舎楽宰
hi no shizumu machi no tenshi
パラレルなので読んでみました。
兵長が、シェフ。お掃除コスの可愛さにもやられましたが、シェフもいいv
掃除は完璧で料理も上手いなんて、無敵です兵長^^
東西ドイツに想を得た壁で隔てられた2つの国が舞台。元軍人で今はフランス料理のシェフ・リヴァイは東側に生きていて、其の地で西側の諜報員・エルヴィンを拾う。
暖かさを知らなければ、ずっと生きてきたこの地の寒さに気付く事も無かった。
エルヴィンが本名を名乗っていた事を確かめて、離れる前に身体を重ねる二人。
"なんてことはねぇ
また一人に戻るだけだ"
元の自分には戻れないほどエルヴィンに惹かれてるの解ってて強がる兵長が切ない、、、。
最初の方リスパラみたいと思ったのに(リヴァイ班が料理担当でエレン、ジャン、アルミンがギャルソン)、スパイと情を通じる話だなんて悲恋決定じゃない…
とは云え『ハピエンがモットーなので』という作者の言葉を信じて後編を楽しみにしてます。
前編はリヴァイ視点だったので、エルヴィンの胸の内を知られたらなと。
それとどうしてもあの作品タイトルが頭に浮かんでしまうのですが、後編タイトルはどんなだろう……2が付くだけかな?
ウノハナさんの進撃二次同人誌の3冊目、パラレルものの前編です。
あとがきによると舞台設定は、
東西ドイツをふわっとモデルにしていますが適当です、とのことw
パラレルだけあって、今までの2冊よりは明るい要素もあり。
でもコチラの1冊だけだと読み終わりは切ないです、後編が待ち遠しい!
街中にそびえ立ち、東と西に国を分け隔てている大きな壁。
その東側、
貧しくて自由がなくデモが横行、体制は崩壊間近とも言われる土地で、
元軍人のリヴァイはレストランのコックをしている。
(コックコートとコック帽がよくお似合い♪)
その店には、
新人ウェイターのエレンや、それをネチネチいびるオルオなど、お馴染みの面々が。
もちろんデカイ態度でリヴァイは店を回しているw
そんな彼は数ヶ月前、行き倒れたひとりの男を拾った。
東と違い自由で裕福な暮らしをしている、快楽を貪る巨人がいるという西側。
その壁の向こう側から来たスパイ、エルヴィン。
ベッドとソファ、最初は別々に寝ていたふたり、
その一つが不要になるのにはあまり時間がかからなかった。
男に抱かれる趣味などなかったのに、
自分を懐柔するための方法なのだろうと思っているのに、
リヴァイはエルヴィンを拒むことができない。
エルヴィンに抱かれて暖かさを知ってしまったから。
その暖かさを知り、同時に初めて寒さを感じるようになる。
互いを失うことを予感させるセックスシーンは切ない。
相手を案じる想い、
祖国への想い、
失いたくない想い、
抱き合う熱、
薄暗い空に舞う雪、
情熱と冷静さ、暖かさと寒さ、愛しさと切なさとが交差して、物語は後編へ・・・
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