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天才・語シスコのBL的「SEX AND THE CITY」!!
sanjuunisai no chizu
オムニバス形式で、4人の親友たちの恋模様がそれぞれ読み切りの形で収録されています。
冒頭は、年下のかわいこちゃん(ヘテロ)にモテようと精一杯キザっぽくしているんですが、実はお肌の衰えを気にする乙女なゲイが主人公でした。無口っぽいけど誠実な年下の攻めさんにグイグイ迫られて、ハッピーになるというお話。
他に、デザイナーと生意気なモデルの話もあり。このモデルの年齢が最後に明かされるのですが、若すぎて衝撃。今どきだったらアウトかも?
最後のお話はかなり切ないけど、ハッピーエンド。色々な人と体だけの関係を持ちながら、実は叶わぬ恋に一途な男のお話でした。
ギャグが入りつつもただただ好きとか嫌いだけではない人間模様を描くあたりは語シスコさんらしいです。
◆三十二歳の地図(表題作)
初対面だと思っていたら、実は以前にも会ったことがあるのが後で判明する展開が面白かったです。クールな見かけで、何事も割り切ってそうに見える駿が、年齢に関してだけは敏感で、少しずつ変わっていく体や見た目の変化を気にしているところが可愛らしくて(といってもまだ32歳なのですが)。そんな彼に、デリカシーを欠いた言葉を言ってしまいトラウマにさせつつも、至って本気で想い続けてきたことを真っ直ぐ伝えた雄太が素敵でした。人は皆、平等に歳をとる。この人と一緒に老いていきたいな、と思える人に出会えることって、尊いことだなぁと思います。
◆ファンキー・ラブリー・ティーチャー
教師の寺山と、金持ちで組長の息子でもある夢二。最初は寺山の掴みきれない独特のキャラに喰われて、調子に乗った夢二が手篭めにされてしまう展開かと思ったのですが。読み進めるごとに、寺山の生真面目さが見えてくるところがまた面白かったです。教師だから手を出さまいとする寺山を夢二があの手この手で誘惑し、結局致してしまうお決まり展開に笑ってしまいました。
4人のゲイ友たちそれぞれの恋物語オムニバス、プラス真面目な先生とおバカ生徒の恋のお話の2編収録。
表題作。
比較的ディープさは薄く、おかしみもあってシスコ作品として非常に読みやすい。
表紙の4人は年も職業もまちまち。しかしなんでも話せる一生のゲイ友で、たまにカフェで集まってはガールズトークならぬゲイトークを楽しんでいます。
30過ぎて俺はもうイケてない、なんて悩む医者の駿。
運命の出会いを信じるデザイナーの健。
エリートなのにモテず、ナンパのやり方、観察眼を琢磨に習う大企業のリーマン・康平。
ラストは弁護士の琢磨、なのだが。
この琢磨のエピソードがもう泣けて泣けてたまらない。
語シスコさんらしく、思いっきり可笑しいセリフたち、身も蓋もないエッチシーンのオンパレードなのだけど、その中にひとに対する愛の目線、情の目線がある。そこがいい。
続いて、金持ち学校に通うどうしようもないボンボン(極道の子供)の大道寺夢二のお話。
新米教師の寺山(あだ名・テラコー)と妙なアクシデントで付き合うことになり…
夢二はテラコーに本当に恋をしてしまい、テラコーは夢二が可愛くて2人は結ばれます。
面白くなるのはここからで、一度は寝たくせにオレ達は教師と生徒だ、ああいう行為は禁止しよう!と爽やかに宣言。その上テラコーの後輩が教育実習にやってきて夢二はちっとも相手にされない。
しかしヤりたい盛りの夢二は…
これはもう爆笑です。夢二はアホだしテラコーは真面目だし。
「これは壁だよ」と言いながら紙をぺらりとtnkにかけて指で穴を開ける夢二!サイコー!
