江名
rain drops
商業BL本はすべて読みましたが(といっても3冊ですが)、
ツトムさんの同人誌に手を出すのは初です☆
コチラの同人誌、かなりツボでした~~
短いお話ですが、
切ないトーンが攻めの一言で、ぱあっと晴れやかになるのが素晴らしい。
2歳の年齢差の友人ふたりの物語。
どしゃぶりの雨に降られ、
「近所の公園で寝ていたらぬれた」と、年上のえいごは友人のともみの家にやって来る。
なんだかいつもと様子の違うともみ、
ココアを入れてくれるのだけど「それ飲んだら、帰って」と、冷たい。
なんかした…っけ?
えいごはそう考えて、昨日のことを思い出す。
ともみと一緒に呑んで…、
いい雰囲気になって…、
ともみを抱いてしまったことを…!
しかもそれを今まで忘れていて、家にも帰らず公園で寝ていた自分に青くなっていると、
「思い出したみたいだね」と、ともみ。
ともみは、
酔った勢い… “それでもよくて” えいごに抱かれたのだと告げる。
そして、もう今まで通りは無理だろうから、もううちには…
多分「来ないで」と続くのであろう言葉を、えいごは遮るようにさらりと一言。
「 え、付き合うって選択はねーの? 」
ページをめくると、ともみ視点。
えいごのことがずっと好きで、たくさん悩んでいたともみ、
昨日のことは、神様がくれたたった一度のチャンスだと思った…
もう、友達にはもどれなくても…
抱かれた後も、悲しい顔をしているともみが切ない。
なのに、
えいごの出した答えはとても単純で明快…まるで雨の空に虹がかかったみたい……☆
「すげ、嬉しんだよ!」
泣きながらそう言うともみが愛しい。
その後、ともみを改めて抱きながら、
ハマりそうだ…そう感じている、余裕がない表情のえいごに……キュン♡
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