東雲月虹
one of these nights
しばしうっとりして読み始めたんですが
のっけから謝ってるデビッドw
仕事で、明日の誕生日の約束が
キャンセルせざるを得なくなってしまったのです。
二人とも凄く内心がっかりしているのに、
どちらも大人だから無理は言わない。
軽く冗談を言われつつ電話を切った後
口元だけで笑う浅野克哉の企みとは…!?
AM1:00、ネバダ州ラスベガスのホテルで安眠中のデビッドは
ドアのノック音に起こされてしまいます。
睡眠を邪魔され静かに怒りつつドアへ向かうと
そこにはなんと浅野克哉がーーーーー!!!
NYから最終便で駆けつけ、「誕生日おめでとう」とキスを……。
恋人のあまりの愛おしさに早速ベッドへ押し倒し
さっきまで眠っていたとは思えない程昂るデビッド!
昨日の電話で、会えない間、したい事を考えてたって言ったとおり
“まだしていない事”を実践します。
お互いのものを一緒に握って、腰を動かし擦り合わせて…。
思いがけない行為につい感じまくってしまう浅野克哉がまたエロい!!!
先に克哉をイかせた後、そのぬめりを自身にまとわせ、
挿れながら「ありがとう、最高の誕生日だ…」とつぶやくデビッド。
圧迫感に陶然としながら抱きしめ、
またおめでとうと言ってあげて、とっても健気な克哉でした…。
翌日ルームサービスの食事の後まったりしていると
地元の署の連中が飲みに誘いに来ますが
「フルハウスの一挙放送があるからもう1日休みをくれ」と言います。
2日間、部屋に籠りっきりで二人は…?w
最後のコマでデビッドは手錠を持ってニヤニヤしているあたり、
色んなプレイを楽しむことでしょう!
浅野克哉も、わざわざ飛行機で来た甲斐があったようです!!
甘くてお熱い!!
デビッド、HAPPY BIRTHDAY♪
本当に良い誕生日だな…ww
『Post Script』2PのSSは、
夕飯は外へ出て食べよう、という会話から始まります。
ヨーロッパに行った事がないから二人で休暇が取れたら行こうとか
幸せな未来の約束をします。
(デビッドはルーブルよりセックスの方がいいと言いますがw)
微笑ましい。
荷物から小さな箱を取り出す克哉。
ブランド物の銀の四角いカフスが…。
ちゃんとプレゼントも用意していたなんて本当に健気!!!
もしかしたら、シリーズの中で一番ラブいんじゃないかな?って思いました。
Hも長めの描写だし、とても美味しかったです!!
クールなイメージの浅野克哉が粋な行動をしてくれたし
デビッドも相変わらず冗談ばっかりだけど克哉にベタ惚れなので
“神”にしちゃいます♪
と、克哉が言ったかどうかは(笑)
デイビッドの誕生日に合わせて一緒に休暇を取っていたはずの二人ですが、仕事が長引き帰れなくなったデイビッド。
彼は悪くない、仕方ないと自分を抑える克哉に、素直に一緒に過ごしたかったと伝えるデイビッドは、おチャラケながら翌日の誕生日には女をひっかけてアンタの事を考えてヤルよなどと言っているのだが。。。
ちょっぴりツンデレさんの克哉のサプライズプレゼントは最終便でデイビッドの元へ行くこと。
思いもかけないプレゼントに、すぐ開けたがるデイビッド。
この抑えきれない昂りを触れあわせるシーンが何と言っても見ものです!
パンツの窓から取りだしてこすり合わせるだけのその行為から最高のプレゼントへと変わる二人が一体になる瞬間へのその移行に、読者である自分まで思わず興奮!?
いつもの如くに、デイビッドはウィットにとんだ話し方をしますよね♪
その点、日本人であるからなのか克哉は生真面目で。
こうして、誕生日を一人で過ごすデイビッドを慮った地元の署の連中の誘いを断ってしっぽり甘い誕生日を送ることができた二人でした。
そして【Post Script】その誕生日当日の二人の様子は小説で描かれています。
もう2回もルームサービスを取ったから、夕飯は外へ行こうと誘う克哉。
漫画の段階で克哉が誕生日のプレゼントだったような表現がされていたのに、デイビッドは欲張りw
「さて、俺の誕生日プレゼントは何なのかな?」
どうやら克哉の身体は誕生日のケーキ扱いらしい~欲張りなデイビッドの愛の深さが見てとれます。
計画通りに休暇が取れていたらの話しでパリに行ってルーブルへ行って、、、とセックス以外に時間と場所の共有を語る克哉。
そんな克哉に、デイビッドは「愛しているよ」と言うのだが克哉は「でももう少し時間をもらってもいいかな?」なんて!?
