饒舌加減乗除
純粋に創作が好きなクラフト部員の実留は
行きつけの画材店の新しい店長・直人に
出会ってからどうも何かおかしい。
情緒不安定な自分を持て余しながら考えて
出た結論は「直人さんが好き…」。
普通の男の子がそう言う恋愛を自覚してから
悶々とする様子を饒舌に描いた作品です。
この方の作品に馴染めるかどうかは絵柄の
饒舌さと物語の饒舌さ、そしてコマの隙間から
時にはみ出してくる作者さん自身の饒舌さに
馴染めるかどうかに掛かっているのでしょうね。
時代性云々ではありません。多分に饒舌な
だけです。