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aoiro chalk
個人的に誠実なストーリーやキャラが好きなお気に入りの作家さん。
今回は三つ巴?な一人を巡る学生モノと、ブサイクをフューチャーリングした2本で構成されています。
バスケ部のミヤと西條と、小柄な小森はクラスでも凸凹親子と呼ばれるほどの仲の良い友達。
ミヤも西條も親友ではあるのですが、互いに小森が好きでライバルでもあり、また同じバスケ部員としてもライバルでもある。
西條に負けたくないと頑張るミヤだが、県の選抜選手に西條が選ばれた事でミヤが落ち込み、それを小森が気になって、ミヤへの気持ちを認識して~というミヤ×小森という組み合わせができ、
あぶれた形の西條には先輩の中谷が引っ張り上げる形でカプが出来あがるという
終わってみるととりあえず丸く収まった青春モノとなっておりました。
キャラ的にはミヤがすごく色々を意識しています。
でも西條にバスケで詰めが甘いと言われていたように、ちょっぴり浮き沈みの激しい若干子供っぽさの残るタイプ。
すごくカッコイイってわけじゃなくてすごく等身大の男の子。
小森は人なつこい子なんですね。
人見知りの西條に入学して最初に声をかけて、あっという間に仲好くなったくらいなので。
西條は、その人見知りというだけあってちょっぴり内に秘めるタイプ。
ミヤが盛んに対小森のライバルとは言うものの、西條が小森をすごく好きというような気配を感じさせるシーンは余りなくて、ただ西條を応援する小森や小森と仲好くする西條に嫉妬するという、ミヤ優先のシーンが多かったかな?
落ち込むミヤがとても気にかかって、仲直りするミヤと西條にちょっぴり嫉妬でミヤを自覚するというのでラブは少し薄めな感じなのだが、ミヤも小森も可愛らしい男子高生の恋愛という点で、エッチもない事だし、これはこれで、かわいいな~♪とは思う。
それに対比して、先輩の中谷×西條は、エッチが登場してちょっぴり大人カプ。
中谷がミヤと小森がデキて落ち込んでいるのを引っ張りあげるのだが、うん、西條は受けっぽいからこれでいいと思うw
元々人見知りっていう設定だし、彼には小森みたいな可愛いタイプよりグイグイ引っ張っていってくれる人のほうが合うと思うのです。
三つ巴というと、かなりバチバチと取り合うお話になるのかと思えば、かなり爽やかな青春という感じの可愛らしいお話だったと思います。
【隣のイケメン僕ブスメン】
題名がズバリ内容を表わしています。
自分でも認識し、周囲との格差を感じて諦めているブサメンの主人公の家に越して来たのはブサイクな犬を買うイケメン!
実はこのイケメンが不細工好みで、頂かれちゃうというお話です。
このイケメンがかなり変な趣味の持ち主なのが面白い。
飼い犬がパグらしいのですが、名前が「もろみそ」←爆笑!
口の周りの描き方が黒線でグルグル描き、まるでドロボウちゃんみたいな?