え、え、え、
克哉はデイビッドに逢いたくてわざわざ最終便で来たくらいなのに、愛してるという言葉を返せないの?
本物の物質的プレゼントは有名ブランドのカフスで、それを渡すのだけど、この小説ではこの克哉の「もう少し時間」という部分がひっかかって仕方ないのです。
これは単純にまだしたいことがあるからこの甘い場面の一時的な時間が欲しい(プレゼントを渡す時間)という意味での時間が欲しいなの?それとも愛してるという言葉を返す為の時間?
考えすぎでしょうか?(涙)
克哉は一体・・・ただの甘い本当のラブイチャ話しだったらいいのですが。
こうしたちょっと魚の小骨がのどに引っ掛かったような、克哉への違和感を感じながら次回の本が待ち遠しいのです。
本編もドキドキですが、この番外も、その場面場面の切り取りではあるがとても気になる見せ方をします。
一緒に過ごすはずだったデビッドの誕生日。
ですが仕事で急遽キャンセル。
冗談をかわしながら電話で「おやすみ」の言葉…
が、そこからの行動が早い、早いよ!!
すでに深夜のAM1:00、デビッドの部屋をノックするのは誰?!
なんとなく想像はつきましたがそれでもいい!!
現れたのは克哉本人。
デビッドには黙って最終便で彼のもとへ。
彼には休暇がなくなってしまったけれど、克哉には残ってる。
もうこの2人のベッドでの時間が甘くて甘くて。
同人誌ではラブラブの2人なのに、本編ではまだ登場すらしてないデビッド。
早く2人で登場しないかな。
というか本編の続き自体早く出ないかな!!
本編とはちがってとてもリラックスして読めました。
甘くやさしい表紙絵で本編から思えば浅野が一番幸福なときであったのではないかと思われます。どこか懐かしく泣けました。
ちょっとしたすれ違いから話が始まります。
急用が入り誕生日を一緒に過ごせないとデビッドが電話でいいました。
「彼は悪くない・・悪くないんだ」自分に言い含める浅野が健気でした。では当日何をするのかと問うとビールを買い、女を2,3人ひっかけるかなと彼は言う。
冗談まじりです。彼も大人ですから余計なことは言わず電話を切りました。
お互い後ろ髪を引かれながら・・。
その直後、浅野は素早い行動にでます。
日付が変わってAM1:00,眠っていたデビッドは執拗なノックに起こされドアを開けると彼が立っていました。
「やってきた。最終便の飛行機で。誕生日おめでとう。」
くちづけを受けたデビッドはさぞ嬉しかったことでしょう。!!
「お姉さんたちをキャンセルしてもらわないと・・。大勢いると上がってしまうタチでね。」
「あんたが二人分の仕事をしてくれるなら。」
ほんとは心配だったりして。自分がいるのに他の人と寝るなんてやめてほしい。実は浮気封じの意味合いを込めた・・。
やきもちをみせる浅野も可愛いです。
そして勢いのままベッドに倒れこんで「やったこと」がないようなことをして盛りあがるわけですが・・・。
翌朝、デビッドの背中をマッサージしながら語り合う浅野の姿はとても色気がありました。このありきたりなシーンにこそ彼らの仲の深さが表現されていると思います。
仲間が誘いに来ると「歳をとるのもしんどい」といい浅野との時間を楽しみます。
「誕生日ブルーってやつ?俺も同じ年になったらああなってしまうのかな。」と嘆く若手に年配がニヤツキます。
「お前は結婚して子供がいるから毎日ああじゃないか」と。
デビッドの歳はいくつなのでしょう。ああみえても結構な歳なのでしょうか?
そして終わりはショートストーリーで甘々な時が流れ、
「あんたなしの生活は考えられない。」とデビッドから意味深な告白を浅野は受けます。
「あなたは私を幸福な気分にさせる」が、
「少し待ってほしい」と彼は言う。
なぜ私も愛していると言えないのか、気にはなります。
何か言えない「理由」でも持っているのでしょうか?
本編でその秘密が明らかになるとよいのですが・・。
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