とにかく面白すぎるので、初シスコ作品として大いにおすすめします。
作家買いしている先生の作品をレビューする時、出版順にレビューすることが多いのですが、語シスコ先生の場合はこの作品からにしたいと思います。
↓でみみみ。さんが書いている「1冊読み切るのに疲れること多々…」にものすごく頷いてしまいました。そうなんです!面白くて面白くてすごく満足しながらも、ものすごい疲労感に襲われるという…(笑)台詞もモノローグも汗も汁も多い、怒涛の展開で魅せる男前な作風が先生の持ち味なのですが、初めて読んで「やられた、好きっ!」と虜になる人と「どう読んでいいやら、わけがわからない」という人に別れてしまう作風でもあるのです。だけど是非好きになって欲しい。だって本当に面白いんだもん。こんなのカタル先生にしか描けない。
・『三十二歳の地図』『男と男のおとぎ話』
『七転八起ダンディー』『死ぬまで一生愛されないって思っていたよ』
4人のゲイ友達のオムニバス作品。職業も年齢も違うゲイの友人たちのガールズトークならぬゲイトークが面白い。それぞれの恋のお話もそれぞれに味のあるキャラが立っていて飽きさせません。
32歳の年齢が気になるお医者様とピチピチの研修医。恋に夢見るデザイナーの卵と眼中になかったお子様モデル。テク不足のエリートリーマンとパン屋の美青年。そして恋と現実の狭間で揺れる男と彼のことがずっと好きだった親友。どれが一番って言うとほんと困る。ひとつひとつのお話がどれも本当に面白くて、オムニバスになることで俄然輝き、大笑いしながら軽い感じにノリノリで読めちゃうんだけど、最終話でやたらと切なくて泣けちゃって、よかった、よかったぁって何度もホッとしちゃいます。
・『ファンキー・ラブリー・ティーチャー』『Sex and the School』
『セックスまでの飛距離』
先生と生徒のお話なんですが、この早展開とバカバカしさ、最高です。アホエロジャンルなのは間違いない。アホエロの中でも最高峰にアホなのに、アホさ加減が愛おしすぎる。簡単にお勧めできないけど、お勧めしたい、このジレンマどうしてくれよう。愛すべきアホを描かせたら先生以上の人はいないと思う。
この作品が少しでも面白いと感じた貴方、衝撃的なデビューコミックス『LOVE&CATASTROPHES』を読みましょう!!!ディープなカタルワールドに間違いなくハマれます‼︎
評価は、他の語シスコ作品と比べちゃうと萌2なのかも。だけどこれだけだと文句なく『神』だよ!
主人公の一人語りが延々と続く語シスコさんの作風は独特で面白いんですけど、とにかく文字が多い!!なもんで1冊読み切るのに疲れること多々…
更に殆どのコミックが短編集ということもあって、次々と色んなキャラの自分語りを読まされるので、例えるならもはや気分は呑み屋で酔っ払いの長話を延々と聞いているあの感じ(笑)(私は呑めないので余計に時間が進まないんですよw)
でもこれは登場人物が繋がっているオムニバス形式なおかげか、他のコミックよりもだいぶん読みやすく感じました!
ディープさも控え目ですし、初めて語シスコさんを読まれる方はこちらから手に取られると良いんじゃないでしょうか(^o^)
【オトナの性生活】シリーズ(表題作)
①『三十二歳の地図』32歳/医師の場合
②『男と男のおとぎ話』22歳/デザイナーの場合
③『七転八起ダンディー』27歳/ビジネスマンの場合
④『死ぬまで一生愛されないと思っていたよ』27歳/弁護士の場合
職業も年齢も様々なゲイ友4人が定期的に集まっては繰り広げるガールズトークならぬゲイズトークを通して、4人のゲイの恋愛模様が描かれています。
ゲイならではの切ないお悩みもあり、解るなぁそれって共感できるエピソードもあり、随所で笑えつつもギャグになり過ぎない絶妙なバランスがツボに入って、とにかく面白い!
私のお気に入りは、1人目の32歳のお医者さん。
「どうだっ どうだっ どうだァーーーッ」セックスの最中の心の声がアホ全開で笑ったww
年下男子を満足させられたことで次の日めっちゃ上機嫌になってるのも単純で愛せるw
最後は幸せそうで何より♪
4人目の弁護士さんは、〆を飾るに相応しいホロッとくるいいお話でした。
もう一つの先生×生徒のお話もバカバカしくて最高です!
