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(ケンカを)一発ヤろうぜ!!! インテリ系クール元ヤン×熱血元ヤンのガチンコ★ラブバトル!!
yankee to koiwazurai
与不良少年的暗恋相思
緑山さんの本ってどれを見ても何かと戦ってる感じが凄くするんです。
性欲と戦ったり、変態教師と戦ったり、虚弱すぎる?体質と戦ったり。
この本はその中で本当に昔闘ってた相手と決着つけるついでに、
秘め続けてた恋心もぶつけてしまおうというなんとも荒っぽい話で。
相手の牧ノ瀬もそれ以上に気合の入った恋心を持って長期計画立てまくる、
結局結論とすりゃ「よかったね」なんですがそれ以上に「アホかっ!」とも思う次第(苦笑)
その他の初めてのリバ話にしても、へそをとにかく愛する男とそれに対して露骨にへそをアピールする子との話にしても、一言で言えば
「もうね・・・アホですかあんた」
な、感じ。
とにかく直球に見当違いのLOVEをお互い振り回すような話にとほほほと思いながらホッとします。もうみんな不器用なんだから。
全体的にハイテンションなギャグでした。
■【ヤンキーと恋わずらい】
いつもタイマンはっている攻めさんと受けさん。
それぞれ別の高校のアタマです。
喧嘩するほど仲が良い、つっかかるのは好きだから。
そんな話でした。
受けさんがヤンキーなのに純情系で、
攻めさんがインテリ学校のヘッドなんですがトンチンカンなタイプで、
ギャグでした。
若干のりについていけませんでしたが、
そこそこ楽しめました。
Hの最中に受けさんが痛がって攻めさんが心配するのですが、
それに対して受けさんが「お前にくらった痛みン中じゃ一番甘ぇよ!」
と男らしく返しているのが良かったです。
■【二度目の初体験】
リバがメインの話です。
苦手な方はご注意を。
いつも攻め役の明と、いつも受け役の信夫。
見た目は信夫の方が攻めっぽくて、明のほうが受けっぽいと仲間内の連中に言われたことから、
ふと、明は考えてしまいます。
明は何となく自然に攻めになっていたけれど、
本当は信夫も攻め役をやってみたいんじゃないかと。
そして初めてのリバ体験。
リバ好きの私としては楽しく読めました。
■【ホール・イン・ラブ】
へそフェチの攻めさんに対して、
へそを見せてアピールする受けさん。
しかし攻めさんは相手にしてくれません。
くやしくてしつこくへそが見えるような服装をしたり、
わざと手を上にあげて組んだりして、
へそをチラチラと見せているのですが…。
実は、攻めさんはへそ見せ攻撃に耐えきれず、
わざと突っぱねていたのでした。
ちょっとあっさりくっついた感じもしましたが、
フェチ話ってけっこう好きです。
■【俺様ランチ】
イケメンで金持ちの強引リーマン・浦縞と、平凡な眼鏡サラリーマン・早乙女。
浦縞はやたらと早乙女にちょっかいをかけてきて、
やたらとウザいのですが、
実は早乙女のことが好きだから、でした。
いきなりライバル視してみたり、
色々と不可解な行動が多く、
浦縞のテンションの高さがついていけねー感じですが、
嫌いじゃないです、このバカっぽさw
少年マンガ度★5 アメコミ度★5 演劇度★5
表紙もあらすじもタイトルも好みではなかったのですが、ケンカップルブームなのでもしかしたら何か起こるかもしれないと思い購入してみました。読んでみたら、想像を遥かに超えて好きになれなかったので自分の感性の低さを棚に上げて趣味じゃない評価です。
ラブもケンカもHもたっぷりですが、あらすじと予想通りの展開に教科書的なものを感じて萌えられませんでした。行間とか期待感を感じさせる隙の全くない、完璧に心情を言葉で表している台詞。登場人物たちの大げさな芝居と、全ての台詞を大声で読み上げるわびさびの無さ。理由なく殴り合って「お前強いな」「お前もな」ではどう頑張っても妄想をかきたてられず。
しかし海外にBLを紹介するとしたら、こういう明快なものが一番良いのではないかと思いました。恥ずかしい台詞を恥ずかしがらずに言うストレートさ。分かりやすくオーバーなリアクション。ZoooonとかDopyuuuuuとかアメコミ風な擬音が似合います。
黒髪に「すっげぇ告白…やっぱお前カッコイイよ!」と言わせたこのメガネの告白も→「好きだ。この胸が張り裂けそうな程。高鷲を想っている」英語にすると萌えるかもしれません。