読者からの質問コーナーなど40ページにわたる充実の内容。
*佐条の私服は宮村さんがアドバイスしてるのか~
*同棲したら家事は草壁担当、
結婚記念日は草壁が20歳になった当日なんですね~
*ハラセンとソラノの今後(左右的な)についてすごーーーーく納得できるお言葉が(明日美子先生ありがとうございます!!!)
ほかにも裏設定など盛りだくさんでファンには唾涎モノでした☆☆
以下、掲載作品の感想です↓
■河井英槻【Thank you my God】最終話
ウィルは家出した兄ニコを追って遠い異国の町へ。
ニコは酒場で働くエリという恋人と仲睦まじく暮らしていた。
故郷には帰らないと言われたウィルは…。
最後まで切なく、それでいて恋人へ、家族への溢れんばかりの愛を感じる作品でした。
7年かけて完結した本作。
コミックスでじっくり読み直したいです。
■ZAKK【CANIS -Dear Hatter-】6th part
リョウはチェイスという男からハロルド(ボス)が生きていると知らされる。
(一コマだけ登場のハロルド、すばらしくダンディでしたv)
ハロルドに会うと決めたリョウは
ホテルのベッドにサトルを押し倒し熱いキスを。
(二人の顔にこっちまで顔が火照ってきます!)
「勘違いだろ」と拒まれたリョウは
翌日ニューヨークに残るとサトルに別れを告げ…。
にこやかに別れた後の、双方の表情がとても切ない。
リョウの「さよなら サトルさん」にこめられた覚悟、
リョウとは住む世界が違うと何となく悟っているサトル…。
それぞれの道が再び交わる日はくるのか。
■トウテムポール【東京心中】(25)
矢野が製作担当の仕事に戻ることになり(展開早!)
一緒にメシが食えると涙する宮坂(健気~)。
飲み会の帰り、ご機嫌な矢野。
「酒飲んだから 手にぎってやってもいい」
ってどんな理屈ですかw
手をつないで帰る二人がオモロ可愛かったです♪
そのほか
■冥花すゐさん:ウリをやる主人公と(一見)温厚紳士な客の、ちょっと病んだ愛にゾクゾク
■ともさくらさん:関西弁の中年男が暗闇で見る幻覚。昔を懐かしむ従兄弟との会話はどこへ向かっているのか。ノスタルジックで妖しい薫り漂う前編。
あたりも面白かったですv
次号テーマは『エス』
井戸ぎぼうさんの新連載やルネッサンスさん(←本誌にカオスな予告漫画が載ってましたw)
などなど楽しみです♪
やはりどうやらOPERAが好きなようで、思わず買ってしまった今月号。
というのも、表紙にとっても惹かれてしまったのです。
なんと、7年の歳月をかけて連載されていた、河井英槻さんの【Thank you my God】が最終回。
6月6日に単行本が出るとのことなので、早速予約しようと思います♪
また、巻頭には、中村明日美子さん【同級生】シリーズ原画展『卒業式』完全レポートが。
ルネッサンス吉田さんとの対談レポートに始まり、読者からの質問にお答えくださるコーナー、そして「描き下ろしコミックス」と題して、ルネッサンス吉田さんはトークイベントの様子を、明日美子さんは『卒業式ができるまで』というタイトルでショート漫画が掲載されています。
この完全レポを読んで、最後の明日美子さんの、拍手のコマ。
「あの拍手を聞いた瞬間 あぁ卒業したんだなぁ と感じました」
というお言葉に目頭が熱くなりました。
きっと観に行った方々は、自然と拍手がしたくなったのかな…と。
本当に本当に愛される作品を読ませて下さったことに、感謝してもしきれません。
それでは、数ある作品の中から、気になるものを。
◆冥花すゐさん【イトウさん】
ウリセンのキョウスケと、毎週火曜日、自分を買ってくれるイトウさんのお話。
話をするだけで関係を持たないイトウさんに、ある日、キョウスケは”プレゼント”を提示される。
そこには数え切れないほどの札束が入っていて――と進んでいきます。
不思議な男が時折見せる瞳にゾクリと感じるものが。
「気付けばその仕事をしていた」と、ただ目の前にあったから当たり前のようにウリをするキョウスケと同じように、実は、イトウさんもキョウスケと同じ境遇にあった。
だから、初めてなんだよ、というイトウさん。
そして彼の素顔に初めて心が動いたキョウスケ。
ストーリーとしては『至って普通の恋愛』に見える筈なのに、彼らの境遇がそうは見させない不思議な感覚。
また、「初めて心が動かされた」という恋心こそが屈折していて、ちょっと普通じゃない!
以前、OPERAに初登場した時の冥花さんの作品も凄く好きでしたが、今回もとても良かった。
相当好みの作家さんです!
◆村上キャンプさん【スケルトン】
「真面目で評判の課長が、Tバックであった。」
そんなモノローグでスタートするこちら!
…もうもう大好きですこういう感じ!
『さっきまでアベノミクスの話をしていた真面目な上司がTバック』とか、
『俺の脳が勝手に課長の下半身をスケルトンに変換する』とか、
打ち明けられた言葉に『察してません!』『その発想もないです!』とかとか…
村上キャンプさん、私の中のツボを刺激しまくってくれます(笑)
しかし、だからと言って、ギャグテイスト満載な絵柄かと言われれば違う。
淡々と描かれる人物の表情は至って普通で、出来事も日常生活の中にありふれているかと錯覚するような自然さ。
以前読んだ作品も、実はそういう感じで、とてつもなく好きだと感じた作家さんであります。
「淡々としながら面白いツボついてくるなー」と思いながら読み進めていくと、実は最後にポロッと意外性を持ってくる。
『スケルトン』に変換していた場所が、最初のソコではなく…という終わり方が実に面白い!
この作家さんの作品、もっともっと読みたいです!
上の2作家さんとも、初めて読んだ時の衝撃が今回もあり、本当に面白かったです。
実はながべさん【部長はオネエ】もシュールで面白くて印象に残りました。
次号にも冥花さんが掲載されるようなので、今から期待して待っています。