『ファンキー・ラブリー・ティーチャー』『Sex and the School』『セックスまでの飛距離』の3編入り。
一番最後の短編アホ過ぎる。
生徒に手を出してはいけない!と必死に自重する先生と、あの手この手でセックスに持ち込もうとする生徒と、結局欲望に負けちゃう先生(笑)
あとこのコミックは本編とは全く関係ない最初の口絵からして心鷲掴みにされましたね。
飯担の苦悩ですよ(笑)
このイラつきすげー解るわー。
その他にも、意外と難しい間違い探しゲームやフザケたクロスワードパズルなどのお楽しみ要素が満載で、語シスコさんのお遊びセンスに惚れます。
SaTCのBL版・・・あの手のドラマは好きじゃないのでどうかなと思ったけど、どうもうこうもシスコさんは最高だねふんとにもう。
一人目の話が終わったとき、ふほーこんなおもろい下世話な話をあと3人分も読めんの♪となったのに、さらに熱血高校教師とDKの話まであって、大満腹ですよ。
この作品はちょっと前のものみたいで、こうして見比べると意外にも絵が変化してますね~。
あとがきの妹さんの話も、間違い探しも面白かった。
サービス精神旺盛なシスコさん、大好きです!
医者・弁護士・デザイナー・エリートサラリーマンというハイスペックなゲイ仲間4人が、たまに集まってはそれぞれの恋を語り合うという、”Sex and the City”のオマージュ風群像劇。
表題「三十二歳の地図」は、「オトナの性生活シリーズ」と銘打ったこの4人の群像劇4話のうちのひとつである32歳の医師・駒場駿の回のタイトルで、4人全員が32歳というわけではありません。4話の内容は、ざっくりこんな↓感じ。
【三十二歳の地図】
32歳お肌の曲がり角は、恋も曲がり角?年下彼氏の一挙一動にナーバスになってしまう医者の駿に、彼氏は――?
【男と男のおとぎ話】
まだ運命の恋を信じてる初心な22歳のデザイナー・石島健。彼に近づいてきた上から目線のモデルの正体は?
【七転び八起ダンディー】【死ぬまで一生愛されないって思っていたよ】
T大時代からの親友で、ゲイ仲間でもある弁護士の和田琢磨とサラリーマンの堤康平。恋人が欲しいのに前に踏み出せないという康平に、琢磨がセックスの実践指導をすることになり――
1話約30ページの短編ということもあり、ストーリー自体はとてもストレートで、展開はすんなり先読みできます。
SATC的なスタイルなので、それぞれのメンバーの恋の進展の合間に仲間同士報告しあうシーンが挿入されていて、読みやすいですが説明的な要素も強いですね。
ただ、とにかく笑えます。随所にギャグネタが振り撒かれていて、海外ドラマ張りに観客の笑い声を付けたいくらい。
展開自体が笑えるというよりも、キャラたちのさりげない会話や手書き文字で書きこまれた作者からのツッコミなど、ディテールの部分に、語シスコさんの笑いのセンスが滲み出てる!
語シスコさんと言えばアウトローものというイメージがあるのですが、今回登場するキャラは医者に弁護士に…とオール堅気のエリートたち。
でも、やはりと言いますか――――
誰一人エリートっぽくないんですが(爆)
弁護士の和田琢磨は一番見せ場を持ってて好きなキャラなんですけど、見た目は弁護士というよりもホストww
でもこの微妙にハマってない嘘っぽさがまた、エリート4人組の着ぐるみを着た語シスコさんがSATCごっこを楽しんでる風情で、そこはかとなく笑いがこみあげてきます。
デザイナーの健が、迫って来るモデルを前にして、
「モデルなだけにモデル体型だし」
なんてモデルを初めて見たような発言してるシーンなど、もう作者の素のセリフとしか思えないw
同時収録「Sex and the School」等3話は、熱血教師×ヤクザの息子のヤンキー生徒の禁断の恋を描いたはちゃめちゃ学園エロコメディ。これまた、エロ×ギャグをテンポ良く楽しめる作品です。
熱血教師をさらっと変節させちゃう思い切りの良さが好き。
「な、なにゆえこのイラストにこのキャプション??」な摩訶不思議な口絵(しかも作品と全く無関係w)も、妙に可笑しくて、何度も見返してしまう。
もうもう、こんな変化球投げてくれる語シスコさん、大好きです。
作品以上に作者が面白い!と感じた1冊。萌×2で。"
まだまだ全然ヒヨッコよ!!
なんだかお久しぶりの新刊!と、喜び勇んで買ってみたら、結構以前の作品でした。
でも、コミックスにまとまって読めただけいいわ。
SEX&CITYは見たことないけど、タイプも職業もバラバラの、ただゲイであるという絆で結ばれた同志のが、恋に愛に語り合う。
若さって、、、
バカよね。
三十二歳なんて、全然ヒヨッコなのに、もう、若さが足りないとか、そんなこといってんじゃないわよ!
