青空★ウォーズ

aozora wars

青空★ウォーズ
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神10
  • 萌×27
  • 萌8
  • 中立2
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
8
得点
104
評価数
27
平均
3.9 / 5
神率
37%
著者
ツトム 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
Jパブリッシング(ジュリアンパブリッシング)
レーベル
G-Lish Comics
発売日
価格
¥638(税抜)  
ISBN
9784864570107

あらすじ

― 教師×教育実習生の危険な恋 ―
教育実習で小学校に赴任したタマキは、
そこで1人の不良教師と出会う。
髪はぼさぼさ、常にジャージ、さえない表情…
真面目なタマキにとって到底関わることのない人種に思えた。
なのに、担当教員に突如下宿を命ぜられた先は、なんとヒデオが住む家で――!?

表題作青空★ウォーズ

ワケありの小学校教諭 江井ヒデオ
教育実習生 大野タマキ

その他の収録作品

  • あとがき
  • カバー下表1:年齢操作パラレルイラスト
  • カバー下表4:4時間目~5時間目関連番外マンガ

レビュー投稿数8

はじめてのチュゥw

表紙のオジサンに一目惚れでした(*´∀`*)
こういう絵柄が好きなのです、ひょうしに一目惚れ。
初読みの作家さんだがママヨwwと2冊同時に買ったんですが
以前にもこの作家さんの漫画のひょうしに一目惚れで買ったのを後に思い出しました。
1度あることは2度目もあるという感じですかな。

お話は、教育実習生の受と教師の攻。
強引な攻姉に流されるまま始まった共同生活。
そして慣れない子供との対峙諸々から、突如生まれた恋心。
あというまに育ったその気持ちの行方は!?
が、オイシイお話
全体的にホノボノふわっとした作品。
個人的に、絵柄と「きゅん」のポイントで+αな評価付けてます。
お気に入りという意味での「神」だったりするわけです。

ストーリーというよりも
気持ちの動きと、なんていうんだろうなぁ
微妙な細かい描写がドンピシャリ☆
はじめてのチュゥ。受の表情が好きです。
ふいうちに、意味なんて何もなかったハズのくちづけが落とした
甘い恋の種。意識したらとまらなくなってシミが広がるみたいに。
そんな変化の描写にイヤミがないのがスゴイと思うのです。
攻がなんだか受け臭いのはあれですが、学生時代・・・犯されそうになる攻に萌えたのは言うまでもなく、甘い恋心を年月経て気づくなんていうドジッコっぷりも
存外愛せちゃうのかなと思ってみたり。
エロはないのだけれど、円満で賑やかなその後が浮かんで思わずニンマリ。
好きです

6

踏み込み注意

今風の表紙に反してかなり骨太な物語です。
ただ、骨太であるだけに読み手を選んでしまう
一面もあるのではないかと愚考します。
率直に言えば感情移入を過剰にする方は一呼吸
おいてから目を通されると良いかも知れません。

ただ、その骨太さは同時に読者への救済にも
なり得ます。
骨太さをどう捉えてどう消化するかは多分読者の
仕事でしょう。その過程で好ましいと思える要素も
生まれて来るかと。

噛みしめれば噛みしめるだけ味わいが深まる物語です。
ただ一瞬の判断だけで退けるには余りに惜しいかと。

4

一読必須の人物設定と内面表現

この作者さんはまったく知らなかったのですが、Kindle版で半額だったし1件だけついていたレビューが五つ星だったので読んでみました。
ほんと、購入してよかったです。偶然に目にして気になって入手してホントに良かった。
BLにはよくある設定ではありますが、その背景の組み立ては新鮮です。周囲の反応も同様。使い古された設定を目新しくしっとり感動的に完成させた秀逸作です。
どちらかというと大きなコマ割りですがアップは少なくシンプルでいながら丁寧に描かれた絵は大半の方に受け入れやすいのではないでしょうか。小椋ムクさんに少し秀良子さんがかかっているような人物画です。
小学校教師のカップルについてのお話ですから、小さな子供たちがたくさん登場しますが上手く表現されています。小学一年生の母である私としては、男の子が教育実習生に投げた落書きに大納得!この年頃の男の子にありがち!
教員の過去についてクレーム電話があったことについて、当事者に「だが、私は君の人間性を高く評価している」と話す校長先生のくだりにグッときます。そういう校長先生のお人柄に惚れます。こんな器の大きな脇役を作る作者さんの漫画力に期待します。
傷害事件の原因となる回想部分では、少ないページ数の中で3人の人物が心理的内面まで描かれていて、上手い!と思いました。
表紙絵とタイトルが違えば、もっと一気に持ち上げられる作品です。

4

表紙のイメージに+α要素あり!

