Krovopizza
fura kira
河井英槻さんの高緑本です。
『青春花心中』ほか続きが気になる商業連載が多々ある作家さんですが、
熱心に書かれている同人誌はどんな内容なのか?興味をもち入手してみました。
前半の、幸せそうに青春してる二人と、
後半の、大人になって再会した二人(別れてるし!)の差が切なくて、
同人でも河井さんの繊細で刹那的な持ち味が存分に出ています。
物悲しいけど、最後はイチャイチャハピエンで終わってホッと♪
■『ふらふら。』
いきなり高尾に告白され、昼も夜もそのことで頭がいっぱいになる緑間。
そんな緑間を見て、苦しめたくなくて、冗談とごまかす高尾。
覚悟を決めた緑間の台詞が、いかにも緑間らしくズレてて可笑しい!!
「男のコの一番大切なモノをくれてやる」って、、意味分かってる??
初めて高尾に抱かれるときの、切なげにギュッと目を閉じた顔が色っぽくて、
「好きだ」と言ってイった後、泣いてる高尾を見つめる顔も幸せそうで…
いやーー青春っていいなーー!!キュンキュンするお話でした。
■『キラキラ。』
別れて何年ぶりかに再会した二人。
金持ちの息子だし跡取りだから…と、緑間の望み通り別れた過去。
でも、久しぶりに会った緑間は、ろくな女性と付き合っておらず、
内緒で生んだ子供を押しつけられ、世話に困って高尾を呼び出し…。
緑間を助けて、いい友達の顔をしたかったけど、
結局まだ未練タラタラだと打ち明けてしまう高尾。それは緑間も同じで…。
久しぶりなのに中がトロトロで柔らかい緑間。
「自分で穴弄くってたんだ?」に対する反応が…かわいすぎます!!
赤ちゃんを挟んで、川の字に寝る二人が幸せそうで…本当によかった。
軽妙な会話の合間にチラリとのぞく本音、伏せた睫毛に隠された想い。
同人誌でも、こうした繊細な感情表現にとても惹きつけられました。
商業ではあまり作品を出されていない作家さんですが、
早く連載中の作品がコミックスになって色んな人に読まれるといいなと思います☆
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Krovopizza
snowblackさま、こんにちは
コメントありがとうございます。
『青春花心中』も『王子と乞食』も、OPERAの年一連載も待ち遠しいですね!
同人誌もいいけど、もっと商業のペース上げて~!と切実に思います(^^;
>「青春の痛み」
二次でも、やや陰鬱でありながら爽やかな希望を感じる作風は健在でした。
(あと、絡みシーンでの矢印も健在でした☆)
本当に、商業でもっと読めたら最高なのですけどね~…。
コミックスが出るまで、間繋ぎに同人誌を読みつつ
気長~~に待ちたいと思います。
(『王子』と『花心中』は、来月と再来月号の雑誌に続きが載るようです)
snowblack
Krovopizzaさま、こんにちは。
『青春花心中』や『王子と乞食』の続きをジリジリして待っている河井さん。
同人誌ばかり書いていないで、さっさと書いて〜〜っ!と願っているのですが
確かに、じゃあどんな二次を書かれているのかは興味がありました。
タイトルにされている「精神の痛み」というのは、
この作者さんの作風を一言で言い得ている言葉かと思いますが、
二次でも切なく繊細は作風は健在なのだと、興味深く読ませて頂きました。
ありがとうございました。
(でも!やはり商業誌もっと書いて欲しいし、皆にもっと知って欲しい!)