他の作品も、若さ=バカさ全開で突っ走る、疾走感、爽快感満点のエロまみれ。
カバー下の偽クロスワードも、クロスワードのシステム全否定で笑えます。
カタルン、実におひさ!な単行本で嬉しいよーーーー!!
と、思って掲載年度を見たらメインとなるシリーズは09~のもの、同時掲載の先生生徒モノに至っては06、07年(滅茶絵が昔の絵だった!)という古い作品ではあるのだけど、実にカタルンの魅力満載!
この語シスコの漫画は語シスコにしか描けない、実に絵にも表現にもキャラクターにも作家さんの特徴がありありと見えるから、実はその感性の部分が自分に非常にマッチして大好きなのだ♪
この1冊もまたしかり。
帯に「BL版 SEX AND THE CITY みたいな」とあり、それぞれの副題に<大人の性生活シリーズ>となっている(笑)
いわゆるゲイ友たちの恋愛話なのだが、彼等が集まって自分の最近どうなのよ、的な話をする、まるで女子会のようなスタイルの中でそれぞれの主人公達の恋愛にツッコミを入れる姿は、そうかも(笑)
医師・駒場俊・32歳の場合
彼は仲間内でも一番年上で、その年齢的な衰えというのがコンプレックスで一番気を遣っている。
その原因となった4年前出会った男と知らずに再び関係を持ち、それが勤務先の病院の研修生で、しかも駒場の事がずっと気になっていたというトラウマ再会ものであるが、
32歳ってまだ若いとは思うが、いわゆる微妙なお年頃なのかもしれないという設定とともに、10も年下の相手もまた歳を経て変わっていくんだということで主人公のコンプレックスを払しょくしている。
恋に歳なんか関係ないんだよ!ってとこだろうか。
駒場のあたふたする姿が面白い。
とてもリアルにおならが”ぼー”とかいうシーンがあったりするのだが、これがカタルンの魅力の一つです♪
デザイナー・石島健・22歳の場合
彼は一番年下らしく、恋愛に夢を抱いている。
いつか王子様が~じゃなくて運命のお姫様を探しているのです(笑)
見た目男子っぽいのに、恋愛は乙女。
ショーモデルのテストを受けに来たモデルと関係を持ち、運命のお姫様と思うが、相手はそんなの重いんだよ、と斬って捨てられちゃう!
そこに声をかけて絡んできたのが同じモデルの利人。
生意気でヒネてるかと思えば可愛らしくて純な部分を見せ、意外にも恋愛価値観が同じだった!と、まとまる話、
この利人、実は十代で(爆)やっぱり若いモノ同士、恋愛に夢見る同士だから上手く行ったのね、みたいな(笑)
そして、弁護士・和田琢磨・27歳と大手保険会社勤務の会社員・堤康平・27歳の場合。
4人もゲイが友達でいて、その中で誰かくっつかないの?と思ったら、じつはこの二人が・・・
彼等は大学からの友達。
エリートのはしくれなのに、一向にモテない康平が琢磨にナンパの仕方を教えてくれと指南を頼み、それはセックスにまで及び、無事康平には恋人が出来るのだが、
そこには、切ない琢磨の片想いがあるという、ちょっぴり悲哀を含んだお話。
その後についての話もあり、これもなかなかに現実的で辛いものがある。
康平は結婚してしまうのです、勿論女性と。しかも子供もできる。
だけど本来の性癖を抑え込むことはできなくて、琢磨の存在がまた助けになるのです。
そんなそぶりさえ見せないくせに、一途で健気な琢磨の忍耐強さ。
あまりに身勝手で鈍感でイケズな康平。
こんな康平のどこがいいのかと思うほどに康平のニブチンぶりが目立つのだが、もうニブチン通り越して天然だよ!
本当は思いっきり切ないはずなのに、どっか抜け感を演出してコミカルかつ軽妙に魅せる技がキラリと光る作品なのです。
同時掲載が、天然ちょいオバカな教師と極道のちゃんちゃ息子である生徒のおバカ恋愛コメディです☆
先生のキャラが変!面白いとか愉快というより 「変!」ですから(爆笑)
先生の大切な ”テャーリー”の正体に爆笑してください♪
先生と生徒の関係はダメだ!と禁欲する先生を誘う生徒の誘い方に爆笑してください!
壁の穴ですからね(笑)
またエッセイ漫画も一緒にありますが、カバー下のおまけも楽しめるクロスワードパズル?