破れ鍋に綴じ蓋でした。
これも意外にもかわいい話だったのかもw
学園を舞台にしたライバル友情三角関係の青春爽やかラブでしょうか。
中学時代からの友人同士で互いに身長が高くて共にバスケをしている宮武と西條。
中学時代は人見知りで積極的なタイプではなかった西條は宮武に強引に誘われ
バスケを始めたのですが、二人は互いにライバルとして切磋琢磨している感じ。
そして入った高校で、人見知りする西條を心配しつつも入学式早々遅刻した宮武は
以外にも小森と言う生徒と意気投合していて、一見すると不愛想な宮武にも
屈託なく話しかけてくる小森といつしか凸凹トリオとして共にいるようになる。
しかし、いつしか西條と宮武は二人とも小森に対して友情以上の気持ちを持ち
バスケだけでなく小森を巡る恋のライバルにもなっていく。
学園三角関係かと思っていたら、意外にもそうはならずに、片方がバスケで選抜に
選ばれた事からもう一方は、ライバルに負け、恋もダメみたいな方向になりますが、
思いを寄せられていた小森が一方をやはり恋愛的な意味で好きだと自覚。
そして、バスケや恋で友情が怪しくなりかるが、そこは青春もの
しっかり全て丸く収まり過ぎるハッピーエンドです。
小森を巡って恋のライバルだったはずなのですが、西條はバスケの先輩に告白され、
苦しい時に支えてくれた先輩と恋仲になる流れです。
良くも悪くも爽やか青春ラブでしたね。
「あとがき 試合の後」まで含めた表題作を読み通してみると、
このタイトルは実にしっくりくるものだなと痛感します。
黒板に書かれたアオイロチョークの文字は一瞬見え難いけど
確かにそこにあるものです。
表題作の登場人物達の恋心もまたその様なもので、やがて
緩やかに収まるべき所に収まって行きます。
想いが確かにある、そう確信する事で。
併録作はある意味痛快な一作ですね。
もちろん舞台は架空なのでしょうけど、描かれている心根は
さりげなく身近をえぐっています。
そしてそこにもアオイロチョークは、多分作用しているの
でしょう。
久々に再読。
というより初読当時は読書記録をつけていなかったので「読んでなかった!」と思ってまた買ってしまいました。
というわけで3度目がないようにレビューを残したいと思います。
中学時代からバスケのライバルであり親友でもある宮武と西條。
高校に入ってから友人になった小森との関係でもライバルに。
という感じに男子高校生の恋模様が描かれているのですが。
この作品、メインCPを入れ替えた方がもっと萌えたかもと思いました。
というより、収録順番的に宮武×小森がメインと見えてしまうけど、描き下ろしからしてもしかして高昌さんは中谷×西條をメインCPと捉えているのかな。
とにかく宮武×小森の方の話は恋がメインではなく、どちらかと言うと宮武vs西條に重点が当てられているので小森の存在が添え物に思えてしまいました。
なので「萌える」というより、どうしても負けたくない相手にはっきりと負けてしまったとき、どう受け止めればいいのかという苦悩と受容に共感するという感じ。
この辺りは自分の青春時代の記憶なども重なって「分かる!」となる方も多いと思います。
ただ小森。
本当にこの子の存在が…。
この子には共感もできないと言いますか、共感できるほどこの子自身のことが語られていないので萌える萌えない以前の問題な気もしました。
それに引き換え、中谷×西條の方はがっつり恋愛というか、がっつりえろすも行なっているし、西條の心理描写もしっかりあるのでしっかりBLです。
宮武×小森は前提として、メインは中谷×西條という見方でいいんだろうな、きっと。
同時収録はタイトルから「一体どんなブスメンが!?」と身構えたものの、そこまでブスメンではなかったので安心して読めます。
イケメン+溺愛系は素晴らしいです。
というわけで同じ本を2回買ってしまった人間の、3度目予防用レビュー、失礼しました。
高昌さんの絵、好きだからいいか…。
いつも一緒の高校生3人組。
バスケ部の西條と宮武、その二人に挟まれた小柄な小森。
西條も宮武も、小森のことが好き。
でもそれは、単なる独占欲か、本気の恋なのか、
危ういバランスで保たれていた3人の関係が、西條が一人バスケの選抜メンバーに選ばれたことで変化します。
最終的には小森は宮武と、ふられた西條とバスケ部先輩の中谷の二組のカップルが出来上がります。
まるで少女マンガのような、恋に恋するお話が、さっぱりとしたかわいい絵で展開します。
同録は、ブサイク好きのイケメンに惚れられちゃって、ちょっと複雑なブスメン君のお話
。
どちらの作品も、エロとは無縁だけど、これはこれでかわいくてよかったです。