「春のニオイ」が予想以上に好みで、急いで同時発売だったコチラの本も買ってみました♪
で、読んだらやっぱり良くて、今度はデビューコミックを探さなくちゃ~~となっておりますw

本の表紙を見ると、
チビちゃん達もいて、元気でかわいい~和む~ほのぼの~~というイメージかと思うのですが、
その要素はもちろんアリつつ、でも、それだけでは終わらなかったです!!
意外でしたが、結構シリアスな部分もアリ・・・と感じました。


主人公のタマキは、
将来のために教員免許でも取っておくか~ということで、
小学校に教育実習にやって来た、ふつう~~の子。
子供はニガテ、小学校を選んだのは、思春期の中高生よりはマシ!と思ったから。
約一ヶ月、無難にこなして単位を取れればそれでいい。
そう思っていたのに、
教育係になった先生(女性)の陰謀というか親切というか・・・、
なぜかその教育係の先生の家に、しばらく住み込みをするようにと命じられてしまう!!
教育係の先生は既婚者(当て馬ではありませんw)で、おウチはとっても賑やか~~
気の優しい旦那さまと、3人のチビちゃん、
そして、弟で同じ小学校で先生をしているヒゲ+ジャージのおっさん、ヒデオ。
そんな面々と一緒の生活が始まったのです♪

最初は学校でもウチでも子供たちに囲まれて、顔がひきつっていたタマキw
でも次第に変化していく、そのタマキの成長と、色んな顔。
明らかになる、おっさん先生ヒデオの衝撃的な過去と、本当の気持ち。
そして、ふたりの恋心。
それらが上手に織り成されて、過去を見返しつつも今を考えるお話です。

おっさんヒデオ × タマキのエッチは残念ながらナイのですが、
代わりに(?)タマキのひとりエッチが☆
人のウチのお風呂で、居候の分際で、湯船の中でシていたら・・・・・・w

笑わせてもらったよ~なんて思っていたら、
急に空気が一変して、ヒデオのシリアスな過去話へと展開。
先生 × 生徒が学校でエッチなんて当たり前~
そんなBL脳を持っていた自分には、ちょっと考えさせられる内容でした。


初の連載ということで、
正直、短編ほどの安定感はないかもで、ちょっと流れが急?と思ったところもあったのですが、
でも、人物描写が丁寧で、キャラひとりひとりに作者の愛情を感じて、すきです、この本。

次の連載本は、きっとわたしの神棚に並ぶんじゃないかなぁ~
そんな確信めいた期待(?)も込めて、萌え×2にしてみました☆☆

7

現実的な人間の感情

教育実習生と教師ものということで興味津々で購入しました。

子どもが苦手な教育実習生・・・分かるなあ・・・(苦笑)
子どもに伝わっちゃうんですよね、こっちが警戒しちゃうと。

子どもが苦手なことが態度に出ていたのか
主人公の担当教師(女性)は「よし、うちにおいで!」と
実習中自分の家において子どもたちと触れ合わせることに!
(こんな展開僻地実習以外普通ないですw)
そこには同じ学校の別の先生(男性)が・・・!実は身内なんだとか!
けっこう訳ありの過去を持ったその先生ですが、
子どもたちに懐かれ触れ合う姿になんだかキュン・・・

激しい展開には全くなりませんが、
非常にリアルさとおだやかな萌えを含んだ作品だと思います。


こんな出会いが欲しかった!!!爆

6

恋の力は偉大です!

おっさんの言葉に惹かれて読んでみました。
初読み作家さんです。

想像と違って、全体的にほんわかな雰囲気で展開していくお話でした。
子供達が可愛さ度数を上げてくれているのも確かなのですが、大人も凄く可愛いんです♡
年の差&一応おっさんが攻ものにも関わらず、とってもピュアな恋展開にくすぶられました(笑)
いい大人2人が両想いになるまでを、『青春真っ只中の初恋体験中です』みたいな感じで、表情や態度がテレテレ状態で、可愛くてキュンキュンさせられます。
この作品しか読んでいないものの、切ないシリアスな展開を入れながらも、可愛くて、爽やかで楽しいお話にしてしまえるのは、この作家さんの魅力なのかな〜と感じました。

不良系教師のヒデオ × 教育実習生のタマキの危険な恋 ⁉︎

教育実習で小学校に赴任したタマキ 。
本当は子供の相手は苦手でかったるく感じているものの、教員免許を習得するべく、真面目な振りで教育実習期間を卒なく終わらせようと考えている、今時の冷めている青年。
そんな心の内を読んだのか?
担当教員の提案で、担当教員家族と同居生活を送ることになります。
そこには、担当教員の弟で、タマキの実習先の教師•ヒデオも住んでいて…。
冴えなくて、ぶっきらぼうなおっさんかと思ったら、義理人情で包容力があって尊敬できる大人の男だったヒデオ。
でも、その影には辛い過去も背負っていました。
そんなヒデオにどんどん惹かれていくタマキ。
子供達や家族との交流、そしてヒデオとの関わりでタマキ自身も成長し、ヒデオもタマキの真っ直さに救われて…。

第一印象は良くなかったであろう2人が、子供を納得させるためだとしても、不意にヒデオがキスしたことで、タマキが意識し始める展開が、恥ずかしくなる程可愛くて好きでした。