隅から隅までエンタメ感満載の1冊。エロもなかなかにいいです。
はまると病みつきになる語シスコです☆
新刊チェックで、まず『三十二歳の地図』という題名を目にして、
とある妄想を瞬時にしてしまい、また、同年代ということで親近感が湧き、
あらすじを読む前から読んでみたいと興味を持ちました。
今回は特典ペーパーが付くということで、いつものお店で予約して購入しました。
本の題名から、
「三十二歳の受けが、性行為の際の精液や失禁、または夢精で
シーツに染み込んだシミが地図の模様になったのか……」
という想像をしました。
しかし、実際はそんな場面はありませんでした。 f(^^;
◆『三十二歳の地図』
想像していた内容と違っていたけれど、32歳という年頃の
特有の思い、肌や体型の変化など、共感できるところがありました。
受けの好みのタイプのきっかけになったことが、巡り巡って結果的に
縁に結び付いた展開に萌えました。
◆『男と男のおとぎ話』
攻めが低く、受けが高い身長差で、適度に楽しく読みました。
受けの年齢が15歳とは、身長が186cmからは想像し難く、
他の登場人物と同じように驚きました。
◆『七転八起ダンディー』
次のお話に続くとは知らずに読みましたが、続きがあっても無くても、
不思議と攻めに好感が全く湧きませんでした。
◆『死ぬまで一生愛されないって思っていたよ』
受けの和田さんの想いが叶って本当に良かったと思いました。
まるで自分のことのように嬉しく感じました。
その反面、攻めの堤さんはゲイなのに結婚願望があり、
子供が欲しいと結婚したのにもかかわらず、
結婚して子供が出来ても罪悪感なしに平気で男漁りをして不倫を続け、
離婚をした時も奥さんや子供に全く反省していないところに憤りを感じ、
また、受けが思いを告げても消息を絶って逃げたのに、
「受けしかいない」と戻ってくる攻めがあまりにも酷くて、
好きになれませんでした。
◆『ファンキー・ラブリー・ティーチャー』
◆『Sex and the School』
◆『セックスまでの飛距離』
海外ドラマの『SEX AND THE CITY』を、途中の回を1話だけ観たことがありましたが、
何の感想もなく、作品の良さが分かりませんでした。
そのため、「BL版『SEX AND THE CITY』!!」と帯の文句を見ても、
どこが『SEX AND THE CITY』なのかが分かりませんでした。
海外ドラマの要素が無くても、楽しく読みました。
卒業するまで受けと性行為をしないと誓いながらも受けの誘惑に負けて
結局いつも最後まで致してしまう攻めが面白かったです。
また、古風な貞操観念を持つ攻めに好感を持ちました。
◆『怪奇!! 消える石鹸』
先生のエッセイ漫画でした。
◆『カタルーニャのA-HA体験!』
先生の御部屋らしい部屋の絵の間違い探しで、間違いは13個あります。
10個あたりまでは割りと直ぐに見つけられたのですが、残りの2つが
なかなか見つからず、もう音を上げて答えを見てしまおうかと何度も思いましたが、
せっかくなので頑張って何とか自力で全部 見つけることが出来ました。
カバー下の描き下ろしは、クロスワードがありました。
ただ読んで楽しむだけでなく、間違い探しやクロスワードで
遊べる漫画に出合ったのは恐らく初めてではないかと思いました。
遊び心が満載の作品だと思いました。
今回の評価は「萌」と「萌×2」で少し迷いました。
物語の内容について、『三十二歳の地図』と、
『死ぬまで~』の攻め以外は迷うことなく「萌×2」ですが、
その他の作品の内容や、その他の評価項目は「萌」です。
絵は、ファンの方には申し訳ありませんが、私には合わず「中立」です。
評価の割合から「萌」評価が妥当かなと思いましたが、
間違い探しやクロスワードで十分に楽しむことが出来たので、
やはり他のBL作品には無い、遊び心が満載な点を評価しないわけには
いかないと思い、最終的に「萌×2」に決めました。
『セックス・アンド・ザ・シティ』の文字を見て(コミックの帯に書いてあるのよ)
【キャリー・ブラッドショー】
【シャーロット・ヨーク】
【ミランダ・ホッブス】
【サマンサ・ジョーンズ】
まず、この4人の映像が頭の中にものすごい勢いで浮かんで駆け抜けていった…そんな姐さん方に、是非このコミックを手に取って頂きたいですわ。
『セックス・アンド・ザ・シティ』の世界がとても大好きな人におすすめします。
男性4人で「あーでもないこーでもない」とガールズトーク(?)している様子がすごくよくわかるんだよなあ。
中年のぽよんぽよんしたお肉のーーーーー!!!!! 悩みあるあるがあちこちに!
