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akarisenpai to hyouga no taihen na seikatsu
灯先辈与冰河的艰难生活
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
ついにきた!という興奮を抑えながら読み始めた灯先輩と氷河の大変な生活2巻目!
相変わらず、素敵でした。
前巻でやっとこさ結ばれたふたりでしたが、この巻では、結ばれてからの「恋人」という自覚をそれぞれしていくような流れです。
灯先輩、鈍感というか、氷河との約束を忘れてしまい、それに拗ねた氷河がホラー映画を無理矢理見させたり…そんなとこから始まりますが、やっぱり、灯先輩は年上なんだなーということを感じられた巻でした。
氷河がどんなに悩んでいても、灯先輩はそんな悩みを知るはずもないのに、ふとした言葉でその悩みを解決して、氷河自身を救っている。こういう優しくて少しもどかしいモノローグや雰囲気はさすが田中ボール先生というところですかね。
今回も読んで良かったです!
一巻で恋人同士になり、同居から同棲になった二人。相変わらず天邪鬼・いじめっ子体質全開な氷河と鈍い灯先輩でラブラブには程遠く、恋人同士ならではのあまーい言葉のやり取りは一切なし。
デレまくってる氷河の脳内だけは相変わらず忙しく後悔したりオロオロしたり…。
そんな二人の前に、灯先輩のことが好きな大型ワンコタイプの後輩が登場します。年下ワンコの素直で直球な先輩ラブな表現に危機を覚える氷河。
俺様だった氷河が先輩を失う可能性に恐怖を感じたり、自分自身が呆れるほど嫉妬深い事を自覚したり、と自分でも知らなかった己の一面に気づいてすこーしずつ成長はしているのだけど、病的ツンデレが簡単に治るわけではなく…。どうなる事やらと思っていたら鈍いと思っていた先輩のほうが一枚上手というか男前でした。「言葉がすべてじゃない」と言ってくれてちゃんと氷河が先輩を大事にしている事に気づいてくれていて、なんだかんだ言ってお似合いな二人だと思う。
そして灯先輩に対する氷河の素直な感情・モノローグ部分に光るものがところどころあって良かったです。
先輩が大の苦手なホラー映画を強制的に一緒に見るのは自分にひっついて欲しいから。
足をケガした先輩をみてずっと治らなければいいのにと思っちゃうのは、足枷をしてでも自分の傍らに繋ぎ止めておきたいから。
心のうちではそんな事すら考えていた氷河が、
「足枷(ケガ)なんかなくても、ホラー映画になんか頼らなくても この人は俺の隣にいるんだなあ」
としみじみ思った箇所がとても好きです。
答姐の「ちるちるのランキング圏外だけど、心の琴線に触れた作品を教えてください」で教えていただいたのが、こちらの作品です。史上最強のツンデレ(デレは脳内限定)ぶりを楽しめました。
教えてくださり本当にありがとうございました。
氷河の言葉、刺々しくてあれだったけど丸くなったよね。脳内の俺の回数も減ってる。
トゲあるけど、ちゃんと灯を気にかけるような言葉になってる。愛の力ってやつですか。
って思ったんだけども、ドSばりの発言で……しかも、格好いいとか思ってしまった。「バカが。」って名台詞ですね。
氷河はツンデレの度を超えてると思います。
やっぱり、緑山ミドリことみどりんが好きですね。
吹雪へのドSっぷり見てみたい。こっちこそ、逃げられないように鎖で繋いだら良いんじゃいかと。
脳内はデレッデレなんだけどな・・・(´・ω・`)残念な子。。
とはいえ、なんだかんだで二人の関係は良好のようでなにより。
灯先輩がちょっとばかり大人なのかなんなのか。
灯の「氷河が本当は優しいのしってるよ」なシーンが好きです。
口を開けばツン!ツン!ツン!
可愛くないことこの上ないのですが、本当は陰で
灯のためにと動いてるのしってるから好きだよと言ってくれるのがなんともいい。
氷河の脳内もっと頑張れよ!と思ってしまう。
期待したデレもなく。
あんまり1巻と代わり映えしない立ち位置でしたが
これはこれで楽しかったかな。
個人的には、お兄様が早く緑に食われてしまう事だけを願って読了
くっついたその後のお話わりに、ふたりの関係は相変わらずな感じ。
で、1巻ではあったのに、コチラの2巻ではエッチシーンもなし。
ということで、なんだか物足りない・・・というのが正直な感想です、すみません。
どうしても素直になれなくて、心の声に反してツンデレしちゃう俺様な氷河が大好き♪
という人にはこれで、いや、これが☆いいのかな?
これこそが堪らないのかな??
わたしは、もうちょっと成長した姿が見たかったなぁ~と思ってしまったのだけど、
それじゃあ普通になるってことだから、つまらないのだろうか~~
内容☆
氷河も相変わらずなんだけど、
灯先輩も灯先輩で一緒にDVDを見る約束をしていたのにバイトを入れちゃったりと、
相変わらず鈍いw
そんななので、氷河のイジワルやツンデレが一層酷くなってしまう。
この度は、灯先輩が怖がっているのに拘束して無理やりホラー映画鑑賞を。
怖がっている先輩を見てとろける氷河は可愛い~(見られてないから素直な表情w)
でも、
そのホラー映画のせいで灯先輩は翌日、階段から落ちて怪我。
それを助けた1年生が今回の当て馬。
素直に気持ちを言葉にできるワンコで、
前から灯先輩のことをいいなーと思っていたという。
氷河と灯先輩が付き合っていると明かしても、
「・・・ひどいことしか言わない、・・・恋人と一緒にいてずーっとしかめっつらって・・・」
と、痛いところを突いてきて、諦める様子はナシ。
氷河も「勝手にしろ」という態度しか取れない・・・
本当はもっと先輩に好きって言ったり、微笑んだりしたいのに・・・
今回は苦悩の表情の氷河がいっぱいでした☆
そして展開としては、やっぱり灯先輩は年上なんだね~という感じでした。
う~~、
氷河も努力しているところはしているのだけど、
甘やかされて許される…という印象で、そういう年下攻めはどうも苦手・・・
攻めなんだから、男らしさを見せろよ!付き合ってるんだし!!
そんな風にどうしても思っちゃう・・・(-_-;)
いや、相手がいいならいいんでしょうけどね、お似合いということかな!
でも、ずっとこんなんで本当にいいのか?幸せなの?と思っちゃうのでした~
ということで、1巻の方がこれからよくなるかも?と思えたのもあって、
読後感はよかったです。
あ、それから、吹雪とミドリも相変わらず~という短いお話もついてました☆