徐々にお互いを意識していく気持ちの揺れ動きを、丁寧かつ絶妙な表情や言葉で描かれていて、こんな表現の仕方は上手で、とても好みでした。

人を好きになって…
些細な事でもその人の事を知りたくて…
大好きな人の事ならどんな事でも受け止めたくて…
がむしゃらに、真っ直ぐぶつかっていく一生懸命さが凄く伝わってきます。
恋する気持ちってこういうものだったな〜と!
お互いを好きになる事で、いい方向へ変わっていく、素敵な恋のパワーを感じさせてくれる2人でした。

エロとしてはキス止まりの2人の関係なんですけど、そのキスシーンが私的には結構萌でした。
タマキのお風呂場での手淫シーンなんかも萌見所です。
これだけでキュンと萌を感じられるということは、本番ありだとどう描かれるのか⁉︎
非常に気になりました(笑)

2人が両想いになるまでをしっかり描いている点では読み応えがあって良かったんですけど…
ヒデオが抱えている過去の人間関係や、その事が原因でもたらした、現在の確執部分はあやふやなままなのが残念。
その過去からの疑問といえば…
ヒデオが教員職につけたのもですけど、そんな酷い過去を抱えながらも、何故教員の道を選んだのか?
その辺も描かれていたら良かったな〜と思います。

ヒデオとタマキのその後のエピも気になるので、続編が出てくれたら嬉しい作品です。
あと、タマキが初恋だった長男•ツトム君の恋も気になります(笑)

可愛くて、優しくて、温かい気持ちにさせてくれる大人の恋のお話を読みたい方にはオススメです。

7

以外にこういう先生は生徒には人気者だったりするのだ

11年のデビュー作以来2年ぶりの新刊は2冊同時発売。
どちらかというと、こちらの【青空】のほうがデビュー作品のカラーに近い感じがします。
以前のときもそう書いたのですが、ちょっぴりムクさんの絵に似ています。
でもこっちのほうがやんちゃ系かな?

子供が苦手なのに、安定を求めて教職過程を取り、小学校へ教育実習に来ることになった大学生タマキ。
担当指導教諭の多田先生の命令で、彼女の家に居候して学校へ通うことに。
そこには、一見もっさりした最初に出会ったとき用務員さんと間違えたジャージ姿のヒデオ先生が実は多田先生の兄ということで一緒に暮らしていたのでした。
子供が苦手なタマキもヒデオのペースで休みの日に子供たちと野球をしたりしてだんだんと子供に慣れてくる。
ヒデオにべったりの姪っ子に見せるように、大人のキスと称してタマキはヒデオにキスされてから、よりヒデオが気になる存在に。
そしてある朝受けた電話で知ったヒデオの過去。。。

前半、戸惑いの中にあるタマキが子供になれていく様子を見せて
後半、一気にヒデオの過去が出たことでシリアスを見せます。
この2つを通してタマキがヒデオを好きになり、ヒデオは自分の中で諦めていた何かを取り戻して恋人になる(多分)話ではあるのですが、
とても作者さんが伝えたいことはよくわかるのですが、その核心となるものが今ひとつふわふわして掴みきれない印象を与えてしまいました。
きっとその核心をなすものが、ヒデオの過去の話になるのだと思うのですが。
二人はキス止まり。
エッチはなくて、思わず湯船でタマキが自慰をしてしまう止まりで、
若干プラトニックにとどめているからとは、それが理由ではないのですが。
タマキがヒデオを好きになる、ヒデオがタマキを好きになる決定打が、何かビシっとした音が響かない、音が反響しているくらいにしか響いてこないのが原因なのかな?と思います。
きっかけは悪くないし、こういうのあってもいいとおもうのですが・・・

あまりリアルを持ち込んじゃな行けないけど、前科持ちで教諭になれるのかな?とか
本当は教育実習ってすごく大変なのにそのわりにすごくのんびりしていて授業風景ないな、とか(w)

単体で取り出すと、タマキもヒデオも多田先生も子供たちも、みんなみんな、キャラクター的にはすごくいいのです。
話の設定もいいのです。
ヒデオの過去話はとてもBLっぽくて、そして切なくてやりきれなくて。
ただ、それがまとまったときの具合に今ひとつの弱さを感じてしまったために、萌え一個評価です。

5

タマキが思いの外いい奴でした

この作品、『春のニオイ』と同時発売だったんですね。
『春~』の方は読んでいたのですが、表紙で同じ作家さんとは分かりませんでした。
雰囲気が全く違ったからなのですが、こちらの表紙は子供達に囲まれて元気でポップですね。

小学校に教育実習生としてやって来た大学生のタマキとその小学校の教師のヒデオ。
子供が苦手なのに大学の単位を取るためにやって来たタマキがヒデオとヒデオの家族に出会って徐々に変化していく様子が丁寧に描かれていると思います。
最初は「おいおい、こんな動機で教職なんて大丈夫か?」と思ったのですが、人間的にも成長していい教師になりそうな予感まで感じさせます。
タマキにそこまで影響を与えたヒデオや子供達ですが、タマキも彼らと自然に接して素直に受け入れているんですよね。
タマキが意外に懐深い所があって年上のヒデオとも良く釣り合っているなと感じたカップルです。
恋愛っぽい展開は余りないのですが、ほのぼのと暖かい作品です。

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