BLというよりML?
突き抜けたギャグに情熱的なエロシーン、
それでいて中年ゲイの悩み、恋の切なさなど
シリアスな読み応えもあり、文句なしに面白いです。
表題シリーズは全4話。
友達同士の、4人のゲイが順番に主人公になり
真実の愛を見つけていきます。
4人とも、定期的に開かれる男子会では
友達の恋愛について冷静に分析してるのに、
自分のことに関してはてんで不器用なところが
なんとも可愛いです。
◆【32歳の地図】
モテモテだった美人のゲイ(32)が、容姿の衰えを気にする様がリアル!
エロテクでは若いモンには負けん!と躍起になったりw、
情事の翌朝つい出てしまった屁(!)を、
若い彼氏に笑われて傷ついたり…。
でも、一途な年下攻クンは
屁もシワもひっくるめて主人公を愛しんでくれて、
とってもラブラブに終わります♪
※名言:「鏡を下から見ると10年後の自分と会えます」
((((;゚Д゚))))思わず鏡を取り出してしまいましたw
◆【男と男のおとぎ話】
身体は小さいけど、心は王子様なデザイナー攻。
自分より20cmも背が高い、年下の美形モデルを
甘ーーーく情熱的に可愛がります。
オチで明かされる受の年齢に驚愕!
どうりで可愛すぎると思ったら…ww
◆【七転八起ダンディー】(※これと次話はリンクしてます)
フられてばかりの堅物エリート社員(攻)が
友人で狩りに長けた弁護士(攻)に相談して、
パン屋のかわい子ちゃん(受)を口説くという話。
退屈な自分のセックスを改善するため、弁護士に頼んで
弁護士×セフレの情事(激エロ!)をクロゼットで見学。
完全に間男ですww
この親切すぎる弁護士の本命が実は??切ないオチです。
◆【死ぬまで一生愛されないって思っていたよ】
主人公は↑のエリートにずっと片思いしていた
弁護士(この話では受)。
4人の中で一番クールで大人に見えた弁護士の、
意外な健気さにキュンとします。
エリートは、パン屋の子と別れて結婚。
それでも男遊びがやめられなくて…。
ダメ男なんだけど、
世間体と性癖の間で悩む様がリアルで痛々しく、
ずっと見守ってきた弁護士と
幸せになれてよかったと心から思えました。
4話の中で一番重かったけど、一番感動した話です。
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同時収録作は教師×生徒モノ。
◆【ファンキー・ラブリー・ティーチャー】ほか2話
ヘタレ熱血教師×おバカな肉食系ワンコ生徒。
硬派な先生。生徒に手は出さない~と言いつつ、
生徒の誘惑(この誘い方がエロ面白すぎる!)に負けて
ガンガンヤっちゃいます。
アホエロでラブラブ、すんごく楽しい学園モノでした。
あて馬のイヤミ眼鏡もいい味出してます☆
-------
エロシーンは、局部の白抜きが残念(泣)
でも、せまーーーいコマの中で
所狭しと絡み合ってる感じはとてもエロティックでした。
本編と関係ない小ネタも楽しかった♪
お気に入りは口絵カラー(切り取ってカルタにしたいw)。
隅々まで楽しめる一冊です☆
語シスコさん、初めて読みました。
あらすじを読んだ時は「カリスマ語」を操る「シスコ」さんなのかと思っていました。
おもしろかったー。
絵もオシャレでカッコいい。読み心地さわやか。
4人のゲイ友達のそれぞれの恋愛事情が1話ずつになってます。
重くはないけど、でも薄っぺらくなく、笑えるところもあって、各話ごと短くてもしっかり読めました。
4人のうち、琢磨と康平が大学からの友人で、一番遊んでる風な弁護士の琢磨が、実は学生時代から康平をずっと想い続けているという、一途でけなげなのでした。
続けて読み返しても飽きません。楽しい。
エロスもふんだんでございます。
シスコさんの他の作品も読んでみたくなりました。
カバー下には本編とあまり関連がなさそうな傑作クロスワードパズルがあります。
帯に、〝カタリンがこれから描くらしい〟〝おもしろいに違いない〟描き下ろしペーパー応募付きです。
妹さんが同人誌(小説)を作っていて、そこにイラストを描いてあげているそうです。